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第1章
突き刺さる視線
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私が自分に暗示をかけるようにどうにかなる!と心の中で繰り返しているとふふっっと笑い声が聞こえてくる。
声の方に視線を向けると王妃様とシャルネ様が笑っていた。
そうですよね。普段からしている方にとっては登場する前からこんなに緊張するだなんておかしいですよね。
「笑ってしまってごめんなさい。フレッドがこんな風に女性に声をかけているのを見るのが初めてだったからちょっとおかしくって。
初めては緊張するわよね。私もそうだったのを思い出してなんだか懐かしい気持ちになったわ」
シャルネ様がそのようににこやかに声をかけてくれる。
シャルネさまでも最初は緊張したのだろうか。慰めるためだとしても、ちょっとその言葉に安心してしまう。
シャルネ様はジョージ様と幼馴染らしく、フレッド様とも幼い頃から共に過ごしてきたそう。まるで兄妹のように過ごしたのだと言っていた。
だからフレッド様が女性とこうやって過ごしているのがとても新鮮らしく、私たちの様子を見てはよく微笑まれている。
そんな事を話していると、大きな音楽が流れ始め、陛下たちが足を進め始める。私たちもそれに続く。
私たちが2階から姿を現すと、大きな拍手が会場を包み、その場でまずナシェルカ家の陞爵が発表された。これで今日からは正式な公爵家になってしまった。
そしてその後フレッド様と私の婚約が報告された。
令嬢たちからの妬みの視線が突き刺さるように痛い。特にキャロル様。
さすがにもう少し表情を隠された方がよいのでは?と思ってしまう。
アイシャたちの婚約披露パーティーの後、学校で
『どうやってフレッド様の気を引いたのよ!!私は幼い頃からフレッド様の妃となるために教育されてきたのよ!それをぽっと出の、それも伯爵令嬢にだなんて認められないわ!!あなたなんてドルマン侯爵の息子と、とっとと結婚すればよかったのよ!!』
こう言われてしまった。しかもわざわざ一人になった所を裏庭に連れていかれて。
でも気を引いたつもりはない。
どちらかと言えばナシェルカ領に興味を持っていただいたのだ。
そしてドルマン侯爵の息子には婚約破棄されてしまったから結婚すればと言われてしまっても無理な話で。
先日までは婚約破棄されたことで喜んでいたのに今度はそれをそのように持ち出すなんて滅茶苦茶だ……
まぁでも急に婚約披露パーティーの招待状を見てしまったのかもしれないし仕方ないと思っておいた。
私たちのパーティーの招待状はアイシャ達のパーティーの翌日には届いたはず。だから余計にいらいらしてしまったのかもしれない。これは広い心で……逃げましたよ
いつまでも聞いていたらなにを言われるかわからない。逃げるが勝ちですわ。
そしてそれからも見かけては嫌味を繰り返されましたが、それ自体は今までと変わらないので、さらりと躱しておいた。
そして今日、どのように思っていたかは知らないけれど、とうとう目の前で宣言されてしまった。睨みたくなってしまうのもわかる気がしないでもない。
まぁ視線はどうあれ、この日のパーティーは何事もなく無事に終えることができた。
ダニーさんの飲み物や食べ物が並べられると感嘆の声が上がっていた。
これはきっと大成功間違いなし!
声の方に視線を向けると王妃様とシャルネ様が笑っていた。
そうですよね。普段からしている方にとっては登場する前からこんなに緊張するだなんておかしいですよね。
「笑ってしまってごめんなさい。フレッドがこんな風に女性に声をかけているのを見るのが初めてだったからちょっとおかしくって。
初めては緊張するわよね。私もそうだったのを思い出してなんだか懐かしい気持ちになったわ」
シャルネ様がそのようににこやかに声をかけてくれる。
シャルネさまでも最初は緊張したのだろうか。慰めるためだとしても、ちょっとその言葉に安心してしまう。
シャルネ様はジョージ様と幼馴染らしく、フレッド様とも幼い頃から共に過ごしてきたそう。まるで兄妹のように過ごしたのだと言っていた。
だからフレッド様が女性とこうやって過ごしているのがとても新鮮らしく、私たちの様子を見てはよく微笑まれている。
そんな事を話していると、大きな音楽が流れ始め、陛下たちが足を進め始める。私たちもそれに続く。
私たちが2階から姿を現すと、大きな拍手が会場を包み、その場でまずナシェルカ家の陞爵が発表された。これで今日からは正式な公爵家になってしまった。
そしてその後フレッド様と私の婚約が報告された。
令嬢たちからの妬みの視線が突き刺さるように痛い。特にキャロル様。
さすがにもう少し表情を隠された方がよいのでは?と思ってしまう。
アイシャたちの婚約披露パーティーの後、学校で
『どうやってフレッド様の気を引いたのよ!!私は幼い頃からフレッド様の妃となるために教育されてきたのよ!それをぽっと出の、それも伯爵令嬢にだなんて認められないわ!!あなたなんてドルマン侯爵の息子と、とっとと結婚すればよかったのよ!!』
こう言われてしまった。しかもわざわざ一人になった所を裏庭に連れていかれて。
でも気を引いたつもりはない。
どちらかと言えばナシェルカ領に興味を持っていただいたのだ。
そしてドルマン侯爵の息子には婚約破棄されてしまったから結婚すればと言われてしまっても無理な話で。
先日までは婚約破棄されたことで喜んでいたのに今度はそれをそのように持ち出すなんて滅茶苦茶だ……
まぁでも急に婚約披露パーティーの招待状を見てしまったのかもしれないし仕方ないと思っておいた。
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そして今日、どのように思っていたかは知らないけれど、とうとう目の前で宣言されてしまった。睨みたくなってしまうのもわかる気がしないでもない。
まぁ視線はどうあれ、この日のパーティーは何事もなく無事に終えることができた。
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