105 / 271
October
紫苑祭準備編 Side 司 07話
しおりを挟む
自分が作った長ランを携えてゲストルームを訪ねると、神妙な面持ちの翠に出迎えられた。
「何その顔……」
「別に」
言いながら、翠の自室へと通される。
翠はデスクに置いてあったものを手に取ると、
「ううう……やっぱり渡したくないなぁ」
「は?」
「だって、絶対ツカサのほうがきれいな仕上がりなんだもの」
そう言って振り返った翠の胸元には、黒い布が見えていた。
つまり、長ランのことを言っているのだろう。
「そんなの見てみないとわからない」
翠は今にも地団太を踏みそうな勢いで、長ランを抱える腕に力を入れる。
「そうだったところで、俺は翠が作ってくれた長ランを着るしかないんだけど……。ほら、さっさと出して」
催促に催促を重ねると、翠は嫌そうに長ランを差し出した。
丁寧にたたまれたそれを見ていくも、それほどひどい出来だとは思わない。内布に施された刺繍だってそこそこ見られる。
「そんなひどくないし」
世辞は言わない。だからといって嘘を言ったつもりもない。俺の率直な意見を言ったつもり。
翠は俺の手にある長ランをじっと見て、
「ツカサ、それ一度戻して」
「は? 今さら作り直すとか言わないよな?」
「そんな無謀なことは言わない。でも、アイロンくらいはかけたい」
「あぁ、そんなこと」
「そんなことじゃないものっ。アイロンをかけたら少しくらいは見栄えが良くなるかもしれないでしょうっ!?」
あまりにも必死な翠がかわいくて、くつくつと漏れる笑いは抑えられなかった。
「わかった」と長ランを返せば、翠は悔しそうな目で俺を睨む。
そんな翠を見ながら、
「ところで、後夜祭で着るドレスは決まってるの?」
「まだ決めてはいないの。実は、今年の誕生日にも静さんからたくさんドレスをいただいていて、でもなかなか着る機会がないからこの機会に着ようかな、って。明日、園田さんがドレスを数着持ってゲストルームへ来てくれることになっているから、そのときに選ぶ予定なの」
「それ、俺も見たいんだけど」
「え? ツカサも……?」
「……後夜祭のダンス、誰と踊るつもり?」
翠はきょとんとした顔をしていた。
俺がにこりと笑ってローテーブルに身を乗り出すと、
「あ……わ、その……」
翠は身を引いて長ランを抱きしめる。
「俺以外に誰か相手がいるとでも言おうものならどの程度のお仕置きをさせてもらえるのかが楽しみだ」
翠は何を想像したのか、鎖骨あたりから上すべてを赤く染め上げる。目を逸らす動作が意地悪心に油を注ぎ、
「翠は誰と踊るつもり?」
「……ツカサ以外の人なんていないもの」
翠は小さな声で訴えた。
「なら、パートナーのドレスくらい把握しておきたいんだけど」
翠は長ランを自分の脇に置き、幾分か落ち着きを取り戻してから、
「明日、六時半に来てもらえることになっているのだけど……練習は大丈夫なの?」
「一日くらい俺がいなくてもなんとでもなる」
「そう?」
「そう」
「……なら、一緒に選んでほしいな」
にこりと笑んだ顔に満足した俺は、休憩時間にピリオドを打った。
翠の勉強を見始めて一年と半年。
俺の教え方が身についたのか、始めのころと比べると勉強のスピードが格段にアップしている。
今日に至っては十一時半には終わっていた。
帰ろうとした俺を引き止めた翠は、
「お茶、淹れなおしてくる」
と部屋を出て行った。
早く休める日は早く休ませたい。
そうは思ったが、何分学校で会う機会がまったくないだけに、ふたりで過ごせる時間が貴重であることも事実。
お茶を飲む時間くらいならいいか、と翠を待っていた。
程なくして戻ってきた翠に、
「ダンスの練習、どうだった?」
カップを差し出す翠の表情がぱっと花が咲いたように明るいものへと変わる。
「あのね、先日初めて佐野くんと踊ったの。今までツカサと踊っていたから身長差とか最初は慣れなかったのだけど、身長が近い分、少し踊りやすかったかも?」
どうやら、俺の成長はまだ終わっていないらしい。
四月の身体測定では身長が三センチ伸びて一八一センチになっていた。
「ふーん……さすがに身長に文句を言われても変えようがないんだけど」
「えっ!? そんなつもりで言ったわけじゃないよっ?」
どうしたものかな。
俺は翠が笑っているのも好きだけど、むくれた顔や焦って必死になっている顔も好きらしい。
クスリと笑みを漏らすと、翠はむくれた顔で、
「もぅ……意地悪」
愛しい生き物はカップに手を伸ばし口元へと引き寄せた。
一口飲むと穏やかな表情に戻り、
「桃華さんや海斗くん、静音先輩にもとても褒めてもらえたの。ツカサに教えてもらって良かった。ありがとう」
ふわりと笑うその様に、一瞬見惚れた。
「……ま、見られる程度には仕上げたつもりだけど、厳しく指導しようと何しようと、それを習得したのは翠だから、俺だけの力じゃない」
このまま一緒にいるとキスをしたくなる。この腕に翠を抱きしめたくなる。
そんな予感を覚え、約束を守るためにまだ熱いハーブティーを一気に飲み干した。
「帰る。翠も早く休める日は早く休むように」
「うん。いつも遅くまでありがとう」
席を立ちドアノブに手をかけたそのとき、クン、と後ろに引っ張られる感覚があった。肩越しに振り返ると、翠の右手が俺のシャツをつまんでいた。
「何?」
翠は俯いたまま、
「……ぎゅってして?」
願ってもない申し出にすぐさま応じる。
もしかしたら翠も俺と同じ気持ちでいるのだろうか。
そう思うと、嬉しい気持ちが抑えきれなかった。
「何、急に」なんて素っ気無い言葉を吐きながら、嬉しさを隠せた気はしない。
翠からはどんな言葉が返ってくるのか……。
「なんとなく」かなと思っていたら、「スキンシップ」だった。
これは意外な返答だ。
「……へぇ、スキンシップなら、翠の身体のどこに触れてもいい気がするんだけど」
調子に乗って翠の背に指を滑らせると、翠は首を竦めるほどの反応を見せた。
でも、その反応は緊張を示すものだとすぐに理解する。
「……嘘。ゲストルームでは何もしない。翠がしてほしいなら別だけど」
腕を緩め翠の表情をうかがい見ると、翠は口をきつく引き結ぶ。
その口の中にはどんな言葉が詰まっているのか。俺はその言葉を聞くことができるのか――
「翠の望みは?」
翠はゴクリと唾を飲み込んでから、
「……ぎゅってしてほしかっただけっ」
「了解」
俺は再度翠の身体に腕を回す。
すっぽりと腕に収まる翠の頭を見ながら思う。
たぶん、本当に言いたいことは違う。さっき唾と一緒に呑み込んだのだろう。でも、
「ずるいよな」
翠が本当に望んでいたものはわからないけど、それでも「ずるい」と思う。
翠が望むのは良くて、俺が望むのは受け入れられない。
俺はこの部屋では何もしないと約束してしまったから。
言ったことは守るけど――
「このツケはいつか全部払ってもらうつもりでいるから。……おやすみ」
これ以上抱きしめているとキスをせずにはいられなくなる。だから、名残惜しさを噛み殺して翠の部屋を出た。
「何その顔……」
「別に」
言いながら、翠の自室へと通される。
翠はデスクに置いてあったものを手に取ると、
「ううう……やっぱり渡したくないなぁ」
「は?」
「だって、絶対ツカサのほうがきれいな仕上がりなんだもの」
そう言って振り返った翠の胸元には、黒い布が見えていた。
つまり、長ランのことを言っているのだろう。
「そんなの見てみないとわからない」
翠は今にも地団太を踏みそうな勢いで、長ランを抱える腕に力を入れる。
「そうだったところで、俺は翠が作ってくれた長ランを着るしかないんだけど……。ほら、さっさと出して」
催促に催促を重ねると、翠は嫌そうに長ランを差し出した。
丁寧にたたまれたそれを見ていくも、それほどひどい出来だとは思わない。内布に施された刺繍だってそこそこ見られる。
「そんなひどくないし」
世辞は言わない。だからといって嘘を言ったつもりもない。俺の率直な意見を言ったつもり。
翠は俺の手にある長ランをじっと見て、
「ツカサ、それ一度戻して」
「は? 今さら作り直すとか言わないよな?」
「そんな無謀なことは言わない。でも、アイロンくらいはかけたい」
「あぁ、そんなこと」
「そんなことじゃないものっ。アイロンをかけたら少しくらいは見栄えが良くなるかもしれないでしょうっ!?」
あまりにも必死な翠がかわいくて、くつくつと漏れる笑いは抑えられなかった。
「わかった」と長ランを返せば、翠は悔しそうな目で俺を睨む。
そんな翠を見ながら、
「ところで、後夜祭で着るドレスは決まってるの?」
「まだ決めてはいないの。実は、今年の誕生日にも静さんからたくさんドレスをいただいていて、でもなかなか着る機会がないからこの機会に着ようかな、って。明日、園田さんがドレスを数着持ってゲストルームへ来てくれることになっているから、そのときに選ぶ予定なの」
「それ、俺も見たいんだけど」
「え? ツカサも……?」
「……後夜祭のダンス、誰と踊るつもり?」
翠はきょとんとした顔をしていた。
俺がにこりと笑ってローテーブルに身を乗り出すと、
「あ……わ、その……」
翠は身を引いて長ランを抱きしめる。
「俺以外に誰か相手がいるとでも言おうものならどの程度のお仕置きをさせてもらえるのかが楽しみだ」
翠は何を想像したのか、鎖骨あたりから上すべてを赤く染め上げる。目を逸らす動作が意地悪心に油を注ぎ、
「翠は誰と踊るつもり?」
「……ツカサ以外の人なんていないもの」
翠は小さな声で訴えた。
「なら、パートナーのドレスくらい把握しておきたいんだけど」
翠は長ランを自分の脇に置き、幾分か落ち着きを取り戻してから、
「明日、六時半に来てもらえることになっているのだけど……練習は大丈夫なの?」
「一日くらい俺がいなくてもなんとでもなる」
「そう?」
「そう」
「……なら、一緒に選んでほしいな」
にこりと笑んだ顔に満足した俺は、休憩時間にピリオドを打った。
翠の勉強を見始めて一年と半年。
俺の教え方が身についたのか、始めのころと比べると勉強のスピードが格段にアップしている。
今日に至っては十一時半には終わっていた。
帰ろうとした俺を引き止めた翠は、
「お茶、淹れなおしてくる」
と部屋を出て行った。
早く休める日は早く休ませたい。
そうは思ったが、何分学校で会う機会がまったくないだけに、ふたりで過ごせる時間が貴重であることも事実。
お茶を飲む時間くらいならいいか、と翠を待っていた。
程なくして戻ってきた翠に、
「ダンスの練習、どうだった?」
カップを差し出す翠の表情がぱっと花が咲いたように明るいものへと変わる。
「あのね、先日初めて佐野くんと踊ったの。今までツカサと踊っていたから身長差とか最初は慣れなかったのだけど、身長が近い分、少し踊りやすかったかも?」
どうやら、俺の成長はまだ終わっていないらしい。
四月の身体測定では身長が三センチ伸びて一八一センチになっていた。
「ふーん……さすがに身長に文句を言われても変えようがないんだけど」
「えっ!? そんなつもりで言ったわけじゃないよっ?」
どうしたものかな。
俺は翠が笑っているのも好きだけど、むくれた顔や焦って必死になっている顔も好きらしい。
クスリと笑みを漏らすと、翠はむくれた顔で、
「もぅ……意地悪」
愛しい生き物はカップに手を伸ばし口元へと引き寄せた。
一口飲むと穏やかな表情に戻り、
「桃華さんや海斗くん、静音先輩にもとても褒めてもらえたの。ツカサに教えてもらって良かった。ありがとう」
ふわりと笑うその様に、一瞬見惚れた。
「……ま、見られる程度には仕上げたつもりだけど、厳しく指導しようと何しようと、それを習得したのは翠だから、俺だけの力じゃない」
このまま一緒にいるとキスをしたくなる。この腕に翠を抱きしめたくなる。
そんな予感を覚え、約束を守るためにまだ熱いハーブティーを一気に飲み干した。
「帰る。翠も早く休める日は早く休むように」
「うん。いつも遅くまでありがとう」
席を立ちドアノブに手をかけたそのとき、クン、と後ろに引っ張られる感覚があった。肩越しに振り返ると、翠の右手が俺のシャツをつまんでいた。
「何?」
翠は俯いたまま、
「……ぎゅってして?」
願ってもない申し出にすぐさま応じる。
もしかしたら翠も俺と同じ気持ちでいるのだろうか。
そう思うと、嬉しい気持ちが抑えきれなかった。
「何、急に」なんて素っ気無い言葉を吐きながら、嬉しさを隠せた気はしない。
翠からはどんな言葉が返ってくるのか……。
「なんとなく」かなと思っていたら、「スキンシップ」だった。
これは意外な返答だ。
「……へぇ、スキンシップなら、翠の身体のどこに触れてもいい気がするんだけど」
調子に乗って翠の背に指を滑らせると、翠は首を竦めるほどの反応を見せた。
でも、その反応は緊張を示すものだとすぐに理解する。
「……嘘。ゲストルームでは何もしない。翠がしてほしいなら別だけど」
腕を緩め翠の表情をうかがい見ると、翠は口をきつく引き結ぶ。
その口の中にはどんな言葉が詰まっているのか。俺はその言葉を聞くことができるのか――
「翠の望みは?」
翠はゴクリと唾を飲み込んでから、
「……ぎゅってしてほしかっただけっ」
「了解」
俺は再度翠の身体に腕を回す。
すっぽりと腕に収まる翠の頭を見ながら思う。
たぶん、本当に言いたいことは違う。さっき唾と一緒に呑み込んだのだろう。でも、
「ずるいよな」
翠が本当に望んでいたものはわからないけど、それでも「ずるい」と思う。
翠が望むのは良くて、俺が望むのは受け入れられない。
俺はこの部屋では何もしないと約束してしまったから。
言ったことは守るけど――
「このツケはいつか全部払ってもらうつもりでいるから。……おやすみ」
これ以上抱きしめているとキスをせずにはいられなくなる。だから、名残惜しさを噛み殺して翠の部屋を出た。
13
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる