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第2章
荒々しく開かれた扉
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その瞬間、バンッ!!!と荒々しく扉が開かれた。
そこに現れたのはカリシャール国近衛騎士団の制服の方を先頭にフレッドと、ジョージ様の姿が見える。
更にその後ろにいるのが、兵士に剣を突きつけられた状態のイヴァンカ国国王と第1王子の姿だ。
第3王子は驚いた様子で国王と第1王子の姿を見た。
「父上!!
き、貴様ら!!父上と兄上に剣を向けるなどどういうことだ!!今すぐ解放しろ!!これはカリシャール国からの宣戦布告とみなすぞ!!」
その言葉にフレッドがつかつかと歩き始める。
いつだって私に向ける顔は優しいのに、今は今にも殴りかかりそうな顔をしている。
「宣戦布告?喧嘩を売ったのはそちらだろう。勘違いするな。
まずなにより俺の妻の上からどけ!!!」
そう言ってフレッドは、第3王子の後ろ襟を引っ張り、思いっきり後ろに引くと、その身体はそのまま後ろに傾き、頭から落ちていった。そのまま動かないところをみるともしかしたら気を失っているのかもしれない。
ざまみろ……
「サリー、大丈夫?
ごめん、こんなことさせて。ドレスまで破られてしまって、恐い思いをさせてて本当にごめん」
フレッドが私を抱きしめながらそんな風に謝ってくれる。
でもこれは私がやると決めたこと。だからフレッドが謝る必要なんてないのに。
「フレッド、私がやるって決めたのよ。あなたは最後まで反対してくれていたでしょう。それでも私がやるって決めたの。だから謝らないで。
それにフレッドが近くにいてくれてるってわかっていたんだもの。こんな男恐くなんてなかったわ。
だってフレッドと身体つきが全然違うんだもの。格好つけてドレスを被ろうとしたのに破れたのは結果レース部分だけなんて本当に格好悪い。鍛えていないことがすぐにわかるわ。こんな事なら下に何枚も着こんでくる必要なかった」
そう言いながら私はフレッドの胸の中でわざとらしく唇を尖らしていた。
すると上からはクスクスと笑い声が聞こえてくる。「サリーが無事ならよかった。でも父には抗議しておくよ」といって。
そう、こんな風に私たちが2人で会っていたのは陛下からの依頼があったから。
王女の事件だけでも十分だけれど、更に決定的なものにするために第3王子からの誘いに乗ってくれないかと言うもの。
でなければ会うはずなんてない。
そしてできる限り、怒りを誘うような言葉を発してほしいと言われていた。
わざと怒りを誘うような事を言わなくとも勝手に話してくれていたと思うけど、それよりも私が怒りを露わにしてしまいそうなのを制御するのが大変だった。
そこに現れたのはカリシャール国近衛騎士団の制服の方を先頭にフレッドと、ジョージ様の姿が見える。
更にその後ろにいるのが、兵士に剣を突きつけられた状態のイヴァンカ国国王と第1王子の姿だ。
第3王子は驚いた様子で国王と第1王子の姿を見た。
「父上!!
き、貴様ら!!父上と兄上に剣を向けるなどどういうことだ!!今すぐ解放しろ!!これはカリシャール国からの宣戦布告とみなすぞ!!」
その言葉にフレッドがつかつかと歩き始める。
いつだって私に向ける顔は優しいのに、今は今にも殴りかかりそうな顔をしている。
「宣戦布告?喧嘩を売ったのはそちらだろう。勘違いするな。
まずなにより俺の妻の上からどけ!!!」
そう言ってフレッドは、第3王子の後ろ襟を引っ張り、思いっきり後ろに引くと、その身体はそのまま後ろに傾き、頭から落ちていった。そのまま動かないところをみるともしかしたら気を失っているのかもしれない。
ざまみろ……
「サリー、大丈夫?
ごめん、こんなことさせて。ドレスまで破られてしまって、恐い思いをさせてて本当にごめん」
フレッドが私を抱きしめながらそんな風に謝ってくれる。
でもこれは私がやると決めたこと。だからフレッドが謝る必要なんてないのに。
「フレッド、私がやるって決めたのよ。あなたは最後まで反対してくれていたでしょう。それでも私がやるって決めたの。だから謝らないで。
それにフレッドが近くにいてくれてるってわかっていたんだもの。こんな男恐くなんてなかったわ。
だってフレッドと身体つきが全然違うんだもの。格好つけてドレスを被ろうとしたのに破れたのは結果レース部分だけなんて本当に格好悪い。鍛えていないことがすぐにわかるわ。こんな事なら下に何枚も着こんでくる必要なかった」
そう言いながら私はフレッドの胸の中でわざとらしく唇を尖らしていた。
すると上からはクスクスと笑い声が聞こえてくる。「サリーが無事ならよかった。でも父には抗議しておくよ」といって。
そう、こんな風に私たちが2人で会っていたのは陛下からの依頼があったから。
王女の事件だけでも十分だけれど、更に決定的なものにするために第3王子からの誘いに乗ってくれないかと言うもの。
でなければ会うはずなんてない。
そしてできる限り、怒りを誘うような言葉を発してほしいと言われていた。
わざと怒りを誘うような事を言わなくとも勝手に話してくれていたと思うけど、それよりも私が怒りを露わにしてしまいそうなのを制御するのが大変だった。
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