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第七章ー隣国ー
閑話ーパルヴァン・プチ三強ー
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ここまで来れるとは思ってもいなかったので、心臓が痛いです(笑)登録して頂いた方々、本当にありがとうございます。
ヾ(o≧∀≦o)ノ゙
感謝の気持ちを込めて、閑話を投稿しました。良ければ読んで下さい。勿論、読み飛ばしても本編に影響はありません*
†ティモスとハルとミヤが、隣国から帰って来た日の深夜の、談話室にて†
「ティモス、どんな大物が出たの?それで、誰が倒したの?」
使用人の談話室で、ティモスとルナとリディの3人がお茶を飲んでいた。
「先ずは、俺達が到着した時にはハーピーが一体。それはエディオル様が仕留めた。」
「流石は、王太子殿下の近衛騎士ね!─それで?」
「それから、更にハーピーが2体現れて─」
「やだ!何その愉しい展開は!?」
ハーピー2体の出現を“愉しい”と言うのは─ルナ。
ルナは勿論の事、リディも勝ち抜いてハル付きの侍女兼護衛を手にした、パルヴァン女騎士のトップ2である。王都の騎士なんかより、腕は確実に上である。
そして、ティモスもパルヴァンでは、ゼン、グレン、シルヴィア、レオンに次いでの実力を持っている。
三強ーゼン・グレン・シルヴィアー
に次ぐ
プチ・三強ーティモス・ルナ・リディー
である。
「ハル様の拘束魔法で…」
ハーピー2体をどうやって倒したか─ティモスが説明すると、ルナとリディは目を輝かせた。
「ハル様、見た目はリスなのに…凄いのね!!」
「あのハルが出した拘束魔法…ハル自身も気付いて無いと思うけど、拘束した相手の魔力を吸い取ってると思う。」
「「えっ!?」」
「ハーピーもワームの時もそうだったんだが、あの薔薇の蔦みたいなのが魔物を拘束した瞬間、魔物が一気に弱ったんだよ。」
「それって、凄い事─なのよね?」
「あぁ、相手は魔物。魔力の塊の生き物が、一瞬でヘタばる位だから、相当なもんだと思う。」
ハルに訊けば、“魔法は想像力が大事なんです”と、少し恥ずかしそうに笑っていたけど─。おそらく、実体験が元になってるんだろう。あの魔法使い─リュウに魔力封じの枷を嵌められたハルは、枯渇寸前迄魔力を吸い取られていた。本人の、意思はなかったかもしれないが、拘束魔法に、無意識の内に組み込まれたんだろう。
トラウマになってた程だもんなぁ─。
それでも、ハルはやっぱりお人好しだ。自分を殺し掛けた相手を助けるし、心配すらしてたからなぁ…。
ーハルらしいと言えば…ハルらしいのか?ー
「─で?結局、どうしてティモスはワームを仕留められなかったの?」
「───遊び過ぎたんだ。」
「「……」」
そう─。本当に久し振りの大物だった。ミヤ様達のお陰で2年経っても穢れが出ていないから、魔物も出ない。本当に、本当に有り難い事なのだが─。
「どれ位の力で、何処をどうするとワームがどうなるか─試してたんだ。試し過ぎて時間が掛かり過ぎて…ミヤ様にGoサインを出されたハルが、拘束魔法を展開させて…そこを息の合った流れでエディオル様に仕留められたんだ…。」
「あぁ─成る程ね。ティモスは馬鹿だし…カルザイン様も、ハル様との共同プレイで…テンション上がってたんじゃないかしら?」
“氷の騎士”と呼ばれていたカルザイン様。ハル様に対してだけは─氷も溶けて蕩けていた。全身でハル様が好きだと表していた。
ーハル様本人だけが、全く気付いてなかったけどー
一度はまた、ハル様を失ったと思っただろうカルザイン様。ミヤ様に“お触り禁止!”と言われても…あんな可愛い反応をするハル様を、触れずにいられるだろうか?
ー絶対無理だよね?ー
その反動で、更にハル様が追い詰められ、外堀ガッツリ埋められる未来しか…見えないのは私だけ…じゃないよね?まぁ、ハル様も恥ずかしがりはしても…幸せそうだから良いんだけど。何と言っても…カルザイン様に追い詰められてるハル様って…本当に可愛いのよね─。
「追い詰めたくなる気持ちも解るわ─」
「え?ルナ、何の話?」
リディとティモスが、キョトンとした顔をする。どうやら、私は口に出していたらしい。
「あー。カルザイン様が、ハル様を追い詰める気持ちが解るな─って思って。」
「「あぁ、ソレ、解る(わ─)」」
と、パルヴァン・プチ・三強の3人は、夜遅くまで話に花を咲かせた。
*お付き合い、ありがとうございました*
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使用人の談話室で、ティモスとルナとリディの3人がお茶を飲んでいた。
「先ずは、俺達が到着した時にはハーピーが一体。それはエディオル様が仕留めた。」
「流石は、王太子殿下の近衛騎士ね!─それで?」
「それから、更にハーピーが2体現れて─」
「やだ!何その愉しい展開は!?」
ハーピー2体の出現を“愉しい”と言うのは─ルナ。
ルナは勿論の事、リディも勝ち抜いてハル付きの侍女兼護衛を手にした、パルヴァン女騎士のトップ2である。王都の騎士なんかより、腕は確実に上である。
そして、ティモスもパルヴァンでは、ゼン、グレン、シルヴィア、レオンに次いでの実力を持っている。
三強ーゼン・グレン・シルヴィアー
に次ぐ
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である。
「ハル様の拘束魔法で…」
ハーピー2体をどうやって倒したか─ティモスが説明すると、ルナとリディは目を輝かせた。
「ハル様、見た目はリスなのに…凄いのね!!」
「あのハルが出した拘束魔法…ハル自身も気付いて無いと思うけど、拘束した相手の魔力を吸い取ってると思う。」
「「えっ!?」」
「ハーピーもワームの時もそうだったんだが、あの薔薇の蔦みたいなのが魔物を拘束した瞬間、魔物が一気に弱ったんだよ。」
「それって、凄い事─なのよね?」
「あぁ、相手は魔物。魔力の塊の生き物が、一瞬でヘタばる位だから、相当なもんだと思う。」
ハルに訊けば、“魔法は想像力が大事なんです”と、少し恥ずかしそうに笑っていたけど─。おそらく、実体験が元になってるんだろう。あの魔法使い─リュウに魔力封じの枷を嵌められたハルは、枯渇寸前迄魔力を吸い取られていた。本人の、意思はなかったかもしれないが、拘束魔法に、無意識の内に組み込まれたんだろう。
トラウマになってた程だもんなぁ─。
それでも、ハルはやっぱりお人好しだ。自分を殺し掛けた相手を助けるし、心配すらしてたからなぁ…。
ーハルらしいと言えば…ハルらしいのか?ー
「─で?結局、どうしてティモスはワームを仕留められなかったの?」
「───遊び過ぎたんだ。」
「「……」」
そう─。本当に久し振りの大物だった。ミヤ様達のお陰で2年経っても穢れが出ていないから、魔物も出ない。本当に、本当に有り難い事なのだが─。
「どれ位の力で、何処をどうするとワームがどうなるか─試してたんだ。試し過ぎて時間が掛かり過ぎて…ミヤ様にGoサインを出されたハルが、拘束魔法を展開させて…そこを息の合った流れでエディオル様に仕留められたんだ…。」
「あぁ─成る程ね。ティモスは馬鹿だし…カルザイン様も、ハル様との共同プレイで…テンション上がってたんじゃないかしら?」
“氷の騎士”と呼ばれていたカルザイン様。ハル様に対してだけは─氷も溶けて蕩けていた。全身でハル様が好きだと表していた。
ーハル様本人だけが、全く気付いてなかったけどー
一度はまた、ハル様を失ったと思っただろうカルザイン様。ミヤ様に“お触り禁止!”と言われても…あんな可愛い反応をするハル様を、触れずにいられるだろうか?
ー絶対無理だよね?ー
その反動で、更にハル様が追い詰められ、外堀ガッツリ埋められる未来しか…見えないのは私だけ…じゃないよね?まぁ、ハル様も恥ずかしがりはしても…幸せそうだから良いんだけど。何と言っても…カルザイン様に追い詰められてるハル様って…本当に可愛いのよね─。
「追い詰めたくなる気持ちも解るわ─」
「え?ルナ、何の話?」
リディとティモスが、キョトンとした顔をする。どうやら、私は口に出していたらしい。
「あー。カルザイン様が、ハル様を追い詰める気持ちが解るな─って思って。」
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と、パルヴァン・プチ・三強の3人は、夜遅くまで話に花を咲かせた。
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