黄色い水仙を君に贈る

えんがわ

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生存if3

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「あぁーあ。やってらんねぇ。何、俺が奪ったとか思ってんの?」


……。目の前にいる輝くんがそういった。


いつもの元気な声から出るとは思えないとても低い声。


「そういうの。ほんっとウザイんだよ。自分だけ可哀想なお姫様様なわけ?」


これが、輝くんの本性なのか……?


「まぁ、でも、あんたにそこまで言われてる龍二には興味湧いたけど。今は、お前の方が気になるわ。」


「は?……」


普段なんて言ってるかわからない輝くんがもっとわからないことを言ってる。


龍二には、遊びで近づいたってこと?じゃあ、冬弥達は…?


「俺が、龍二に近づけば心底嫌な顔するしほんっと可愛いよな。」


「は?……」


可愛い……?何を言ってるんだ……?


「お前、それしか言えないの……?」


だって、全部知ってた上で楽しんでたってこと?俺の反応を?


「一様言っとくけど。これが、俺の本性だから。冬弥達に言ったら……」
















「──────────。」












背筋が凍るとはこういうことか……。






「わかった。」




「まぁ、言ったとこで信じねぇと思うけど。」



「お前みたいな嫌われ者……。」



嘲笑うように、俺の顔を見て俺の部屋を去った。








輝くんは、とても怖い。




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