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第2章
駆除しなければ!
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キュミーの前にもお菓子が用意され、私たちがお茶に口をつけた時、
「きゃー!!!!」
家の裏手で女性の叫び声が聞こえる。
どうしたのかと思っているとしばらくしてメイドがひきつった顔で部屋に入ってきた。
このメイドはカシクロン侯爵が1ヶ月であれば数人使用人を準備すると言って用意してくれた人。母と同じくらいの年齢くらいに見える彼女が顔をひきつらせている。
「どうした?」
フレッドのそんな言葉に今にも泣き出しそうなメイドは「申し訳ありません。裏庭に大量の蜘蛛が発生しまして、すぐに業者を呼んでまいりますので、庭への立ち入りなどはなさらないようにとだけ、、きゃー!!ここにも蜘蛛!!
旦那様、奥様離れて下さい!あなた方は何をしているのですか!!!早く、早く駆除しなければ」
そう言って睨みながらアンとチャールズを見たと思ったら、今にもテーブルの上のキュミーを叩きそうな勢いで近寄ってくる。
「ちょ、ちょっと待って!
ちょっと待って!!叩かないで!!」
私は思わずそう言って左手の上にキュミーを乗せ、右手で覆う。
「ひぃぃぃ!!奥様!!それは蜘蛛ですよ!!!!」
そう言ってメイドは私から距離を取るように後ずさりをする。確かに慣れていない、特に女性からすれば蜘蛛を平気で触るなど気持ちが悪いと思われてしまっても仕方がない。
でも今はそれよりも
「チャールズ!早く裏に行って駆除をとめて!」
事の成り行きを唖然としながら見ていたチャールズが私の声ではっとしたように「はいっ!」と言いながら、ドアを出て行った。
それを見送って私はほっと息をはく。
その様子を見てフレッドが口を開く。
「説明は後でする。とりあえず今は裏庭には近づかないように他の使用人たちにも伝えて来てくれ」
その言葉に困惑した様子を見せながらも彼女は先ほどまでの慌てた様子はなくなり、「かしこまりました」と一言だけ残し、部屋を出て行った。
そして残された私たちは
「キュミー……もしかして他の蜘蛛も来てるの?」
「ごめんミュ。みんなサリーたちを驚かせたいって言ってたんだけど、こんな事になるなんて。
迷惑かけちゃったミュ」
さっきまでとは打って変わって沈んだ声が聞こえてくる。
さすがに蜘蛛の表情は見えないけれど、きっと泣きそうな顔をしているんじゃないのかしら。
「きゃー!!!!」
家の裏手で女性の叫び声が聞こえる。
どうしたのかと思っているとしばらくしてメイドがひきつった顔で部屋に入ってきた。
このメイドはカシクロン侯爵が1ヶ月であれば数人使用人を準備すると言って用意してくれた人。母と同じくらいの年齢くらいに見える彼女が顔をひきつらせている。
「どうした?」
フレッドのそんな言葉に今にも泣き出しそうなメイドは「申し訳ありません。裏庭に大量の蜘蛛が発生しまして、すぐに業者を呼んでまいりますので、庭への立ち入りなどはなさらないようにとだけ、、きゃー!!ここにも蜘蛛!!
旦那様、奥様離れて下さい!あなた方は何をしているのですか!!!早く、早く駆除しなければ」
そう言って睨みながらアンとチャールズを見たと思ったら、今にもテーブルの上のキュミーを叩きそうな勢いで近寄ってくる。
「ちょ、ちょっと待って!
ちょっと待って!!叩かないで!!」
私は思わずそう言って左手の上にキュミーを乗せ、右手で覆う。
「ひぃぃぃ!!奥様!!それは蜘蛛ですよ!!!!」
そう言ってメイドは私から距離を取るように後ずさりをする。確かに慣れていない、特に女性からすれば蜘蛛を平気で触るなど気持ちが悪いと思われてしまっても仕方がない。
でも今はそれよりも
「チャールズ!早く裏に行って駆除をとめて!」
事の成り行きを唖然としながら見ていたチャールズが私の声ではっとしたように「はいっ!」と言いながら、ドアを出て行った。
それを見送って私はほっと息をはく。
その様子を見てフレッドが口を開く。
「説明は後でする。とりあえず今は裏庭には近づかないように他の使用人たちにも伝えて来てくれ」
その言葉に困惑した様子を見せながらも彼女は先ほどまでの慌てた様子はなくなり、「かしこまりました」と一言だけ残し、部屋を出て行った。
そして残された私たちは
「キュミー……もしかして他の蜘蛛も来てるの?」
「ごめんミュ。みんなサリーたちを驚かせたいって言ってたんだけど、こんな事になるなんて。
迷惑かけちゃったミュ」
さっきまでとは打って変わって沈んだ声が聞こえてくる。
さすがに蜘蛛の表情は見えないけれど、きっと泣きそうな顔をしているんじゃないのかしら。
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