594 / 1,060
Side View Story 11
29 Side 司 01話
しおりを挟む
昨日の話だと、翠たちが藤倉を出るのは八時。
見送りに行けないわけではないけれど、見送りに行くほどのことでもない。
気にはなりつつも、俺は弓道場へと続く道を歩いていた。
道場の前には人がひとり――
「なんで会長がいるんですか?」
しかも、こんな朝早く。
今は六時を少し回ったくらいの時間で、生徒会の集まりは九時からのはず。
「おっはよー! 司が毎朝六時には道場に来てるって聞いてから来ちゃった! 早く道場に入れてよ」
俺がここに来るのは部活をするためであり、弓道部じゃない会長が何をしにここへ来たのかを知りたいわけなんだが……。
それを訊くのは中に入ってからでもかまわないか……。
道場の鍵を開けて中へ入る。と、どちらからともなく神棚の正面に立って礼をする。
道場と名のつく場所にはたいてい神棚があり、道場に入ったときと出るときに礼をするのは当たり前のこと。
「で、何か用ですか?」
「いや、茜が司と恋バナしたっていうから俺もしにきただけ」
は……?
「ある意味、茜に悶絶嫉妬中」
意味がわからない。
「俺だって司と仲良くしたいんだよ」
会長は少しふてくされた顔をして、道場の端に積まれたマットに身を投げた。
「俺が自分の恋愛話をしたら司もしてくれるの?」
「……会長の恋愛話って茜先輩のことじゃないですか」
何を今さら……。
「ま、そうなんだけどさ」
いつもなら嬉しそうに話すことを、今日は翳りある表情を見せる。
……昨日だってマンションまで迎えに来ていたはず。
「何かあったんですか?」
「何かあったのはずいぶんと前のことだよ」
いつもの会長ではないことは確かだった。
今日は朝練中止だろうか……。
俺も、少し人と向き合う努力をしたほうがいいのかもしれない。
しかし、相手が誰でもいいというわけではなく――今目の前にいる人間、加納久。
考えれば恐ろしく長い付き合いの人間だ。
身内以外で考えれば、間違いなく五本の指に入る。
どんな人間なのかは知っていても、プライベートまでは知らない。
学校以外というならば、道場での顔を知っている程度。
人のプライベートなんてどうでもいいことだった。それを聞いても聞かなくても俺が困ることも得することもない。
でも、最近になって気になりだしたことがある。
「ひとつだけ――」
「うん。俺と茜が付き合ってないのはなんでかってことでしょ?」
先回りして尋ねられた。
「付き合ってる」「付き合ってない」「彼氏」「彼女」――そんなのは単なる言葉に過ぎない。
あってもなくてもかまわないといえばかまわない。でも、このふたりなら公言しそうな性格なのに……とは思っていた。
それに、会長の態度があからさまなのに対し、茜先輩の対応は不可解ともいえる。
会長に対するものは、そこらの男にする返事とさほど変わらない。
「好き」「かわいい」と言われても、「ありがとう」と笑顔で返すのみ。
「俺と茜、中三の卒業式から高一の夏前くらいまで、付き合ってたんだ。でも、家に邪魔された」
会長が口にする「家」――それは「親」や「祖父母」だろう。
「司のところも同じかもしれないけど、うちも『家柄』にこだわる家だからさ。……俺はそんなのどうでもいいのにね。親戚の簾条がやたらめったらそういうことを気にするものだから、それに引き摺られちゃってる感じ。すごい迷惑だ」
会長は「あぁ、いやだいやだ」と手足をばたつかせる。
面倒くさい家柄の加納に対し、茜先輩の家も色々と複雑だ。
漣とは腹違いの姉弟であり、そのほかに兄が三人。いずれも父親が同じなだけで母親は別。
つまり、茜先輩の父親は、五人の女性にそれぞれ子どもを産ませているのだ。そして、それら全員を認知しているという。
噂なんてものを気にしない俺がなぜこんなことを知っているかというならば、茜先輩が勝手に話していったから。
情報発信源が本人ならば、疑う必要などない。
「いっときは信じてもらえたんだけどな」
会長は苦い笑みを浮かべた。
「今だって十分信頼されているように見えますけど」
「表面上はね。でも、俺の気持ちは届いてないと思う。信頼はされていると思うけど、信用されているかは微妙だな」
そんなわけ――
「そんなわけないと思うでしょ? あるんだなぁ……」
いつも一緒にいて仲睦まじく見えるのに、会長はどうしてこんな思案顔なのか。
確かに茜先輩の対応を不可解に思うことはある。が、決して会長に不信感を抱いているようには見えない。
「茜は自分の両親を見てきて、『気持ち』に永遠はないって思ってるから。お母さんにそう言われて育っちゃったからね。今はもう言われてないと思うけど、茜の心には根深く残ってる」
母親がどうしてそんなことを……?
茜先輩はそれぞれの母親とは皆仲がよく、自分の面倒も見てくれると言っていた。だから、漣とも普通に姉弟として接しているし、それはほかの兄たちも同様だと、そう言っていたはずだ。
「うちの親がさ、俺がいないところで茜と会ったみたいなんだよね。そのときに、なんか色々言われたみたいで、それが原因で、まんまと一線引かれちゃった感じ。俺がどんなに好きだって伝えても、親の言うことなんか気にするなって言ってもだめだった。おっきな壁がさ、俺たちの間に……というよりは、茜の中にできちゃったんだ」
人の心はそんなにも脆く、好きな相手の言葉すら受け入れられなくなるものなのだろうか。
ふと、雅さんに会った直後の翠を思い出したけれど、あのときの状況とは異なる。
「以来、茜は変わっちゃった。人と深く付き合うことはせず、表面的な言葉しか交わさない。ほかの人間はどうでもいいから、せめて俺だけは信じてほしんだけどね」
そう言って笑う会長は、いつもより大人びた顔をする。
「会長……それじゃ、茜先輩は人を――誰も信じていないと言っているように聞こえます」
「たぶん、それに近いものはあるんじゃない?」
そんなふうには見えない。
翠だったらわかる。そういうのが行動にも出るし……。
……でも、最近の翠は人を信じすぎていてそれが怖いと思う。
翠と茜先輩――
「会長、茜先輩は翠のことはかなり気にかけているように見えるんですが……」
「うん。翠葉ちゃんは音を使うからね。音に感情が出る人間のことは信じられるんだと思う。俺たちには理解しがたい信用基準だよね」
本当に……。
「あーあ……大人って、勝手だよね。自分の色恋沙汰に子どもを巻き込んでみたり、自分の価値観で子どもの人間関係壊したり」
「…………」
「そんなわけで、高一の夏前には自然消滅。付き合い始めるときには色々なやり取りがあったけど、終わるときは一瞬で、しゃぼん玉が消えるみたいにあっけなかったよ。俺、どんな言葉でフォローしたら彼氏って立場をキープできたんだと思う? 考えても考えてもわかんないんだよね」
会長は両手で顔を覆い、苦しそうに呟く。
でも、それならなんでいつも一緒にいる? 傍から見たら、どう見ても付き合っているようにしか見えない。
「いつも一緒にいるのは俺が付きまとっているだけ。ほかの男を茜に近づけたくなくて。……それに、一緒に行動することについては茜も何も言わない。拒否はしない。けれど、受け入れもしない」
俺が口を挟める内容じゃない。
「会長、これ以上聞いたところで俺に言えることは何もありません」
「別に助言なんて求めてないよ。俺は俺にできることしかしようがないからね」
自分にできること……?
この状況で、この人はどう動くのだろうか。
見送りに行けないわけではないけれど、見送りに行くほどのことでもない。
気にはなりつつも、俺は弓道場へと続く道を歩いていた。
道場の前には人がひとり――
「なんで会長がいるんですか?」
しかも、こんな朝早く。
今は六時を少し回ったくらいの時間で、生徒会の集まりは九時からのはず。
「おっはよー! 司が毎朝六時には道場に来てるって聞いてから来ちゃった! 早く道場に入れてよ」
俺がここに来るのは部活をするためであり、弓道部じゃない会長が何をしにここへ来たのかを知りたいわけなんだが……。
それを訊くのは中に入ってからでもかまわないか……。
道場の鍵を開けて中へ入る。と、どちらからともなく神棚の正面に立って礼をする。
道場と名のつく場所にはたいてい神棚があり、道場に入ったときと出るときに礼をするのは当たり前のこと。
「で、何か用ですか?」
「いや、茜が司と恋バナしたっていうから俺もしにきただけ」
は……?
「ある意味、茜に悶絶嫉妬中」
意味がわからない。
「俺だって司と仲良くしたいんだよ」
会長は少しふてくされた顔をして、道場の端に積まれたマットに身を投げた。
「俺が自分の恋愛話をしたら司もしてくれるの?」
「……会長の恋愛話って茜先輩のことじゃないですか」
何を今さら……。
「ま、そうなんだけどさ」
いつもなら嬉しそうに話すことを、今日は翳りある表情を見せる。
……昨日だってマンションまで迎えに来ていたはず。
「何かあったんですか?」
「何かあったのはずいぶんと前のことだよ」
いつもの会長ではないことは確かだった。
今日は朝練中止だろうか……。
俺も、少し人と向き合う努力をしたほうがいいのかもしれない。
しかし、相手が誰でもいいというわけではなく――今目の前にいる人間、加納久。
考えれば恐ろしく長い付き合いの人間だ。
身内以外で考えれば、間違いなく五本の指に入る。
どんな人間なのかは知っていても、プライベートまでは知らない。
学校以外というならば、道場での顔を知っている程度。
人のプライベートなんてどうでもいいことだった。それを聞いても聞かなくても俺が困ることも得することもない。
でも、最近になって気になりだしたことがある。
「ひとつだけ――」
「うん。俺と茜が付き合ってないのはなんでかってことでしょ?」
先回りして尋ねられた。
「付き合ってる」「付き合ってない」「彼氏」「彼女」――そんなのは単なる言葉に過ぎない。
あってもなくてもかまわないといえばかまわない。でも、このふたりなら公言しそうな性格なのに……とは思っていた。
それに、会長の態度があからさまなのに対し、茜先輩の対応は不可解ともいえる。
会長に対するものは、そこらの男にする返事とさほど変わらない。
「好き」「かわいい」と言われても、「ありがとう」と笑顔で返すのみ。
「俺と茜、中三の卒業式から高一の夏前くらいまで、付き合ってたんだ。でも、家に邪魔された」
会長が口にする「家」――それは「親」や「祖父母」だろう。
「司のところも同じかもしれないけど、うちも『家柄』にこだわる家だからさ。……俺はそんなのどうでもいいのにね。親戚の簾条がやたらめったらそういうことを気にするものだから、それに引き摺られちゃってる感じ。すごい迷惑だ」
会長は「あぁ、いやだいやだ」と手足をばたつかせる。
面倒くさい家柄の加納に対し、茜先輩の家も色々と複雑だ。
漣とは腹違いの姉弟であり、そのほかに兄が三人。いずれも父親が同じなだけで母親は別。
つまり、茜先輩の父親は、五人の女性にそれぞれ子どもを産ませているのだ。そして、それら全員を認知しているという。
噂なんてものを気にしない俺がなぜこんなことを知っているかというならば、茜先輩が勝手に話していったから。
情報発信源が本人ならば、疑う必要などない。
「いっときは信じてもらえたんだけどな」
会長は苦い笑みを浮かべた。
「今だって十分信頼されているように見えますけど」
「表面上はね。でも、俺の気持ちは届いてないと思う。信頼はされていると思うけど、信用されているかは微妙だな」
そんなわけ――
「そんなわけないと思うでしょ? あるんだなぁ……」
いつも一緒にいて仲睦まじく見えるのに、会長はどうしてこんな思案顔なのか。
確かに茜先輩の対応を不可解に思うことはある。が、決して会長に不信感を抱いているようには見えない。
「茜は自分の両親を見てきて、『気持ち』に永遠はないって思ってるから。お母さんにそう言われて育っちゃったからね。今はもう言われてないと思うけど、茜の心には根深く残ってる」
母親がどうしてそんなことを……?
茜先輩はそれぞれの母親とは皆仲がよく、自分の面倒も見てくれると言っていた。だから、漣とも普通に姉弟として接しているし、それはほかの兄たちも同様だと、そう言っていたはずだ。
「うちの親がさ、俺がいないところで茜と会ったみたいなんだよね。そのときに、なんか色々言われたみたいで、それが原因で、まんまと一線引かれちゃった感じ。俺がどんなに好きだって伝えても、親の言うことなんか気にするなって言ってもだめだった。おっきな壁がさ、俺たちの間に……というよりは、茜の中にできちゃったんだ」
人の心はそんなにも脆く、好きな相手の言葉すら受け入れられなくなるものなのだろうか。
ふと、雅さんに会った直後の翠を思い出したけれど、あのときの状況とは異なる。
「以来、茜は変わっちゃった。人と深く付き合うことはせず、表面的な言葉しか交わさない。ほかの人間はどうでもいいから、せめて俺だけは信じてほしんだけどね」
そう言って笑う会長は、いつもより大人びた顔をする。
「会長……それじゃ、茜先輩は人を――誰も信じていないと言っているように聞こえます」
「たぶん、それに近いものはあるんじゃない?」
そんなふうには見えない。
翠だったらわかる。そういうのが行動にも出るし……。
……でも、最近の翠は人を信じすぎていてそれが怖いと思う。
翠と茜先輩――
「会長、茜先輩は翠のことはかなり気にかけているように見えるんですが……」
「うん。翠葉ちゃんは音を使うからね。音に感情が出る人間のことは信じられるんだと思う。俺たちには理解しがたい信用基準だよね」
本当に……。
「あーあ……大人って、勝手だよね。自分の色恋沙汰に子どもを巻き込んでみたり、自分の価値観で子どもの人間関係壊したり」
「…………」
「そんなわけで、高一の夏前には自然消滅。付き合い始めるときには色々なやり取りがあったけど、終わるときは一瞬で、しゃぼん玉が消えるみたいにあっけなかったよ。俺、どんな言葉でフォローしたら彼氏って立場をキープできたんだと思う? 考えても考えてもわかんないんだよね」
会長は両手で顔を覆い、苦しそうに呟く。
でも、それならなんでいつも一緒にいる? 傍から見たら、どう見ても付き合っているようにしか見えない。
「いつも一緒にいるのは俺が付きまとっているだけ。ほかの男を茜に近づけたくなくて。……それに、一緒に行動することについては茜も何も言わない。拒否はしない。けれど、受け入れもしない」
俺が口を挟める内容じゃない。
「会長、これ以上聞いたところで俺に言えることは何もありません」
「別に助言なんて求めてないよ。俺は俺にできることしかしようがないからね」
自分にできること……?
この状況で、この人はどう動くのだろうか。
4
あなたにおすすめの小説
光のもとで2
葉野りるは
青春
一年の療養を経て高校へ入学した翠葉は「高校一年」という濃厚な時間を過ごし、
新たな気持ちで新学期を迎える。
好きな人と両思いにはなれたけれど、だからといって順風満帆にいくわけではないみたい。
少し環境が変わっただけで会う機会は減ってしまったし、気持ちがすれ違うことも多々。
それでも、同じ時間を過ごし共に歩めることに感謝を……。
この世界には当たり前のことなどひとつもなく、あるのは光のような奇跡だけだから。
何か問題が起きたとしても、一つひとつ乗り越えて行きたい――
(10万文字を一冊として、文庫本10冊ほどの長さです)
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる