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第1章
ダニーの悩み
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実は元婚約者のロディ様がここで働いている。
婚約破棄の騒動の中身を知ったフレッド様がどうしたいかとお聞きになった。正直私は自分と関りがなければそれでよかったのだが、それでは自分の気が収まらないと罰を与えようとするのでそれならばとその身柄を引き渡して頂いた。
このチョーメ村は村長さんがとても豪快な方で、基本的に害にならないことは認めてくれるような方。その村の中にあるこのお店は男性が男性を好きな方が集ったり、女性のように着飾ったりがするのが好きな男性が集う事ができるお店なのだ。
私は小さい頃から領地の市場に顔を出すのが好きだった。市場は町や村によって出されている野菜が違ったり、野菜だけでなくいろいろものの使い方を教えてくれたりと、私にとって普段の勉強とは違うことを教えてくれる場所だった。
その中でいつもおまけといいながらフルーツをくれる野菜屋さんの息子、ダニーさんから相談された。いや、相談とは違ったけど、話を聞いた。ダニーさんはとても優しくて、お店に行くとよく話をしていた。兄がいたらもしかしたらこんな風に接してくれるのかもしれないなんて思ったことは1度ではない。独特な話し方をするお兄さんだと思っていたけど、店先と言うこともあって、特に不快に感じたこともない。
奥さんが「あんたも早く結婚しな!!」と言っていたのを聞いて、「結婚するの?」と聞いたところ、男性が好きだから結婚したくないとの答えが返ってきた。初めて聞いたときはかなりの衝撃を受けたけれど、それ以上に生きるのが大変だと、辛いんだと聞いたときは衝撃よりもどうにか出来ないのかという思いの方が強かった。こんな悩みを持っている人もいるんだと。でも話を聞いていると少なからずそういう悩みを持っている人がいるんだという。でもそういうことを公言するとすぐによくない噂が立ち、自分だけでなく家族までも白い目で見られてしまう。
どうにか出来ないか考えた。考えたけど私だけの頭ではどうしたらいいのかすら分からなかった。どうにも出来ないから、アンに相談したり、トムにも相談した。そしてそれなら堂々とできるようにそういう場所を作ったらいいのではないのかという事になった。
でも堂々ととはどうすればいいのか。ただみんなで集まって胸の内を話したって生活できるわけではない。それなら仕事の場を兼ね備えている場所がいい。だってただ他人にこういう悩みがあるだなんて説明して回ってもなかなか同意を得ることは難しい。だから仕事にしてもらって、周りの人たちから徐々に認めてもらえばと思った。最悪認めて貰えなくても、生活は出来る。その時にはまた別な事を考えようと思ったから。
だからダニーさんに聞いてみた。ダニーさんが商売をするなら何をしたいか。そしたら飲み屋がしたいと言われた。誰とか問わず、誰でも楽しめるような飲み屋にしたいと。こんな悩みを持ってる自分たちだから相談に乗れることもあると思うと。
だから父に掛け合った。父も当初はかなり渋っていたが、我が領の中だけならば問題にはならないだろうと認めてくれた。
だって私にはきっとわからない悩みなんていくらでもある。でも悩みって理解できたら強みになるって父が言ってた。だから理解できる場があったらいいのにと思ったの。
婚約破棄の騒動の中身を知ったフレッド様がどうしたいかとお聞きになった。正直私は自分と関りがなければそれでよかったのだが、それでは自分の気が収まらないと罰を与えようとするのでそれならばとその身柄を引き渡して頂いた。
このチョーメ村は村長さんがとても豪快な方で、基本的に害にならないことは認めてくれるような方。その村の中にあるこのお店は男性が男性を好きな方が集ったり、女性のように着飾ったりがするのが好きな男性が集う事ができるお店なのだ。
私は小さい頃から領地の市場に顔を出すのが好きだった。市場は町や村によって出されている野菜が違ったり、野菜だけでなくいろいろものの使い方を教えてくれたりと、私にとって普段の勉強とは違うことを教えてくれる場所だった。
その中でいつもおまけといいながらフルーツをくれる野菜屋さんの息子、ダニーさんから相談された。いや、相談とは違ったけど、話を聞いた。ダニーさんはとても優しくて、お店に行くとよく話をしていた。兄がいたらもしかしたらこんな風に接してくれるのかもしれないなんて思ったことは1度ではない。独特な話し方をするお兄さんだと思っていたけど、店先と言うこともあって、特に不快に感じたこともない。
奥さんが「あんたも早く結婚しな!!」と言っていたのを聞いて、「結婚するの?」と聞いたところ、男性が好きだから結婚したくないとの答えが返ってきた。初めて聞いたときはかなりの衝撃を受けたけれど、それ以上に生きるのが大変だと、辛いんだと聞いたときは衝撃よりもどうにか出来ないのかという思いの方が強かった。こんな悩みを持っている人もいるんだと。でも話を聞いていると少なからずそういう悩みを持っている人がいるんだという。でもそういうことを公言するとすぐによくない噂が立ち、自分だけでなく家族までも白い目で見られてしまう。
どうにか出来ないか考えた。考えたけど私だけの頭ではどうしたらいいのかすら分からなかった。どうにも出来ないから、アンに相談したり、トムにも相談した。そしてそれなら堂々とできるようにそういう場所を作ったらいいのではないのかという事になった。
でも堂々ととはどうすればいいのか。ただみんなで集まって胸の内を話したって生活できるわけではない。それなら仕事の場を兼ね備えている場所がいい。だってただ他人にこういう悩みがあるだなんて説明して回ってもなかなか同意を得ることは難しい。だから仕事にしてもらって、周りの人たちから徐々に認めてもらえばと思った。最悪認めて貰えなくても、生活は出来る。その時にはまた別な事を考えようと思ったから。
だからダニーさんに聞いてみた。ダニーさんが商売をするなら何をしたいか。そしたら飲み屋がしたいと言われた。誰とか問わず、誰でも楽しめるような飲み屋にしたいと。こんな悩みを持ってる自分たちだから相談に乗れることもあると思うと。
だから父に掛け合った。父も当初はかなり渋っていたが、我が領の中だけならば問題にはならないだろうと認めてくれた。
だって私にはきっとわからない悩みなんていくらでもある。でも悩みって理解できたら強みになるって父が言ってた。だから理解できる場があったらいいのにと思ったの。
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