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9月24日 誰が誰?
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教室に戻ると、薬の効果のせいで見たことのない生徒がたくさんいた。
「…本当…っ余計なことしてくれたな…」
不機嫌そうな声が聞こえたので振り向くと、背の低い可愛らしい女の子が腕組みをして立っていた。一緒に教室に入ってきた由芽がその女の子を見た瞬間頭を撫でた。私はびっくりして止めたが、顔を真っ赤にして照れていたので、なんとなく誰か分かった。
「…小野くん?」
「…っ!?」
さらに顔を赤らめて、小野くんと思われるその女の子は黙ってしまった。他に分かりやすい人はいないか、と周りを見回すと、背の高い胸の大きな癖毛の美人な女子、何か食べている無口でクールそうな男子、線の細い病弱そうな男子などがいた。1人ずつ確認していくと、竜夜くん、明、利羽だった。
「他クラスはパニックになってる人多いけど、ここは冷静だなー!」
にこにこ笑う男子が大きな声で話しだした。霙だ。いつも演劇部で男装をしているので慣れているらしく、いつも通りだ。その様子を見た本を両手に抱えていた男子、淑乃が「中学時代に会った眼帯さんだ…!」と目をきらきらさせていた。
「あ、あの…っ僕…っどうすれば…っ」
教室の端でおどおどしている女の子が見えた。カラフルなピンを3つ前髪につけて、首を傾げながら涙目でおろおろする可愛らしい女の子。その場にいる人々の心を奪ったその天使のような女子は、潮賀くんだった。その隣にいる潮賀くんより小さめな眼鏡の女の子。自分の胸を無表情でがしっと掴んでいるのは北原くんだった。
「…この姿だと動きにくいな…もう少し身長低くて良かった…」
「喧嘩売ってんのか由芽!!」
由芽の言葉にいきなり小野くんが叫んだので、びくりと肩を震わせる。振り向くと小野くんより少し背の高いスレンダーな女の子が顔を赤くしながら苦虫を噛み潰したような表情をしていた。
「…おはよ」
「おはよう…?」
その女の子に小野くんが挨拶すると、女の子は舌打ちをして顔を背けてしまった。その様子に気分を害したらしい由芽が、その女の子の頬をむにっと掴んで怒りだした。
「何、挨拶返しただけで舌打ち?」
「…っいや、その…」
女の子の反応を見た小野くんが何かに気付いたらしく、慌てて由芽を止めようとする。しかし由芽がやめないので、視線を動かして誰かを探し始めた。
「由芽ー、何してんのー?」
霙が楽しそうにやって来たのを見て、小野くんが助かった、と小さく呟いた。
「あれ、雪?」
「えっ雪!?」
「…雪だよ…」
恥ずかしそうに真っ赤になりながら自己紹介をする雪くんから、申し訳なさそうに由芽が手を離す。その様子が面白くなってきて笑うと、チャイムが鳴った。
「1時間目なんだっけ」
なんて話しながら席についた。
「…本当…っ余計なことしてくれたな…」
不機嫌そうな声が聞こえたので振り向くと、背の低い可愛らしい女の子が腕組みをして立っていた。一緒に教室に入ってきた由芽がその女の子を見た瞬間頭を撫でた。私はびっくりして止めたが、顔を真っ赤にして照れていたので、なんとなく誰か分かった。
「…小野くん?」
「…っ!?」
さらに顔を赤らめて、小野くんと思われるその女の子は黙ってしまった。他に分かりやすい人はいないか、と周りを見回すと、背の高い胸の大きな癖毛の美人な女子、何か食べている無口でクールそうな男子、線の細い病弱そうな男子などがいた。1人ずつ確認していくと、竜夜くん、明、利羽だった。
「他クラスはパニックになってる人多いけど、ここは冷静だなー!」
にこにこ笑う男子が大きな声で話しだした。霙だ。いつも演劇部で男装をしているので慣れているらしく、いつも通りだ。その様子を見た本を両手に抱えていた男子、淑乃が「中学時代に会った眼帯さんだ…!」と目をきらきらさせていた。
「あ、あの…っ僕…っどうすれば…っ」
教室の端でおどおどしている女の子が見えた。カラフルなピンを3つ前髪につけて、首を傾げながら涙目でおろおろする可愛らしい女の子。その場にいる人々の心を奪ったその天使のような女子は、潮賀くんだった。その隣にいる潮賀くんより小さめな眼鏡の女の子。自分の胸を無表情でがしっと掴んでいるのは北原くんだった。
「…この姿だと動きにくいな…もう少し身長低くて良かった…」
「喧嘩売ってんのか由芽!!」
由芽の言葉にいきなり小野くんが叫んだので、びくりと肩を震わせる。振り向くと小野くんより少し背の高いスレンダーな女の子が顔を赤くしながら苦虫を噛み潰したような表情をしていた。
「…おはよ」
「おはよう…?」
その女の子に小野くんが挨拶すると、女の子は舌打ちをして顔を背けてしまった。その様子に気分を害したらしい由芽が、その女の子の頬をむにっと掴んで怒りだした。
「何、挨拶返しただけで舌打ち?」
「…っいや、その…」
女の子の反応を見た小野くんが何かに気付いたらしく、慌てて由芽を止めようとする。しかし由芽がやめないので、視線を動かして誰かを探し始めた。
「由芽ー、何してんのー?」
霙が楽しそうにやって来たのを見て、小野くんが助かった、と小さく呟いた。
「あれ、雪?」
「えっ雪!?」
「…雪だよ…」
恥ずかしそうに真っ赤になりながら自己紹介をする雪くんから、申し訳なさそうに由芽が手を離す。その様子が面白くなってきて笑うと、チャイムが鳴った。
「1時間目なんだっけ」
なんて話しながら席についた。
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