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第七章
出会い、あり2
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「等級としてはE級に近いD級ってところだからレベルアップには期待できないかもしれないけどね」
ラーナノクイーンとの戦いでも一応参加になっていたのか圭たちのレベルは上がっていた。
ステータス的な変化はあまりないのだがレベルが上がっているということは能力も上がっていてD級の中でもC級に近づいているはずである。
これまでの経験上少なくとも同等くらいの強さのモンスターでなければレベルはあまり上がらない傾向にある。
ゲームなら多少弱くても経験値が入ってきたりするのだけど神々のゲームにおいては弱いモンスターから得られる経験値的なものは無いか、かなり少ないのだろう。
その上でレベルが上がるとレベルが上がりづらくなることを合わせて考えると自分よりも強いモンスターに挑んでいかねばレベルが上がっていかないと推測できる。
「そもそもレベルアップという概念も謎だけどねぇ」
「まあ確かにね」
圭や波瑠、カレンはレベル0からのスタートだったが世の中には何百なんていうレベルの人もいる。
ただそんな人たちが0からレベルを上げていったわけではない。
そう思うのには理由がある。
それは夜滝の存在である。
夜滝は圭がステータスを見た時点で23レベルあった。
23ぐらいなら簡単に上げられそうなものであるが夜滝は覚醒者等級が低く、研究者としてやっていくことを早くから決めていたので覚醒者の活動をほとんどしていない。
時に実験としてモンスターを死に至らしめるようなこともあったが覚醒者等級の低い夜滝は相手にするモンスターの等級も低い。
さらに生のモンスターを夜滝が直接扱うことも少なく、圭たちが20前後まで上げるのにかかった戦いの時間を考えると実験だけでレベルを上げるのは不可能と言わざるを得ない。
つまり夜滝は最初から多少レベルが上がった状態で覚醒したとみるのが自然なのである。
大きなギルドに所属する人の中には覚醒者とはなったけれど、能力が低くて覚醒者として戦うのに向かなくてギルド内で別の仕事をしている人もいる。
覚醒者として戦ったことがないのにレベルが100もあるE級覚醒者も圭は見たことがある。
「ここまでのことををまとめるに他の人たちは最初から戦えるほどのレベルを与えられていたのだろうねぇ」
ゲートが現れて危機に陥った人が覚醒して戦い始めたなんて時折聞く。
こうした話も覚醒者たちが最初からある程度のレベルがあったのだと考えられる要因である。
「それなら私たちも最初から高いレベルくれればよかったのにね」
「そうだな」
「うむ……そこらへんも色々な要因があるのかもしれないねぇ」
今圭のレベルは45となっているがよく3桁以上のレベルの人も見かける。
もし最初から3桁レベルで覚醒していたらどれほど強かったのかと考えてしまう。
「ないもの望んでもしょうがないからな。明日の朝出発してゲートをサクッと攻略してあとはのんびりしよう」
「さんせー」
「考えて突き止めたところで利益もないからねぇ」
仮に本当にレベルが高い状態で覚醒することが本当だったとしてもそのことを利用しようもない。
圭たちはめんどくさいことは考えるのをやめてホテルのバイキングレストランでお腹いっぱい料理を食べて英気を養った。
ーーーーー
次の日圭たちは日が出始めた時間にホテルを出発した。
車で2時間、さらにそこから歩きで15分ほど移動したところに今回攻略するゲートがあった。
広い草原のど真ん中で周りには民家すらない。
さらには周りに何もないために倒したモンスターの死体などの回収も面倒になる。
だから攻略しにくるギルドもないゲートになっていた。
覚醒者協会の方で攻略者を募集していて特別手当も出るので単に攻略してレベルを上げたい圭たちにとってはちょうどいいぐらいのゲートなのである。
「あったまったよ」
焼肉屋さんでお弁当を売っていた。
朝早くからでは空いているお店もコンビニぐらいしかないので前日にお弁当を買っておいてあった。
ゲートに着いた圭たちは休憩がてらお弁当を食べることにしたのだけど冷めていては美味しさが損なわれてしまう。
そこで夜滝がお弁当を温めてくれた。
魔法の応用で火を出さずに熱を生み出した。
ちょうどいい感じにホカホカになったお弁当を食べて装備の確認を今一度行う。
「それじゃあ入ろうか」
「ウム!」
今回は周りに人もいないのでフィーネが出ていても大丈夫。
すでに人型になっているフィーネもやる気満々だ。
「……あんまり変わり映えしないな」
ゲートの中に入ってカレンがボソリとつぶやいた。
ゲートの中は外とほとんど変わりない草原が広がっていた。
見晴らしが良くて明るい。
ゲート特有の空気感がなければゲートの中かどうか分からないところであったぐらいだ。
「複雑そうな環境じゃなくて助かったな」
「塔の空島みたいなのはそうそうないですもんね」
時として特殊な環境のゲートもある。
塔の六階のような孤島だったり七階の空に浮いた島なんて場所もある。
ただ多くのゲートは森や草原といったありふれた環境であることが多いのである。
ここもポツポツと細めの木が生えている草原であった。
ラーナノクイーンとの戦いでも一応参加になっていたのか圭たちのレベルは上がっていた。
ステータス的な変化はあまりないのだがレベルが上がっているということは能力も上がっていてD級の中でもC級に近づいているはずである。
これまでの経験上少なくとも同等くらいの強さのモンスターでなければレベルはあまり上がらない傾向にある。
ゲームなら多少弱くても経験値が入ってきたりするのだけど神々のゲームにおいては弱いモンスターから得られる経験値的なものは無いか、かなり少ないのだろう。
その上でレベルが上がるとレベルが上がりづらくなることを合わせて考えると自分よりも強いモンスターに挑んでいかねばレベルが上がっていかないと推測できる。
「そもそもレベルアップという概念も謎だけどねぇ」
「まあ確かにね」
圭や波瑠、カレンはレベル0からのスタートだったが世の中には何百なんていうレベルの人もいる。
ただそんな人たちが0からレベルを上げていったわけではない。
そう思うのには理由がある。
それは夜滝の存在である。
夜滝は圭がステータスを見た時点で23レベルあった。
23ぐらいなら簡単に上げられそうなものであるが夜滝は覚醒者等級が低く、研究者としてやっていくことを早くから決めていたので覚醒者の活動をほとんどしていない。
時に実験としてモンスターを死に至らしめるようなこともあったが覚醒者等級の低い夜滝は相手にするモンスターの等級も低い。
さらに生のモンスターを夜滝が直接扱うことも少なく、圭たちが20前後まで上げるのにかかった戦いの時間を考えると実験だけでレベルを上げるのは不可能と言わざるを得ない。
つまり夜滝は最初から多少レベルが上がった状態で覚醒したとみるのが自然なのである。
大きなギルドに所属する人の中には覚醒者とはなったけれど、能力が低くて覚醒者として戦うのに向かなくてギルド内で別の仕事をしている人もいる。
覚醒者として戦ったことがないのにレベルが100もあるE級覚醒者も圭は見たことがある。
「ここまでのことををまとめるに他の人たちは最初から戦えるほどのレベルを与えられていたのだろうねぇ」
ゲートが現れて危機に陥った人が覚醒して戦い始めたなんて時折聞く。
こうした話も覚醒者たちが最初からある程度のレベルがあったのだと考えられる要因である。
「それなら私たちも最初から高いレベルくれればよかったのにね」
「そうだな」
「うむ……そこらへんも色々な要因があるのかもしれないねぇ」
今圭のレベルは45となっているがよく3桁以上のレベルの人も見かける。
もし最初から3桁レベルで覚醒していたらどれほど強かったのかと考えてしまう。
「ないもの望んでもしょうがないからな。明日の朝出発してゲートをサクッと攻略してあとはのんびりしよう」
「さんせー」
「考えて突き止めたところで利益もないからねぇ」
仮に本当にレベルが高い状態で覚醒することが本当だったとしてもそのことを利用しようもない。
圭たちはめんどくさいことは考えるのをやめてホテルのバイキングレストランでお腹いっぱい料理を食べて英気を養った。
ーーーーー
次の日圭たちは日が出始めた時間にホテルを出発した。
車で2時間、さらにそこから歩きで15分ほど移動したところに今回攻略するゲートがあった。
広い草原のど真ん中で周りには民家すらない。
さらには周りに何もないために倒したモンスターの死体などの回収も面倒になる。
だから攻略しにくるギルドもないゲートになっていた。
覚醒者協会の方で攻略者を募集していて特別手当も出るので単に攻略してレベルを上げたい圭たちにとってはちょうどいいぐらいのゲートなのである。
「あったまったよ」
焼肉屋さんでお弁当を売っていた。
朝早くからでは空いているお店もコンビニぐらいしかないので前日にお弁当を買っておいてあった。
ゲートに着いた圭たちは休憩がてらお弁当を食べることにしたのだけど冷めていては美味しさが損なわれてしまう。
そこで夜滝がお弁当を温めてくれた。
魔法の応用で火を出さずに熱を生み出した。
ちょうどいい感じにホカホカになったお弁当を食べて装備の確認を今一度行う。
「それじゃあ入ろうか」
「ウム!」
今回は周りに人もいないのでフィーネが出ていても大丈夫。
すでに人型になっているフィーネもやる気満々だ。
「……あんまり変わり映えしないな」
ゲートの中に入ってカレンがボソリとつぶやいた。
ゲートの中は外とほとんど変わりない草原が広がっていた。
見晴らしが良くて明るい。
ゲート特有の空気感がなければゲートの中かどうか分からないところであったぐらいだ。
「複雑そうな環境じゃなくて助かったな」
「塔の空島みたいなのはそうそうないですもんね」
時として特殊な環境のゲートもある。
塔の六階のような孤島だったり七階の空に浮いた島なんて場所もある。
ただ多くのゲートは森や草原といったありふれた環境であることが多いのである。
ここもポツポツと細めの木が生えている草原であった。
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