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14歳の助走。
秤と兵。
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午後の刻が一つ進んだころ、プルックの家臣が駆けてきた。用意が整いました、とのこと。広場の一角には仮設の見学路がぶどう色の線で描かれ、子どもの目の高さに絵札が並ぶ。市の真ん中に、秤台とものさしの見本台が据えられ、その先の路地口には兵の巡回の始点が設けてあった。
「まずは秤からだよ」とプルック。僕らは低い台に一緒に腰を下ろす。並んだ絵札には、小人寸の目盛りと六種族標準の目盛りが、色違いで併記されている。下段の絵札は子どもの目線にぴたり。上段は大きい人の胸の高さ。
ローランが前へ出て、二つのものさしを掲げた。片方は小人寸、片方は六種族標準。同じ長さの棒に、目盛りが二重に刻んである。
「今日からは、どちらでも量れます。量る時は『指差し二度』。一度目、小人寸で。二度目、六種族標準で。口に出して確認します」
ストークが木札を配る。木札には簡単な文言。
「一、指差し二度。二、声に出す。三、帳面に写す」
帳面には歩度ではなく、秤度……つまり、検定の刻と分銅の組み合わせが記される。カレルが小箱を開くと、真鍮の分銅がころりと並んだ。各分銅には小人の紋章と検定印。アールが一歩前に出て、読み上げの言い回しを範唱する。
「『小人寸で三つ……六種族標準で一・二……よろしいですか』」
最初の実演は、縄屋の親父さん。縄を一巻き秤台に載せ、分銅をそろりと置く。声に出すのは照れくさい様子だが、台の周りに集まった子どもたちが真似をして指差し二度をやるものだから、つられて親父さんの声も出た。
「小人寸で……三つ。六種族標準で……一・二。よろしいか」
「よろしいよ」とプルックが笑う。「帳面にも書いてね」
次にものさしだ。ミレイユが描いた絵札を示す。階段の蹴上げには二本の目盛りが刻まれ、棚の間口にも二重の寸法札。子どもの目の高さに貼られた札には、指先のイラスト付きで「ここを指で示してから口に出す」と描いてある。
ふと、人混みの端で手が上がった。旅商らしい大きい人の女性だ。
「二つの目盛りで言い争いにならないかい」
「なりにくくするために、声に出すんだよ」僕は二本のものさしを握り、同じ棒を両方で指した。「同じ棒に二つの言葉。指をそろえて、声をそろえる。帳面に残る。残せば、あとで座って話せる」
女性は頷き、試しに自分の布地を測って、指差し二度をやった。周りから小さな拍手が起きる。検定印の札が取り付けられ、秤場の端に小さな鈴がぶら下げられた。正しい量り方が終わるたびに、子どもが鈴を一回鳴らす役をもらって、嬉しそうに立っている。
「次は兵の巡回だよ」
路地口に移ると、陽炎隊と客館の護衛、それに町の小人兵が横一列に並び、兜を脇に抱えた。槍の穂には布袋がきちんと掛けられている。足もとには青い点線……歩幅の印が半身分ごとに打たれていた。アールが林檎色の縁取りの旗を子どもの目の高さで掲げる。旗には絵札……袋を被せた槍と、外した兜。
「鐘五つ目から六つ目は『兜を外す刻』。林檎色の縁旗を先頭が持つ。鐘六つ目から七つ目は『立ち止まりの刻』。ぶどう色の縁旗に替える。旗は子どもの目線。声は低く、歩幅は点線で揃える」
アールが例の挨拶を唱え、兵が続く。
「ただいま巡回中です……驚かせぬよう、ゆっくり参ります」
ストークが通りの入口に低い長椅子を据え、座って見送るための場所を作る。長椅子の横には小さな桶と柄杓。通りの年寄りが腰を下ろし、兵に水を勧める。その一杯で、顔が見え、声が和らぐ。
「歩幅、揃っておるの」リディアが腕を組む。「耳が楽で良いのじゃ」
ミレイユは路地の角で、旗の高さを何度か調整した。子どもに持ってもらい、遠目の見え方を確かめ、影の入り方を見て、柱の位置を半歩ずらす。ローランは足元の点線を少し太くして、雨でも消えにくい配合の粉を撒いた。
そこへ、小人の母親が幼い子の手を引いて近づき、おずおずと口を開いた。
「槍……怖いのよ」
小隊長がうなずき、子どもの前で槍を立てて布袋を軽く弾いた。とん、と柔らかい音がする。
「袋の上からは刺さらない。今日はこの袋のまま、通るよ」
アールが続ける。
「声は上げません。通る前に、林檎色の旗を見せます。止まる時は、ぶどう色です」
母親は子どもと一緒に旗の絵札を指差し、頷いた。子どもは旗の縁をちょんと触って、笑った。列は点線に合わせてゆっくりと動き、通りの奥へ消えていく。兜がないだけで、風が額を通って、人の顔が町へほどけていくのが分かった。
「段取り、良いよ」プルックが満足げに笑う。「旗の保管と当番表は、ぼくがやるね」
「誓いの札も、一緒に置こう」僕は役所で作った札を掲げる。「『座って交渉、二度の確認、声は一つ上げない』。通りにも掲げる。読むだけで、少し空気が変わる」
広場へ戻ると、秤場には小さな列ができていた。指差し二度はもう子どもたちが得意顔で教えていて、旅の人も見よう見まねでやっている。帳面には検定の刻が並び始め、鈴が時折、涼しく鳴った。
その時、時間の柱が六つ目を打つ。約束どおり、巡回の旗が林檎色からぶどう色へすっと替わった。座って話す長椅子には、老人と子ども、それに兵の一人が腰を並べ、同じ高さで湯気の立つ薄茶をすすっている。
「……なかなか、いい眺めだね」
「うむ、良いのじゃ」リディアが頷く。「恐れの芯に、段取りが通った顔じゃ」
僕は手帳を開き、今日の変更を小さく書き足した。
一、秤……指差し二度の札をもう一枚、屋台の裏にも。二、ものさし……階段の二重目盛りは蹴上げだけでなく踏面の端にも細線。三、巡回……点線の粉、雨用に予備を備蓄。旗は子ども当番制。
プルックが覗き込み、くすりと笑う。
「回数だね」
「回数だよ。重ねれば、町の舌が覚える」
ナビが肩に移り、尾で頬をくすぐった。どこからか、講堂で覚えた短い歌が聞こえてくる。林檎色の旗が低い風に揺れ、ぶどう色の線が午後の光を吸って、広場は同じ高さで呼吸をしていた。
「まずは秤からだよ」とプルック。僕らは低い台に一緒に腰を下ろす。並んだ絵札には、小人寸の目盛りと六種族標準の目盛りが、色違いで併記されている。下段の絵札は子どもの目線にぴたり。上段は大きい人の胸の高さ。
ローランが前へ出て、二つのものさしを掲げた。片方は小人寸、片方は六種族標準。同じ長さの棒に、目盛りが二重に刻んである。
「今日からは、どちらでも量れます。量る時は『指差し二度』。一度目、小人寸で。二度目、六種族標準で。口に出して確認します」
ストークが木札を配る。木札には簡単な文言。
「一、指差し二度。二、声に出す。三、帳面に写す」
帳面には歩度ではなく、秤度……つまり、検定の刻と分銅の組み合わせが記される。カレルが小箱を開くと、真鍮の分銅がころりと並んだ。各分銅には小人の紋章と検定印。アールが一歩前に出て、読み上げの言い回しを範唱する。
「『小人寸で三つ……六種族標準で一・二……よろしいですか』」
最初の実演は、縄屋の親父さん。縄を一巻き秤台に載せ、分銅をそろりと置く。声に出すのは照れくさい様子だが、台の周りに集まった子どもたちが真似をして指差し二度をやるものだから、つられて親父さんの声も出た。
「小人寸で……三つ。六種族標準で……一・二。よろしいか」
「よろしいよ」とプルックが笑う。「帳面にも書いてね」
次にものさしだ。ミレイユが描いた絵札を示す。階段の蹴上げには二本の目盛りが刻まれ、棚の間口にも二重の寸法札。子どもの目の高さに貼られた札には、指先のイラスト付きで「ここを指で示してから口に出す」と描いてある。
ふと、人混みの端で手が上がった。旅商らしい大きい人の女性だ。
「二つの目盛りで言い争いにならないかい」
「なりにくくするために、声に出すんだよ」僕は二本のものさしを握り、同じ棒を両方で指した。「同じ棒に二つの言葉。指をそろえて、声をそろえる。帳面に残る。残せば、あとで座って話せる」
女性は頷き、試しに自分の布地を測って、指差し二度をやった。周りから小さな拍手が起きる。検定印の札が取り付けられ、秤場の端に小さな鈴がぶら下げられた。正しい量り方が終わるたびに、子どもが鈴を一回鳴らす役をもらって、嬉しそうに立っている。
「次は兵の巡回だよ」
路地口に移ると、陽炎隊と客館の護衛、それに町の小人兵が横一列に並び、兜を脇に抱えた。槍の穂には布袋がきちんと掛けられている。足もとには青い点線……歩幅の印が半身分ごとに打たれていた。アールが林檎色の縁取りの旗を子どもの目の高さで掲げる。旗には絵札……袋を被せた槍と、外した兜。
「鐘五つ目から六つ目は『兜を外す刻』。林檎色の縁旗を先頭が持つ。鐘六つ目から七つ目は『立ち止まりの刻』。ぶどう色の縁旗に替える。旗は子どもの目線。声は低く、歩幅は点線で揃える」
アールが例の挨拶を唱え、兵が続く。
「ただいま巡回中です……驚かせぬよう、ゆっくり参ります」
ストークが通りの入口に低い長椅子を据え、座って見送るための場所を作る。長椅子の横には小さな桶と柄杓。通りの年寄りが腰を下ろし、兵に水を勧める。その一杯で、顔が見え、声が和らぐ。
「歩幅、揃っておるの」リディアが腕を組む。「耳が楽で良いのじゃ」
ミレイユは路地の角で、旗の高さを何度か調整した。子どもに持ってもらい、遠目の見え方を確かめ、影の入り方を見て、柱の位置を半歩ずらす。ローランは足元の点線を少し太くして、雨でも消えにくい配合の粉を撒いた。
そこへ、小人の母親が幼い子の手を引いて近づき、おずおずと口を開いた。
「槍……怖いのよ」
小隊長がうなずき、子どもの前で槍を立てて布袋を軽く弾いた。とん、と柔らかい音がする。
「袋の上からは刺さらない。今日はこの袋のまま、通るよ」
アールが続ける。
「声は上げません。通る前に、林檎色の旗を見せます。止まる時は、ぶどう色です」
母親は子どもと一緒に旗の絵札を指差し、頷いた。子どもは旗の縁をちょんと触って、笑った。列は点線に合わせてゆっくりと動き、通りの奥へ消えていく。兜がないだけで、風が額を通って、人の顔が町へほどけていくのが分かった。
「段取り、良いよ」プルックが満足げに笑う。「旗の保管と当番表は、ぼくがやるね」
「誓いの札も、一緒に置こう」僕は役所で作った札を掲げる。「『座って交渉、二度の確認、声は一つ上げない』。通りにも掲げる。読むだけで、少し空気が変わる」
広場へ戻ると、秤場には小さな列ができていた。指差し二度はもう子どもたちが得意顔で教えていて、旅の人も見よう見まねでやっている。帳面には検定の刻が並び始め、鈴が時折、涼しく鳴った。
その時、時間の柱が六つ目を打つ。約束どおり、巡回の旗が林檎色からぶどう色へすっと替わった。座って話す長椅子には、老人と子ども、それに兵の一人が腰を並べ、同じ高さで湯気の立つ薄茶をすすっている。
「……なかなか、いい眺めだね」
「うむ、良いのじゃ」リディアが頷く。「恐れの芯に、段取りが通った顔じゃ」
僕は手帳を開き、今日の変更を小さく書き足した。
一、秤……指差し二度の札をもう一枚、屋台の裏にも。二、ものさし……階段の二重目盛りは蹴上げだけでなく踏面の端にも細線。三、巡回……点線の粉、雨用に予備を備蓄。旗は子ども当番制。
プルックが覗き込み、くすりと笑う。
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