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9 受け答えには注意しましょう
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ルイ―セは内心の疲労を面に出さないように必死に取り繕った笑顔を浮かべた。
「初めまして、カール・ティーセルと申します。私はしがない男爵令息で、先日まで王都より遠く離れたティーセルの領地に長年、籠っておりました。田舎者でこのような場には不慣れなため、無作法がございましたらお許しください」
一気に捲し立てて、ぐるりと全員の顔を見回してから頭を下げる。
「それから、この度は衣装までご用意いただき本当にありがとうございました。見苦しい支度で皆様の御前にあがる訳にはいかず、苦悩いたしましたが一言だけでもお礼を言いたくて」
張り付けた笑顔で取り敢えず、服のお礼も言っておく。これで返さなくても良いだろう。
残りの衣装は兄の一張羅として活用させて貰おうと心に決めた。
「喜んでもらえて何よりだ。では早速、お茶会を始めようか」
王太子殿下の合図で静々とメイドさんが数名現れると、テーブルにお菓子とティーセットを並べていく。
目の前に置かれたティーカップは、白磁にアーデルハイド王国の紋章が描かれている見事な物だった。
(…これって特注品だよね?こんな物を割ったら…弁償できる気がしない…)
「先ずはお茶で喉を潤してから本題に入ろうか」
王太子殿下の一声で全員がごく自然にティーカップを手に取るのを暫し眺めてから、カールも恐々と湯気の立ち上るティーカップを口元へ運んだ。
(⁈…ナニコレ…このお茶凄く美味い‼)
今まで飲んでいた我が家のお茶は出涸らしだったのかと思う程に芳醇で豊かな味わい…。
王太子殿下は税収でこんな美味いお茶を日々楽しんでいるのか…クッソ羨ましいわ。
折角なので手近にあったクッキーにも手を伸ばしてみる。…これまた美味しい‼
サクサクしているのに茶葉が加えられているようで、ほろ苦さとバターの絶妙なハーモニーがたまりません‼ さすが王宮の料理人は茶菓子まで絶品‼
あー王太子殿下には別に会いたくなかったけれど、お茶会は最高だわ。
そんな風に内心で幸せを噛みしめていると、何故かシャルル様とジョゼル様がソッポを向いて震えている。…二人とも具合でも悪いのだろうか…?
「…カールは随分とお茶を楽しんでくれているようで何よりだ。…そんなに美味いか?」
王太子殿下も先ほどまでの冷たい笑顔は消え、笑いを堪えるような表情でこちらを見ている。
(うっわー‼もしかして全部顔に出ていたのか?…恥ずかしすぎる…)
思わず赤面した顔を隠すように両手で覆うと、必死に言い訳してしまう。
「あまりにも美味しいお茶とクッキーだったもので感激してしまって…。…王宮の料理人は本当に素晴らしい腕をお持ちなんですね。私もぜひ作り方を教えて頂きたいくらいです」
つい本音まで漏らすと、王太子殿下は怪訝な顔をして私を見た。
「…それは結構だが、カールがクッキーの作り方を知ってどうする?使用人にでも作らせるつもりなのか?」
「いいえ、私が自分で作ってみたいと思ったのですが…」
「お前は普段から自分で料理をするのか?貴族の令息が使用人の真似事をするなど、普通ならば下賤だと親から咎められると思うが」
「領地暮らしをしているせいか、自分で料理をするのも苦ではありませんし、美味しい物があれば家族にも作って食べさせてあげたいじゃないですか」
ヘラヘラと笑う私の気持ちが理解できないのか、王太子殿下は益々怪訝な顔をする。
「こんな物で良ければ好きなだけ持って帰れ。貴族の令息が作り方を知る必要は無いし、お前は貴族令息としてもっと相応しいことを学べ」
王太子殿下は吐き捨てるように言うが、それは違う気がする。
「…何でも作り方を知らなければ、改良してより良くすることは出来ませんよ。道も建物も作り方を知るからこそ、直すために必要な素材や予算を組むことが出来るのではないですか?大きい物事は小さな物の集大成だと私は考えます」
不必要な知識などこの世には存在しない。何かを生し得ようとするのならば、それを支えてくれる土台がどのような状況なのかを知る事こそが大事だろう。
私の言葉を黙って聞いていたシャルル様から、初めて警戒ではなく真摯な視線を向けられた。
「カールはそう言った考えを誰に吹き込まれたのだ?高名な家庭教師でも付けているのか?」
「私は弟とティーセル領で長年暮らしている田舎者だと申し上げた通りです。弟と二人で領地の改修を行い、領民との触れ合いから様々な事を学び、教えられました。それが貴族令息に相応しくない行いだと断じられるのであれば、所詮は田舎者だとお笑い下さい」
「…全てを実地で学んだというのか…。それでは、カールは国の在り方についてはどう考えるのだ?王家が存在しなければ国など成り立たんだろう」
今度はジョゼル様が挑むような目つきで睨んでくる。
…お茶会なのに何でこんな敵意に満ちた視線を彼らから向けられるのか本当に理解できない。
「国が成るのは民がいるからですよ。王家に力があるのは、民が支えてくれている為で税収が無ければ国庫も空っぽになってしまいます。それこそが小さな物の集大成では無いですか?」
ニッコリ微笑みながら“これで会話は終わりだ”と告げる様に一気に残りの紅茶を飲み干すと、そっと椅子から立ち上がった。
「…お話しも済んだようですので、これで失礼します。美味しいお茶をご馳走様でした」
何故か唖然とした顔の3人に穴が開くほど見つめられて居心地が悪い。
(…どうやら不味いことを口走ったみたいだし、ここらで引き上げないと…)
気まずい思いで王太子殿下を横目で眺めると、彼が物凄く悪い笑顔を浮かべるのが見えた。
「そんなに急いで帰る必要は無いだろう。じっくりと話を聞きたいし、そう焦らずゆっくりしていけ」
「もう沢山頂戴しました‼ そろそろ帰宅しないと両親も心配しますし…」
そろそろと後ずさりしながら、扉に目をやると、席を回り込んできたシャルル様に手を握られる。
「まだ来たばかりでは無いですか。貴方のような考え方をする貴族令息には初めて会いましたし、もう少しお話しさせて下さい」
その笑顔に怯えていると、今度はジョゼル様まで後ろからガッチリと肩を組んできた。
「見た目だけお綺麗な貴族令息だと思っていたのに、中々面白い事を言うじゃ無いか。お茶のお代わりを用意させるから、まだ帰るなよ」
(いやいやいや、帰らせてくれよーっ‼)
心の叫びを口にも出せず、ルイ―セはため息を吐くと「トイレをお借りしても良いですか?」とその場を逃げ出したのだった。
何とか一人になって冷静になると、やはり先ほどの発言が王太子殿下の癪に障ったのだろうと後悔した。
(あそこで『王太子殿下のおっしゃる通りです~』とでも言えば今頃は解放されたのだろうか…)
『田舎者のくせにいっぱしに楯突きやがって』とでも思われている可能性がある以上、さっさと客間へ戻って謝った方が良いのは理解している。
(あー…嫌だけれど、そろそろ戻らないと拙いかな…)
あまり遅くなるのも不味いからと、渋々トイレを出ようとした瞬間、貴族の中年男性が扉を開けるとルイ―セの体を室内へと押し込んできた。
「あ…失礼しました…慌てて前を見ておりませんで」
確か鍵を掛けた気はするけれど…と、ボンヤリ考えながら横を通り抜けようとした瞬間、貴族男性からいきなり左腕を掴まれると、そのままグイッと引っ張られる。
「あっ…何を…⁈」
その貴族男性はギラギラとした目つきでカールの全身を舐めまわすように見つめると、掴んだ腕はそのままに、無理やりルイ―セを抱きすくめてきた。
「なかなかに美しいな…。今までは王宮内でこれ程美しい少年を見たことは無いが、貴殿はもしかしたら高貴な方の愛妾なのか?」
ハアハアと息も荒く“どうなのだ?”と耳元で囁かれると、恐怖と嫌悪が喉元からこみ上げてくる。
その上、腰や胸元まで撫でまわされると、ショックのあまり体が強張り逃げ出すことも出来なくなった。
「…あ…の…や、止めて下さい…」
掴まれていない右手で必死に男を押し返そうとするものの、男の手はガッチリとルイ―セを抱き込んでいるので敵いそうもない。
(このままじゃ、ここで襲われてしまう…)
恐怖のあまり涙目になった時「グッ…」と耳元で呻く声が聞こえ、漸くその男の手が自分から離れた。
「ドルディーノ子爵‼貴様が王宮で如何わしい行為を働いたことは国王陛下に報告させてもらおう!…さっさとこの場から消え失せろ‼」
目の前には嫌悪感を露わにした王太子殿下が立っていたのだった。
「初めまして、カール・ティーセルと申します。私はしがない男爵令息で、先日まで王都より遠く離れたティーセルの領地に長年、籠っておりました。田舎者でこのような場には不慣れなため、無作法がございましたらお許しください」
一気に捲し立てて、ぐるりと全員の顔を見回してから頭を下げる。
「それから、この度は衣装までご用意いただき本当にありがとうございました。見苦しい支度で皆様の御前にあがる訳にはいかず、苦悩いたしましたが一言だけでもお礼を言いたくて」
張り付けた笑顔で取り敢えず、服のお礼も言っておく。これで返さなくても良いだろう。
残りの衣装は兄の一張羅として活用させて貰おうと心に決めた。
「喜んでもらえて何よりだ。では早速、お茶会を始めようか」
王太子殿下の合図で静々とメイドさんが数名現れると、テーブルにお菓子とティーセットを並べていく。
目の前に置かれたティーカップは、白磁にアーデルハイド王国の紋章が描かれている見事な物だった。
(…これって特注品だよね?こんな物を割ったら…弁償できる気がしない…)
「先ずはお茶で喉を潤してから本題に入ろうか」
王太子殿下の一声で全員がごく自然にティーカップを手に取るのを暫し眺めてから、カールも恐々と湯気の立ち上るティーカップを口元へ運んだ。
(⁈…ナニコレ…このお茶凄く美味い‼)
今まで飲んでいた我が家のお茶は出涸らしだったのかと思う程に芳醇で豊かな味わい…。
王太子殿下は税収でこんな美味いお茶を日々楽しんでいるのか…クッソ羨ましいわ。
折角なので手近にあったクッキーにも手を伸ばしてみる。…これまた美味しい‼
サクサクしているのに茶葉が加えられているようで、ほろ苦さとバターの絶妙なハーモニーがたまりません‼ さすが王宮の料理人は茶菓子まで絶品‼
あー王太子殿下には別に会いたくなかったけれど、お茶会は最高だわ。
そんな風に内心で幸せを噛みしめていると、何故かシャルル様とジョゼル様がソッポを向いて震えている。…二人とも具合でも悪いのだろうか…?
「…カールは随分とお茶を楽しんでくれているようで何よりだ。…そんなに美味いか?」
王太子殿下も先ほどまでの冷たい笑顔は消え、笑いを堪えるような表情でこちらを見ている。
(うっわー‼もしかして全部顔に出ていたのか?…恥ずかしすぎる…)
思わず赤面した顔を隠すように両手で覆うと、必死に言い訳してしまう。
「あまりにも美味しいお茶とクッキーだったもので感激してしまって…。…王宮の料理人は本当に素晴らしい腕をお持ちなんですね。私もぜひ作り方を教えて頂きたいくらいです」
つい本音まで漏らすと、王太子殿下は怪訝な顔をして私を見た。
「…それは結構だが、カールがクッキーの作り方を知ってどうする?使用人にでも作らせるつもりなのか?」
「いいえ、私が自分で作ってみたいと思ったのですが…」
「お前は普段から自分で料理をするのか?貴族の令息が使用人の真似事をするなど、普通ならば下賤だと親から咎められると思うが」
「領地暮らしをしているせいか、自分で料理をするのも苦ではありませんし、美味しい物があれば家族にも作って食べさせてあげたいじゃないですか」
ヘラヘラと笑う私の気持ちが理解できないのか、王太子殿下は益々怪訝な顔をする。
「こんな物で良ければ好きなだけ持って帰れ。貴族の令息が作り方を知る必要は無いし、お前は貴族令息としてもっと相応しいことを学べ」
王太子殿下は吐き捨てるように言うが、それは違う気がする。
「…何でも作り方を知らなければ、改良してより良くすることは出来ませんよ。道も建物も作り方を知るからこそ、直すために必要な素材や予算を組むことが出来るのではないですか?大きい物事は小さな物の集大成だと私は考えます」
不必要な知識などこの世には存在しない。何かを生し得ようとするのならば、それを支えてくれる土台がどのような状況なのかを知る事こそが大事だろう。
私の言葉を黙って聞いていたシャルル様から、初めて警戒ではなく真摯な視線を向けられた。
「カールはそう言った考えを誰に吹き込まれたのだ?高名な家庭教師でも付けているのか?」
「私は弟とティーセル領で長年暮らしている田舎者だと申し上げた通りです。弟と二人で領地の改修を行い、領民との触れ合いから様々な事を学び、教えられました。それが貴族令息に相応しくない行いだと断じられるのであれば、所詮は田舎者だとお笑い下さい」
「…全てを実地で学んだというのか…。それでは、カールは国の在り方についてはどう考えるのだ?王家が存在しなければ国など成り立たんだろう」
今度はジョゼル様が挑むような目つきで睨んでくる。
…お茶会なのに何でこんな敵意に満ちた視線を彼らから向けられるのか本当に理解できない。
「国が成るのは民がいるからですよ。王家に力があるのは、民が支えてくれている為で税収が無ければ国庫も空っぽになってしまいます。それこそが小さな物の集大成では無いですか?」
ニッコリ微笑みながら“これで会話は終わりだ”と告げる様に一気に残りの紅茶を飲み干すと、そっと椅子から立ち上がった。
「…お話しも済んだようですので、これで失礼します。美味しいお茶をご馳走様でした」
何故か唖然とした顔の3人に穴が開くほど見つめられて居心地が悪い。
(…どうやら不味いことを口走ったみたいだし、ここらで引き上げないと…)
気まずい思いで王太子殿下を横目で眺めると、彼が物凄く悪い笑顔を浮かべるのが見えた。
「そんなに急いで帰る必要は無いだろう。じっくりと話を聞きたいし、そう焦らずゆっくりしていけ」
「もう沢山頂戴しました‼ そろそろ帰宅しないと両親も心配しますし…」
そろそろと後ずさりしながら、扉に目をやると、席を回り込んできたシャルル様に手を握られる。
「まだ来たばかりでは無いですか。貴方のような考え方をする貴族令息には初めて会いましたし、もう少しお話しさせて下さい」
その笑顔に怯えていると、今度はジョゼル様まで後ろからガッチリと肩を組んできた。
「見た目だけお綺麗な貴族令息だと思っていたのに、中々面白い事を言うじゃ無いか。お茶のお代わりを用意させるから、まだ帰るなよ」
(いやいやいや、帰らせてくれよーっ‼)
心の叫びを口にも出せず、ルイ―セはため息を吐くと「トイレをお借りしても良いですか?」とその場を逃げ出したのだった。
何とか一人になって冷静になると、やはり先ほどの発言が王太子殿下の癪に障ったのだろうと後悔した。
(あそこで『王太子殿下のおっしゃる通りです~』とでも言えば今頃は解放されたのだろうか…)
『田舎者のくせにいっぱしに楯突きやがって』とでも思われている可能性がある以上、さっさと客間へ戻って謝った方が良いのは理解している。
(あー…嫌だけれど、そろそろ戻らないと拙いかな…)
あまり遅くなるのも不味いからと、渋々トイレを出ようとした瞬間、貴族の中年男性が扉を開けるとルイ―セの体を室内へと押し込んできた。
「あ…失礼しました…慌てて前を見ておりませんで」
確か鍵を掛けた気はするけれど…と、ボンヤリ考えながら横を通り抜けようとした瞬間、貴族男性からいきなり左腕を掴まれると、そのままグイッと引っ張られる。
「あっ…何を…⁈」
その貴族男性はギラギラとした目つきでカールの全身を舐めまわすように見つめると、掴んだ腕はそのままに、無理やりルイ―セを抱きすくめてきた。
「なかなかに美しいな…。今までは王宮内でこれ程美しい少年を見たことは無いが、貴殿はもしかしたら高貴な方の愛妾なのか?」
ハアハアと息も荒く“どうなのだ?”と耳元で囁かれると、恐怖と嫌悪が喉元からこみ上げてくる。
その上、腰や胸元まで撫でまわされると、ショックのあまり体が強張り逃げ出すことも出来なくなった。
「…あ…の…や、止めて下さい…」
掴まれていない右手で必死に男を押し返そうとするものの、男の手はガッチリとルイ―セを抱き込んでいるので敵いそうもない。
(このままじゃ、ここで襲われてしまう…)
恐怖のあまり涙目になった時「グッ…」と耳元で呻く声が聞こえ、漸くその男の手が自分から離れた。
「ドルディーノ子爵‼貴様が王宮で如何わしい行為を働いたことは国王陛下に報告させてもらおう!…さっさとこの場から消え失せろ‼」
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