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第1章
ようやく!
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きったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ようやく!ようやく言いました!!
実はアイシャもデイヴも明らかに両想いだった。
学食に行くときなど必ずデイヴを目で探しているアイシャ。
アイシャの誕生日の前などになると、ソワソワと私の所にやってきて、アイシャのプレゼントは何がいいかなど相談にくるデイヴ。
でもお互い公爵家ということもあり、それを口に出すことは憚られていた。現陛下の弟君を当主に持つベルジャン公爵とクルーディス公爵。この両家が結びつくとその勢力は計り知れない。その政治的思惑もあって、くっつくことが出来なかった。
でもこうして周りがいる前でエスコートを申し込むということは準備が整ったということ!
隣では頬を真っ赤に染めたアイシャがデイヴを見つめてその手に手を重ねている。
「はい……よろしくお願いいたします。」
やったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
私が一人で歓喜の雄たけびを心の中であげていると、立ち上がったデイヴがくるりと後ろを振り向き
「キャロル嬢、お誘いは大変光栄だがこういうことなので申し訳ない」
そう頭を下げた。
正直多少可哀想ではありますが、私は断然こっちの2人の味方なので、キャロル様、次頑張れ!としか思えない。
だってわざわざこんな公衆の面前を選んで申し込んだ方にも責任がある。断られるなど頭の片隅にすらなかったのだろうか。
キャロル様はデイヴの言葉を聞くと顔を歪め、黄色の髪の毛をたなびかせながら早足で去っていった。
そして私たちは今日は学食サロンに向かう。
普段誰でも利用するのが学食講堂だが、学食サロンは公爵家、王家が常に利用を許可されている場所。たまに2人と利用させてもらっているので私もパスを頂いている。もちろん2人と一緒の時だけだが。
「アイシャ、デイヴ、おめでとう!!」
私は興奮冷めやらぬまま2人に声をかけた。
「サリー、ありがとう…でも、デイヴ。よかったの?」
「サリー、ありがとう。大丈夫だよ、アイシャ。父にも了承を得た。クルーディス公爵とも話しは出来ている。
順番が前後してしまったし、こんな場所で言うのは申し訳ないが、
アイシャ・クルーディス公爵令嬢、私と婚約し、将来明るい家庭を共に築いていただけませんか」
「……はい……はい……喜んで」
アイシャの顔を見つめ、本当に幸せそうに微笑みながら言葉をかけるデイヴ。そしてその顔を見つめ、頬を赤く染めながら微笑むアイシャ。
あぁ、私は幸せいっぱいだけどこんなところに居ていいのだろうか。どう考えてもお邪魔虫。2人だけの方がもっと雰囲気がよい気がするのに…
そんなことを思って、少し距離を取っていると微笑みあっている2人が私のほうを向いた。
「サリー、こんな流れで言うのはなんなんだけど、今度のパーティーのエスコートを俺の友人に任せてもらえないかな。そいつも相手がいなくて、相手を探しているんだ」
なんの流れかわかんないけど、私のエスコート役をあてがって頂けるのなら、それはご厚意に甘えさせていただきたい!
「ぜひ喜んで」
「よかった。じゃあ当日迎えに行くように伝えておく。ドレスとかは必要ある?」
婚約者がいる場合、パーティーの際、ドレスを贈られることもあるが、今回は婚約者ではないので必要ないと答えた。
特に今回は我が領の織物の新作があるので、パーティーでぜひお披露目したいところなのだ。
これでパーティーの憂いも消えて、幸せな瞬間も目の前で見れて今日はとても幸せな一日になった。
ごちそうさま…
ようやく!ようやく言いました!!
実はアイシャもデイヴも明らかに両想いだった。
学食に行くときなど必ずデイヴを目で探しているアイシャ。
アイシャの誕生日の前などになると、ソワソワと私の所にやってきて、アイシャのプレゼントは何がいいかなど相談にくるデイヴ。
でもお互い公爵家ということもあり、それを口に出すことは憚られていた。現陛下の弟君を当主に持つベルジャン公爵とクルーディス公爵。この両家が結びつくとその勢力は計り知れない。その政治的思惑もあって、くっつくことが出来なかった。
でもこうして周りがいる前でエスコートを申し込むということは準備が整ったということ!
隣では頬を真っ赤に染めたアイシャがデイヴを見つめてその手に手を重ねている。
「はい……よろしくお願いいたします。」
やったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
私が一人で歓喜の雄たけびを心の中であげていると、立ち上がったデイヴがくるりと後ろを振り向き
「キャロル嬢、お誘いは大変光栄だがこういうことなので申し訳ない」
そう頭を下げた。
正直多少可哀想ではありますが、私は断然こっちの2人の味方なので、キャロル様、次頑張れ!としか思えない。
だってわざわざこんな公衆の面前を選んで申し込んだ方にも責任がある。断られるなど頭の片隅にすらなかったのだろうか。
キャロル様はデイヴの言葉を聞くと顔を歪め、黄色の髪の毛をたなびかせながら早足で去っていった。
そして私たちは今日は学食サロンに向かう。
普段誰でも利用するのが学食講堂だが、学食サロンは公爵家、王家が常に利用を許可されている場所。たまに2人と利用させてもらっているので私もパスを頂いている。もちろん2人と一緒の時だけだが。
「アイシャ、デイヴ、おめでとう!!」
私は興奮冷めやらぬまま2人に声をかけた。
「サリー、ありがとう…でも、デイヴ。よかったの?」
「サリー、ありがとう。大丈夫だよ、アイシャ。父にも了承を得た。クルーディス公爵とも話しは出来ている。
順番が前後してしまったし、こんな場所で言うのは申し訳ないが、
アイシャ・クルーディス公爵令嬢、私と婚約し、将来明るい家庭を共に築いていただけませんか」
「……はい……はい……喜んで」
アイシャの顔を見つめ、本当に幸せそうに微笑みながら言葉をかけるデイヴ。そしてその顔を見つめ、頬を赤く染めながら微笑むアイシャ。
あぁ、私は幸せいっぱいだけどこんなところに居ていいのだろうか。どう考えてもお邪魔虫。2人だけの方がもっと雰囲気がよい気がするのに…
そんなことを思って、少し距離を取っていると微笑みあっている2人が私のほうを向いた。
「サリー、こんな流れで言うのはなんなんだけど、今度のパーティーのエスコートを俺の友人に任せてもらえないかな。そいつも相手がいなくて、相手を探しているんだ」
なんの流れかわかんないけど、私のエスコート役をあてがって頂けるのなら、それはご厚意に甘えさせていただきたい!
「ぜひ喜んで」
「よかった。じゃあ当日迎えに行くように伝えておく。ドレスとかは必要ある?」
婚約者がいる場合、パーティーの際、ドレスを贈られることもあるが、今回は婚約者ではないので必要ないと答えた。
特に今回は我が領の織物の新作があるので、パーティーでぜひお披露目したいところなのだ。
これでパーティーの憂いも消えて、幸せな瞬間も目の前で見れて今日はとても幸せな一日になった。
ごちそうさま…
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