黄色い水仙を君に贈る

えんがわ

文字の大きさ
8 / 11

生存if2

しおりを挟む
あれから、俺たちは前よりラブラブに暮らしていると思う。


でも、ほかの生徒会の皆との関係は変わらなくて


食堂で、空と海に会うと、「輝に近寄らないでね。」



冬弥には、「輝に近寄らないでください。穢れてしまうでしょう?」


凛也には、「ちか……めっ」


真志には、「由利ちゃーん。龍二取られそうだからって虐めないでねん♡」


いったい、俺が何をしただろうか?


でも、俺には龍二がいる。俺を愛してると言ってくれる人がここにいるから…………


俺は、大丈夫……。



「由利……。ここの資料なんだが……。」


今、俺達は生徒会室にいる。


俺と輝くんが喧嘩?して以来龍二以外の生徒会は、仕事をしていない。


溜まりに溜まった資料にため息をつきたくなるが、その時間さえも惜しい。


龍二は、2人では終わらないとわかっているからか親衛隊や風紀に声をかけ手伝ってもらっている。


龍二の親衛隊は、俺と龍二が付き合っていることを知っているし、認めてもらっている。


だから、俺は制裁をされない。逆に、俺込みで好きだといい親衛隊に入ってくる子もいるらしい。


俺は、それがすごく嬉しくて、俺と龍二の関係を認めてくれる人がいることは俺を安心させるには十分だった。





ある日、輝くんが俺の部屋に来た。


「お前だろ!龍二が最近俺にかまってくれないのも!最近俺に冷たいのも!お前のせいで!」


俺は、自殺しようとしてからずっと龍二といる。


逆に言えば、その間ずっと龍二は輝くんと会ってないということ。


だが、なぜ俺が輝くんから龍二を奪ったみたいに言うのだろうか?


もともと、龍二は俺の彼氏だし……。


そのことは、輝くんだって知っているはずだ。


何せ、冬弥達が言っているはずだ「あのカップルは砂糖が出るほど甘々で気持ちが悪い」と


それは、自殺しようとした一件からずっと言われ続けた俺だって噂で聞いた。


「何の話?」


「とぼけたって、無駄だ!龍二は俺のモノなのに!お前がいるから!」


俺の「モノ」?ふざけんな。龍二は「モノ」じゃない。そしてモノだとしてもお前のものじゃない!


「とぼける?ふざけんなよ。俺と龍二は付き合ってるんだ。その事を知った上で輝くんは龍二に近ずいた俺はそれを見るのが辛かった!!輝くんは、龍二のこと好きだって言ってるけど俺は、輝くんより龍二のこと大好き!だから、輝くんが龍二を俺のモノって言ったのは許せないし。すごく腹ただしい!」


言いたいことを、うまく言えない。


違う……。でも、間違ったことを言ったつもりは無い。


龍二は──────────



























輝くんのじゃないよ──────────















「もう俺から奪わないで……。」
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうか溺れる恋をして

ユナタカ
BL
失って、後悔して。 何度1人きりの部屋で泣いていても、もう君は帰らない。

もう観念しなよ、呆れた顔の彼に諦めの悪い僕は財布の3万円を机の上に置いた

谷地
BL
お昼寝コース(※2時間)8000円。 就寝コースは、8時間/1万5千円・10時間/2万円・12時間/3万円~お選びいただけます。 お好みのキャストを選んで御予約下さい。はじめてに限り2000円値引きキャンペーン実施中! 液晶の中で光るポップなフォントは安っぽくぴかぴかと光っていた。 完結しました *・゚ 2025.5.10 少し修正しました。

キミと2回目の恋をしよう

なの
BL
ある日、誤解から恋人とすれ違ってしまった。 彼は俺がいない間に荷物をまとめて出てってしまっていたが、俺はそれに気づかずにいつも通り家に帰ると彼はもうすでにいなかった。どこに行ったのか連絡をしたが連絡が取れなかった。 彼のお母さんから彼が病院に運ばれたと連絡があった。 「どこかに旅行だったの?」 傷だらけのスーツケースが彼の寝ている病室の隅に置いてあって俺はお母さんにその場しのぎの嘘をついた。 彼との誤解を解こうと思っていたのに目が覚めたら彼は今までの全ての記憶を失っていた。これは神さまがくれたチャンスだと思った。 彼の荷物を元通りにして共同生活を再開させたが… 彼の記憶は戻るのか?2人の共同生活の行方は?

さよならの合図は、

15
BL
君の声。

2度目の恋 ~忘れられない1度目の恋~

青ムギ
BL
「俺は、生涯お前しか愛さない。」 その言葉を言われたのが社会人2年目の春。 あの時は、確かに俺達には愛が存在していた。 だが、今はー 「仕事が忙しいから先に寝ててくれ。」 「今忙しいんだ。お前に構ってられない。」 冷たく突き放すような言葉ばかりを言って家を空ける日が多くなる。 貴方の視界に、俺は映らないー。 2人の記念日もずっと1人で祝っている。 あの人を想う一方通行の「愛」は苦しく、俺の心を蝕んでいく。 そんなある日、体の不調で病院を受診した際医者から余命宣告を受ける。 あの人の電話はいつも着信拒否。診断結果を伝えようにも伝えられない。 ーもういっそ秘密にしたまま、過ごそうかな。ー ※主人公が悲しい目にあいます。素敵な人に出会わせたいです。 表紙のイラストは、Picrew様の[君の世界メーカー]マサキ様からお借りしました。

紹介なんてされたくありません!

mahiro
BL
普通ならば「家族に紹介したい」と言われたら、嬉しいものなのだと思う。 けれど僕は男で目の前で平然と言ってのけたこの人物も男なわけで。 断りの言葉を言いかけた瞬間、来客を知らせるインターフォンが鳴り響き……?

僕は今日、謳う

ゆい
BL
紅葉と海を観に行きたいと、僕は彼に我儘を言った。 彼はこのクリスマスに彼女と結婚する。 彼との最後の思い出が欲しかったから。 彼は少し困り顔をしながらも、付き合ってくれた。 本当にありがとう。親友として、男として、一人の人間として、本当に愛しているよ。 終始セリフばかりです。 話中の曲は、globe 『Wanderin' Destiny』です。 名前が出てこない短編part4です。 誤字脱字がないか確認はしておりますが、ありましたら報告をいただけたら嬉しいです。 途中手直しついでに加筆もするかもです。 感想もお待ちしています。 片付けしていたら、昔懐かしの3.5㌅FDが出てきまして。内容を確認したら、若かりし頃の黒歴史が! あらすじ自体は悪くはないと思ったので、大幅に修正して投稿しました。 私の黒歴史供養のために、お付き合いくださいませ。

始まりの、バレンタイン

茉莉花 香乃
BL
幼馴染の智子に、バレンタインのチョコを渡す時一緒に来てと頼まれた。その相手は俺の好きな人だった。目の前で自分の好きな相手に告白するなんて…… 他サイトにも公開しています

処理中です...