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〈フレデリック/しろさん編〉
第八話 5
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『ブリーチが、それを見てふっと笑いをうかべていた。
なぜだか、どことなくさびしげな笑い方に見えた。』
**************************************
「おい、それホントかよ! 気づかなかったあ」
ブリーチはあわててトリケラトプスの背中からどいてやった。
それから、自分でのしたばかりの相手の胴体に手をやって、
立ち上がるのを手助けしてやっていた。
「なんか、またまたごめんな。
たしか散歩の途中だっただろ? でも、そろそろご飯の時間かな?
オレたちさ、子どもたちと会ったんだ。みんな心配してたぜ」
トリケラトプスは、もともと我慢づよい性格なのか、
痛めつけられても機嫌をそこねたわけでもなく、体もぴんぴんしていた。
――あとでレンに聞いた話だが、ブリーチたちは空から水辺に墜落したとき、
岸で三匹のトリケラトプスの子どもたちと再会していたようだ。
そろいもそろって近くの崖から飛び降りてきたものだから、
そうとうおどろいたという。だが、それだけ三匹はパニックにおちいっていたのだ。
おそらく、一度だけ親とふれあったドラギィたちに、助けをもとめにきたのだ。
そうとは知らないブリーチたちは、
親がどこにも見当たらないのを不審に思い、親の身になにかがあったのだと推測。
急いでこのことをわしらに報告しようと飛んだが、三匹を置いてきてしまった。
だがその途中で、ジャングルの方にまばゆい光が発生するのを目撃したため、
確認のために降下してみたら、わしとフリーナのにおいをかぎつけたのだ。
それで、この場所にわしらがいることを突き止めたのだった。
それと、フレディの水で覆面がすぐに取れたのは、
吸着機能につかわれている素材が水に弱かったため。
しかしフレディ自身も、ニオイで覆面の弱点に見当をつけていたようだ。
覆面から、レンが部屋でよく使う接着剤とよくにたニオイがしたのだ。
それに、まちがって体についてしまった接着剤は、
水につけるととけて流れ落ちると、レンから教わっていたようだ。
つまり、わしが教えなくても覆面はすぐにはがせたわけだ。
「おもろない!」
岩の上から事の次第を見ていたルドルフが、地団太をふんでさけんでいた。
「ぜんっぜん、おもろないわ! 今回も大敗北かいな!
今回はビオラ博士とナンボも策を立てて、待ちかまえとったっちゅうのに」
「まだまだ、ツメが甘かったみたいですわね」ビオラ博士も不機嫌だった。
「しかし、こんなことではあきらめませんわよ、フレデリック博士。
次こそはかならず、三匹まとめてつかまえてご覧に入れますわ。
そして、あなたも――人間に変身できる珍生物の一種として、
きっとルドルフ様のコレクションのひとつになってもらいますわよ」
「勝手にしてくれてかまわんがのう!」わしは両手をメガホンにして言った。
「この辺に転がってる子分たちを、ちゃんと連れて帰るんじゃぞ!」
「心配無用や! そいつらは、自分で表世界に帰ってこられる。
なんちゅうても、ワイらには異界穴を通れる装置があるさかいなぁ!」
ルドルフとビオラ博士は、
それぞれ片腕につけていたリングを宙にかかげて、例のキーワードをとなえた。
「「ネコンド、ネンドローン! ニャーオ!」」
二匹の体が、粘土のようにグニャリと薄気味わるくゆがんだ。
そして、跳んでははずむミミズのような細長い軟体となって、
あっという間にジャングルの奥へと姿を消してしまったのだった。
「あっさりといなくなるんだな、あいつら」
フレディがあっけにとられながら言った。
「フラップのやつも言うだろうけどさ」ブリーチがふとつぶやいた。
「小さい動物につけねらわれるだけなら、ぜんぜん怖くないよな」
*
とりあえず、一件落着と見たわしらは、
解放したトリケラトプスとともにジャングルの外へむかっていた。
そのあいだ、わしはフレディの背に、レンはブリーチの背に乗っていた。
フリーナはもう大きくなれないので、レンの腕の中でじっとしていた。
レンは、本物みたいな恐竜の背中に乗れないことを、残念がっていた。
いくらドラギィに乗りなれているとはいえ、恐竜の乗り心地はまるで違うだろう。
ゴツゴツとしつつ、温かみのある恐竜の表皮は、なんともいえない感触がある。
さながら、ゆるぎない大地そのものにまたがるような気分になれるはずだ。
「まあ、鞍も何もないあの背中は、人間が乗るにはちと都合があわないしのう」
ここだけの話、わしは以前、
別の世界で恐竜によくにた生物の背に乗ったことがある。
その生物は、その世界に住む人間によく飼いならされていて、
背中には人間が乗りやすいようにちゃんと鞍がそなわっていたのだ。
あの感触がなつかしい。今日のような大冒険の日々を謳歌したものだ。
「それにしても」ブリーチがわしを見て、ふと口をひらく。
「あんたがそんなすがたを隠してたなんて思わなかったぜ。
あの白いネズミが人間になるなんてな~。人間界って、やっぱり面白い」
「しかも、そこそこ強いときた」わしはにんまりした。
「じゃが、修行の相手にするのだけは勘弁してくれよ。
こう見えて、わし本当は、荒っぽいのは好きではないんじゃから」
「ワゥ! なんだソレ、張り合いないなあ。――まあいいや。
でも、時どきでいいから相撲勝負くらいはさせてくれよ。
根拠なんてないけどオレたち、いい友達になれそうだしさ!」
ジャングルを出ても、まだ上空はあいにくのくもり空だった。
まだゴロゴロと雷もなっていたし、ここには避雷針もないから、
もしも雷にうたれたらひとたまりもないだろう――フリーナはべつとして。
「見て、なにか走ってくる!」
レンが草原のむこうを指さした。
小さな茶色い影が三つ、こちらにむかって全速力でやってくる。
――トリケラトプスの子どもたちだ。
なんと、親を心配してわざわざ探しに来たのだ。こんなことがあるだろうか?
わしはブリーチの背中から降りると、
彼らの親の顔のすぐそばまで近づき、ほほのあたりをポンとたたいた。
「ほれ、わが子たちのお迎えじゃ。たくましい子たちじゃのう。
こんなところまで走って追いかけてきて」
トリケラトプスの親子は、無事に再会をはたすことができた。
親の顔のそばに群がって嬉しそうに跳ねる、三匹の子どもたち。
表情には現れないが、こうしてみると、みんな本当に嬉しそうに見えてくる。
「よかった、ぐすん――本当によかったな。ワゥゥ~」
「フレディはホントしょうがないな~」
フレディがたちまち泣き出してしまったので、
レンはフレディの背中から降りるしかなかった。
「アォン。アタシたち、よく分かんないケド、イイコトしたんだよネ?」
フリーナがふわっとうかびあがって、
フレディのほほに自分の体をこすりつけるような動きをした。
ブリーチが、それを見てふっと笑いをうかべていた。
なぜだか、どことなくさびしげな笑い方に見えた。
トリケラトプスの親子が、草原のむこうへ去っていくのを、
わしらは静かに手をふりながら見送った。
「――あのさ」
しばらくして、ブリーチが口をひらいた。
「フレディお前、さっきオレに何を言いかけたんだよ?」
墜落した水辺でさえぎられた、フレディの最後のセリフのことだった。
「え? あ、あれかい?」フレディがどぎまぎした。
「いや、その……なんていうか、あれだ。
もしキミが、消えてなくなってしまうのが怖いというなら、
ぼくが、あっいや――ぼくらが、まあ、むしろ力になるべきだよなって。
ほら、曲がりなりにもぼくら、その――親しくなったわけだし」
「くぅ~ん、お前ェ……」
ブリーチがすこし涙ぐんだ、その時だ。
「ねえねえ、見てあれ!」
フリーナが遠くを指さした。ちょうど、異界穴がある方角だ。
視界の先に見えるジャングルの中から、
いま、三頭の小型恐竜がかけ足で飛び出してきたのが見えた。
パキケファロサウルスだ。ドーム状になった頭骨が特徴の草食恐竜である。
その三頭の背中に、それぞれ小さな人間たちがしがみついている。
わしもまさかとは思ったが、どうみても見覚えのある服装の三人だった。
ユカと、ジュンと、タクではないか!
「なんであの三人が――」
ここにいるのかと、レンが言おうとした時だ。
彼らが飛び出してきた木々のあいだから、
ものすごい勢いで追ってきたものを見て、わしらはたまげた。
ドォ―――ン!
ジャングルの木々をやぶって、草原に飛び出してきたのは、
強じんな大あごに、大木のような長いしっぽ、巨大なかぎ爪のような形状の両脚。
恐るべき速さで獲物を追い、確実に捕食する恐竜世界の暴君――
ティラノサウルスだった! 背中を血のように真っ赤にそめた――
なぜだか、どことなくさびしげな笑い方に見えた。』
**************************************
「おい、それホントかよ! 気づかなかったあ」
ブリーチはあわててトリケラトプスの背中からどいてやった。
それから、自分でのしたばかりの相手の胴体に手をやって、
立ち上がるのを手助けしてやっていた。
「なんか、またまたごめんな。
たしか散歩の途中だっただろ? でも、そろそろご飯の時間かな?
オレたちさ、子どもたちと会ったんだ。みんな心配してたぜ」
トリケラトプスは、もともと我慢づよい性格なのか、
痛めつけられても機嫌をそこねたわけでもなく、体もぴんぴんしていた。
――あとでレンに聞いた話だが、ブリーチたちは空から水辺に墜落したとき、
岸で三匹のトリケラトプスの子どもたちと再会していたようだ。
そろいもそろって近くの崖から飛び降りてきたものだから、
そうとうおどろいたという。だが、それだけ三匹はパニックにおちいっていたのだ。
おそらく、一度だけ親とふれあったドラギィたちに、助けをもとめにきたのだ。
そうとは知らないブリーチたちは、
親がどこにも見当たらないのを不審に思い、親の身になにかがあったのだと推測。
急いでこのことをわしらに報告しようと飛んだが、三匹を置いてきてしまった。
だがその途中で、ジャングルの方にまばゆい光が発生するのを目撃したため、
確認のために降下してみたら、わしとフリーナのにおいをかぎつけたのだ。
それで、この場所にわしらがいることを突き止めたのだった。
それと、フレディの水で覆面がすぐに取れたのは、
吸着機能につかわれている素材が水に弱かったため。
しかしフレディ自身も、ニオイで覆面の弱点に見当をつけていたようだ。
覆面から、レンが部屋でよく使う接着剤とよくにたニオイがしたのだ。
それに、まちがって体についてしまった接着剤は、
水につけるととけて流れ落ちると、レンから教わっていたようだ。
つまり、わしが教えなくても覆面はすぐにはがせたわけだ。
「おもろない!」
岩の上から事の次第を見ていたルドルフが、地団太をふんでさけんでいた。
「ぜんっぜん、おもろないわ! 今回も大敗北かいな!
今回はビオラ博士とナンボも策を立てて、待ちかまえとったっちゅうのに」
「まだまだ、ツメが甘かったみたいですわね」ビオラ博士も不機嫌だった。
「しかし、こんなことではあきらめませんわよ、フレデリック博士。
次こそはかならず、三匹まとめてつかまえてご覧に入れますわ。
そして、あなたも――人間に変身できる珍生物の一種として、
きっとルドルフ様のコレクションのひとつになってもらいますわよ」
「勝手にしてくれてかまわんがのう!」わしは両手をメガホンにして言った。
「この辺に転がってる子分たちを、ちゃんと連れて帰るんじゃぞ!」
「心配無用や! そいつらは、自分で表世界に帰ってこられる。
なんちゅうても、ワイらには異界穴を通れる装置があるさかいなぁ!」
ルドルフとビオラ博士は、
それぞれ片腕につけていたリングを宙にかかげて、例のキーワードをとなえた。
「「ネコンド、ネンドローン! ニャーオ!」」
二匹の体が、粘土のようにグニャリと薄気味わるくゆがんだ。
そして、跳んでははずむミミズのような細長い軟体となって、
あっという間にジャングルの奥へと姿を消してしまったのだった。
「あっさりといなくなるんだな、あいつら」
フレディがあっけにとられながら言った。
「フラップのやつも言うだろうけどさ」ブリーチがふとつぶやいた。
「小さい動物につけねらわれるだけなら、ぜんぜん怖くないよな」
*
とりあえず、一件落着と見たわしらは、
解放したトリケラトプスとともにジャングルの外へむかっていた。
そのあいだ、わしはフレディの背に、レンはブリーチの背に乗っていた。
フリーナはもう大きくなれないので、レンの腕の中でじっとしていた。
レンは、本物みたいな恐竜の背中に乗れないことを、残念がっていた。
いくらドラギィに乗りなれているとはいえ、恐竜の乗り心地はまるで違うだろう。
ゴツゴツとしつつ、温かみのある恐竜の表皮は、なんともいえない感触がある。
さながら、ゆるぎない大地そのものにまたがるような気分になれるはずだ。
「まあ、鞍も何もないあの背中は、人間が乗るにはちと都合があわないしのう」
ここだけの話、わしは以前、
別の世界で恐竜によくにた生物の背に乗ったことがある。
その生物は、その世界に住む人間によく飼いならされていて、
背中には人間が乗りやすいようにちゃんと鞍がそなわっていたのだ。
あの感触がなつかしい。今日のような大冒険の日々を謳歌したものだ。
「それにしても」ブリーチがわしを見て、ふと口をひらく。
「あんたがそんなすがたを隠してたなんて思わなかったぜ。
あの白いネズミが人間になるなんてな~。人間界って、やっぱり面白い」
「しかも、そこそこ強いときた」わしはにんまりした。
「じゃが、修行の相手にするのだけは勘弁してくれよ。
こう見えて、わし本当は、荒っぽいのは好きではないんじゃから」
「ワゥ! なんだソレ、張り合いないなあ。――まあいいや。
でも、時どきでいいから相撲勝負くらいはさせてくれよ。
根拠なんてないけどオレたち、いい友達になれそうだしさ!」
ジャングルを出ても、まだ上空はあいにくのくもり空だった。
まだゴロゴロと雷もなっていたし、ここには避雷針もないから、
もしも雷にうたれたらひとたまりもないだろう――フリーナはべつとして。
「見て、なにか走ってくる!」
レンが草原のむこうを指さした。
小さな茶色い影が三つ、こちらにむかって全速力でやってくる。
――トリケラトプスの子どもたちだ。
なんと、親を心配してわざわざ探しに来たのだ。こんなことがあるだろうか?
わしはブリーチの背中から降りると、
彼らの親の顔のすぐそばまで近づき、ほほのあたりをポンとたたいた。
「ほれ、わが子たちのお迎えじゃ。たくましい子たちじゃのう。
こんなところまで走って追いかけてきて」
トリケラトプスの親子は、無事に再会をはたすことができた。
親の顔のそばに群がって嬉しそうに跳ねる、三匹の子どもたち。
表情には現れないが、こうしてみると、みんな本当に嬉しそうに見えてくる。
「よかった、ぐすん――本当によかったな。ワゥゥ~」
「フレディはホントしょうがないな~」
フレディがたちまち泣き出してしまったので、
レンはフレディの背中から降りるしかなかった。
「アォン。アタシたち、よく分かんないケド、イイコトしたんだよネ?」
フリーナがふわっとうかびあがって、
フレディのほほに自分の体をこすりつけるような動きをした。
ブリーチが、それを見てふっと笑いをうかべていた。
なぜだか、どことなくさびしげな笑い方に見えた。
トリケラトプスの親子が、草原のむこうへ去っていくのを、
わしらは静かに手をふりながら見送った。
「――あのさ」
しばらくして、ブリーチが口をひらいた。
「フレディお前、さっきオレに何を言いかけたんだよ?」
墜落した水辺でさえぎられた、フレディの最後のセリフのことだった。
「え? あ、あれかい?」フレディがどぎまぎした。
「いや、その……なんていうか、あれだ。
もしキミが、消えてなくなってしまうのが怖いというなら、
ぼくが、あっいや――ぼくらが、まあ、むしろ力になるべきだよなって。
ほら、曲がりなりにもぼくら、その――親しくなったわけだし」
「くぅ~ん、お前ェ……」
ブリーチがすこし涙ぐんだ、その時だ。
「ねえねえ、見てあれ!」
フリーナが遠くを指さした。ちょうど、異界穴がある方角だ。
視界の先に見えるジャングルの中から、
いま、三頭の小型恐竜がかけ足で飛び出してきたのが見えた。
パキケファロサウルスだ。ドーム状になった頭骨が特徴の草食恐竜である。
その三頭の背中に、それぞれ小さな人間たちがしがみついている。
わしもまさかとは思ったが、どうみても見覚えのある服装の三人だった。
ユカと、ジュンと、タクではないか!
「なんであの三人が――」
ここにいるのかと、レンが言おうとした時だ。
彼らが飛び出してきた木々のあいだから、
ものすごい勢いで追ってきたものを見て、わしらはたまげた。
ドォ―――ン!
ジャングルの木々をやぶって、草原に飛び出してきたのは、
強じんな大あごに、大木のような長いしっぽ、巨大なかぎ爪のような形状の両脚。
恐るべき速さで獲物を追い、確実に捕食する恐竜世界の暴君――
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