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8月9日 別荘組
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「買い出し組が帰って来たら、料理かな」
「じゃあ今の内に、自分の荷物の整理をしちゃいましょう」
「そうですね」
「おう」
4人で2階に行く。私と眞里阿ちゃんは女子部屋の方で作業をする。荷物を、男子2人にも手伝ってもらいながら、部屋の端に置いた。
「夕音ちゃん、お布団敷いちゃいます?皆さん、食べたら布団にダイブしそうですけど…」
「あー、そうだね。しいちゃおっか。私達だけじゃ大変だし、男子の方も手伝ってから…」
がたんっと男子部屋の方から大きな音がした。私と眞里阿ちゃんは慌てて男子部屋の方へ行く。
そこには、頭を押さえる浅野くんと、少し埃の匂いがした。浅野くんの頭に当たったらしき物を、潮賀くんが持っていた。
「痛た…っ何だこれ?」
「これは…何でしょうかね?」
持っているものは、錆びた丸いネックレスのようなもの。私の鼓動が早くなった。背中をひやりとした空気がつたい、緊張したように舌が回らない。私だけが別の空間に取り残されたのかと疑いたくなるほど、動けなかった。
深呼吸をして、落ち着いてから話す。
「これは私が預かるよ。持ち主に心当たりがある」
本当は持ち主に心当たりなんて無いが、知っていそう、という心当たりならある。私はそれを受け取って女子部屋に戻り、錆びたネックレスのような何かを自分の荷物の中にそっと入れた。
もう一度男子部屋に戻ろうとすると、眞里阿ちゃんが男子2人を連れて来ていた。
「手伝ってもらえるそうです」
「はいっ!女の子2人に重労働させるわけにはいきません!」
「潮賀…まぁ、そうだな」
「ありがとう!あとで男子部屋の方も手伝うね」
私がそう言うと、潮賀くんが目を丸くして驚いた。
「えぇ!?大丈夫ですよ?」
「わたしたちだって手伝ってもらうのですから。貰いっぱなしは申し訳ないです」
「じゃあお言葉に甘えて、あとで手伝ってもらおうか。潮賀、その分だけこっちの仕事、たくさん手伝えば良い」
「あ、そうですね。じゃあ、お願いします」
敬語癖のある2人が揃うと、少しほんわかとした雰囲気になる。2人が元々、そういう雰囲気の持ち主だからだろうか。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
「ふぅ…やっと終わりました」
「お疲れ様~」
18人分の布団を敷き終えると、別荘のドアが開く音がした。
「買い出し組、帰って来ましたよー」
蒼くんの声が聞こえた。私は吹き抜けになっている階段の手すりから、顔を出す。そこにはチョコレートらしき銀紙を持ちながら、幸せそうな表情を浮かべる明と深沙ちゃん、袋を持ってぼーっとしている青海川くんもいた。
「あ、おかえり。こっちは布団敷き終えたよ。キッチンに置いといて貰えるかな」
「布団敷いてくれたの?ありがとう。じゃあ俺たちで味付けとか下ごしらえ済ませちゃうね」
「わっ本当?料理上手の4人なら安心だよ」
「良いよね?」
蒼くんが振り返って、残りの3人に聞くと、3人は同じように頷いた。
「それじゃ、私達は休ませて貰うね」
「はーい、ごゆっくりー」
敷いたばかりの布団に、眞里阿ちゃんと一緒に適当に寝っ転がる。潮賀くんと浅野くんは男子部屋に戻った。
「お疲れ様、眞里阿ちゃん」
「お疲れ様です、夕音ちゃん」
2人で少しおしゃべりをしていた。
「じゃあ今の内に、自分の荷物の整理をしちゃいましょう」
「そうですね」
「おう」
4人で2階に行く。私と眞里阿ちゃんは女子部屋の方で作業をする。荷物を、男子2人にも手伝ってもらいながら、部屋の端に置いた。
「夕音ちゃん、お布団敷いちゃいます?皆さん、食べたら布団にダイブしそうですけど…」
「あー、そうだね。しいちゃおっか。私達だけじゃ大変だし、男子の方も手伝ってから…」
がたんっと男子部屋の方から大きな音がした。私と眞里阿ちゃんは慌てて男子部屋の方へ行く。
そこには、頭を押さえる浅野くんと、少し埃の匂いがした。浅野くんの頭に当たったらしき物を、潮賀くんが持っていた。
「痛た…っ何だこれ?」
「これは…何でしょうかね?」
持っているものは、錆びた丸いネックレスのようなもの。私の鼓動が早くなった。背中をひやりとした空気がつたい、緊張したように舌が回らない。私だけが別の空間に取り残されたのかと疑いたくなるほど、動けなかった。
深呼吸をして、落ち着いてから話す。
「これは私が預かるよ。持ち主に心当たりがある」
本当は持ち主に心当たりなんて無いが、知っていそう、という心当たりならある。私はそれを受け取って女子部屋に戻り、錆びたネックレスのような何かを自分の荷物の中にそっと入れた。
もう一度男子部屋に戻ろうとすると、眞里阿ちゃんが男子2人を連れて来ていた。
「手伝ってもらえるそうです」
「はいっ!女の子2人に重労働させるわけにはいきません!」
「潮賀…まぁ、そうだな」
「ありがとう!あとで男子部屋の方も手伝うね」
私がそう言うと、潮賀くんが目を丸くして驚いた。
「えぇ!?大丈夫ですよ?」
「わたしたちだって手伝ってもらうのですから。貰いっぱなしは申し訳ないです」
「じゃあお言葉に甘えて、あとで手伝ってもらおうか。潮賀、その分だけこっちの仕事、たくさん手伝えば良い」
「あ、そうですね。じゃあ、お願いします」
敬語癖のある2人が揃うと、少しほんわかとした雰囲気になる。2人が元々、そういう雰囲気の持ち主だからだろうか。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
「ふぅ…やっと終わりました」
「お疲れ様~」
18人分の布団を敷き終えると、別荘のドアが開く音がした。
「買い出し組、帰って来ましたよー」
蒼くんの声が聞こえた。私は吹き抜けになっている階段の手すりから、顔を出す。そこにはチョコレートらしき銀紙を持ちながら、幸せそうな表情を浮かべる明と深沙ちゃん、袋を持ってぼーっとしている青海川くんもいた。
「あ、おかえり。こっちは布団敷き終えたよ。キッチンに置いといて貰えるかな」
「布団敷いてくれたの?ありがとう。じゃあ俺たちで味付けとか下ごしらえ済ませちゃうね」
「わっ本当?料理上手の4人なら安心だよ」
「良いよね?」
蒼くんが振り返って、残りの3人に聞くと、3人は同じように頷いた。
「それじゃ、私達は休ませて貰うね」
「はーい、ごゆっくりー」
敷いたばかりの布団に、眞里阿ちゃんと一緒に適当に寝っ転がる。潮賀くんと浅野くんは男子部屋に戻った。
「お疲れ様、眞里阿ちゃん」
「お疲れ様です、夕音ちゃん」
2人で少しおしゃべりをしていた。
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