光のもとで1

葉野りるは

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30~45 Side 司 13話

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 翠に近づき、
「大丈夫か?」
 声をかけたが下を向いたまま何も答えない。
 いつものように「邪魔しないで」という怒声は返ってこなかった。
 きっと、池に落ちた携帯のことで頭がいっぱいなのだろう。
 この場を片付けたらすぐに話すから、もう少しだけ待っていてくれ。
「武明さん、その人を学校長のところへ連れていってください」
「かしこまりました」
 学校長には越谷が動き出した時点で秋兄から連絡が入っているはず。
 武明さんが越谷に近づこうとしたそのとき、トスン――翠のかばんが地面に落下した。
「待ってっっっ」
 翠が動き、武明さんと越谷の間に入る。
 しかし、顔は地面を向いたまま。
 翠の表情を見ることはできない。
「翠」
 こちらをゆっくりと振り返った翠は、たとえようのない表情で俺を睨んでいた。
 怒鳴られはしなかったが、やはりこの場に踏み込んだことを怒っていた。
 そう思ったのは一瞬のこと。
「あとから出てきて何よ……」
 俺は自分の耳を疑った。
 俺は今、なんでもっと早くに出てこなかったのか、と責められているのか?
「カメラを持っているならこれから私がすることも全部撮っておいてっ」
「何を――」
 何が起ころうとしているのか予想だにできない。
 カメラどころか、翠の行動から目が離せなかった。
 翠は三歩で越谷との間合いを詰めた。
「な、何よ……」
「……なんでもないわよ」
 小さな声は震えていた。
 俺に放ったときとはまったく別の声音で。
 何かを必死に堪えようとしている、そんな声。
 翠が無言になった時間はどれくらいだっただろうか。
 ザザ、と風が吹き、紅葉した桜の葉が散る。
 目の前をヒラリ、と葉が落ちたとき、翠の腕が勢いよく上がった。
 パンッ――
「きゃぁっっっ」
 乾いた音と越谷の悲鳴が響き、越谷は受けた衝撃を堪えきれずに転がる。
 振り下ろされた翠の手は、指先まできれいに揃えられていた。
 ……翠が人を叩く?
 すべて自分の目の前で起こっていることなのに、何が起きているのか判断できない。視界から得る情報を処理しきれない。
「手を上げるだなんて野蛮なっ」
 越谷がキッ、と翠を睨みあげる。しかし翠は、
「野蛮で結構よ……」
 別人のような声を発した。
 夏、入院を説得しに行ったときなど比ではない。
「私、人にされて嫌だと思ったことはしない主義なの。――本当は、本当はっ、あなたの携帯を同じように池に落としてやりたかったっっっ」
 怒鳴っただけ。
 それだけなのに、翠の肩は上下に動いていた。
 爆発――たとえるならこの言葉しかない。
 翠の感情は、たかだかひとつの携帯で爆発した。
 今も翠の表情は見えない。
 池の方を向いたまま、転がった越谷を捉えている。
 音もなく翠が振り返る。
 その顔からは、血の気がすっかり失せていた。
「人を叩いたわ……。これ、暴力っていうのでしょ? 状況はその人と変わらないはず。証人はふたり。ちゃんと学校長に伝えてね。その人が処分を受けるのなら、私にも同等の処分を――」
 淡々と語る翠はいつもの翠ではなく、やはり、夏の翠を彷彿とさせるものがあった。
 それはつまり、正気ではないということ。
 翠は吸い寄せられるように池へ向かって足を踏み出す。
 俺は反射的に動いていた。
 翠の腕を力任せに引き寄せる。
「池に入るつもりじゃないだろうなっ!?」
「放してっっっ。それの何が悪いのっ!?」
「携帯なんて替えがきくだろっ!?」
「きかないっ。替えなんてきくわけないでしょっ!? いただいたストラップもとんぼ玉も、唯兄の大切な鍵もっ、メールのやり取りも録音してあった声も――替えのきくものなんてひとつもないっっっ」
 力を加減していたわけでもないのに、その手を目一杯振り払われた。
 俺を見た翠の目は、表面張力の決壊ぎりぎりまで涙が溜まっていた。
 あと数秒で零れる……。
「お願いだから放っておいてっ」
 そう言って、翠は再び池の方へと身体を向けた。
 放っておけるわけがなかった。
 どんな意外な展開になろうとこの外気温は無視できるものではなかったし、水温がどのくらいかということには頭がしっかりと働く。
 もっと別のことに頭が働けば良かったのに――
 池に落ちた携帯はダミーだと、このとき伝えられていたら何か変わっていたかもしれない。
 でも、そんなのはあとの祭りだ……。

 池に翠が入るなど、黙って見ていられるわけがなかった。
 俺は手早く上着を脱ぐと、それを翠に放った。
 背にかけるというより、頭の上に落とした感が否めない。
「もう十一月下旬なんだ。そんな薄着でいるな。コートは着ないと意味がない」
 反論を聞く前に、俺の次の行動を悟られる前に翠の前方へ出る必要があった。
 躊躇なく池に身を投じる。
 携帯が落ちたときとは比べ物にならない音が立った。が、やはり音はすぐに消える。
「ツカサっ、いいっっっ。自分で探すからっっっ」
 翠の声に温度が戻った。
 何かとりとめなくバカなことを言っている気がするけど。
 翠はわかっていない。
 今、目にしている光景を正しく理解していない。
 俺は池の中でゆっくりと振り返る。
「翠の目は節穴か?」
「え……?」
「俺が入ってこの深さなんだ。翠が入ったらどうなるか想像してみろ」
 顔を水面から出した状態で、翠の足が池の底につくことはない。
 翠はそんなことにも気づかないくらい動転していた。
「それ、ちゃんと羽織ってくれないか?」
 俺は手に持て、という意味で上着を脱いだわけじゃない。
 薄着でいるな、と言ったはずだ。
 戸惑う翠に俺は苛立ちを隠さない。
 そんな俺を察した武明さんが即座に動き、翠の手にある上着を手早く背にかけた。
 俺はメガネを外し、「これだけ持ってて」と池の縁にある石に置く。
 水は冷たかったが頭を冷やすのにはちょうどよかった。
 ただ上着を背にかけただけ――それなのに、武明さんの手が翠の手に触れたんじゃないかとか、そんな些細なことまで気になる俺はおかしい。
 そんな自分は冷静さを取り戻すべく頭を冷やすべきだったし、どうして翠があんな状態になっているのか、もっと早くに気づくべきだった。
 翠にとっての携帯――その意味をもっときちんと把握しておくべきだった。

 水の中はコポコポと音がする。
 それは自分が吐き出す息の音。
 気泡は迷いなく水面へと浮上していく。
 水底は暗い。
 けど、しばらくして気づく。
 水底ではなく、池の中がひとつの闇なのだと。
 その闇に、自分が溶け込んでしまう気がした。
 何も見えない中、底に手がつくと手探りのみで携帯を探す。
 それはまるで今の俺そのもの。
 何も見えない中、手探りで翠という人間と向き合う。
 効率が悪い――
 そんなことだってわかっている。
 本当は、明日の明るい時間に警備員を使って引き揚げ作業をするつもりでいた。
 それがどうしてこんなことになっているのか……。
 あぁ、そうだ……。
 まさか翠がこの季節のこの時間、池に入って探すと言い出すとは思いもしなかったからだ。
 こうやって俺は、いつだって翠の行動や言動にペースを乱される。
 水面に顔を出すと、翠の叫び声が聞こえた。
「ツカサっ、もういいからっっっ。もう、いいからっっっ」
 声が枯れかけていた。
 何度も叫んでいたのだろう。
 何を言っているのかまでは聞こえなかったけど、何か言っているのは聞こえていた。
「どうでも良くないから池に入ろうとしたんだろっ!? そうやって、もういいって言いながらずっと気にして、挙句翠がここに入るんじゃ意味がないんだよっっっ」
 俺もあとには引けなかった。

 真っ暗な池の中で底と水面を交互に見る。と、どちらが上でどちらが下なのかがわからなくなりそうだった。
 いつものように、自分の身体で浮力を感じることがひどく難しい。
 間違えずにいられたのは気泡のおかげ。
 気泡が向かう先こそが水面。
 息継ぎに上がると、目の前に優太がいた。
「司、楽しそうなことしてるじゃん?」
 言いながら、まるでプールにでも入るみたいに池に入ってくる。その後ろから、
「準備運動はバッチリしてきたから! おまけに視力もいいよ!」
 久先輩が翠に声をかけたところだった。
 俺の顔を見るなり、にっ、と笑う。
「寒中水泳バンザーイ!」
 バカみたいに豪快に水飛沫が立つ入り方。
「つーか、ひとりいい格好してんじゃないよ」
 俺の元まで泳いできた久先輩に言われ、隣にいた優太にも「ホントホント」と頭を叩かれる。
 別に、いい格好をしようとしていたわけではなく、翠が池に入るのを阻止しようとしたらこうなっただけだ。
「……ふたりとも物好きだな」
 ほかの言葉が出てこなくて、かろうじてそんな言葉を口にした。
 俺の言葉を読んでいたのか、ふたりは顔を見合わせてからおかしそうに笑う。そして、
「「物好きじゃなくて、友達だから」」 
 ふたりは俺を残して潜水を開始した。
 次に息継ぎに上がってきたときにはライトが到着していた。
 俺が池に入ってすぐ、翠の警護班が学園警備に指示を出していたのだろう。
「これは助かるねー」
 率先してライトを取りにいった久先輩からヘッドライトが配られる。
 それを装着し終わるころには、池の縁から池の中を照らすライトの設置も済んでいた。
 ふと顔を上げると、翠の後方に姉さんと秋兄の姿が見えた。
 とっとと――とっとと翠を回収してくれ。
 こんな寒いところで身を晒しているなんてバカのすることだ。
 俺は姉さんに視線を送ってから六回目の潜水を開始した。

 池の中は先ほどと比べようもないほどに明るくなり、物を探しやすい状況になっていた。
 しかし、三人で潜ると気泡も増える。
 そこかしこに浮き上がる気泡が視界の邪魔をしていた。
 けど、何も見えないよりは作業効率が格段に上がった。
 途中、優太に服を引っ張られ、その手に握られているものを見せられる。
 翠の携帯だった。
 水面に上がり携帯を注視するも、
「あちゃー……しっかり電源落ちてるね。俺たちが探してた時間だけでも十分近いし、その前から浸かってたなら本体はもうだめかな」
 久先輩が優太の手にあった携帯を俺の手に乗せる。
「でも、ここ池だし。海水よりはいいでしょ? 不純物さえ取り除けばデータは取り出せるんじゃん?」
 優太の言葉に俺はぼそりと零した。
「……データはあらかじめバックアップが取ってあった」
 情報を教える、というよりは単なる愚痴。
「えっ!? じゃぁ、なんでっ!?」
 答えるより先にしたい作業がある。
 ストラップに通された三つのアイテムがひとつも欠けていないか、壊れていないか。
「あぁ、そっか……。それのため?」
 久先輩の指先にはストラップ。
 これ以外、ほかには何もなかった――
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