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「もうこんな時間か」
その声に顔を上げ、あらかた片付いたとはいえ元々が荒れてた部屋だけに、ほとんど変わり映えしない室内を見回す。時間は……食堂は閉まっちゃったけど、コンビニに行っても門限までには帰って来れそうな頃合いだったため、夕飯に関する心配は解消された。一言言っておけば、作り置いてくれたんだろうがあの時は資料の量に圧倒されてたんだからしょうがない。
「巻き込んで悪かった」
ハルカ先輩が申し訳なさそうに声をかけたのは、当然ながらカスミンの方で。僕の方にはチラリとも視線を向けようとしない。
まあ、お邪魔虫だと自覚してる僕がここに残ってた理由も2人のやりとりをただ近くで見てたかったっていう、私利私欲に近いものだからその冷たい態度くらいなんてことないんだけど。
そしてゲーム本編と比べて流れが違うあまり今の今まで気づかなかったものの、このメンツでの資料整理ってイベントのうちの一つじゃん。で、おそらく他の誰よりもハルカ先輩の好感度が高いルートに入ってる気配がする。
「時間も時間だし部屋まで送ってく。途中でなんか礼させてくれ」
……きたきた。きました。このセリフ。やっぱりハルカ先輩ルートにいるので間違いない。
ただ、ここで嫉妬に駆られて張り合った僕がハルカ先輩を誘うことになってるから一応やっといたほうがいいのかな……。とも思ったが、最後の方にカスミンを嘲るような台詞が組み込まれていたことを思い出してしまって口が鈍る。
それを言って先輩を怒らせたからこそ、半泣きになった僕がカスミンを睨んでここから飛び出していくっていう正規のストーリーをなぞれるわけで。さて困ったぞ。
先輩とカスミンの2人が交わす、ハートがポコポコ当たってきそうな仲睦まじい様子を目にしながら、しばらくウンウン唸ったあとに心の中で手を打つ。
……なんにしろ、この場から僕がいなくなれば2人で寮まで帰るイベントが強制的に発生すんのか。
「あ。……じゃあ僕、先に出ます。お疲れ様でした」
「は?」
……は?ってなに。
元気よくお辞儀をして、すぐさまドアに手をかけた僕の背中に投げて寄越されたのは、どう聞いても本気でわけわからんと思ってそうな渾身の『は?』だった。なにその反応……。喜ぶところのはずなのに。
困惑しつつ、『どういうこと??』なんて訝りながら振り返った僕に、
「お前1人で大丈夫なのか?前、変な奴に待ち伏せされてたとか言っていただろ。寮まで帰るだけなんだから、ついでに送ってく」
ハルカ先輩が珍しく気遣うみたいに口調を緩めて話しかけてきたため、うっすい記憶を辿る。
「あー……」
言ってたな。たしかに、前の『僕』はそれだけ自分が可愛く魅力的でウカウカしてると先輩以外にいっちゃいますよ??……みたいな感じでしつこく自己申告してた。度々聞き流されてたけど。
「……言って、ましたね。あの、でも……それについてはもう大丈夫というか……」
そして、さらに思い出した。ハルカ先輩の好感度が足りないと『部屋まで送ってく』じゃなくて『じゃあ、鍵返してくるな。ほんと助かった』とか言って、カスミンに対してドヤ顔披露してる僕を引き連れてここを出てくんだよ。で、一人残されたカスミンが帰る途中で出会うのが会長か副会長か養護教諭のどれか。その三人の中で一番好感度の高いキャラに部屋まで送ってもらうんだけど……。いるとしたら、誰だろ。多分、現時点で一番好感度高そうなのハルカ先輩だろうし。
考えてもわからなかったので、ひとまず適当な名前をあげる。
「会長がこの時間まで校舎にいるらしいんで、部屋まで送ってもらいます。だから大丈夫です」
「貴文?あいつまだいるのか。それより、なんでそんなこと知ってんだ」
「え?……えーっと、聞いたので!」
あれ?なんでちょっと不機嫌そうになってんだろ……。いいじゃん、カスミンと2人薄暗い帰路を辿るとか最高のシチュエーションじゃん。心は叫ぶが、死んでも表情にはのぼらせない。
取り繕った『愁』の可愛らしいであろう笑みを向けて答えたものの、相手はそれでも納得してくれないらしい。
「誰から」
「誰からって……か、会長??でしょうか……」
重ねて尋ねられて、ちょっとずつ誤魔化しきれなくなってきたぞ?ないと思うがこの疑いっぷり。もし、本人に確認を取られでもしたら『そいつになんか教えてねぇぞ』で一発アウト決定。
「……その、会長にちょっと用事があったり……だったりなんかしますので……。行き違いになると困るし……あの。僕、ほんとこれで失礼しますね!」
最後わやわやになった言い訳をハルカ先輩が納得して聞いてるわけもないと思ったが、これ以上ここにいるとさらに墓穴を掘ることになるだろうし、なにより2人の邪魔にしかならない。
なんとか強引に振り切って準備室を出ることに成功し、トテトテ早足で歩いてる最中。廊下の向こう側を行く会長の姿を見かける。
「あ。ほんとにいた」
ぽつりと独り言ちてそこでしばし頭を悩ませた。僕が歓迎されてないことは身に染みてわかっていたけど、勝手にまとわりつく分には邪険にしそうもないんだよね、あの人。
ここ数日分溜まったカスミンの可愛さを共有しながら部屋まで戻るのも悪くないひと時になるだろうし……なんて考えて小走りでその人に近づいた。
駆けてく足音で気付いたのか、顔を上げてこっちを一瞥した相手に向かって軽く手を振る。
「会長!あの、これから帰るとこですよね。それなら一緒に……」
言葉の途中で僕から僕の背後へと視線を移した会長の動きにつられて後ろを振り返ると、めっちゃダッシュでこっちに向かってくる人影が見えて薄暗闇に目を凝らした。
「ほら、迎えがきてんぞ。あっちと一緒に帰れ」
会長から素気無くそんなことを言われたけど、『予想外です』としかいえない行動を取ってる相手の真意がわからずなんとも答えようがない。
さすが運動部というべきか、ほとんど息を乱すことなく目の前まできたハルカ先輩の顔を信じられない思いで凝視する。
「……あ……もしかして、なんか忘れ物してました??」
それくらいしか思い当たらずパタパタ制服のポケットを探るが、談話室から直接ここにきたわけだし元々たいした持ち物もなかったはず。
じゃあ、一体なんの用だ??ハルカ先輩のかなり不自然な行動が気に掛かり、おそらく怪訝な表情をしていたであろう僕はそのまま相手を見上げた。
それに一瞬……どうも言葉に詰まったらしいん様子を見せたあと、不本意そうに薄い唇を噛んだ先輩が絞り出すような声で言う。
「お前に……、小野寺に借りは作りたくない。あとあと面倒そうだし。……それに、手伝ってくれた礼をするって言っただろ」
それで全力ダッシュで僕を追いかけてきたとか……。どうした先輩。どうやってもあなたらしくないです、その行動。なんだろ、……バグ??バグかな??
「はあ……、言ってましたね。あれ、でも。香純くんは?」
「待たせてあるから早く来い」
手間取らせやがって、みたいな雰囲気で言われてますが別に追いかけてこいなんて一言も言ってないんですけども。むしろ、会長と帰るからさらなる好感度アップよろしくお願いしますとしか思ってない。
なんだ、これ……。
疑問符を山ほど頭に浮かべてる僕を冷めた目で見てきた会長が、なにか考え込むようにして腕組みする姿がどんどんと遠くなる。それくらいの勢いで腕を引かれて元きた道を戻っていた。
______________
みんなで仲良く資料整理と、キャラだと自覚のあるキャラが自由に動いたがゆえのゲームのバグと、拗らせ攻めが変わらず好きなようです…
その声に顔を上げ、あらかた片付いたとはいえ元々が荒れてた部屋だけに、ほとんど変わり映えしない室内を見回す。時間は……食堂は閉まっちゃったけど、コンビニに行っても門限までには帰って来れそうな頃合いだったため、夕飯に関する心配は解消された。一言言っておけば、作り置いてくれたんだろうがあの時は資料の量に圧倒されてたんだからしょうがない。
「巻き込んで悪かった」
ハルカ先輩が申し訳なさそうに声をかけたのは、当然ながらカスミンの方で。僕の方にはチラリとも視線を向けようとしない。
まあ、お邪魔虫だと自覚してる僕がここに残ってた理由も2人のやりとりをただ近くで見てたかったっていう、私利私欲に近いものだからその冷たい態度くらいなんてことないんだけど。
そしてゲーム本編と比べて流れが違うあまり今の今まで気づかなかったものの、このメンツでの資料整理ってイベントのうちの一つじゃん。で、おそらく他の誰よりもハルカ先輩の好感度が高いルートに入ってる気配がする。
「時間も時間だし部屋まで送ってく。途中でなんか礼させてくれ」
……きたきた。きました。このセリフ。やっぱりハルカ先輩ルートにいるので間違いない。
ただ、ここで嫉妬に駆られて張り合った僕がハルカ先輩を誘うことになってるから一応やっといたほうがいいのかな……。とも思ったが、最後の方にカスミンを嘲るような台詞が組み込まれていたことを思い出してしまって口が鈍る。
それを言って先輩を怒らせたからこそ、半泣きになった僕がカスミンを睨んでここから飛び出していくっていう正規のストーリーをなぞれるわけで。さて困ったぞ。
先輩とカスミンの2人が交わす、ハートがポコポコ当たってきそうな仲睦まじい様子を目にしながら、しばらくウンウン唸ったあとに心の中で手を打つ。
……なんにしろ、この場から僕がいなくなれば2人で寮まで帰るイベントが強制的に発生すんのか。
「あ。……じゃあ僕、先に出ます。お疲れ様でした」
「は?」
……は?ってなに。
元気よくお辞儀をして、すぐさまドアに手をかけた僕の背中に投げて寄越されたのは、どう聞いても本気でわけわからんと思ってそうな渾身の『は?』だった。なにその反応……。喜ぶところのはずなのに。
困惑しつつ、『どういうこと??』なんて訝りながら振り返った僕に、
「お前1人で大丈夫なのか?前、変な奴に待ち伏せされてたとか言っていただろ。寮まで帰るだけなんだから、ついでに送ってく」
ハルカ先輩が珍しく気遣うみたいに口調を緩めて話しかけてきたため、うっすい記憶を辿る。
「あー……」
言ってたな。たしかに、前の『僕』はそれだけ自分が可愛く魅力的でウカウカしてると先輩以外にいっちゃいますよ??……みたいな感じでしつこく自己申告してた。度々聞き流されてたけど。
「……言って、ましたね。あの、でも……それについてはもう大丈夫というか……」
そして、さらに思い出した。ハルカ先輩の好感度が足りないと『部屋まで送ってく』じゃなくて『じゃあ、鍵返してくるな。ほんと助かった』とか言って、カスミンに対してドヤ顔披露してる僕を引き連れてここを出てくんだよ。で、一人残されたカスミンが帰る途中で出会うのが会長か副会長か養護教諭のどれか。その三人の中で一番好感度の高いキャラに部屋まで送ってもらうんだけど……。いるとしたら、誰だろ。多分、現時点で一番好感度高そうなのハルカ先輩だろうし。
考えてもわからなかったので、ひとまず適当な名前をあげる。
「会長がこの時間まで校舎にいるらしいんで、部屋まで送ってもらいます。だから大丈夫です」
「貴文?あいつまだいるのか。それより、なんでそんなこと知ってんだ」
「え?……えーっと、聞いたので!」
あれ?なんでちょっと不機嫌そうになってんだろ……。いいじゃん、カスミンと2人薄暗い帰路を辿るとか最高のシチュエーションじゃん。心は叫ぶが、死んでも表情にはのぼらせない。
取り繕った『愁』の可愛らしいであろう笑みを向けて答えたものの、相手はそれでも納得してくれないらしい。
「誰から」
「誰からって……か、会長??でしょうか……」
重ねて尋ねられて、ちょっとずつ誤魔化しきれなくなってきたぞ?ないと思うがこの疑いっぷり。もし、本人に確認を取られでもしたら『そいつになんか教えてねぇぞ』で一発アウト決定。
「……その、会長にちょっと用事があったり……だったりなんかしますので……。行き違いになると困るし……あの。僕、ほんとこれで失礼しますね!」
最後わやわやになった言い訳をハルカ先輩が納得して聞いてるわけもないと思ったが、これ以上ここにいるとさらに墓穴を掘ることになるだろうし、なにより2人の邪魔にしかならない。
なんとか強引に振り切って準備室を出ることに成功し、トテトテ早足で歩いてる最中。廊下の向こう側を行く会長の姿を見かける。
「あ。ほんとにいた」
ぽつりと独り言ちてそこでしばし頭を悩ませた。僕が歓迎されてないことは身に染みてわかっていたけど、勝手にまとわりつく分には邪険にしそうもないんだよね、あの人。
ここ数日分溜まったカスミンの可愛さを共有しながら部屋まで戻るのも悪くないひと時になるだろうし……なんて考えて小走りでその人に近づいた。
駆けてく足音で気付いたのか、顔を上げてこっちを一瞥した相手に向かって軽く手を振る。
「会長!あの、これから帰るとこですよね。それなら一緒に……」
言葉の途中で僕から僕の背後へと視線を移した会長の動きにつられて後ろを振り返ると、めっちゃダッシュでこっちに向かってくる人影が見えて薄暗闇に目を凝らした。
「ほら、迎えがきてんぞ。あっちと一緒に帰れ」
会長から素気無くそんなことを言われたけど、『予想外です』としかいえない行動を取ってる相手の真意がわからずなんとも答えようがない。
さすが運動部というべきか、ほとんど息を乱すことなく目の前まできたハルカ先輩の顔を信じられない思いで凝視する。
「……あ……もしかして、なんか忘れ物してました??」
それくらいしか思い当たらずパタパタ制服のポケットを探るが、談話室から直接ここにきたわけだし元々たいした持ち物もなかったはず。
じゃあ、一体なんの用だ??ハルカ先輩のかなり不自然な行動が気に掛かり、おそらく怪訝な表情をしていたであろう僕はそのまま相手を見上げた。
それに一瞬……どうも言葉に詰まったらしいん様子を見せたあと、不本意そうに薄い唇を噛んだ先輩が絞り出すような声で言う。
「お前に……、小野寺に借りは作りたくない。あとあと面倒そうだし。……それに、手伝ってくれた礼をするって言っただろ」
それで全力ダッシュで僕を追いかけてきたとか……。どうした先輩。どうやってもあなたらしくないです、その行動。なんだろ、……バグ??バグかな??
「はあ……、言ってましたね。あれ、でも。香純くんは?」
「待たせてあるから早く来い」
手間取らせやがって、みたいな雰囲気で言われてますが別に追いかけてこいなんて一言も言ってないんですけども。むしろ、会長と帰るからさらなる好感度アップよろしくお願いしますとしか思ってない。
なんだ、これ……。
疑問符を山ほど頭に浮かべてる僕を冷めた目で見てきた会長が、なにか考え込むようにして腕組みする姿がどんどんと遠くなる。それくらいの勢いで腕を引かれて元きた道を戻っていた。
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