32 / 271
May
藤の会 Side 司 02話
しおりを挟む
なるべく人の少ない場所を歩き、声をかけてくる人間を適当にあしらって母屋へ向かう。
客という客は皆庭園に出ており、屋敷の中は給仕の人間が忙しく行き交う程度。そういう意味では、外にいるより遥かに心落ち着ける場所だったかもしれない。
調理場へ翠を連れていくと、翠に気づいた須藤さんが駆けてくる。
「須藤さん、お久しぶりです」
「翠葉お嬢様、ご無沙汰しております」
「先日はホワイトデーのお菓子をありがとうございました。とっても美味しかったです。それから、先ほど静さんから桃のシャーベットをいただきました。そちらもとても美味しくて……。どうしてもお伝えしたくて、ここまで連れてきてもらいました」
その言葉に唖然とする。
ホテルへもプレゼントを持っていったんだろうとは思っていたが、まさかシェフにまで用意していたとは思いもしなかった。
家族内のイベントが一気に拡大しすぎじゃないか?
ふたりはとてものんびりとした調子で残りのシャーベットを食べる食べないと話している。翠が嬉しそうに食べる旨を伝えると、須藤さんがこちらを向き、
「司様、すぐにご用意いたしますので応接室にてお待ちください」
どうやら翠の分だけではなく、俺の分まで用意されるようだった。
庭に面する廊下を歩いていると、
「ここまで長い廊下を見たのは初めて。お庭も広いけど、お屋敷も広いのね?」
「それなりに」
「ここには元おじい様しか住んでいらっしゃらないの?」
「……じーさんの呼び方変わった?」
「あ……あの、今日会ったときにね、『朗元さん』とは呼ばないように、って言われたの。それで、『元おじい様』と呼ばせていただくことになって……」
そんなことを口にするのにも、翠は頬を赤らめる。
翠が頬を染めれば染めるほど、自分の欲求を抑えきれなくなっていく。結果、応接室に入ってすぐ、障子を閉めた俺は翠を引き寄せキスをした。
「つ、ツカサっ?」
口付けたら紅がつく――わかっていても抑えることができなかった。
「……口紅、ついちゃったよ?」
翠は困った顔に笑みを浮かべ、胸元から懐紙を取り出した。渡された懐紙で口元を拭くと、真っ白な懐紙に紅が滲む。紅は懐紙によく映えたが、翠の唇に引かれたもののほうが鮮烈な印象を受ける。
意識せずにはいられない自分を恥ずかしく思いつつ、翠にソファへ座るよう促す。翠はいつものように部屋の家具へ視線をめぐらせた。
ソファに座ってしまえば手をつないでいる意味もない。離すべきか――
手から力を抜こうとしたそのとき、
「ツカサ、手、つないだままでもいい?」
まだほんのりと赤い顔で言われ、離しかけた手に力をこめる。
「和服姿が似合うのは知っていたのだけど、今日は一段と格好良くてまだまともに見られないの。……でも、いつもみたいに手をつないでいてもらえたら、少しは落ち着く気がするから」
どうしたらこんな素直に思っていることを口にできるのか……。俺が言葉にしようとしたところで、
「……現状に困っているのは翠だけじゃない」
これがせいぜい。
人目が遮られた途端にキスをするほどには冷静さを欠いているし、今だって抱きしめたいという欲求を抑えるのが困難なくらいには平常心から程遠い。さらには、その着物を脱がせたいとすら思う――
「……このおうち、とても広いけど住んでいるのは元おじい様だけなの?」
翠が提供してくれた話題に少し救われた。
俺たちは視線を合わせることなく、互いが同じソファに掛け正面を見て話す。
「……じーさんのほかには住み込みのお手伝いさんとじーさんの側近、ボディーガード、料理長、紫さんと清良さん」
「……藤原さんも?」
「籍は入れてないけど、あの人紫さんの内縁の妻だから」
「……知らなかった」
「籍を入れるにはお互い難しい立場にいるから、この先もこのままだと思う」
「そうなのね……。でも、良かった。元おじい様がひとりじゃなくて」
ちら、と翠をうかがい見ると、心配そうな表情にほんの少し笑みを浮かべていた。そんな心配そうな顔をしなくても大丈夫だと伝えたくて、
「……藤山には親族の家があるからさほど寂しくはないんじゃない?」
「……そういうもの?」
「さぁ。料理長を雇っているくせに、うちの夕飯にもよく顔を出すし。俺にはそんな寂しそうには見えない」
翠は少し考えてから口を開いた。
「ツカサがひとりを感じるのはどんなとき?」
「……は?」
「ツカサがひとりを感じるのはどんなとき?」
「……あまり意識して考えたことがない。……強いて言うなら、朝の道場にひとりでいるとき」
要領を掴めずに答えると、
「私はご飯を食べるときと眠りにつくまでの時間。うちは自営業だから、ひとりでご飯を食べることはめったにないの。だから、ご飯を食べるとき、ひとりだとものすごく寂しい。それから、夜。夜って静かでしょう? 家には家族が揃っているってわかっていても、なんだかひとりのような気がして寂しくなる。小さいときは、蒼兄のベッドやお母さんのベッドによく潜り込んでた」
最後はクスクスと笑って話す。話した内容が妙に翠らしくて、そんな状況はすぐに想像することができた。
「じーさんが翠と同じように思っているとでも?」
「ううん、そこまでは思わないけど……」
気にはなる、か。
「そんなに気になるなら、直接じーさんに訊いてみたら?」
「んー……それはちょっと訊きづらい」
「それなら、たまにはここに遊びにくるなり泊まりにくるなりしてあげれば? じーさんは諸手をあげて喜びそうだけど?」
「……そうかな?」
「あとで訊いてみればいい」
「……やっぱり訊けない」
「何をそんなに遠慮してるんだか……」
「だって、図々しく思えるもの」
「それを言うなら、本当の孫でもない人間に『元おじい様』って呼ばせているほうが図々しいと思うけど……」
「そうかな?」
そんな話をしているところ、廊下から声がかかった。
障子が開くと顔馴染みのお手伝いさんがトレイにシャーベットを載せてやってきた。配膳を済ませるとすぐに応接室を出ていく。
翠は目の前に用意されたシャーベットを目にして満面の笑みを見せる。直視するのを躊躇するほど眩しい笑顔で、
「とっても美味しいのよ?」
「……甘いもの苦手なんだけど」
俺は翠から少し視線を逸らしてシャーベットを見下ろす。と、
「果物の桃も苦手?」
「果物なら食べられるけど……」
「なら大丈夫っ! だって、果物の桃の甘さしかしないもの」
それはそれは嬉しそうに笑って見せた。スプーンまで差し出されたら口にしないわけにはいかない。見られたまま食べるのか、と思うと少々気が重い。
感想も求められるだろう。そう思いながらスプーンを口に運ぶ。と、口腔に広がるのは桃の甘さのみだった。
張り付いてやまない視線に答えるよう、「食べられる」と口にすると、
「ツカサ、やり直し。食べられる、はあまりいい感想じゃないよ? 美味しいなら美味しいって言わなくちゃ」
やり直しを命じた翠はじっと俺の顔を覗き込んでいた。
人が違うだけ――いつも母さんに言われることを翠に言われただけだ。
心を落ち着けようと苦心する自分が口にできた言葉は「美味しい」の一言。
翠の視線に耐えかねて顔を逸らす。
……どうしたらいい? どうしたら翠の唇を、首筋を意識せずに済む?
翠は俺がこんなことを考えているとは露ほども思っていないだろう。今は隣で本日二回目のシャーベットを嬉しそうに口へ運んでいる。
俺はそんな翠を盗み見ながら、このあとはどうするべきか、と考えていた。
翠を人目にさらしたくない反面、このままふたりだけの空間にいたら、自分を抑えきれなくなりそうだ。
一度目を閉じ、当初の目的を思い出す。今日は翠を人目にさらす日――
それでいかなる面倒ごとが起ころうと、それらを払い除け護るのが翠をエスコートする人間の役目。
まさか、こんなにも男である自分を意識することになるとは思いもしなかった。そして、そんな感情を抱くと、その感情に囚われたままになる、と身をもって知る羽目になる。
シャーベットを食べたあと、あたたかいお茶を飲みながら翠が口火を切った。
「ずっとここに隠れていたいけど、それじゃだめなのよね?」
俺は何も答えず翠へ視線を向ける。
「……だから、庭園へ戻ろう――」
翠は決意したように、庭と応接室を遮る障子を見やった。
「ツカサ、元おじい様は今日もお忙しい?」
「いや……挨拶に来る人間の応対をする程度だと思う」
「あのね、午前中に気づいたのだけど、元おじい様と一緒にいたときは誰にも声をかけられなかったし、そこまで不躾な視線も感じなかったの」
翠は肩を竦めて苦笑する。
「だから、今日は元おじい様を頼っちゃだめかな?」
そこで自分を頼って欲しいとは思うものの、自分がじーさんに敵うわけもなく、俺ごときでは牽制にすらなりはしない。次々期会長と言われる秋兄ほどの影響力も持たない。
会長職になど興味はない。候補にあがろうとなるつもりもない。それでも、その立場が翠を護る力を持つというだけで迷いが生じる。
翠に左右されすぎだ――
そんな自分を悟られたくはなくて、
「そのくらい利用しなくちゃ割に合わないだろ」
そんな言葉を返してソファから立ち上がった。けど、いつものように手を差し伸べることはできなかった。
人目のない場所で翠に触れたら歯止めが利かなくなる。そう思えば、外に出るまで翠には触れることはできなかった――
客という客は皆庭園に出ており、屋敷の中は給仕の人間が忙しく行き交う程度。そういう意味では、外にいるより遥かに心落ち着ける場所だったかもしれない。
調理場へ翠を連れていくと、翠に気づいた須藤さんが駆けてくる。
「須藤さん、お久しぶりです」
「翠葉お嬢様、ご無沙汰しております」
「先日はホワイトデーのお菓子をありがとうございました。とっても美味しかったです。それから、先ほど静さんから桃のシャーベットをいただきました。そちらもとても美味しくて……。どうしてもお伝えしたくて、ここまで連れてきてもらいました」
その言葉に唖然とする。
ホテルへもプレゼントを持っていったんだろうとは思っていたが、まさかシェフにまで用意していたとは思いもしなかった。
家族内のイベントが一気に拡大しすぎじゃないか?
ふたりはとてものんびりとした調子で残りのシャーベットを食べる食べないと話している。翠が嬉しそうに食べる旨を伝えると、須藤さんがこちらを向き、
「司様、すぐにご用意いたしますので応接室にてお待ちください」
どうやら翠の分だけではなく、俺の分まで用意されるようだった。
庭に面する廊下を歩いていると、
「ここまで長い廊下を見たのは初めて。お庭も広いけど、お屋敷も広いのね?」
「それなりに」
「ここには元おじい様しか住んでいらっしゃらないの?」
「……じーさんの呼び方変わった?」
「あ……あの、今日会ったときにね、『朗元さん』とは呼ばないように、って言われたの。それで、『元おじい様』と呼ばせていただくことになって……」
そんなことを口にするのにも、翠は頬を赤らめる。
翠が頬を染めれば染めるほど、自分の欲求を抑えきれなくなっていく。結果、応接室に入ってすぐ、障子を閉めた俺は翠を引き寄せキスをした。
「つ、ツカサっ?」
口付けたら紅がつく――わかっていても抑えることができなかった。
「……口紅、ついちゃったよ?」
翠は困った顔に笑みを浮かべ、胸元から懐紙を取り出した。渡された懐紙で口元を拭くと、真っ白な懐紙に紅が滲む。紅は懐紙によく映えたが、翠の唇に引かれたもののほうが鮮烈な印象を受ける。
意識せずにはいられない自分を恥ずかしく思いつつ、翠にソファへ座るよう促す。翠はいつものように部屋の家具へ視線をめぐらせた。
ソファに座ってしまえば手をつないでいる意味もない。離すべきか――
手から力を抜こうとしたそのとき、
「ツカサ、手、つないだままでもいい?」
まだほんのりと赤い顔で言われ、離しかけた手に力をこめる。
「和服姿が似合うのは知っていたのだけど、今日は一段と格好良くてまだまともに見られないの。……でも、いつもみたいに手をつないでいてもらえたら、少しは落ち着く気がするから」
どうしたらこんな素直に思っていることを口にできるのか……。俺が言葉にしようとしたところで、
「……現状に困っているのは翠だけじゃない」
これがせいぜい。
人目が遮られた途端にキスをするほどには冷静さを欠いているし、今だって抱きしめたいという欲求を抑えるのが困難なくらいには平常心から程遠い。さらには、その着物を脱がせたいとすら思う――
「……このおうち、とても広いけど住んでいるのは元おじい様だけなの?」
翠が提供してくれた話題に少し救われた。
俺たちは視線を合わせることなく、互いが同じソファに掛け正面を見て話す。
「……じーさんのほかには住み込みのお手伝いさんとじーさんの側近、ボディーガード、料理長、紫さんと清良さん」
「……藤原さんも?」
「籍は入れてないけど、あの人紫さんの内縁の妻だから」
「……知らなかった」
「籍を入れるにはお互い難しい立場にいるから、この先もこのままだと思う」
「そうなのね……。でも、良かった。元おじい様がひとりじゃなくて」
ちら、と翠をうかがい見ると、心配そうな表情にほんの少し笑みを浮かべていた。そんな心配そうな顔をしなくても大丈夫だと伝えたくて、
「……藤山には親族の家があるからさほど寂しくはないんじゃない?」
「……そういうもの?」
「さぁ。料理長を雇っているくせに、うちの夕飯にもよく顔を出すし。俺にはそんな寂しそうには見えない」
翠は少し考えてから口を開いた。
「ツカサがひとりを感じるのはどんなとき?」
「……は?」
「ツカサがひとりを感じるのはどんなとき?」
「……あまり意識して考えたことがない。……強いて言うなら、朝の道場にひとりでいるとき」
要領を掴めずに答えると、
「私はご飯を食べるときと眠りにつくまでの時間。うちは自営業だから、ひとりでご飯を食べることはめったにないの。だから、ご飯を食べるとき、ひとりだとものすごく寂しい。それから、夜。夜って静かでしょう? 家には家族が揃っているってわかっていても、なんだかひとりのような気がして寂しくなる。小さいときは、蒼兄のベッドやお母さんのベッドによく潜り込んでた」
最後はクスクスと笑って話す。話した内容が妙に翠らしくて、そんな状況はすぐに想像することができた。
「じーさんが翠と同じように思っているとでも?」
「ううん、そこまでは思わないけど……」
気にはなる、か。
「そんなに気になるなら、直接じーさんに訊いてみたら?」
「んー……それはちょっと訊きづらい」
「それなら、たまにはここに遊びにくるなり泊まりにくるなりしてあげれば? じーさんは諸手をあげて喜びそうだけど?」
「……そうかな?」
「あとで訊いてみればいい」
「……やっぱり訊けない」
「何をそんなに遠慮してるんだか……」
「だって、図々しく思えるもの」
「それを言うなら、本当の孫でもない人間に『元おじい様』って呼ばせているほうが図々しいと思うけど……」
「そうかな?」
そんな話をしているところ、廊下から声がかかった。
障子が開くと顔馴染みのお手伝いさんがトレイにシャーベットを載せてやってきた。配膳を済ませるとすぐに応接室を出ていく。
翠は目の前に用意されたシャーベットを目にして満面の笑みを見せる。直視するのを躊躇するほど眩しい笑顔で、
「とっても美味しいのよ?」
「……甘いもの苦手なんだけど」
俺は翠から少し視線を逸らしてシャーベットを見下ろす。と、
「果物の桃も苦手?」
「果物なら食べられるけど……」
「なら大丈夫っ! だって、果物の桃の甘さしかしないもの」
それはそれは嬉しそうに笑って見せた。スプーンまで差し出されたら口にしないわけにはいかない。見られたまま食べるのか、と思うと少々気が重い。
感想も求められるだろう。そう思いながらスプーンを口に運ぶ。と、口腔に広がるのは桃の甘さのみだった。
張り付いてやまない視線に答えるよう、「食べられる」と口にすると、
「ツカサ、やり直し。食べられる、はあまりいい感想じゃないよ? 美味しいなら美味しいって言わなくちゃ」
やり直しを命じた翠はじっと俺の顔を覗き込んでいた。
人が違うだけ――いつも母さんに言われることを翠に言われただけだ。
心を落ち着けようと苦心する自分が口にできた言葉は「美味しい」の一言。
翠の視線に耐えかねて顔を逸らす。
……どうしたらいい? どうしたら翠の唇を、首筋を意識せずに済む?
翠は俺がこんなことを考えているとは露ほども思っていないだろう。今は隣で本日二回目のシャーベットを嬉しそうに口へ運んでいる。
俺はそんな翠を盗み見ながら、このあとはどうするべきか、と考えていた。
翠を人目にさらしたくない反面、このままふたりだけの空間にいたら、自分を抑えきれなくなりそうだ。
一度目を閉じ、当初の目的を思い出す。今日は翠を人目にさらす日――
それでいかなる面倒ごとが起ころうと、それらを払い除け護るのが翠をエスコートする人間の役目。
まさか、こんなにも男である自分を意識することになるとは思いもしなかった。そして、そんな感情を抱くと、その感情に囚われたままになる、と身をもって知る羽目になる。
シャーベットを食べたあと、あたたかいお茶を飲みながら翠が口火を切った。
「ずっとここに隠れていたいけど、それじゃだめなのよね?」
俺は何も答えず翠へ視線を向ける。
「……だから、庭園へ戻ろう――」
翠は決意したように、庭と応接室を遮る障子を見やった。
「ツカサ、元おじい様は今日もお忙しい?」
「いや……挨拶に来る人間の応対をする程度だと思う」
「あのね、午前中に気づいたのだけど、元おじい様と一緒にいたときは誰にも声をかけられなかったし、そこまで不躾な視線も感じなかったの」
翠は肩を竦めて苦笑する。
「だから、今日は元おじい様を頼っちゃだめかな?」
そこで自分を頼って欲しいとは思うものの、自分がじーさんに敵うわけもなく、俺ごときでは牽制にすらなりはしない。次々期会長と言われる秋兄ほどの影響力も持たない。
会長職になど興味はない。候補にあがろうとなるつもりもない。それでも、その立場が翠を護る力を持つというだけで迷いが生じる。
翠に左右されすぎだ――
そんな自分を悟られたくはなくて、
「そのくらい利用しなくちゃ割に合わないだろ」
そんな言葉を返してソファから立ち上がった。けど、いつものように手を差し伸べることはできなかった。
人目のない場所で翠に触れたら歯止めが利かなくなる。そう思えば、外に出るまで翠には触れることはできなかった――
13
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる