26 / 41
26
しおりを挟む
何かあったのだろうかと不思議に思っているとその時、フィリップが庭にやって来てアリエルに声をかけた。
「アリエル、ちょっと私の書斎に来なさい」
「今すぐですの?」
「そうだ」
そう答えると、フィリップはアリエルのドレスに目を止めアンナに言った。
「もう少し、こう、まともなドレスはないのか?」
そんなにもみすぼらしい格好だろうか? そう思いながらアリエルは自分のドレスを見下ろした。するとアンナが慌てて立ち上がった。
「わかりました旦那様。すぐに支度をいたします」
「うん。アンナ、悪いが早めに頼む」
フィリップはそう言って微笑むと、書斎に戻っていった。
「お嬢様、すぐにお部屋に戻りましょう」
アンナに促され、屋敷内に入ると部屋に戻ったはずのアラベルがアリエルを待ち構えていた。
「アリエルお姉様、私はそのドレスおかしくなんかないと思いますわ。それどころかとてもお似合いだと思ってます。だから自信を持ってくださいね。それにしても、アリエルお姉様と私はお顔が一緒ですのに似合うドレスが違うだなんて不思議ですわね」
アリエルは内心腹を立てながらもそれをぐっとこらえて答える。
「そう。それはどうも」
するとアラベルは微笑むと言った。
「それにしても、お父様がアリエルお姉様を改めて書斎に呼ぶなんて一体なんでしょう? 盗難の件でまだアリエルお姉様にお話がないなら、その件かもしれませんわね」
それを言うためにここに残っていたのだと気づいたアリエルは、これ以上話せば悪態をついてしまいそうだったので、適当に返事を返すと急いで自室に戻った。
自室に戻ると何人かのメイドたちがすでにアリエルを着替えさせるためにスタンバイしていた。
大袈裟だと思ったが、アリエルは抵抗することなくドレスを着替えた。
「アンナ、ここまでする必要が?」
「もちろんです。旦那様が着替えろと言うからには絶対に理由がありますから」
アリエルは支度が整うと、アンナに急かされ急いでフィリップの書斎へ向かった。
何を言われるのかと緊張しながらフィリップの書斎へ入ると、部屋の中央にはフィリップではない誰かが立っていた。
客人だと気付いたアリエルは、フィリップの姿を探した。するとその立っていた人物が振り向きながら言った。
「アリエル、久しぶりだね。ルーモイで会って以来かな?」
「殿下?!」
アリエルは慌ててカーテシーをした。エルヴェは軽く手をあげた。
「お忍びだ、かまわない。楽にしてくれ」
アリエルは顔を上げると質問する。
「殿下、今日はどのようなご用件で? あの、父を呼びましょうか?」
「いや、フィリップに君と二人きりにしてほしいと頼んだのは私だ。今日は君に会いに来たんだ」
そう言うと、ソファに座るよう促した。アリエルは一瞬躊躇したがエルヴェに従って座ることにした。エルヴェはその隣に座るとアリエルの手を握った。
「君は私から逃げてしまうからね」
そう言って微笑んだ。アリエルは苦笑しながら質問した。
「今日は一体どのようなご用件でいらせられたのでしょうか?」
「君に会いたかった。言っただろう? 私はいつでも君と一緒にいたいんだ」
「あの……、はい」
アリエルが戸惑いながらそう答えると、エルヴェは満足したように微笑みそんなアリエルを見つめて言った。
「うん。それで本当は、今日ここに訪ねてくるつもりではなかったんだ。君を正面から誘っても逃げてしまうだろう? だから、ヴィルヘルムに協力してもらって君を誘いだしてもらうことにしていた」
アリエルは首をかしげた。
「今日ハイライン公爵令息に誘われたのは、アラベルですわ。私ではありません」
するとエルヴェはため息をついた。
「いや、間違いなく君を誘う手紙を書いたはずだ。ただその手紙を先に見つけたのがアラベルだったということだ」
アリエルは驚いてエルヴェに訊いた。
「まさか……、ではあの子私宛の手紙を勝手に開封して見たということですの?」
「そうだ。しかも約束の場に現れたアラベルは『ヴィルヘルム様をアリエルお姉様から守りたい』と言ったそうだ。だがヴィルヘルムも馬鹿ではない、そんな嘘にはだまされない」
アリエルはアラベルはどこまで卑劣なのだろうと眩暈がした。
「ですがハイライン公爵令息から私を誘って、どうやって殿下が関わる予定だったのですか?」
その質問にエルヴェは、少し躊躇したのちに答えた。
「姑息な手段かもしれないが、偶然を装って合流し二人きりにしてもらう予定だった」
その作戦を聞いて、アリエルはエルヴェがそこまでするのかと少し驚いた。
「そ、そうでしたの」
「うん、すまない」
「いえ、私が頑なに避けて逃げていたのがいけなかったのです」
「いや、君が私を避ける気持ちはわかる。君は悪くない。だがそれでも私は君に会いたくて……話をしたくて……いや、まぁ、そういうことだ」
「は、はい……」
お互いになんとなく気まずくなり、しばらく沈黙が続いた。
エルヴェは大きく咳払いをして口を開いた。
「それでアラベルのことなんだが、アラベルは君が相手を手玉に取る悪女で、ヴィルヘルムが毒牙にかかる前に話しに来たとも」
「そんな! 私そんなこと……」
そこでエルヴェはアリエルを制した。
「大丈夫、私は君がそんな女性でないことはよく知っている。それにヴィルヘルムもアラベルのことを信用していない。ヴィルヘルムは君が来ないならとアラベルを追い返した。私は彼からその報告を受けて、ならば君が屋敷にいるのではないかと思いお忍びで訪ね、フィリップに君に会わせてほしいと頼みこんだわけだ」
そう言うと、アリエルを熱のこもった眼差しで見つめた。アリエルは慌てて目を逸らす。
「本当に君は……」
エルヴェは大きくゆっくり息を吐いた。
「私はこのまま君を連れて帰り、王宮の中に閉じ込めてしまいたい欲求と戦っている。だが、君にそんな酷いことをして、信用をなくすわけにはいかない」
「で、殿下、今なんと? 冗談が過ぎますわ」
アリエルは思わずエルヴェを見つめた。
「冗談だと思うか? 私は本気なんだが」
「殿下がそんなことなさるはずがありません」
エルヴェは苦笑した。
「私はそんなに聖人ではない。君のこととなると尚更だ。ときどき理性が飛びそうになる。だが、これ以上君を傷つける訳にはいかないからね、これでもだいぶこらえているんだ」
そう言うとエルヴェはじっとアリエルを見つめる。
「殿下、あの……」
アリエルが返答に困っていると、エルヴェはアリエルの顔を覗き込む。
「わかっている。君は私を信じきれないのだろう? だが、私にもう一度チャンスを与えてくれないか?」
エルヴェはそう言うと真剣な眼差しでアリエルを見つめ、アリエルはその瞳を見つめ返した。
そして、山小屋で命を張って守ってくれたことやこれまでの態度を思い出し、今のエルヴェなら信じられるような気がした。
「わかりました」
「そうか、ありがとう。本当にありがとう」
エルヴェはそう言うと切なそうな顔をしたあと、微笑んだ。
アリエルはエルヴェにたまに二人きりで会うことを約束させられた。そのかわりアリエルはそれをアラベルに知られないようにするのを条件に出し、エルヴェはそれを快く了承した。
相変わらずオパールには毎日のようにお茶に誘われていたのだが、その時にエルヴェやヴィルヘルムが一緒に過ごすことも増え、近頃ほとんど毎日のようにエルヴェと会っている状況となっていた。
出かける前にアンナがドレスを何着か並べアリエルに尋ねる。
「今日はどのドレスになさいますか?」
アリエルはエルヴェと会うようになってから、失礼のないように身だしなみにだいぶ気を遣うようになった。
「アリエル、ちょっと私の書斎に来なさい」
「今すぐですの?」
「そうだ」
そう答えると、フィリップはアリエルのドレスに目を止めアンナに言った。
「もう少し、こう、まともなドレスはないのか?」
そんなにもみすぼらしい格好だろうか? そう思いながらアリエルは自分のドレスを見下ろした。するとアンナが慌てて立ち上がった。
「わかりました旦那様。すぐに支度をいたします」
「うん。アンナ、悪いが早めに頼む」
フィリップはそう言って微笑むと、書斎に戻っていった。
「お嬢様、すぐにお部屋に戻りましょう」
アンナに促され、屋敷内に入ると部屋に戻ったはずのアラベルがアリエルを待ち構えていた。
「アリエルお姉様、私はそのドレスおかしくなんかないと思いますわ。それどころかとてもお似合いだと思ってます。だから自信を持ってくださいね。それにしても、アリエルお姉様と私はお顔が一緒ですのに似合うドレスが違うだなんて不思議ですわね」
アリエルは内心腹を立てながらもそれをぐっとこらえて答える。
「そう。それはどうも」
するとアラベルは微笑むと言った。
「それにしても、お父様がアリエルお姉様を改めて書斎に呼ぶなんて一体なんでしょう? 盗難の件でまだアリエルお姉様にお話がないなら、その件かもしれませんわね」
それを言うためにここに残っていたのだと気づいたアリエルは、これ以上話せば悪態をついてしまいそうだったので、適当に返事を返すと急いで自室に戻った。
自室に戻ると何人かのメイドたちがすでにアリエルを着替えさせるためにスタンバイしていた。
大袈裟だと思ったが、アリエルは抵抗することなくドレスを着替えた。
「アンナ、ここまでする必要が?」
「もちろんです。旦那様が着替えろと言うからには絶対に理由がありますから」
アリエルは支度が整うと、アンナに急かされ急いでフィリップの書斎へ向かった。
何を言われるのかと緊張しながらフィリップの書斎へ入ると、部屋の中央にはフィリップではない誰かが立っていた。
客人だと気付いたアリエルは、フィリップの姿を探した。するとその立っていた人物が振り向きながら言った。
「アリエル、久しぶりだね。ルーモイで会って以来かな?」
「殿下?!」
アリエルは慌ててカーテシーをした。エルヴェは軽く手をあげた。
「お忍びだ、かまわない。楽にしてくれ」
アリエルは顔を上げると質問する。
「殿下、今日はどのようなご用件で? あの、父を呼びましょうか?」
「いや、フィリップに君と二人きりにしてほしいと頼んだのは私だ。今日は君に会いに来たんだ」
そう言うと、ソファに座るよう促した。アリエルは一瞬躊躇したがエルヴェに従って座ることにした。エルヴェはその隣に座るとアリエルの手を握った。
「君は私から逃げてしまうからね」
そう言って微笑んだ。アリエルは苦笑しながら質問した。
「今日は一体どのようなご用件でいらせられたのでしょうか?」
「君に会いたかった。言っただろう? 私はいつでも君と一緒にいたいんだ」
「あの……、はい」
アリエルが戸惑いながらそう答えると、エルヴェは満足したように微笑みそんなアリエルを見つめて言った。
「うん。それで本当は、今日ここに訪ねてくるつもりではなかったんだ。君を正面から誘っても逃げてしまうだろう? だから、ヴィルヘルムに協力してもらって君を誘いだしてもらうことにしていた」
アリエルは首をかしげた。
「今日ハイライン公爵令息に誘われたのは、アラベルですわ。私ではありません」
するとエルヴェはため息をついた。
「いや、間違いなく君を誘う手紙を書いたはずだ。ただその手紙を先に見つけたのがアラベルだったということだ」
アリエルは驚いてエルヴェに訊いた。
「まさか……、ではあの子私宛の手紙を勝手に開封して見たということですの?」
「そうだ。しかも約束の場に現れたアラベルは『ヴィルヘルム様をアリエルお姉様から守りたい』と言ったそうだ。だがヴィルヘルムも馬鹿ではない、そんな嘘にはだまされない」
アリエルはアラベルはどこまで卑劣なのだろうと眩暈がした。
「ですがハイライン公爵令息から私を誘って、どうやって殿下が関わる予定だったのですか?」
その質問にエルヴェは、少し躊躇したのちに答えた。
「姑息な手段かもしれないが、偶然を装って合流し二人きりにしてもらう予定だった」
その作戦を聞いて、アリエルはエルヴェがそこまでするのかと少し驚いた。
「そ、そうでしたの」
「うん、すまない」
「いえ、私が頑なに避けて逃げていたのがいけなかったのです」
「いや、君が私を避ける気持ちはわかる。君は悪くない。だがそれでも私は君に会いたくて……話をしたくて……いや、まぁ、そういうことだ」
「は、はい……」
お互いになんとなく気まずくなり、しばらく沈黙が続いた。
エルヴェは大きく咳払いをして口を開いた。
「それでアラベルのことなんだが、アラベルは君が相手を手玉に取る悪女で、ヴィルヘルムが毒牙にかかる前に話しに来たとも」
「そんな! 私そんなこと……」
そこでエルヴェはアリエルを制した。
「大丈夫、私は君がそんな女性でないことはよく知っている。それにヴィルヘルムもアラベルのことを信用していない。ヴィルヘルムは君が来ないならとアラベルを追い返した。私は彼からその報告を受けて、ならば君が屋敷にいるのではないかと思いお忍びで訪ね、フィリップに君に会わせてほしいと頼みこんだわけだ」
そう言うと、アリエルを熱のこもった眼差しで見つめた。アリエルは慌てて目を逸らす。
「本当に君は……」
エルヴェは大きくゆっくり息を吐いた。
「私はこのまま君を連れて帰り、王宮の中に閉じ込めてしまいたい欲求と戦っている。だが、君にそんな酷いことをして、信用をなくすわけにはいかない」
「で、殿下、今なんと? 冗談が過ぎますわ」
アリエルは思わずエルヴェを見つめた。
「冗談だと思うか? 私は本気なんだが」
「殿下がそんなことなさるはずがありません」
エルヴェは苦笑した。
「私はそんなに聖人ではない。君のこととなると尚更だ。ときどき理性が飛びそうになる。だが、これ以上君を傷つける訳にはいかないからね、これでもだいぶこらえているんだ」
そう言うとエルヴェはじっとアリエルを見つめる。
「殿下、あの……」
アリエルが返答に困っていると、エルヴェはアリエルの顔を覗き込む。
「わかっている。君は私を信じきれないのだろう? だが、私にもう一度チャンスを与えてくれないか?」
エルヴェはそう言うと真剣な眼差しでアリエルを見つめ、アリエルはその瞳を見つめ返した。
そして、山小屋で命を張って守ってくれたことやこれまでの態度を思い出し、今のエルヴェなら信じられるような気がした。
「わかりました」
「そうか、ありがとう。本当にありがとう」
エルヴェはそう言うと切なそうな顔をしたあと、微笑んだ。
アリエルはエルヴェにたまに二人きりで会うことを約束させられた。そのかわりアリエルはそれをアラベルに知られないようにするのを条件に出し、エルヴェはそれを快く了承した。
相変わらずオパールには毎日のようにお茶に誘われていたのだが、その時にエルヴェやヴィルヘルムが一緒に過ごすことも増え、近頃ほとんど毎日のようにエルヴェと会っている状況となっていた。
出かける前にアンナがドレスを何着か並べアリエルに尋ねる。
「今日はどのドレスになさいますか?」
アリエルはエルヴェと会うようになってから、失礼のないように身だしなみにだいぶ気を遣うようになった。
534
あなたにおすすめの小説
捨てられた令嬢と、選ばれなかった未来
鍛高譚
恋愛
「君とは釣り合わない。だから、僕は王女殿下を選ぶ」
婚約者アルバート・ロンズデールに冷たく告げられた瞬間、エミリア・ウィンスレットの人生は暗転した。
王都一の名門公爵令嬢として慎ましくも誠実に彼を支えてきたというのに、待っていたのは無慈悲な婚約破棄――しかも相手は王女クラリッサ。
アルバートと王女の華やかな婚約発表の裏で、エミリアは社交界から冷遇され、"捨てられた哀れな令嬢"と嘲笑される日々が始まる。
だが、彼女は決して屈しない。
「ならば、貴方たちが後悔するような未来を作るわ」
そう決意したエミリアは、ある人物から手を差し伸べられる。
――それは、冷静沈着にして王国の正統な後継者、皇太子アレクシス・フォルベルト。
彼は告げる。「私と共に来い。……君の聡明さと誇りが、この国には必要だ」
私の願いは貴方の幸せです
mahiro
恋愛
「君、すごくいいね」
滅多に私のことを褒めることがないその人が初めて会った女の子を褒めている姿に、彼の興味が私から彼女に移ったのだと感じた。
私は2人の邪魔にならないよう出来るだけ早く去ることにしたのだが。
殿下、幼馴染の令嬢を大事にしたい貴方の恋愛ごっこにはもう愛想が尽きました。
和泉鷹央
恋愛
雪国の祖国を冬の猛威から守るために、聖女カトリーナは病床にふせっていた。
女神様の結界を張り、国を温暖な気候にするためには何か犠牲がいる。
聖女の健康が、その犠牲となっていた。
そんな生活をして十年近く。
カトリーナの許嫁にして幼馴染の王太子ルディは婚約破棄をしたいと言い出した。
その理由はカトリーナを救うためだという。
だが本当はもう一人の幼馴染、フレンヌを王妃に迎えるために、彼らが仕組んだ計略だった――。
他の投稿サイトでも投稿しています。
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」と言われたので別れたのですが、呪われた上に子供まで出来てて一大事です!?
綾織季蝶
恋愛
「貴女じゃ彼に不釣りあいだから別れて」そう告げられたのは孤児から魔法省の自然管理科の大臣にまで上り詰めたカナリア・スタインベック。
相手はとある貴族のご令嬢。
確かに公爵の彼とは釣り合うだろう、そう諦めきった心で承諾してしまう。
別れる際に大臣も辞め、実家の誰も寄り付かない禁断の森に身を潜めたが…。
何故か呪われた上に子供まで出来てしまった事が発覚して…!?
「私に愛まで望むとは、強欲な女め」と罵られたレオノール妃の白い結婚
きぬがやあきら
恋愛
「私に愛まで望むな。褒賞に王子を求めておいて、強欲が過ぎると言っている」
新婚初夜に訪れた寝室で、レオノールはクラウディオ王子に白い結婚を宣言される。
それもそのはず。
2人の間に愛はないーーどころか、この結婚はレオノールが魔王討伐の褒美にと国王に要求したものだった。
でも、王子を望んだレオノールにもそれなりの理由がある。
美しく気高いクラウディオ王子を欲しいと願った気持ちは本物だ。
だからいくら冷遇されようが、嫌がらせを受けようが心は揺るがない。
どこまでも逞しく、軽薄そうでいて賢い。どこか憎めない魅力を持ったオノールに、やがてクラウディオの心は……。
すれ違い、拗れる2人に愛は生まれるのか?
焦ったい恋と陰謀+バトルのラブファンタジー。
【完】婚約してから十年、私に興味が無さそうなので婚約の解消を申し出たら殿下に泣かれてしまいました
さこの
恋愛
婚約者の侯爵令嬢セリーナが好きすぎて話しかけることができなくさらに近くに寄れないジェフェリー。
そんなジェフェリーに嫌われていると思って婚約をなかった事にして、自由にしてあげたいセリーナ。
それをまた勘違いして何故か自分が選ばれると思っている平民ジュリアナ。
あくまで架空のゆる設定です。
ホットランキング入りしました。ありがとうございます!!
2021/08/29
*全三十話です。執筆済みです
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
悪役令嬢は間違えない
スノウ
恋愛
王太子の婚約者候補として横暴に振る舞ってきた公爵令嬢のジゼット。
その行動はだんだんエスカレートしていき、ついには癒しの聖女であるリリーという少女を害したことで王太子から断罪され、公開処刑を言い渡される。
処刑までの牢獄での暮らしは劣悪なもので、ジゼットのプライドはズタズタにされ、彼女は生きる希望を失ってしまう。
処刑当日、ジゼットの従者だったダリルが助けに来てくれたものの、看守に見つかり、脱獄は叶わなかった。
しかし、ジゼットは唯一自分を助けようとしてくれたダリルの行動に涙を流し、彼への感謝を胸に断頭台に上がった。
そして、ジゼットの処刑は執行された……はずだった。
ジゼットが気がつくと、彼女が9歳だった時まで時間が巻き戻っていた。
ジゼットは決意する。
次は絶対に間違えない。
処刑なんかされずに、寿命をまっとうしてみせる。
そして、唯一自分を助けようとしてくれたダリルを大切にする、と。
────────────
毎日20時頃に投稿します。
お気に入り登録をしてくださった方、いいねをくださった方、エールをくださった方、どうもありがとうございます。
とても励みになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる