79 / 271
September
約束 Side 翠葉 02話
しおりを挟む
二学期が始まると、翌週には全国模試と課題テストが行われる。今はそれに向けて勉強をしているところ。
テスト前からゲストルームに人が集まってみんなでご飯を食べる習慣も変わらず。
プラネットパレスが完成した今となっては、御園生家は総出で参加しているし、結婚した楓先生は果歩さんと赤ちゃんを連れてくることもある。
みんなでご飯を食べたあとはお勉強タイム。
ご飯前はツカサの家で勉強するけれど、ご飯のあとはゲストルームのリビングで勉強。
一見して何も変わっていないように見えるけれど、小さな変化はそこかしこにある。
今までなら勉強会にはいつだって海斗くんがいた。けれども、今回から日中の勉強会に海斗くんはいない。どうやら、日中は飛鳥ちゃんと勉強することにしたらしい。
それでも六時からの会食には間に合うように帰ってくるし、夕飯を食べたあとは一緒に勉強している。
「海斗くん、今度こそ勝つからねっ?」
「おっ! 受けて立とうじゃないのっ!」
そんなやり取りをしていると、
「海斗、一位脱落は許しても二位脱落を許すつもりはない。そんなことが起きようものなら、次回のテスト勉強には立花も連れてこい」
「いいけど、司が飛鳥の勉強を見れると思わないんだけどなぁ……」
「安心しろ。俺が見るのは海斗と翠だけだ」
「じゃ、なんで飛鳥も一緒?」
「海斗の勉強が疎かにならないよう監視するため以外になんの理由が?」
ツカサの言葉以降、会話が止まってしまったのは言うまでもない。
ツカサが飲み物を淹れに席を立つと、
「翠葉と司って、ふたりでいるとき何してるの?」
「え……?」
「ほら、司も翠葉もゲームはしないだろ? デートは? どっか行った?」
「ゲームはしないかなぁ……。お休みの日にはちょこちょこ会っているけど、デートは誕生日のときに藤倉市街へ出かけたくらい」
「なんだよそれ、楽しかったの?」
「うん、楽しかったよ」
「ま、翠葉が楽しいって言うならいいけどさ。普段は? 普段は何して過ごしてんの? テレビやDVD見るとか?」
「ううん。お互い本を読んでいるか、勉強しているか……? ときどき一緒にレシピブックを見るくらいかな。お昼を一緒に過ごすときは一緒に料理したり……」
すると、海斗くんに驚いた顔をされた。
「なんでふたりでいるときまで勉強してんだよっ。さらにはお互い違う本読んでるって、それ楽しいのっ!?」
「えっと……ものすごく楽しいわけではないけれど、落ち着く、かな?」
「もっとほかにもやることあるだろっ?」
「やること……?」
「たとえば……いちゃつくとかいちゃつくとかいちゃつくとか」
「いちゃつくって……何?」
「だからさ、たとえばキ――」
「き……?」
「ナンデモアリマセン。イマノハナシハワスレテクダサイ」
突然棒読みになった海斗くんの視線の先にはきれいに冷笑を浮かべたツカサが立っていた。
「無駄口を叩く余裕があるのなら、その答案用紙には正しい回答しか並んでいないんだろうな」
「やっ、そのだなっ」
海斗くんが「勘弁してください」と答案用紙を死守するもむなしく、ツカサにそれを奪われる。
ツカサは無常にも答案用紙と回答を見合わせ、
「二問不正解。今日は数学以外やらなくていいから」
「んな殺生なぁ~」
「翠は?」
「今答え合わせしているところ。今のところミスはなし。たぶん全問正解」
「がんばってるな」
「うん。今度こそ海斗くんに勝つ心づもりだものっ!」
そんなこんなの勉強を十時半まですればゲストルームでの勉強はお開き。
ツカサは海斗くんを先に玄関から出すと、ふたりきりになった途端にキスをしてきた。
「つ、ツカサ……向こうに人いるっ」
「ここにはいない」
「でもっ――」
キスをしたあと、
「見られるようなドジは踏まない」
そう言って玄関を出ていった。
少し強引なツカサにもドキドキするし、廊下の先――扉一枚隔てたところに家族がいる状態でキスをされることにもドキドキした。
「悔しいなぁ……。今、脈を測ったら間違いなく私のほうが脈拍数多い気がする……」
あまりにも悔しくて恥ずかしくて、私は自室に戻ってラヴィをぎゅっと抱きしめた。
ベッドの上に転がりここ数日を振り返る。
あの日、秋斗さんと話して以来、秋斗さんは実におとなしい。
挨拶と一緒に手が伸びてくることもなければ、ふたりきりになることもない。
一度マンション内で鉢合わせたことがあるけれど、秋斗さんは挨拶を交わすとすぐに私から離れた。
あまりにも私に都合よく動いてくれる秋斗さんに申し訳なさと、若干気持ち悪さも感じている。
「……でも、ツカサとの約束は守れているからいいのかな」
しかし、この気持ち悪さはどうしたら拭えるのか……。
そもそも、どうしたら秋斗さんは私のことを諦めてくれるのだろう。
秋斗さんが私を諦めてくれればこんなまどろっこしいことはしなくてもいいはずなのだ。
「迷惑と言われたら」と言っていたけれど、そんな言葉を口にしなくてはいけないのだろうか。
うんうん唸っていると、携帯がオルゴール音を奏でだした。
携帯には「藤宮雅」と表示されている。少し緊張しながら通話ボタンを押すと、
『雅です。今、お時間よろしいかしら?』
「大丈夫です。雅さん、帰国されたんですか?」
『えぇ、さきほどホテルへ着いたところなの』
「おかえりなさい! いつまで日本にいらっしゃるんですか?」
『来週の木曜日までなのだけど、その間にお会いできるかしら?』
「実は、来週の月曜日火曜日が全国模試と課題テストなんです。なので、水曜日以降でしたら大丈夫なのですが、水曜日は授業が八限まである日なので、帰宅するのは五時を回ってしまうんです」
『水曜日は……私も六時までは予定が入っているから、それ以降なら大丈夫だわ』
「わ、良かったです!」
『会う場所はどうしましょうか。最初は秋斗さんがホテルまで連れてきてくださる予定だったのだけど、それは都合が良くないのでしょう?』
ものすごく心苦しい。どこからどう考えても私の自己都合なのだから。
「あのっ、雅さんの都合のいいところまでうかがいます」
雅さんは少し間を置いてから、
『高校生を夕方以降に連れまわすのは良くないわね。私がそちらへ出向くのでもいいかしら? そのマンションなら談話室を借りることもできるし……』
「談話室、ですか?」
『あら、知らない? 別棟のコミュニティータワーの中にはそういったお部屋が用意されているのよ。訪問者を自宅へ招きたくない人が利用したり、大勢の来客を招くときにも使われるわ』
「初めて知りました」
『ただし、予約は住人しかできないから、談話室の予約は翠葉さんにお願いしてもいいかしら?』
「はい。明日にでも予約します」
話は早々にまとまり、「お喋りするのは会ってからにしましょう」という雅さんの言葉に通話を切った。
テスト前からゲストルームに人が集まってみんなでご飯を食べる習慣も変わらず。
プラネットパレスが完成した今となっては、御園生家は総出で参加しているし、結婚した楓先生は果歩さんと赤ちゃんを連れてくることもある。
みんなでご飯を食べたあとはお勉強タイム。
ご飯前はツカサの家で勉強するけれど、ご飯のあとはゲストルームのリビングで勉強。
一見して何も変わっていないように見えるけれど、小さな変化はそこかしこにある。
今までなら勉強会にはいつだって海斗くんがいた。けれども、今回から日中の勉強会に海斗くんはいない。どうやら、日中は飛鳥ちゃんと勉強することにしたらしい。
それでも六時からの会食には間に合うように帰ってくるし、夕飯を食べたあとは一緒に勉強している。
「海斗くん、今度こそ勝つからねっ?」
「おっ! 受けて立とうじゃないのっ!」
そんなやり取りをしていると、
「海斗、一位脱落は許しても二位脱落を許すつもりはない。そんなことが起きようものなら、次回のテスト勉強には立花も連れてこい」
「いいけど、司が飛鳥の勉強を見れると思わないんだけどなぁ……」
「安心しろ。俺が見るのは海斗と翠だけだ」
「じゃ、なんで飛鳥も一緒?」
「海斗の勉強が疎かにならないよう監視するため以外になんの理由が?」
ツカサの言葉以降、会話が止まってしまったのは言うまでもない。
ツカサが飲み物を淹れに席を立つと、
「翠葉と司って、ふたりでいるとき何してるの?」
「え……?」
「ほら、司も翠葉もゲームはしないだろ? デートは? どっか行った?」
「ゲームはしないかなぁ……。お休みの日にはちょこちょこ会っているけど、デートは誕生日のときに藤倉市街へ出かけたくらい」
「なんだよそれ、楽しかったの?」
「うん、楽しかったよ」
「ま、翠葉が楽しいって言うならいいけどさ。普段は? 普段は何して過ごしてんの? テレビやDVD見るとか?」
「ううん。お互い本を読んでいるか、勉強しているか……? ときどき一緒にレシピブックを見るくらいかな。お昼を一緒に過ごすときは一緒に料理したり……」
すると、海斗くんに驚いた顔をされた。
「なんでふたりでいるときまで勉強してんだよっ。さらにはお互い違う本読んでるって、それ楽しいのっ!?」
「えっと……ものすごく楽しいわけではないけれど、落ち着く、かな?」
「もっとほかにもやることあるだろっ?」
「やること……?」
「たとえば……いちゃつくとかいちゃつくとかいちゃつくとか」
「いちゃつくって……何?」
「だからさ、たとえばキ――」
「き……?」
「ナンデモアリマセン。イマノハナシハワスレテクダサイ」
突然棒読みになった海斗くんの視線の先にはきれいに冷笑を浮かべたツカサが立っていた。
「無駄口を叩く余裕があるのなら、その答案用紙には正しい回答しか並んでいないんだろうな」
「やっ、そのだなっ」
海斗くんが「勘弁してください」と答案用紙を死守するもむなしく、ツカサにそれを奪われる。
ツカサは無常にも答案用紙と回答を見合わせ、
「二問不正解。今日は数学以外やらなくていいから」
「んな殺生なぁ~」
「翠は?」
「今答え合わせしているところ。今のところミスはなし。たぶん全問正解」
「がんばってるな」
「うん。今度こそ海斗くんに勝つ心づもりだものっ!」
そんなこんなの勉強を十時半まですればゲストルームでの勉強はお開き。
ツカサは海斗くんを先に玄関から出すと、ふたりきりになった途端にキスをしてきた。
「つ、ツカサ……向こうに人いるっ」
「ここにはいない」
「でもっ――」
キスをしたあと、
「見られるようなドジは踏まない」
そう言って玄関を出ていった。
少し強引なツカサにもドキドキするし、廊下の先――扉一枚隔てたところに家族がいる状態でキスをされることにもドキドキした。
「悔しいなぁ……。今、脈を測ったら間違いなく私のほうが脈拍数多い気がする……」
あまりにも悔しくて恥ずかしくて、私は自室に戻ってラヴィをぎゅっと抱きしめた。
ベッドの上に転がりここ数日を振り返る。
あの日、秋斗さんと話して以来、秋斗さんは実におとなしい。
挨拶と一緒に手が伸びてくることもなければ、ふたりきりになることもない。
一度マンション内で鉢合わせたことがあるけれど、秋斗さんは挨拶を交わすとすぐに私から離れた。
あまりにも私に都合よく動いてくれる秋斗さんに申し訳なさと、若干気持ち悪さも感じている。
「……でも、ツカサとの約束は守れているからいいのかな」
しかし、この気持ち悪さはどうしたら拭えるのか……。
そもそも、どうしたら秋斗さんは私のことを諦めてくれるのだろう。
秋斗さんが私を諦めてくれればこんなまどろっこしいことはしなくてもいいはずなのだ。
「迷惑と言われたら」と言っていたけれど、そんな言葉を口にしなくてはいけないのだろうか。
うんうん唸っていると、携帯がオルゴール音を奏でだした。
携帯には「藤宮雅」と表示されている。少し緊張しながら通話ボタンを押すと、
『雅です。今、お時間よろしいかしら?』
「大丈夫です。雅さん、帰国されたんですか?」
『えぇ、さきほどホテルへ着いたところなの』
「おかえりなさい! いつまで日本にいらっしゃるんですか?」
『来週の木曜日までなのだけど、その間にお会いできるかしら?』
「実は、来週の月曜日火曜日が全国模試と課題テストなんです。なので、水曜日以降でしたら大丈夫なのですが、水曜日は授業が八限まである日なので、帰宅するのは五時を回ってしまうんです」
『水曜日は……私も六時までは予定が入っているから、それ以降なら大丈夫だわ』
「わ、良かったです!」
『会う場所はどうしましょうか。最初は秋斗さんがホテルまで連れてきてくださる予定だったのだけど、それは都合が良くないのでしょう?』
ものすごく心苦しい。どこからどう考えても私の自己都合なのだから。
「あのっ、雅さんの都合のいいところまでうかがいます」
雅さんは少し間を置いてから、
『高校生を夕方以降に連れまわすのは良くないわね。私がそちらへ出向くのでもいいかしら? そのマンションなら談話室を借りることもできるし……』
「談話室、ですか?」
『あら、知らない? 別棟のコミュニティータワーの中にはそういったお部屋が用意されているのよ。訪問者を自宅へ招きたくない人が利用したり、大勢の来客を招くときにも使われるわ』
「初めて知りました」
『ただし、予約は住人しかできないから、談話室の予約は翠葉さんにお願いしてもいいかしら?』
「はい。明日にでも予約します」
話は早々にまとまり、「お喋りするのは会ってからにしましょう」という雅さんの言葉に通話を切った。
13
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる