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「え……」
レイナードは困惑していた。目の前に出された紅茶とお菓子を見て首を傾げる。
「食べていいぞ?」
テーブルを挟んで反対側にはやたら険しい顔をしたヴィルヘルムの姿があった。
(そ、そう言われても…)
なんだか怪しくて素直に手が出せない。するとヴィルヘルムは不満そうに唇を尖らせる。
「毒なんか入ってないぞ」
(これは、食べないとまずいやつです…!)
「……いただきます……」
レイナードは恐る恐る手を伸ばすと、クッキーをひとつ手に取って口に入れた。サクッとした食感にバターの風味が広がる。
「お、美味しい…!」
紅茶を飲むとその温かさが身に沁みてほっと息を吐いた。少しだけスパイスが入った味はどことなく故郷の市場の匂いに似てた。その様子を見てヴィルヘルムは満足そうに笑う。
「おいしいか?」
「はい…でもどうして急に……?」
「僕が好きなんだ、この店のお菓子。だから」
「甘いもの好きなんですか?」
「そうだけど……悪いかよ」
どこか照れ臭そうにそっぽを向きながら答えるヴィルヘルムにレイナードはにっこり笑う。
「僕も好きです!おそろいですね」
「……っ!」
「?ヴィルヘルムさま?」
黙ってぷるぷる何かを堪えるようにヴィルヘルムは震えている。そしてしばらくすると口を開いた。
「か、かわいい、かわいすぎる…!」
「わわっ!!」
わっと抱きつかれてレイナードはバランスを崩した。紅茶は死守したけれど、ヴィルヘルムはぎゅっと抱き締めたまま離れない。
「お前が可愛いすぎるのが悪い!」
「わ、わかりませんよぉ……!」
困惑しつつも振り払うことも出来ずにされるがままになっていると、そこへクリストファーがやって来た。そして2人の様子を見て苦笑する。
「仲がいいね」
「あ!父上……!見ないでください!」
慌てて離れるヴィルヘルムだったが、その顔は耳まで真っ赤になっている。だがどこか嬉しそうだ。その様子を微笑ましく見守りながらこう告げた。
「ヴィル」
「は、はい」
「今は使用人もメイド達もいない。私と、レイとお前だけだ。誰の見る目も気にすることない。お前がしたいことをしなさい」
「父上…」
「?」
(どういうことなんだろう…)
レイナードは2人のやり取りを不思議そうに見ていると、クリストファーはレイナードの頭を撫でながらこう告げた。
「レイも。ここにいる間は遠慮しなくていい。君らしく過ごすように」
「はい…ってわわっ!」
ぎゅっ!とヴィルヘルムに抱きしめられ、レイナードは困惑の声を上げる。
「ちょ、ちょっと…」
「悪いか」
「……い、嫌では、ないですけどぉ……!」
顔を真っ赤にしながら言い返すとヴィルヘルムはますます強く抱きしめる。そんな2人を見てクリストファーは微笑むのだった。
***
疑問の答えは、この家で平穏な日々を過ごす内に少しずつその輪郭が分かってきた。
「嘘だろ?そんな砂糖水に浸したお菓子なんて」
「ありますよ。紅茶と一緒にいただくんですよ」
「うげー……」
レイナードがお菓子を勧めると、ヴィルヘルムは心底嫌そうに顔をしかめた。テーブルを前に2人で並んでソファーに座る。
「甘いのも辛いのも全部極端だよな、お前」
「うーん……甘いのも辛いのも、どっちも好きです。おいしいものは、何でも好きです」
「ふーん…そっか」
頬杖をついていたヴィルヘルムは興味なさそうな声色でそう返す。
「…じゃあ、僕の家の食事は、おいしくないのか?」
「え?そ、そんなことは……」
(えっと、こういう時は…)
珍しく少し不安げな目で見つめてくるヴィルヘルムにレイナードは首を横に振る。
「おいしいです!すごく!」
「…ならいいけど」
そう言ってそっぽを向くヴィルヘルムだったが、耳が赤いことにレイナードはちゃんと気づいていた。
(よかった、正解みたい…)
アドラー家に来て3ヶ月。少しずつ、無意識にしていた行動に、気を配るような余裕も出てきた。嫌われるより、好かれる方がもっとずっと楽でいい。大家族で過ごしてきたレイナードは、小さい頃からどう振る舞えばいいかを自然と学んできた。
「………」
レイナードはじっとヴィルヘルムを見つめると、何かを思いついたように目を輝かせる。そして隣に座る彼の耳元に顔を寄せた。
「ヴィルヘルムさま」
「……っ!?」
びくりと肩が跳ねる。その反応を見て笑いそうになるのをこらえながら、小さな声で囁くように続けた。
「大好きです」
「……!!」
ぼん!という音が聞こえるくらいの勢いでヴィルヘルムの顔が真っ赤に染まった。そしてわなわなと震える手で顔を覆う。
「あ、え……お前…」
「このお菓子も、この紅茶も」
「え、あ、ああ…」
明らかに少し落胆した様子で、ヴィルヘルムの少し肩が下がる。それに気づかないふりをして、レイナードは続ける。
「僕のためにヴィルヘルム様が準備してくれたんだって、クリス様から聞きました。どれもとても美味しかったです。ありがとうございます」
ソーサーをテーブルに置いてレイナードはにっこり微笑むと、ぐっとヴィルヘルムは何かを堪えるような表情を浮かべた。
3ヶ月もすれば、レイナードはヴィルヘルムの人となりも理解できた。それは、同世代の子供もたくさんいる大家族の中で自然と培われたものであり、一人っ子のヴィルヘルムには恐らく想像出来ないもの。
(この人はきっと、寂しかったんだろう)
常に人に囲まれていたレイナードと違い、きっとこの屋敷の中で、1人で背伸びして生きてきた。そんな気がしたのだ。
(この人はきっと、寂しかったんだ)
常に大家族に囲まれていたレイナードとは違う。この広い屋敷で、一人で背伸びをして生きてきたのだ。
だから、優しくされることに慣れていない。
(……付け入るなら、ここだ)
胸の奥がチクリと痛んだが、レイナードはそれを無視した。これは任務だ。この人を油断させ、懐に入り込むための手段なのだ。
(ちゃんと分かってるからね、エリオス…)
そう自分に言い聞かせ、レイナードは隣に座る彼の耳元に顔を寄せた。
「ヴィルヘルムさま」
「……っ!?」
びくりと肩が跳ねる。その反応に罪悪感が湧き上がるのを必死に抑え込み、レイナードは甘い毒を吐くように囁いた。
「大好きです」
偶然街で出会った幼馴染の言葉を思い出す。
「ヴィルヘルムさま?」
「………」
ヴィルヘルムは俯いたまま動かない。よく見ると耳が赤くなっている。レイナードはきょとんと首を傾げていたが、やがてゆっくりと近づくとぎゅっと抱きつく。すると大袈裟なくらい肩が跳ね上がったので少し面白くて、くすくすと笑った。
「お、お前!何して」
「ん…僕の感謝の気持ちを表してみました!」
「……っ!」
その言葉にますます顔を赤くして黙り込むヴィルヘルムを見て、ふふっと微笑む。
「…お前、それ、誰にでもやるなよ?勘違いされる」
「?誰にでもはしませんよ?」
首を傾げるとヴィルヘルムはレイナードの方を振り返る。その頬はまだ少し赤らんでいたが、その瞳にはどこか決意のようなものが込められていた。
「…ならいい。今のお前はアドラー家のものなんだ。分かっているなら、それでいい」
「?はい、分かりました」
ぱっと離れると横に座り、焼き菓子に手を伸ばし口に入り込む。嬉しそうに微笑むレイナードの口元についた食べかすを取ってやりながら、ヴィルヘルムは聞こえないくらいの小さな声で呟いた。
「…お前は僕のものだ。どこにも、誰にも、渡さない」
柔らかくその頬を撫でながら、静かに歪んだ想いが芽吹いていることに、レイナードは気づくこともなかった。
***
レイナードは困惑していた。目の前に出された紅茶とお菓子を見て首を傾げる。
「食べていいぞ?」
テーブルを挟んで反対側にはやたら険しい顔をしたヴィルヘルムの姿があった。
(そ、そう言われても…)
なんだか怪しくて素直に手が出せない。するとヴィルヘルムは不満そうに唇を尖らせる。
「毒なんか入ってないぞ」
(これは、食べないとまずいやつです…!)
「……いただきます……」
レイナードは恐る恐る手を伸ばすと、クッキーをひとつ手に取って口に入れた。サクッとした食感にバターの風味が広がる。
「お、美味しい…!」
紅茶を飲むとその温かさが身に沁みてほっと息を吐いた。少しだけスパイスが入った味はどことなく故郷の市場の匂いに似てた。その様子を見てヴィルヘルムは満足そうに笑う。
「おいしいか?」
「はい…でもどうして急に……?」
「僕が好きなんだ、この店のお菓子。だから」
「甘いもの好きなんですか?」
「そうだけど……悪いかよ」
どこか照れ臭そうにそっぽを向きながら答えるヴィルヘルムにレイナードはにっこり笑う。
「僕も好きです!おそろいですね」
「……っ!」
「?ヴィルヘルムさま?」
黙ってぷるぷる何かを堪えるようにヴィルヘルムは震えている。そしてしばらくすると口を開いた。
「か、かわいい、かわいすぎる…!」
「わわっ!!」
わっと抱きつかれてレイナードはバランスを崩した。紅茶は死守したけれど、ヴィルヘルムはぎゅっと抱き締めたまま離れない。
「お前が可愛いすぎるのが悪い!」
「わ、わかりませんよぉ……!」
困惑しつつも振り払うことも出来ずにされるがままになっていると、そこへクリストファーがやって来た。そして2人の様子を見て苦笑する。
「仲がいいね」
「あ!父上……!見ないでください!」
慌てて離れるヴィルヘルムだったが、その顔は耳まで真っ赤になっている。だがどこか嬉しそうだ。その様子を微笑ましく見守りながらこう告げた。
「ヴィル」
「は、はい」
「今は使用人もメイド達もいない。私と、レイとお前だけだ。誰の見る目も気にすることない。お前がしたいことをしなさい」
「父上…」
「?」
(どういうことなんだろう…)
レイナードは2人のやり取りを不思議そうに見ていると、クリストファーはレイナードの頭を撫でながらこう告げた。
「レイも。ここにいる間は遠慮しなくていい。君らしく過ごすように」
「はい…ってわわっ!」
ぎゅっ!とヴィルヘルムに抱きしめられ、レイナードは困惑の声を上げる。
「ちょ、ちょっと…」
「悪いか」
「……い、嫌では、ないですけどぉ……!」
顔を真っ赤にしながら言い返すとヴィルヘルムはますます強く抱きしめる。そんな2人を見てクリストファーは微笑むのだった。
***
疑問の答えは、この家で平穏な日々を過ごす内に少しずつその輪郭が分かってきた。
「嘘だろ?そんな砂糖水に浸したお菓子なんて」
「ありますよ。紅茶と一緒にいただくんですよ」
「うげー……」
レイナードがお菓子を勧めると、ヴィルヘルムは心底嫌そうに顔をしかめた。テーブルを前に2人で並んでソファーに座る。
「甘いのも辛いのも全部極端だよな、お前」
「うーん……甘いのも辛いのも、どっちも好きです。おいしいものは、何でも好きです」
「ふーん…そっか」
頬杖をついていたヴィルヘルムは興味なさそうな声色でそう返す。
「…じゃあ、僕の家の食事は、おいしくないのか?」
「え?そ、そんなことは……」
(えっと、こういう時は…)
珍しく少し不安げな目で見つめてくるヴィルヘルムにレイナードは首を横に振る。
「おいしいです!すごく!」
「…ならいいけど」
そう言ってそっぽを向くヴィルヘルムだったが、耳が赤いことにレイナードはちゃんと気づいていた。
(よかった、正解みたい…)
アドラー家に来て3ヶ月。少しずつ、無意識にしていた行動に、気を配るような余裕も出てきた。嫌われるより、好かれる方がもっとずっと楽でいい。大家族で過ごしてきたレイナードは、小さい頃からどう振る舞えばいいかを自然と学んできた。
「………」
レイナードはじっとヴィルヘルムを見つめると、何かを思いついたように目を輝かせる。そして隣に座る彼の耳元に顔を寄せた。
「ヴィルヘルムさま」
「……っ!?」
びくりと肩が跳ねる。その反応を見て笑いそうになるのをこらえながら、小さな声で囁くように続けた。
「大好きです」
「……!!」
ぼん!という音が聞こえるくらいの勢いでヴィルヘルムの顔が真っ赤に染まった。そしてわなわなと震える手で顔を覆う。
「あ、え……お前…」
「このお菓子も、この紅茶も」
「え、あ、ああ…」
明らかに少し落胆した様子で、ヴィルヘルムの少し肩が下がる。それに気づかないふりをして、レイナードは続ける。
「僕のためにヴィルヘルム様が準備してくれたんだって、クリス様から聞きました。どれもとても美味しかったです。ありがとうございます」
ソーサーをテーブルに置いてレイナードはにっこり微笑むと、ぐっとヴィルヘルムは何かを堪えるような表情を浮かべた。
3ヶ月もすれば、レイナードはヴィルヘルムの人となりも理解できた。それは、同世代の子供もたくさんいる大家族の中で自然と培われたものであり、一人っ子のヴィルヘルムには恐らく想像出来ないもの。
(この人はきっと、寂しかったんだろう)
常に人に囲まれていたレイナードと違い、きっとこの屋敷の中で、1人で背伸びして生きてきた。そんな気がしたのだ。
(この人はきっと、寂しかったんだ)
常に大家族に囲まれていたレイナードとは違う。この広い屋敷で、一人で背伸びをして生きてきたのだ。
だから、優しくされることに慣れていない。
(……付け入るなら、ここだ)
胸の奥がチクリと痛んだが、レイナードはそれを無視した。これは任務だ。この人を油断させ、懐に入り込むための手段なのだ。
(ちゃんと分かってるからね、エリオス…)
そう自分に言い聞かせ、レイナードは隣に座る彼の耳元に顔を寄せた。
「ヴィルヘルムさま」
「……っ!?」
びくりと肩が跳ねる。その反応に罪悪感が湧き上がるのを必死に抑え込み、レイナードは甘い毒を吐くように囁いた。
「大好きです」
偶然街で出会った幼馴染の言葉を思い出す。
「ヴィルヘルムさま?」
「………」
ヴィルヘルムは俯いたまま動かない。よく見ると耳が赤くなっている。レイナードはきょとんと首を傾げていたが、やがてゆっくりと近づくとぎゅっと抱きつく。すると大袈裟なくらい肩が跳ね上がったので少し面白くて、くすくすと笑った。
「お、お前!何して」
「ん…僕の感謝の気持ちを表してみました!」
「……っ!」
その言葉にますます顔を赤くして黙り込むヴィルヘルムを見て、ふふっと微笑む。
「…お前、それ、誰にでもやるなよ?勘違いされる」
「?誰にでもはしませんよ?」
首を傾げるとヴィルヘルムはレイナードの方を振り返る。その頬はまだ少し赤らんでいたが、その瞳にはどこか決意のようなものが込められていた。
「…ならいい。今のお前はアドラー家のものなんだ。分かっているなら、それでいい」
「?はい、分かりました」
ぱっと離れると横に座り、焼き菓子に手を伸ばし口に入り込む。嬉しそうに微笑むレイナードの口元についた食べかすを取ってやりながら、ヴィルヘルムは聞こえないくらいの小さな声で呟いた。
「…お前は僕のものだ。どこにも、誰にも、渡さない」
柔らかくその頬を撫でながら、静かに歪んだ想いが芽吹いていることに、レイナードは気づくこともなかった。
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