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1.ハーヴィーの訃報
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今日の最後のマナー講義を終え家庭教師の伯爵夫人を見送った後、夕食前に部屋で少し休憩しようと階段を登りかけた時無作法に玄関ドアが開けられ、侯爵家独特のお仕着せを着た青年が叫んだ。
「ハーヴィー様が亡くなられました。急ぎターンブリー侯爵家へ!!」
「亡くなったってどういう事? だって昨日お会いした時はとてもお元気でいらしたのに⋯⋯」
5年前に両家が共同の事業をはじめる事になり、それと併せてターンブリー侯爵家嫡男ハーヴィーとプリンストン侯爵令嬢ライラの婚約が決められた。ハーヴィーは15歳でライラ14歳の時だった。
家格は同じ侯爵家だが歴史はターンブリーの方が古く資産で言えばプリンストンの方が優勢だった。ターンブリー侯爵家の名前と人脈にプリンストン侯爵家の資金力が合わさった貿易会社はあっという間に規模が拡大していった。
各地に活動の拠点となる商館を置き、香辛料・綿織物・絹織物・陶磁器・茶などの特産品を扱い、各地の産物・商品の中継貿易でも利益を上げている。
完全なる政略ではじまった関係だったが、穏やかで気配り上手のハーヴィーと少しやんちゃなライラは顔合わせの時から意気投合した。
定期的なお茶会以外でも頻繁に王都にデートに出掛け、休みの日にはアレコレと計画を立てて野駆けや川遊びを楽しんだ。昨日もキャンセル待ちしていたカフェの予約が取れたからと連絡があり2人揃って出かけたばかりだった。
『侯爵家の名前を使って店に無理を聞いてもらうのは嫌なんだ』
『わたくしもですわ。それに、こうやってイレギュラーな出来事があるとワクワクしますしね』
『木登りより?』
『まあ、流石にもうやめましたわ。あの日を最後に致しましたの』
『それは良かった、ライラが私のいないところで怪我なんてしたら泣いてしまいそうだ』
『まあ、泣き虫の殿方なんて笑われてしまいますわ。それに、次はわたくしがお助けする番ですのよ』
そんな時が永遠に来ないことを祈るよと言って昨日笑顔を見せてくれたばかりなのに。
5年前の顔合わせの翌日、先触れもなくプリンストン侯爵家に現れたハーヴィーが見たのは庭の大木に登って呑気に歌を歌っているライラだった。
突然現れたハーヴィーに驚いたライラが木から落ち下敷になったハーヴィーは頭をぶつけて気を失い、それ以来ライラは木登りは封印した。
令嬢の嗜みと言われるものは一通りこなしはするが今でも毎朝剣を振るし、専属の護衛騎士を捕まえてはこっそりと打ち合いをしている。
普段の移動は勿論馬車だが王都の郊外では横乗りの鞍を使い、何時間でも馬を走らせる。両親には内緒だが領地では当たり前のように馬に跨り障害物を飛び越えたり馬上から弓を引いたりしては家令に泣かれている。
(剣も楽しいけれど弓が一番好きなの)
ライラの家がもう少し低い爵位であれば女性騎士を目指していただろう。ライラが9歳の時、セルビアス王国に女性騎士が誕生したと発表があったがその時は1週間泣き暮らした。
ライラが呆然としている間にハーヴィーの訃報を聞いた執事は2階に駆け上がり、執務室のプリンストン侯爵に報告に行っていた。
ドアが叩きつけられたような大きな音が響いてライラの父チャールズ・プリンストン侯爵が走ってきた。
「どういう事だ、何があった!?」
「学園の大階段から落ちられたそうです。屋敷に運ばれた時はすでに⋯⋯」
(昨日、学園はお休みだけど生徒会の仕事が溜まっているからって仰っておられた⋯⋯)
来月行われる卒業式。その後には恒例となっている卒業パーティー⋯⋯プロムが行われるが、これは生徒会主導で開催されるのが恒例となっている。
この最も忙しいこのタイミングで会計担当が学園を退学してしまった。
王立学園高等科2年生で生徒会長を務めているハーヴィーは来季の会計が仕事をはじめられるようになるか代理の生徒が確保できるまで会長と会計の二足の草鞋を履くことになってしまった。
(断られたけれど、無理矢理でも押し掛ければ良かった。そうすれば⋯⋯)
1年生のライラは来年度生徒会書記に決まっているが、今年度はまだ生徒会室への入室の許可がおりていない。
足りなくなった会計役の代わりとして手伝いができるようにと学園側に交渉しているがまだ返答が来ていなかった。
『大丈夫だよ。明日1日頑張れば間に合うと思うんだ。それに1人じゃないしね』
「直ぐに準備してターンブリー侯爵家へ向かう。ライラ、そんなところに突っ立っていないで準備して来い! セレス、タニアは何処だ!?」
階段を駆け上がるライラの背後で、プリンストン侯爵が執事のセレスに向けて怒鳴り声を上げた。
「お、奥様は本日はオーモンド伯爵家のお茶会に行っておられます」
「直ぐに呼び戻せ! わしはライラと先に行く。馬車の準備をしておけ⋯⋯くそ、もう直ぐ次の船が戻ってくるというのに」
メイドが準備していたシンプルなドレスに着替えターンブリー侯爵家に行ったはずだがライラにはそれ以降の記憶はあまり残っていない。
朧げに覚えているのはハーヴィーが眠っているように見えた事と誰かに強く腕を引かれた事くらい。
左腕に強く掴まれた跡が長く残っていたので『そういえば、そんな事もあったような』と後から思っただけで、大勢の人の話し声も両親の指示もぼんやりとしか覚えていなかった。
学園を休んで終日部屋の窓から庭を眺めてばかりいたライラ。
(ハーヴィー様、痛かったかしら。せめておそばにいてあげられたら⋯⋯前はわたくしが助けていただいたのだから、今度はわたくしがお助けする番だったのに。約束を破るなんて)
ライラが初めて現実を直視出来るようになった時には葬儀から10日以上経っていた。
「ライラの婚約者は既にビクトールに決まっている」
ビクトール・ターンブリー。
ライラと同い年のターンブリー侯爵家の次男で、横柄な態度で毎月のように違う令嬢を腕からぶら下げている男。
ターンブリー侯爵が浮気をしてできた所謂庶子だが、爵位を笠に着て大金をばら撒き大勢の取り巻きを従えている。
ハーヴィーの対極にいるような男で、ライラの顔を見るたびに暴言を吐くか舐めるような目つきで見てくるか⋯⋯。
婚姻による結びつきを必要としている両家は、葬儀の翌日に婚約証明書を王宮に提出した。
(あんな最低男なんて絶対に嫌! 家の為の政略結婚だとしてもあの男だけは耐えられない。準備しなくちゃ⋯⋯【正しい婚約破棄計画】を)
「ハーヴィー様が亡くなられました。急ぎターンブリー侯爵家へ!!」
「亡くなったってどういう事? だって昨日お会いした時はとてもお元気でいらしたのに⋯⋯」
5年前に両家が共同の事業をはじめる事になり、それと併せてターンブリー侯爵家嫡男ハーヴィーとプリンストン侯爵令嬢ライラの婚約が決められた。ハーヴィーは15歳でライラ14歳の時だった。
家格は同じ侯爵家だが歴史はターンブリーの方が古く資産で言えばプリンストンの方が優勢だった。ターンブリー侯爵家の名前と人脈にプリンストン侯爵家の資金力が合わさった貿易会社はあっという間に規模が拡大していった。
各地に活動の拠点となる商館を置き、香辛料・綿織物・絹織物・陶磁器・茶などの特産品を扱い、各地の産物・商品の中継貿易でも利益を上げている。
完全なる政略ではじまった関係だったが、穏やかで気配り上手のハーヴィーと少しやんちゃなライラは顔合わせの時から意気投合した。
定期的なお茶会以外でも頻繁に王都にデートに出掛け、休みの日にはアレコレと計画を立てて野駆けや川遊びを楽しんだ。昨日もキャンセル待ちしていたカフェの予約が取れたからと連絡があり2人揃って出かけたばかりだった。
『侯爵家の名前を使って店に無理を聞いてもらうのは嫌なんだ』
『わたくしもですわ。それに、こうやってイレギュラーな出来事があるとワクワクしますしね』
『木登りより?』
『まあ、流石にもうやめましたわ。あの日を最後に致しましたの』
『それは良かった、ライラが私のいないところで怪我なんてしたら泣いてしまいそうだ』
『まあ、泣き虫の殿方なんて笑われてしまいますわ。それに、次はわたくしがお助けする番ですのよ』
そんな時が永遠に来ないことを祈るよと言って昨日笑顔を見せてくれたばかりなのに。
5年前の顔合わせの翌日、先触れもなくプリンストン侯爵家に現れたハーヴィーが見たのは庭の大木に登って呑気に歌を歌っているライラだった。
突然現れたハーヴィーに驚いたライラが木から落ち下敷になったハーヴィーは頭をぶつけて気を失い、それ以来ライラは木登りは封印した。
令嬢の嗜みと言われるものは一通りこなしはするが今でも毎朝剣を振るし、専属の護衛騎士を捕まえてはこっそりと打ち合いをしている。
普段の移動は勿論馬車だが王都の郊外では横乗りの鞍を使い、何時間でも馬を走らせる。両親には内緒だが領地では当たり前のように馬に跨り障害物を飛び越えたり馬上から弓を引いたりしては家令に泣かれている。
(剣も楽しいけれど弓が一番好きなの)
ライラの家がもう少し低い爵位であれば女性騎士を目指していただろう。ライラが9歳の時、セルビアス王国に女性騎士が誕生したと発表があったがその時は1週間泣き暮らした。
ライラが呆然としている間にハーヴィーの訃報を聞いた執事は2階に駆け上がり、執務室のプリンストン侯爵に報告に行っていた。
ドアが叩きつけられたような大きな音が響いてライラの父チャールズ・プリンストン侯爵が走ってきた。
「どういう事だ、何があった!?」
「学園の大階段から落ちられたそうです。屋敷に運ばれた時はすでに⋯⋯」
(昨日、学園はお休みだけど生徒会の仕事が溜まっているからって仰っておられた⋯⋯)
来月行われる卒業式。その後には恒例となっている卒業パーティー⋯⋯プロムが行われるが、これは生徒会主導で開催されるのが恒例となっている。
この最も忙しいこのタイミングで会計担当が学園を退学してしまった。
王立学園高等科2年生で生徒会長を務めているハーヴィーは来季の会計が仕事をはじめられるようになるか代理の生徒が確保できるまで会長と会計の二足の草鞋を履くことになってしまった。
(断られたけれど、無理矢理でも押し掛ければ良かった。そうすれば⋯⋯)
1年生のライラは来年度生徒会書記に決まっているが、今年度はまだ生徒会室への入室の許可がおりていない。
足りなくなった会計役の代わりとして手伝いができるようにと学園側に交渉しているがまだ返答が来ていなかった。
『大丈夫だよ。明日1日頑張れば間に合うと思うんだ。それに1人じゃないしね』
「直ぐに準備してターンブリー侯爵家へ向かう。ライラ、そんなところに突っ立っていないで準備して来い! セレス、タニアは何処だ!?」
階段を駆け上がるライラの背後で、プリンストン侯爵が執事のセレスに向けて怒鳴り声を上げた。
「お、奥様は本日はオーモンド伯爵家のお茶会に行っておられます」
「直ぐに呼び戻せ! わしはライラと先に行く。馬車の準備をしておけ⋯⋯くそ、もう直ぐ次の船が戻ってくるというのに」
メイドが準備していたシンプルなドレスに着替えターンブリー侯爵家に行ったはずだがライラにはそれ以降の記憶はあまり残っていない。
朧げに覚えているのはハーヴィーが眠っているように見えた事と誰かに強く腕を引かれた事くらい。
左腕に強く掴まれた跡が長く残っていたので『そういえば、そんな事もあったような』と後から思っただけで、大勢の人の話し声も両親の指示もぼんやりとしか覚えていなかった。
学園を休んで終日部屋の窓から庭を眺めてばかりいたライラ。
(ハーヴィー様、痛かったかしら。せめておそばにいてあげられたら⋯⋯前はわたくしが助けていただいたのだから、今度はわたくしがお助けする番だったのに。約束を破るなんて)
ライラが初めて現実を直視出来るようになった時には葬儀から10日以上経っていた。
「ライラの婚約者は既にビクトールに決まっている」
ビクトール・ターンブリー。
ライラと同い年のターンブリー侯爵家の次男で、横柄な態度で毎月のように違う令嬢を腕からぶら下げている男。
ターンブリー侯爵が浮気をしてできた所謂庶子だが、爵位を笠に着て大金をばら撒き大勢の取り巻きを従えている。
ハーヴィーの対極にいるような男で、ライラの顔を見るたびに暴言を吐くか舐めるような目つきで見てくるか⋯⋯。
婚姻による結びつきを必要としている両家は、葬儀の翌日に婚約証明書を王宮に提出した。
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