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地底湖
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宿屋の主人にどこからか借りてきてもらった馬に跨がった4人は、前回来たよりも断然に早く砦までたどり着いた。
辺りを警戒しながら、入り江にある洞窟の近くまで進む。精霊の話によると、誰もいないようだ。手綱を手近な木にくくりつけ、様子を伺いながら海岸に下りて、ゆっくりと洞窟に近づいていった。
岩陰から入り口を覗き込むと、特別見張りがいる様子は無い。海賊退治の前にズメホスを調べることにし、ミリィたちは堂々と洞窟に入っていった。
緊張からか、汗が頬を伝うのを感じながら言葉なく進んでいく。この前来たときと別に変わった様子もない。ただただ地底湖が広がっていた。見渡しても進めそう大穴はない。
「見ろ」
しゃがみこんだウォーロックの視線の先を見ると、ロウソクを立てた跡らしきものが残っている。
「何かの儀式かしら・・・、日課のお祈りって線もあるけど・・・」
ミリィはそう呟きながら、まだ何かないか地面を見渡した。
「でも、やっていたのが復活の儀式って可能性はありませんね。この空間、全然変わっていないですもん」
サラの言葉に、ミリィは首を縦に振りながら地底湖を覗き込む。にごった運河とは違い凄く澄んでいて、飲めそうな気もする。だが、精霊がいないのが気になる。ミリィは飲むのはやめ、とりあえずすくってみるだけにした。
ジュゥゥゥゥゥ
「ッ!!」
水に入れた手が突然湯気を噴き、物凄い熱に襲われたミリィは、とっさに手を引いた。
そのとき飛び散った水は石をかすかに溶かし、湯気を噴いている。
サラにリカバリーをかけてもらったが、痕が残りそうなので自分にアストラルリファイアーをかけ、増幅された霊力を右手に集中させた。
「この水・・・、魔術的作用が施されているのか!!?」
地底湖を覗き込んだウォーロックに、ミリィが言答えて言った。
「確か、何かの本で読んだことがあるわ。古代には何でも溶かす水があったって」
「古代って、魔法がなかったんですよね? 凄いですね!!」
「ガラスだけは溶けないって書いてあった気がするんだけど・・・」
完治したミリィは、望遠鏡からレンズを取り外し、その水につけてみる。記憶どおりレンズは溶けなかったが、それをふいたハンカチが溶け出す。
「ああ~!! 気に入っていたのにー・・・」
この水のせいで、封印がどのような状態にあり、どんな封印なのか見ることができないのが分かった。しかし、そんなことより飲まなくてよかった、と思うミリィであった。
「でも、どうして何でも溶かす水がたまっているんですか?」
「そういえば不思議だな」
「どうしてなんだ? ミリィ」
サラとウォーロックの話を聞いて、ラングが質問した。
「知らないわよ!! 封印したときに、誰かが溜めたんじゃないの?」
考えてもたいした知識のない四4人に答えが出るはずもなく、とりあえず魔王の復活はない・・と結論付け、海賊のアジトを探しに行くことにした。
辺りを警戒しながら、入り江にある洞窟の近くまで進む。精霊の話によると、誰もいないようだ。手綱を手近な木にくくりつけ、様子を伺いながら海岸に下りて、ゆっくりと洞窟に近づいていった。
岩陰から入り口を覗き込むと、特別見張りがいる様子は無い。海賊退治の前にズメホスを調べることにし、ミリィたちは堂々と洞窟に入っていった。
緊張からか、汗が頬を伝うのを感じながら言葉なく進んでいく。この前来たときと別に変わった様子もない。ただただ地底湖が広がっていた。見渡しても進めそう大穴はない。
「見ろ」
しゃがみこんだウォーロックの視線の先を見ると、ロウソクを立てた跡らしきものが残っている。
「何かの儀式かしら・・・、日課のお祈りって線もあるけど・・・」
ミリィはそう呟きながら、まだ何かないか地面を見渡した。
「でも、やっていたのが復活の儀式って可能性はありませんね。この空間、全然変わっていないですもん」
サラの言葉に、ミリィは首を縦に振りながら地底湖を覗き込む。にごった運河とは違い凄く澄んでいて、飲めそうな気もする。だが、精霊がいないのが気になる。ミリィは飲むのはやめ、とりあえずすくってみるだけにした。
ジュゥゥゥゥゥ
「ッ!!」
水に入れた手が突然湯気を噴き、物凄い熱に襲われたミリィは、とっさに手を引いた。
そのとき飛び散った水は石をかすかに溶かし、湯気を噴いている。
サラにリカバリーをかけてもらったが、痕が残りそうなので自分にアストラルリファイアーをかけ、増幅された霊力を右手に集中させた。
「この水・・・、魔術的作用が施されているのか!!?」
地底湖を覗き込んだウォーロックに、ミリィが言答えて言った。
「確か、何かの本で読んだことがあるわ。古代には何でも溶かす水があったって」
「古代って、魔法がなかったんですよね? 凄いですね!!」
「ガラスだけは溶けないって書いてあった気がするんだけど・・・」
完治したミリィは、望遠鏡からレンズを取り外し、その水につけてみる。記憶どおりレンズは溶けなかったが、それをふいたハンカチが溶け出す。
「ああ~!! 気に入っていたのにー・・・」
この水のせいで、封印がどのような状態にあり、どんな封印なのか見ることができないのが分かった。しかし、そんなことより飲まなくてよかった、と思うミリィであった。
「でも、どうして何でも溶かす水がたまっているんですか?」
「そういえば不思議だな」
「どうしてなんだ? ミリィ」
サラとウォーロックの話を聞いて、ラングが質問した。
「知らないわよ!! 封印したときに、誰かが溜めたんじゃないの?」
考えてもたいした知識のない四4人に答えが出るはずもなく、とりあえず魔王の復活はない・・と結論付け、海賊のアジトを探しに行くことにした。
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