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16.戦闘狂の欠伸
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「そうか、私はつい想像してしまってダメだな」
「殿方の方が想像力豊かだと言いますもの。わたくしは未だにハーヴィーは旅行に行ってるようにしか思えてなくて。
お土産をたくさん抱えて突然やって来てただいまって言ってくれる気が⋯⋯記憶が朧げだからそう思えるんでしょうね」
「そうか、わかる気がするよ」
ジェラルドが生徒会室の鍵を開けてドアを開けてくれた。ライラが部屋に入ろうとすると入り口で立ち止まったノアが心配そうな顔をして手を伸ばした。
「何かあったら大声で呼んでください。それからあまり遅いようだと中までお迎えに参りますので」
この学園の生徒会は成績と教師の評価・推薦で選ばれるが公然の秘密として平民は選ばれない。
「ノアは本当に心配性ね、すぐに戻ってくるわね」
「私と二人だけだと言っても友達のライラを襲ったりしないよ」
「勿論、信じてますわ。ミリセントに叱られてしまいますもの。緊張しすぎて少し寝不足なので心配してるだけですの。さあ、行きましょう」
生徒会室の奥の部屋にある金庫を開けると会長印や現金、帳簿の奥にひと抱えもある箱が見えた。
「少し重いから私が出そう」
「ありがとうございます。では、我儘ついでにそのままノアに渡していただけますか?」
「彼に? ノアは鞄も持っているし教室まで運んであげるよ」
(やっぱりこの中にはジェラルドが人に見られたくないものが入っているんだわ)
旧生徒会役員の誰かがこの箱はハーヴィーの私物でライラに渡すつもりの物だと知っているのだろう。だから、勝手に処分できずライラに渡した事を誰かに見せなくてはいけないのだとしたら辻褄が合う。
何度も借り出した鍵は箱を開けられないか試す為、箱のことを知らせたのはライラに渡さざるを得ないから。
鍵を持っていると言ったらその場で開けてみようと言い出したのかもしれないが、ライラに見られる前に隠すのは無理だろう。
ノアが近くにいるにも関わらず鍵ごと奪うとは思えないが⋯⋯。疑ってかかるといくらでも疑惑がでてくる。
「ノア、この箱をお願いできる?」
「勿論です」
渋るジェラルドから少し強引に箱を引き取ったノアが鞄と箱をまとめて持った。
「ジェラルド、今日はありがとうございました。この後鍵も返しておきますね」
「ああ、そうだね。では、私は教室へ行くかな」
ジェラルドの後ろ姿を見送った後、生徒会室に鍵をかけて職員室に向かった。
「遠回りルートで行きましょう」
ノアがライラの気持ちを忖度して提案した。
「ええ、実験のためだから仕方なかったとは言え二度とあそこは通りたくないわ」
職員室で鍵を返し馬車に向かう頃には大勢の生徒が登校していた。
「おい!」
「⋯⋯」
「おい!! 貴様、俺様が呼んでるのを無視するとはどういう了見だ!!」
下品な声がする方を見やると制服をだらしなく着崩したビクトールがライラを指差していた。その横には喜色満面のリリアが張り付いている。
(あら、復活したのかしら?)
「おはようございます。『おい』と言われただけでしたので誰の事か分かりませんでしたわ」
「は! 俺様の声が分からんとか物覚えが悪すぎだろ!!」
「そうかもしれませんわ、大切な事は忘れないのですがねぇ」
「くっ! 今から授業が始まるというのに貴様は何故帰ろうとしてるんだ!?」
「本日は学園の許可を得て早退することにいたしましたの。では失礼いた⋯⋯」
「は? そんな勝手が許されるわけないだろ!? それなら俺様だって授業なんて受けるより王都へ遊びに行ってもいいんだよな」
「それは先生にお聞きになっていただきませんとわたくしには分かりかねますわ」
ノアに合図をしてさっさと向きを変えたライラの後ろから怒鳴り声が聞こえて来た。
「勝手に帰るな、留年したら婚約破棄してやるからな!!」
(帰るに決まってるわ、それに留年程度で婚約破棄できるならラッキーだわ)
「あれは、ご自身が留年する可能性があると言う事のようですね」
「ふふっ、確かにその可能性大だわ」
下から数えないと見つけられない成績のビクトールやリリアなら留年してもおかしくない。
「お帰りなさいませ」
呑気に馬車に寄りかかっていたデレクが姿勢を正し、扉を開けてステップを出しながらノアの手元をチラ見して囁いた。
「準備しておいた方が良さそうっすか?」
「ええ、可能性は半々だけどお願いね」
学園で席を離れた時に盗まれる可能性の方が高かった為帰宅する方を選んだが、ビクトールに声をかけられたせいで無駄な時間を使ってしまった。帰り道に襲う準備をされたかもしれない。
「では、少し走ったところで一度停めますのでノアにも帯剣させましょう」
「そうね、出来れば人目のあるところの方が良いわ。準備中を狙われるのは面白くないから」
「畏まりました」
箱を床に置いたライラが合図をするとゆっくりと馬車が走り出した。
カーテンを閉め座席の下から3人の武器を出して代わりに箱を片付けた。
学園から王都の商店街や住宅街へ向かうには小さな雑木林を抜ける必要がある。襲撃されるとしたらそこが一番の狙い目になるので、その前に武装しておいた方がいいだろう。
馬車が停まりノアが顔を覗かせたので2人分の武器を手渡した。
デレクが装備したスウェプト・ヒルトが付けられた優美なレイピアは細身の両刃のもので、手綱を持つために左手は空けている。
ノアはシンプルなヒルトのレイピアと左手用短剣のパリーイング・ダガーを装備した。これは刀身が3本に分かれるようなギミックが仕込まれており、攻撃を受け流すだけでなく絡め取り折ることも可能な武器。
馬車の中にいるライラは透かし彫りを施した豪華なスモールソードとダガーを手にしていつでも馬車から飛び出せるように準備している。ノア達のレイピアよりかなり小ぶりで軽いスモールソードはハーヴィーが内緒でくれた誕生日プレゼントでライラのお気に入り。
「俺はこのまま商店街まで並走します」
ノアが言ったのは貴族の馬車の横や後を随行するランニング・フットマンの事。
本来は馬車が溝や木の根によって転覆することがないように馬車の横を伴走する役割だが今回は敵の早期発見と殲滅を狙っている。
デレクは御者席の右側を陣取り手綱を片手に目を輝かせた。
「せっかく準備したんだ、絶対来いよ! 来なかったらケツを蹴り上げてやるからな」
「デレク⋯⋯来なきゃ蹴れませんからね」
冷静なツッコミを入れたノアが軽く身体をほぐした後、走りはじめた馬車の左を並走した。
(うーん、久しぶりの剣⋯⋯ちょっとワクワクするのは不謹慎かしら)
しっかりと整備された道を普段より少しゆっくりと進んでいくのは走っているノアに配慮していると言うよりも敵に遭遇したいデレクの願望のせいかもしれない。
カーテンの陰から覗くと生い茂った葉の間からキラキラと木漏れ日が差し込み、色付いた葉がハラハラと舞い落ちている。ノアが馬車から少し離れ雑木林に向けてレイピアを構えた。
耳を澄ましていたライラにガタゴトという馬車の揺れる音と『よっしゃぁ~』と喜ぶデレクの声が聞こえて来た。
「殿方の方が想像力豊かだと言いますもの。わたくしは未だにハーヴィーは旅行に行ってるようにしか思えてなくて。
お土産をたくさん抱えて突然やって来てただいまって言ってくれる気が⋯⋯記憶が朧げだからそう思えるんでしょうね」
「そうか、わかる気がするよ」
ジェラルドが生徒会室の鍵を開けてドアを開けてくれた。ライラが部屋に入ろうとすると入り口で立ち止まったノアが心配そうな顔をして手を伸ばした。
「何かあったら大声で呼んでください。それからあまり遅いようだと中までお迎えに参りますので」
この学園の生徒会は成績と教師の評価・推薦で選ばれるが公然の秘密として平民は選ばれない。
「ノアは本当に心配性ね、すぐに戻ってくるわね」
「私と二人だけだと言っても友達のライラを襲ったりしないよ」
「勿論、信じてますわ。ミリセントに叱られてしまいますもの。緊張しすぎて少し寝不足なので心配してるだけですの。さあ、行きましょう」
生徒会室の奥の部屋にある金庫を開けると会長印や現金、帳簿の奥にひと抱えもある箱が見えた。
「少し重いから私が出そう」
「ありがとうございます。では、我儘ついでにそのままノアに渡していただけますか?」
「彼に? ノアは鞄も持っているし教室まで運んであげるよ」
(やっぱりこの中にはジェラルドが人に見られたくないものが入っているんだわ)
旧生徒会役員の誰かがこの箱はハーヴィーの私物でライラに渡すつもりの物だと知っているのだろう。だから、勝手に処分できずライラに渡した事を誰かに見せなくてはいけないのだとしたら辻褄が合う。
何度も借り出した鍵は箱を開けられないか試す為、箱のことを知らせたのはライラに渡さざるを得ないから。
鍵を持っていると言ったらその場で開けてみようと言い出したのかもしれないが、ライラに見られる前に隠すのは無理だろう。
ノアが近くにいるにも関わらず鍵ごと奪うとは思えないが⋯⋯。疑ってかかるといくらでも疑惑がでてくる。
「ノア、この箱をお願いできる?」
「勿論です」
渋るジェラルドから少し強引に箱を引き取ったノアが鞄と箱をまとめて持った。
「ジェラルド、今日はありがとうございました。この後鍵も返しておきますね」
「ああ、そうだね。では、私は教室へ行くかな」
ジェラルドの後ろ姿を見送った後、生徒会室に鍵をかけて職員室に向かった。
「遠回りルートで行きましょう」
ノアがライラの気持ちを忖度して提案した。
「ええ、実験のためだから仕方なかったとは言え二度とあそこは通りたくないわ」
職員室で鍵を返し馬車に向かう頃には大勢の生徒が登校していた。
「おい!」
「⋯⋯」
「おい!! 貴様、俺様が呼んでるのを無視するとはどういう了見だ!!」
下品な声がする方を見やると制服をだらしなく着崩したビクトールがライラを指差していた。その横には喜色満面のリリアが張り付いている。
(あら、復活したのかしら?)
「おはようございます。『おい』と言われただけでしたので誰の事か分かりませんでしたわ」
「は! 俺様の声が分からんとか物覚えが悪すぎだろ!!」
「そうかもしれませんわ、大切な事は忘れないのですがねぇ」
「くっ! 今から授業が始まるというのに貴様は何故帰ろうとしてるんだ!?」
「本日は学園の許可を得て早退することにいたしましたの。では失礼いた⋯⋯」
「は? そんな勝手が許されるわけないだろ!? それなら俺様だって授業なんて受けるより王都へ遊びに行ってもいいんだよな」
「それは先生にお聞きになっていただきませんとわたくしには分かりかねますわ」
ノアに合図をしてさっさと向きを変えたライラの後ろから怒鳴り声が聞こえて来た。
「勝手に帰るな、留年したら婚約破棄してやるからな!!」
(帰るに決まってるわ、それに留年程度で婚約破棄できるならラッキーだわ)
「あれは、ご自身が留年する可能性があると言う事のようですね」
「ふふっ、確かにその可能性大だわ」
下から数えないと見つけられない成績のビクトールやリリアなら留年してもおかしくない。
「お帰りなさいませ」
呑気に馬車に寄りかかっていたデレクが姿勢を正し、扉を開けてステップを出しながらノアの手元をチラ見して囁いた。
「準備しておいた方が良さそうっすか?」
「ええ、可能性は半々だけどお願いね」
学園で席を離れた時に盗まれる可能性の方が高かった為帰宅する方を選んだが、ビクトールに声をかけられたせいで無駄な時間を使ってしまった。帰り道に襲う準備をされたかもしれない。
「では、少し走ったところで一度停めますのでノアにも帯剣させましょう」
「そうね、出来れば人目のあるところの方が良いわ。準備中を狙われるのは面白くないから」
「畏まりました」
箱を床に置いたライラが合図をするとゆっくりと馬車が走り出した。
カーテンを閉め座席の下から3人の武器を出して代わりに箱を片付けた。
学園から王都の商店街や住宅街へ向かうには小さな雑木林を抜ける必要がある。襲撃されるとしたらそこが一番の狙い目になるので、その前に武装しておいた方がいいだろう。
馬車が停まりノアが顔を覗かせたので2人分の武器を手渡した。
デレクが装備したスウェプト・ヒルトが付けられた優美なレイピアは細身の両刃のもので、手綱を持つために左手は空けている。
ノアはシンプルなヒルトのレイピアと左手用短剣のパリーイング・ダガーを装備した。これは刀身が3本に分かれるようなギミックが仕込まれており、攻撃を受け流すだけでなく絡め取り折ることも可能な武器。
馬車の中にいるライラは透かし彫りを施した豪華なスモールソードとダガーを手にしていつでも馬車から飛び出せるように準備している。ノア達のレイピアよりかなり小ぶりで軽いスモールソードはハーヴィーが内緒でくれた誕生日プレゼントでライラのお気に入り。
「俺はこのまま商店街まで並走します」
ノアが言ったのは貴族の馬車の横や後を随行するランニング・フットマンの事。
本来は馬車が溝や木の根によって転覆することがないように馬車の横を伴走する役割だが今回は敵の早期発見と殲滅を狙っている。
デレクは御者席の右側を陣取り手綱を片手に目を輝かせた。
「せっかく準備したんだ、絶対来いよ! 来なかったらケツを蹴り上げてやるからな」
「デレク⋯⋯来なきゃ蹴れませんからね」
冷静なツッコミを入れたノアが軽く身体をほぐした後、走りはじめた馬車の左を並走した。
(うーん、久しぶりの剣⋯⋯ちょっとワクワクするのは不謹慎かしら)
しっかりと整備された道を普段より少しゆっくりと進んでいくのは走っているノアに配慮していると言うよりも敵に遭遇したいデレクの願望のせいかもしれない。
カーテンの陰から覗くと生い茂った葉の間からキラキラと木漏れ日が差し込み、色付いた葉がハラハラと舞い落ちている。ノアが馬車から少し離れ雑木林に向けてレイピアを構えた。
耳を澄ましていたライラにガタゴトという馬車の揺れる音と『よっしゃぁ~』と喜ぶデレクの声が聞こえて来た。
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