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ルステイン狂想曲。
お風呂に入ろう。
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「お待たせー」
「サッチ、こっち」
「はーい」
「リョウ、私たちはここよ」
「うん」
「それでははじめようか。みんなワインで良いかな。アレク、ボルク、キーカ、サッチと僕は果実水かお茶で」
「かしこまりました」
コップが配られワインが注がれる。うん。ちゃんと練習してるね。
「ねえ、リョウ、乾杯しましょ?」
「わかった。エメイラやる?」
「ダメよ私関係ないもの」
「リョウ様、お願いいたします」
「はい。それじゃあ、みんなお疲れ様。今後ともよろしく。乾杯!」
「「「「乾杯!」」」」
「うめー」
「おいしいわ」
「昼間からお酒ってお貴族様の気分だ」
「お姉ちゃん楽しいね」
「そうね、楽しいね」
「失礼いたします。本日はカジュアルスタイルのお食事を用意いたしました。前菜、主食が2品、デザートの順で出てきます。ゆっくりとお楽しみ下さい」
「カジュアルスタイルってなんだい?」
「リョウ様が考えたコースです。正式なものではないので肩肘張らずゆっくり食事を楽しみながら行えるのです」
「まあ、今日は気にせず、食べて。早く食べすぎないのだけ注意ね」
「わかりました」
前菜はナスの餡掛けだ。
「お酒に合う」
「はあ。こんな料理食べたことないよ」
「普段のも美味しいけどこれは美味しいね」
「そうかー。みんなまだ、僕の料理そんな食べて、なかったねえ」
「そうですが、今食べさせてもらってやす。うまいでさ」
続けてはスサンオウトールとエストバーグ。久しぶりに見たよ。ソースは美味しいね。
「あー。これ美味しい」
「ワインおかわりいいですか?」
「良いよ。ほどほどにね」
「おいしー」
「美味いっすよ」
「これだったら、いつでも、作れるようにメディルに教えるの」
「やった」
「覚えます」
「にゃーに」
「何て言ったの?」
「よろしくだって」
続いては豚肉の生姜焼きだね。頑張ったね。
「なんだこれ、柔らかい」
「うめえ」
「これは酒に合う」
「これかなりリョウの味に近いわね」
「頑張ったと思うよ」
「主よ、これも教えたのですか?」
「いや、多分レシピ見て研究、したね」
「料理人のレベルは問題ないで良いですね」
「夜ご飯がどうかだよね」
「楽しみになってきやした」
デザートはロールルディス。
「これは贅沢ですね」
「甘いのまでついてくるとは」
「うまい」
「甘いの苦手だったけどこの甘さならいける」
「美味しいわ」
「何も気にせず食べられるって最高ですね」
「フィグさんはそうだよね」
「いつも分析に入っちゃいますからね」
その後わいわい話ながら食事を終えた。
「あー。美味しかった」
「全部やってくれるの良い」
「後片付けしなくて良いよね」
「みんなー、これからどうする?お風呂いく?遊びに行く?」
「お風呂行きやす」
「お風呂」
「お風呂行ってみたいですね」
「お風呂行きたい」
「じゃあ、みんなで、お風呂行こう」
「「はーい」」
「楽しみだ」
「癒しの時間だわ」
お風呂に行く。男女に分かれて入る。やっぱり浴衣が欲しいよね。それぞれの服をぬいで中に入っていく。ナビはエメイラが連れていく。一応女の子だしね。
「なになに、お風呂に入る前に掛け湯をしてくださいだってよ」
「掛け湯って何だ?」
「あー。全身にお湯を、かけるの。掛け湯の説明が、不十分だね」
「私の方から伝えておきます」
「よろしくね」
みんな掛け湯をして入っていく。
「うー」
「あー」
「うわー」
「おーー」
「なんか声出ちゃうな」
「いつもはあっさり入って出るくらいだが、こうやって入ると違うな」
「これは良いものですねえ」
「疲れた身体に染み渡りやすわ」
「外にもお風呂あるじゃん」
「いってみようぜ」
「僕も外湯見てこよう」
おー。山を見ながらお風呂入るのか。良いねえ。
「なんか良いな。これ」
「女湯見えんかなあ」
それはね、散々見えないようにするのをお願いしてきたんだ。
「壁登ったら良くない?」
「やめて。恥ずかしい」
「じゃあやめるか」
「アレク、ボルク、見つかったら、凍らされるよ」
「気をつけます」
「てかやらなきゃいいじゃん」
ほんとだよ。
「外湯も、内湯も問題なしだね」
お風呂を出て脱衣場で着替える。やっぱり浴衣が欲しいなあ。この後ここでサービスがある。気に入ってくれるかなあ。
「お客様、冷たい飲み物はいかがですか?エール、果実水、お茶がございます」
「金とるのか?」
「いえ、サービスです」
「じゃあエール」
「私はお茶で」
「エール」
「あっしもエールで」
「果実水」
「エールで」
大人はストーク以外エールだねえ。
僕は果実水にしたよ。
「ぷはー、うめえ」
「たまらんな、これ」
「うー。美味すぎだわ」
「癖になりそうだ」
「お風呂の後のエールか。これは良いぞ」
果実水も美味しいよ。みんな気に入ったみたいね。僕も気に入ったよ。待機してる脱衣場の担当に聞く。
「ここはずっと、待機してるのかな?」
「はい。お風呂が開いてる時間は誰かがいるようにしてます。私共も試してみてこれは必要なサービスだとわかりましたので」
「うん。良いね!」
「ついでにお風呂の入り方の説明をなさった方がよろしいかと思います。掛け湯の説明がやはり不十分ですから」
「そうだね、ストーク。お願い、説明してね」
「わかりました」
「じゃあ、みんな出たら遊技場に遊びに行こうか」
「そうっすね」
「遊技場、楽しみだ」
「サッチ、こっち」
「はーい」
「リョウ、私たちはここよ」
「うん」
「それでははじめようか。みんなワインで良いかな。アレク、ボルク、キーカ、サッチと僕は果実水かお茶で」
「かしこまりました」
コップが配られワインが注がれる。うん。ちゃんと練習してるね。
「ねえ、リョウ、乾杯しましょ?」
「わかった。エメイラやる?」
「ダメよ私関係ないもの」
「リョウ様、お願いいたします」
「はい。それじゃあ、みんなお疲れ様。今後ともよろしく。乾杯!」
「「「「乾杯!」」」」
「うめー」
「おいしいわ」
「昼間からお酒ってお貴族様の気分だ」
「お姉ちゃん楽しいね」
「そうね、楽しいね」
「失礼いたします。本日はカジュアルスタイルのお食事を用意いたしました。前菜、主食が2品、デザートの順で出てきます。ゆっくりとお楽しみ下さい」
「カジュアルスタイルってなんだい?」
「リョウ様が考えたコースです。正式なものではないので肩肘張らずゆっくり食事を楽しみながら行えるのです」
「まあ、今日は気にせず、食べて。早く食べすぎないのだけ注意ね」
「わかりました」
前菜はナスの餡掛けだ。
「お酒に合う」
「はあ。こんな料理食べたことないよ」
「普段のも美味しいけどこれは美味しいね」
「そうかー。みんなまだ、僕の料理そんな食べて、なかったねえ」
「そうですが、今食べさせてもらってやす。うまいでさ」
続けてはスサンオウトールとエストバーグ。久しぶりに見たよ。ソースは美味しいね。
「あー。これ美味しい」
「ワインおかわりいいですか?」
「良いよ。ほどほどにね」
「おいしー」
「美味いっすよ」
「これだったら、いつでも、作れるようにメディルに教えるの」
「やった」
「覚えます」
「にゃーに」
「何て言ったの?」
「よろしくだって」
続いては豚肉の生姜焼きだね。頑張ったね。
「なんだこれ、柔らかい」
「うめえ」
「これは酒に合う」
「これかなりリョウの味に近いわね」
「頑張ったと思うよ」
「主よ、これも教えたのですか?」
「いや、多分レシピ見て研究、したね」
「料理人のレベルは問題ないで良いですね」
「夜ご飯がどうかだよね」
「楽しみになってきやした」
デザートはロールルディス。
「これは贅沢ですね」
「甘いのまでついてくるとは」
「うまい」
「甘いの苦手だったけどこの甘さならいける」
「美味しいわ」
「何も気にせず食べられるって最高ですね」
「フィグさんはそうだよね」
「いつも分析に入っちゃいますからね」
その後わいわい話ながら食事を終えた。
「あー。美味しかった」
「全部やってくれるの良い」
「後片付けしなくて良いよね」
「みんなー、これからどうする?お風呂いく?遊びに行く?」
「お風呂行きやす」
「お風呂」
「お風呂行ってみたいですね」
「お風呂行きたい」
「じゃあ、みんなで、お風呂行こう」
「「はーい」」
「楽しみだ」
「癒しの時間だわ」
お風呂に行く。男女に分かれて入る。やっぱり浴衣が欲しいよね。それぞれの服をぬいで中に入っていく。ナビはエメイラが連れていく。一応女の子だしね。
「なになに、お風呂に入る前に掛け湯をしてくださいだってよ」
「掛け湯って何だ?」
「あー。全身にお湯を、かけるの。掛け湯の説明が、不十分だね」
「私の方から伝えておきます」
「よろしくね」
みんな掛け湯をして入っていく。
「うー」
「あー」
「うわー」
「おーー」
「なんか声出ちゃうな」
「いつもはあっさり入って出るくらいだが、こうやって入ると違うな」
「これは良いものですねえ」
「疲れた身体に染み渡りやすわ」
「外にもお風呂あるじゃん」
「いってみようぜ」
「僕も外湯見てこよう」
おー。山を見ながらお風呂入るのか。良いねえ。
「なんか良いな。これ」
「女湯見えんかなあ」
それはね、散々見えないようにするのをお願いしてきたんだ。
「壁登ったら良くない?」
「やめて。恥ずかしい」
「じゃあやめるか」
「アレク、ボルク、見つかったら、凍らされるよ」
「気をつけます」
「てかやらなきゃいいじゃん」
ほんとだよ。
「外湯も、内湯も問題なしだね」
お風呂を出て脱衣場で着替える。やっぱり浴衣が欲しいなあ。この後ここでサービスがある。気に入ってくれるかなあ。
「お客様、冷たい飲み物はいかがですか?エール、果実水、お茶がございます」
「金とるのか?」
「いえ、サービスです」
「じゃあエール」
「私はお茶で」
「エール」
「あっしもエールで」
「果実水」
「エールで」
大人はストーク以外エールだねえ。
僕は果実水にしたよ。
「ぷはー、うめえ」
「たまらんな、これ」
「うー。美味すぎだわ」
「癖になりそうだ」
「お風呂の後のエールか。これは良いぞ」
果実水も美味しいよ。みんな気に入ったみたいね。僕も気に入ったよ。待機してる脱衣場の担当に聞く。
「ここはずっと、待機してるのかな?」
「はい。お風呂が開いてる時間は誰かがいるようにしてます。私共も試してみてこれは必要なサービスだとわかりましたので」
「うん。良いね!」
「ついでにお風呂の入り方の説明をなさった方がよろしいかと思います。掛け湯の説明がやはり不十分ですから」
「そうだね、ストーク。お願い、説明してね」
「わかりました」
「じゃあ、みんな出たら遊技場に遊びに行こうか」
「そうっすね」
「遊技場、楽しみだ」
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