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第22話 琥珀の記憶~Side マリア~
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まえがき
今回は少しこれまでと趣向を変えて、マリア視点のお話です
=============================
花の香りがした。
やわらかい風。朗らかな陽射し。
見慣れた街の市場に、人の声と笑いが溢れている。
そんな中、ひときわ明るい笑顔の青年が一人。
「ほら、マリア! こっちこっち!」
「きゃ……。もうっ、急に走らないでよ」
マリアは手を引っ張られるままに、スカートの裾を抑えて駆けた。
先を行く、金色の瞳をした青年の名はクライブ・ギルバート。
冒険者ギルド・アグネア支部の、ドレイク支部長の息子だ。
「店員さん、コレ貰うよ! ……うん、やっぱりマリアによく似合ってる」
レオンが差し出したのは、橙色の花。
陽光に透けて、まるで小さな灯火のように揺れている。
「もう……またそんなことを言って」
「いいだろ? こういうの買うの、俺の楽しみなんだよ」
「お金、貯めなきゃって言ってたじゃない」
「う……そうだった……。ダメだなあ、マリアを見てるとついつい買いたくなる」
彼は苦笑しながら、花を渡してくる。
マリアは「やれやれ」と心の中でため息をつきながらも、その真っすぐな気持ちを嬉しく思う。
胸の奥が、少しくすぐったい。
「今日はランチもご馳走してくれたし……本当に嬉しいけど、あまり無理しないでね
」
「はっ、何言ってるんだよ。これくらい、依頼を二つ三つこなせばすぐ稼げるさ!」
「だから、それを無理しないでって言ってるの!」
マリアの小言もどこ吹く風。
クライブは頭の後ろで腕を組んで、軽やかな足取りで進んで行く。
彼は、父ドレイクの背中を追う駆け出し冒険者であり、受付嬢マリアとギルド公認カップルだった。
------
一日続いたデートも終盤、夕暮れの川辺。
水面が金色に染まり、風が少し冷たい。
クライブが急に立ち止まって、ぎこちなくポケットを探りだした。
やがて出てきた手のひらには、小さな銀の指輪。
それが何を意味するのかを理解したとき、マリアの心臓は大きく跳ねた。
「……マリア。オレ、君に言いたいことがあるんだ」
「な、何? 改まって……」
「オレ、今はまだ駆け出しだけどさ」
クライブはそこで言葉を区切り、深呼吸をした。
「いつか、親父を超えるくらいの冒険者になる。それで、きっとマリアを幸せにする。……だから、俺と結婚してくれないか?」
言いながら顔を真っ赤にしている。
マリアは息を呑んだ。
胸が熱くなって、涙が滲む。
「……そんなの、もう十分です」
「え?」
「今のあなたで、私はもう十分幸せ」
「そ、それじゃ……?」
マリアは両手で指輪を受け取った。
春の風が吹き抜け、二人の髪を揺らす。
「……はい。喜んで、お受けします」
クライブの顔が照れくさそうにほころぶ。
その笑顔を、マリアは一生忘れないと思った。
------
「――ありったけの薬を! 急げ!」
夜のギルドが騒然としている。
冒険者たちの怒号、そして焦げと血の匂い。
ロビーの人だかりに、慌ててマリアが駆け寄ると、誰かが彼女を制止した。
「見ちゃだめだ、マリア!」
その言葉を聞いた時、マリアの脳裏に嫌な予感がよぎった。
なぜ、止められるのか。
これまでも怪我人や病人は多く見てきた。
まさか――
「離してください!」
「あっ、おい!」
押しのけて走る。
人だかりの奥、担ぎ込まれた男たちの中に、やはり彼がいた。
「――クライブ!」
全身が血に染まっている。
生気の無い瞳。唇だけが、かすかに動いていた。
「嘘……嘘、嘘でしょ、ねえ!」
マリアの叫びが響く。
けれど、クライブは何も反応しない。
「治癒術士! 早く!」
ギルド直属の治癒術士――回復の魔法に長けた魔法使いたち――がやってきて、必死に魔法をかける。
何人もが同時に、幾重にも魔法を重ね掛けする。
けれど誰の魔法も、もう彼には届かない。
彼と一緒に運び込まれたパーティメンバーの声が震えている。
「こんな……こんなハズじゃ無かった……。危険度Fの、ただのゴブリンの群れの討伐依頼だったのに……群れの中に一匹、とんでも無く強ぇ銀色のゴブリンが居たんだ……!」
「あ、アレはFなんかじゃ歯が立たねえ! D、いや、Cでもおかしくねえくらいだ……!」
「く、クライブが先頭に立って、俺たちを守ってくれたんだ。クライブがいなきゃ、全員死んでた……」
みんなが口々にそう言う。
彼がどれほど仲間に信頼されていたか、どれほどの活躍をしたか、痛いほど伝わった。
マリアは膝をつき、彼の手を握った。
「――マ……リ、ア……」
クライブの口が小さく動いた。
「クライブ!? クライブ! しっかり、頑張って! いまみんなが必死に回復の魔法をかけてるから!」
マリアは握る手に力を込める。
けれど、彼の手は震えるだけで、握り返してはくれなかった。
「マリア……悪い。……俺、もう……ダメみたい、だ」
「やめて! そんなこと言わないでよ!」
「あ、ありがとう……君がいたから、俺は……幸せ、だった……」
その言葉を残し、彼の手の温もりが静かに消えていった。
世界の音が、全部止まった。
マリアの頬を、大粒の涙が伝い続けた。
------
灰色の空。振り続ける雨。
クライブの葬儀。
傘を差す者もいれば、濡れたまま空を見上げる者もいる。
マリアは喪服のまま、ずっと動けなかった。
ふと、背後から大きな影が差す。
見上げると、傘を差しだしたドレイクだった。
「あいつがいたから、生きて帰れた者が大勢いる。立派な冒険者だ」
「……はい。とても」
マリアは小さく笑い、すぐに俯いた。
「ドレイクさん……私、どうすればいいんでしょう」
「答えなんてねえよ。けどな……生きてる以上、またいつか、前を向ける日が来ることは確かだ」
マリアは首を振った。
「でも……私、怖いんです。また誰かを失うのが」
ドレイクは何も言わなかった。
ただ、静かにその肩に手を置いた。
------
そして、世界が真っ白に溶けた。
音も風もない。眩い光の中に、クライブが立っている。
「やあ、マリア」
「もうわかってるわよ。何度、同じ夢を見たことか。……『前を向け』って、そう言いたいんでしょう?」
「うん。たぶん、そう」
微妙な回答をして、マリアの方へ歩み寄るクライブ。
マリアは彼に向かって、思わず手を伸ばした。
けれど、その指先は触れる前に透き通っていく。
「ねえ、やっぱりダメよ。あなたがいないと、私……」
「大丈夫、君は強いから。それに……支えてくれる人も、できただろ?」
その言葉に、マリアの目が見開かれる。
脳裏をよぎったのは、近頃目まぐるしい活躍をあげている、とある中年冒険者。
クライブはその表情を見て、柔らかく笑う。
「たくさん想ってくれてありがとう。でも、もう良いんだ。君はそっちの世界で、ちゃんと幸せになるんだよ」
光が強くなり、彼の姿が崩れる。
「待って! クライブ! まだ言いたいことが――!」
叫びは届かない。
彼の輪郭が完全に消え、世界が音もなく崩れ落ちていった。
マリアは息を呑んで目を開けた。
見知った天井。胸が苦しくて、しばらく呼吸ができない。
額には汗。心臓が速く打っている。
窓の外は暗い。夜らしい。
どうやら、デートから帰ってきてすぐ眠ってしまったようだった。
「うそ……! そんな、私ったら……」
「遅刻かもしれない」と焦って、慌てて体を起こす。
けれど壁に掛かった時計を見て、まだシフトの時間まで余裕があることを把握し、胸を撫でおろした。
「ふう……良かった」
視線を落とした先。
机の上には、昼間のデートで着た服が、無造作に置かれていた。
マリアは震える指先で、それをそっと手に取った。
「……やっぱり、私はまだ先へ進めない。ランドさんには悪いけど……ごめんなさい」
掠れた声で呟く。
彼女は目を閉じ、深く息を吐いた。
夢の余韻が、静かに部屋の中に残っていた。
今回は少しこれまでと趣向を変えて、マリア視点のお話です
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花の香りがした。
やわらかい風。朗らかな陽射し。
見慣れた街の市場に、人の声と笑いが溢れている。
そんな中、ひときわ明るい笑顔の青年が一人。
「ほら、マリア! こっちこっち!」
「きゃ……。もうっ、急に走らないでよ」
マリアは手を引っ張られるままに、スカートの裾を抑えて駆けた。
先を行く、金色の瞳をした青年の名はクライブ・ギルバート。
冒険者ギルド・アグネア支部の、ドレイク支部長の息子だ。
「店員さん、コレ貰うよ! ……うん、やっぱりマリアによく似合ってる」
レオンが差し出したのは、橙色の花。
陽光に透けて、まるで小さな灯火のように揺れている。
「もう……またそんなことを言って」
「いいだろ? こういうの買うの、俺の楽しみなんだよ」
「お金、貯めなきゃって言ってたじゃない」
「う……そうだった……。ダメだなあ、マリアを見てるとついつい買いたくなる」
彼は苦笑しながら、花を渡してくる。
マリアは「やれやれ」と心の中でため息をつきながらも、その真っすぐな気持ちを嬉しく思う。
胸の奥が、少しくすぐったい。
「今日はランチもご馳走してくれたし……本当に嬉しいけど、あまり無理しないでね
」
「はっ、何言ってるんだよ。これくらい、依頼を二つ三つこなせばすぐ稼げるさ!」
「だから、それを無理しないでって言ってるの!」
マリアの小言もどこ吹く風。
クライブは頭の後ろで腕を組んで、軽やかな足取りで進んで行く。
彼は、父ドレイクの背中を追う駆け出し冒険者であり、受付嬢マリアとギルド公認カップルだった。
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一日続いたデートも終盤、夕暮れの川辺。
水面が金色に染まり、風が少し冷たい。
クライブが急に立ち止まって、ぎこちなくポケットを探りだした。
やがて出てきた手のひらには、小さな銀の指輪。
それが何を意味するのかを理解したとき、マリアの心臓は大きく跳ねた。
「……マリア。オレ、君に言いたいことがあるんだ」
「な、何? 改まって……」
「オレ、今はまだ駆け出しだけどさ」
クライブはそこで言葉を区切り、深呼吸をした。
「いつか、親父を超えるくらいの冒険者になる。それで、きっとマリアを幸せにする。……だから、俺と結婚してくれないか?」
言いながら顔を真っ赤にしている。
マリアは息を呑んだ。
胸が熱くなって、涙が滲む。
「……そんなの、もう十分です」
「え?」
「今のあなたで、私はもう十分幸せ」
「そ、それじゃ……?」
マリアは両手で指輪を受け取った。
春の風が吹き抜け、二人の髪を揺らす。
「……はい。喜んで、お受けします」
クライブの顔が照れくさそうにほころぶ。
その笑顔を、マリアは一生忘れないと思った。
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「――ありったけの薬を! 急げ!」
夜のギルドが騒然としている。
冒険者たちの怒号、そして焦げと血の匂い。
ロビーの人だかりに、慌ててマリアが駆け寄ると、誰かが彼女を制止した。
「見ちゃだめだ、マリア!」
その言葉を聞いた時、マリアの脳裏に嫌な予感がよぎった。
なぜ、止められるのか。
これまでも怪我人や病人は多く見てきた。
まさか――
「離してください!」
「あっ、おい!」
押しのけて走る。
人だかりの奥、担ぎ込まれた男たちの中に、やはり彼がいた。
「――クライブ!」
全身が血に染まっている。
生気の無い瞳。唇だけが、かすかに動いていた。
「嘘……嘘、嘘でしょ、ねえ!」
マリアの叫びが響く。
けれど、クライブは何も反応しない。
「治癒術士! 早く!」
ギルド直属の治癒術士――回復の魔法に長けた魔法使いたち――がやってきて、必死に魔法をかける。
何人もが同時に、幾重にも魔法を重ね掛けする。
けれど誰の魔法も、もう彼には届かない。
彼と一緒に運び込まれたパーティメンバーの声が震えている。
「こんな……こんなハズじゃ無かった……。危険度Fの、ただのゴブリンの群れの討伐依頼だったのに……群れの中に一匹、とんでも無く強ぇ銀色のゴブリンが居たんだ……!」
「あ、アレはFなんかじゃ歯が立たねえ! D、いや、Cでもおかしくねえくらいだ……!」
「く、クライブが先頭に立って、俺たちを守ってくれたんだ。クライブがいなきゃ、全員死んでた……」
みんなが口々にそう言う。
彼がどれほど仲間に信頼されていたか、どれほどの活躍をしたか、痛いほど伝わった。
マリアは膝をつき、彼の手を握った。
「――マ……リ、ア……」
クライブの口が小さく動いた。
「クライブ!? クライブ! しっかり、頑張って! いまみんなが必死に回復の魔法をかけてるから!」
マリアは握る手に力を込める。
けれど、彼の手は震えるだけで、握り返してはくれなかった。
「マリア……悪い。……俺、もう……ダメみたい、だ」
「やめて! そんなこと言わないでよ!」
「あ、ありがとう……君がいたから、俺は……幸せ、だった……」
その言葉を残し、彼の手の温もりが静かに消えていった。
世界の音が、全部止まった。
マリアの頬を、大粒の涙が伝い続けた。
------
灰色の空。振り続ける雨。
クライブの葬儀。
傘を差す者もいれば、濡れたまま空を見上げる者もいる。
マリアは喪服のまま、ずっと動けなかった。
ふと、背後から大きな影が差す。
見上げると、傘を差しだしたドレイクだった。
「あいつがいたから、生きて帰れた者が大勢いる。立派な冒険者だ」
「……はい。とても」
マリアは小さく笑い、すぐに俯いた。
「ドレイクさん……私、どうすればいいんでしょう」
「答えなんてねえよ。けどな……生きてる以上、またいつか、前を向ける日が来ることは確かだ」
マリアは首を振った。
「でも……私、怖いんです。また誰かを失うのが」
ドレイクは何も言わなかった。
ただ、静かにその肩に手を置いた。
------
そして、世界が真っ白に溶けた。
音も風もない。眩い光の中に、クライブが立っている。
「やあ、マリア」
「もうわかってるわよ。何度、同じ夢を見たことか。……『前を向け』って、そう言いたいんでしょう?」
「うん。たぶん、そう」
微妙な回答をして、マリアの方へ歩み寄るクライブ。
マリアは彼に向かって、思わず手を伸ばした。
けれど、その指先は触れる前に透き通っていく。
「ねえ、やっぱりダメよ。あなたがいないと、私……」
「大丈夫、君は強いから。それに……支えてくれる人も、できただろ?」
その言葉に、マリアの目が見開かれる。
脳裏をよぎったのは、近頃目まぐるしい活躍をあげている、とある中年冒険者。
クライブはその表情を見て、柔らかく笑う。
「たくさん想ってくれてありがとう。でも、もう良いんだ。君はそっちの世界で、ちゃんと幸せになるんだよ」
光が強くなり、彼の姿が崩れる。
「待って! クライブ! まだ言いたいことが――!」
叫びは届かない。
彼の輪郭が完全に消え、世界が音もなく崩れ落ちていった。
マリアは息を呑んで目を開けた。
見知った天井。胸が苦しくて、しばらく呼吸ができない。
額には汗。心臓が速く打っている。
窓の外は暗い。夜らしい。
どうやら、デートから帰ってきてすぐ眠ってしまったようだった。
「うそ……! そんな、私ったら……」
「遅刻かもしれない」と焦って、慌てて体を起こす。
けれど壁に掛かった時計を見て、まだシフトの時間まで余裕があることを把握し、胸を撫でおろした。
「ふう……良かった」
視線を落とした先。
机の上には、昼間のデートで着た服が、無造作に置かれていた。
マリアは震える指先で、それをそっと手に取った。
「……やっぱり、私はまだ先へ進めない。ランドさんには悪いけど……ごめんなさい」
掠れた声で呟く。
彼女は目を閉じ、深く息を吐いた。
夢の余韻が、静かに部屋の中に残っていた。
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