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【前日譚】夜明け前が一番暗い
毒針 ―ロニー・シャウラの希望―
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第27話「ベルンハルトと悪役」の補完
〈毒針〉(死の魔法)が魔王の力と似ている理由について
-----------------------------
ロニー・シャウラは何者でもなかった。
ロニーは子爵の正妻が産み落とした男児ではあったが、不運なことに彼らは双生児として生を受けたのだ。
「兄さんはずるい」
ロニーはずっと、心の中でそう思っていた。
ほんの少しだけ早く生まれただけで、様々な恩恵を自動的に享受することのできる半身が憎かった。
子爵にもなれない。
ずば抜けて頭の出来がいいわけでもない。
特別な美貌を持つでもない。
ないことずくめの自分が嫌で、ずっとなにかを欲していた。
そんな内面の卑屈さは表にも出て。
まだ幼かったロニーは自分を取り繕うということができず、いつも暗く淀んだ顔をしていた。
――エステル様はあんなに快活でいらっしゃるのに。
――エステル様はあんなに社交的で。
エステルを褒め称える言葉の後には必ず、こんな言葉がついて回った。
“それに比べてロニー様は“。
そんなロニーの人生を変えたのは、一人の少年だ。
______________
_______
___
その日。
ロニーとエステルは父に連れられて領主の家を訪れていた。
父の目的は領主――ミルザム伯領を治める、ブルーノ・ミルザム伯爵へ、息子を披露することだった。
ロニーの父、シャウラ子爵はブルーノに絶対の忠誠を誓っている。
望まれれば息子の命さえ差し出すだろうと思えるほどに、献身していた。
(まあ、僕には関係ないけど)
ロニーは、一応呼ばれただけであって、伯爵に挨拶だけして裏庭に放り出されてしまった。後は当主と、次期当主だけで、ということらしい。
ロニーはいつだって兄のスペア。彼に万が一があった時の予備として生かされているにすぎない。
それを気楽だと思う者もいるだろう。
けれどロニーにはどうしてもそう考えることができなかった。
「…………早く帰りたい」
裏庭の隅の木にもたれかかり、ポツリと呟く。
そんなロニーの耳に、背後から微かな足音が聞こえた。陰鬱な気分になる。
(嫌だな、伯爵家の人だったらまたあの堅苦しい挨拶をしないといけないのか)
上品に微笑んで明朗に自分の名前を名乗らなければいけないあの時間が、苦痛でたまらない。
それでも無視をするわけにもいかないので、こっそりと木の陰から顔を出した。
空のような蒼い瞳と、視線が合う。
(――綺麗)
伯爵と同じ色の目だ。
なのに、あの男のものよりも何倍も美しく思えた。
蒼の双眸に魅入られ、言葉をなくすロニーに彼は問いかける。
「――お前は、ロニー・シャウラか」
星の輝きを集めたような金の髪が陽光に照らされて、眩しい。
ロニーは目を細め、頷いた。
「はい。シャウラ子爵家の次男、ロニーと申します」
微笑みは自然と漏れた。
彼の麗容を前にして陶酔に唇を綻ばせられずにいる人間などいやしないだろう、とロニーは思う。
「兄の方は……お父様と話をしているんだったな」
その言葉で、彼が伯爵家の長子、ベルンハルト・ミルザムだと知った。
「ええ。僕は除け者なので、ここで暇を潰すように命じられました」
慣れないおどけた調子で言ってみせると、ベルンハルトは笑った。
「……そうか。オレもだよ。オレも……あの場所には、入れてもらえない」
悲しみが滲んでいて、ロニーと同じように卑屈で。――それなのに、どうしようもなく美しい笑顔だった。
◆
ロニーはベルンハルト・ミルザムのことを調べた。
少し聞き耳を立てれば、容易に情報は集まった。
曰く――ベルンハルトは亡きミルザム伯爵夫人が愛人との間に作った不義の子である。
それ故に伯爵は彼のことを酷く嫌悪しており、彼以外の後継者を擁立しようとしている。
その第一候補が――エステルだとも聞いた。
本来なら、長子であるエステルではなく、ロニーが養子に出されるのが道理であろう。
けれど、ロニーではいけないと、ロニーは要らないと、そう彼らは判断したのだ。
「兄さんが……伯爵だって? 領主だって?」
感情任せに拳を振り上げ、枕を殴りつける。ロニーの心に湧き上がったのは、怒りだった。
快活だ、社交的だなどと持て囃されてはいるが、それは単にエステル・シャウラが長男だからだ。
「僕よりも馬鹿で、僕と同じ顔で――!!」
――彼ほど、美しくはないのに。
「はぁ……は、ぁ……」
破れた布地から、羽毛が舞い上がる。
――オレもだよ。
その白い羽に、天使の姿をした少年を思い出した。
「ははっ……はは、そう、そうだよ……」
ロニーは笑った。
エステルのように朗らかに、明るく笑った。
(僕が、伯爵になろう)
あの美しい少年にも与えられない物を、兄如きが受け取っていいはずがない。
「それに……」
あの少年は伯爵になれずとも、他の全てを持っているのだ。
「ひとつぐらい……僕にくれたっていいじゃないか」
◆◆◆
その日からロニーは仮面を被った。
エステルのように明るく、ベルンハルトのように高潔に見えるように振る舞うことを覚えた。
そうすると、面白いほど容易く周囲も変わった。
エステルよりもロニーの方が聡明なことに――利用価値があることに、ようやく皆が気がついたのだ。
ロニーは喝采をあげた。
「……おまえ、変な顔で笑うようになったな」
兄の言葉など、ロニーの耳にはもう届かない。
◆◆◆
ロニーは十二歳になった頃――一般的に、能力の発現が近いとされる歳の数年前から、魔法の研究に熱を入れるようになった。
もし仮に自分にスキルが宿らなかったとしても、不要品として切り捨てられることがないようにだ。
――スキルは、神から賜るのだという。
ならば、ロニーに与えられない可能性は高い。
与えられないのならば、自分で勝ち取るしかない。そう考え本を読み漁ったロニーは神とは真逆の存在――魔王の伝承へと行き着いた。
◆
――魔王。
その存在を御伽話だと、人々は馬鹿にする。
けれど――嗚呼!
「ははっ……僕は、魔王の力を手に入れたんだ……!」
ロニーは編み出した。
御伽話の魔王の力を、いやそれよりももっと強力な魔法を。
「――〈毒針〉」
何者でもなかった、なにも与えられなかったロニーにとっての初めての贈り物。
「この力で、僕は全てを手に入れる」
伯爵の名。領主の権限。ありとあらゆる地位と名誉――その全てが、もうすぐロニーの手中だった。
___
_______
______________
「――改めてよろしくお願いします。お義兄様」
差し出した手を見つめる彼の青い顔に、ロニーはいつかと同じようには笑えなかった。
きっと、エステルが、実の兄が言ったように歪な笑顔だったのだろう。
ロニー・ミルザムは。
自分が本当はなにを欲していたのかをわかっていて。それでも、もう――後戻りするすべをなくしていた。
〈毒針〉(死の魔法)が魔王の力と似ている理由について
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ロニー・シャウラは何者でもなかった。
ロニーは子爵の正妻が産み落とした男児ではあったが、不運なことに彼らは双生児として生を受けたのだ。
「兄さんはずるい」
ロニーはずっと、心の中でそう思っていた。
ほんの少しだけ早く生まれただけで、様々な恩恵を自動的に享受することのできる半身が憎かった。
子爵にもなれない。
ずば抜けて頭の出来がいいわけでもない。
特別な美貌を持つでもない。
ないことずくめの自分が嫌で、ずっとなにかを欲していた。
そんな内面の卑屈さは表にも出て。
まだ幼かったロニーは自分を取り繕うということができず、いつも暗く淀んだ顔をしていた。
――エステル様はあんなに快活でいらっしゃるのに。
――エステル様はあんなに社交的で。
エステルを褒め称える言葉の後には必ず、こんな言葉がついて回った。
“それに比べてロニー様は“。
そんなロニーの人生を変えたのは、一人の少年だ。
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ロニーとエステルは父に連れられて領主の家を訪れていた。
父の目的は領主――ミルザム伯領を治める、ブルーノ・ミルザム伯爵へ、息子を披露することだった。
ロニーの父、シャウラ子爵はブルーノに絶対の忠誠を誓っている。
望まれれば息子の命さえ差し出すだろうと思えるほどに、献身していた。
(まあ、僕には関係ないけど)
ロニーは、一応呼ばれただけであって、伯爵に挨拶だけして裏庭に放り出されてしまった。後は当主と、次期当主だけで、ということらしい。
ロニーはいつだって兄のスペア。彼に万が一があった時の予備として生かされているにすぎない。
それを気楽だと思う者もいるだろう。
けれどロニーにはどうしてもそう考えることができなかった。
「…………早く帰りたい」
裏庭の隅の木にもたれかかり、ポツリと呟く。
そんなロニーの耳に、背後から微かな足音が聞こえた。陰鬱な気分になる。
(嫌だな、伯爵家の人だったらまたあの堅苦しい挨拶をしないといけないのか)
上品に微笑んで明朗に自分の名前を名乗らなければいけないあの時間が、苦痛でたまらない。
それでも無視をするわけにもいかないので、こっそりと木の陰から顔を出した。
空のような蒼い瞳と、視線が合う。
(――綺麗)
伯爵と同じ色の目だ。
なのに、あの男のものよりも何倍も美しく思えた。
蒼の双眸に魅入られ、言葉をなくすロニーに彼は問いかける。
「――お前は、ロニー・シャウラか」
星の輝きを集めたような金の髪が陽光に照らされて、眩しい。
ロニーは目を細め、頷いた。
「はい。シャウラ子爵家の次男、ロニーと申します」
微笑みは自然と漏れた。
彼の麗容を前にして陶酔に唇を綻ばせられずにいる人間などいやしないだろう、とロニーは思う。
「兄の方は……お父様と話をしているんだったな」
その言葉で、彼が伯爵家の長子、ベルンハルト・ミルザムだと知った。
「ええ。僕は除け者なので、ここで暇を潰すように命じられました」
慣れないおどけた調子で言ってみせると、ベルンハルトは笑った。
「……そうか。オレもだよ。オレも……あの場所には、入れてもらえない」
悲しみが滲んでいて、ロニーと同じように卑屈で。――それなのに、どうしようもなく美しい笑顔だった。
◆
ロニーはベルンハルト・ミルザムのことを調べた。
少し聞き耳を立てれば、容易に情報は集まった。
曰く――ベルンハルトは亡きミルザム伯爵夫人が愛人との間に作った不義の子である。
それ故に伯爵は彼のことを酷く嫌悪しており、彼以外の後継者を擁立しようとしている。
その第一候補が――エステルだとも聞いた。
本来なら、長子であるエステルではなく、ロニーが養子に出されるのが道理であろう。
けれど、ロニーではいけないと、ロニーは要らないと、そう彼らは判断したのだ。
「兄さんが……伯爵だって? 領主だって?」
感情任せに拳を振り上げ、枕を殴りつける。ロニーの心に湧き上がったのは、怒りだった。
快活だ、社交的だなどと持て囃されてはいるが、それは単にエステル・シャウラが長男だからだ。
「僕よりも馬鹿で、僕と同じ顔で――!!」
――彼ほど、美しくはないのに。
「はぁ……は、ぁ……」
破れた布地から、羽毛が舞い上がる。
――オレもだよ。
その白い羽に、天使の姿をした少年を思い出した。
「ははっ……はは、そう、そうだよ……」
ロニーは笑った。
エステルのように朗らかに、明るく笑った。
(僕が、伯爵になろう)
あの美しい少年にも与えられない物を、兄如きが受け取っていいはずがない。
「それに……」
あの少年は伯爵になれずとも、他の全てを持っているのだ。
「ひとつぐらい……僕にくれたっていいじゃないか」
◆◆◆
その日からロニーは仮面を被った。
エステルのように明るく、ベルンハルトのように高潔に見えるように振る舞うことを覚えた。
そうすると、面白いほど容易く周囲も変わった。
エステルよりもロニーの方が聡明なことに――利用価値があることに、ようやく皆が気がついたのだ。
ロニーは喝采をあげた。
「……おまえ、変な顔で笑うようになったな」
兄の言葉など、ロニーの耳にはもう届かない。
◆◆◆
ロニーは十二歳になった頃――一般的に、能力の発現が近いとされる歳の数年前から、魔法の研究に熱を入れるようになった。
もし仮に自分にスキルが宿らなかったとしても、不要品として切り捨てられることがないようにだ。
――スキルは、神から賜るのだという。
ならば、ロニーに与えられない可能性は高い。
与えられないのならば、自分で勝ち取るしかない。そう考え本を読み漁ったロニーは神とは真逆の存在――魔王の伝承へと行き着いた。
◆
――魔王。
その存在を御伽話だと、人々は馬鹿にする。
けれど――嗚呼!
「ははっ……僕は、魔王の力を手に入れたんだ……!」
ロニーは編み出した。
御伽話の魔王の力を、いやそれよりももっと強力な魔法を。
「――〈毒針〉」
何者でもなかった、なにも与えられなかったロニーにとっての初めての贈り物。
「この力で、僕は全てを手に入れる」
伯爵の名。領主の権限。ありとあらゆる地位と名誉――その全てが、もうすぐロニーの手中だった。
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「――改めてよろしくお願いします。お義兄様」
差し出した手を見つめる彼の青い顔に、ロニーはいつかと同じようには笑えなかった。
きっと、エステルが、実の兄が言ったように歪な笑顔だったのだろう。
ロニー・ミルザムは。
自分が本当はなにを欲していたのかをわかっていて。それでも、もう――後戻りするすべをなくしていた。
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