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米国に着いた。
米国へ上陸した。
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海底軍艦は海中で停止した。 そのままの深度を保つ。 この技術は帝国日本海軍が開発した技術だ。(自動懸垂の技術だ。) 艦長は10名の亡命者を、緊急脱出艇に案内した。 脱出艇は25人が乗れる。 操縦に二人の士官が乗り込む。 あとはシンドラーたちだ。 シンドラーは感謝の言葉をのべる。 艦長は、敬礼で送り出した。 救助艇は米国近海で浮上した。 すこし離れて米国海軍駆逐艦が待機していた。 発光信号だ。 こちらも発光信号で答える。 駆逐艦からボートが漕ぎ出した。 ボートにシンドラーたちが乗り移る。 それを確認して救助艇は潜航していった。 手を振るシンドラーらとスパイたち。 こうして、米国への亡命は成功したのだ。 独逸帝国側には一切情報は漏れなかった。 後日、山田総理のもとに、ユダヤ人協会から特使が訪れた。 とうぜん、自宅で会見した。 閣僚たちにも内密だ。 その日の朝、妻が山田総理にすべてを自身から明かした。 影で活動していたこともだ。 総理は、 ハンナを一言も攻めなかった。 山田総理は妻に「これからも、日本国の国益のために俺を支えてくれ。」と言ったのみだった。 特使は山田総理にスパイまで救出してくれたことを感謝し、覚書を渡した。 それは、ユダヤ社会が日本のシンパになることが書いてある、絶対極秘の覚書だった。 ・・・ 海底軍艦の活動はこればかりではない、しかし読者にも内密なことが多すぎる。 まあ勘弁して欲しい。 収まらないのが、独逸帝国だ。 特にゲシュタボはシンドラーらを国外に逃がしてしまった。 しかも、その責任は、誰が取るのだ。 互いになすり間いだ。 逃げた経緯が分かれば責任など判断できるが、わからないから責任が取れない。 結局、よくわからないまま終わるのだ。 幸いにもシンドラーらには、ステルス技術までは、漏れなかった。 海底軍艦の存在が漏れたことは、いたしかたないが、見返りが大きかったから総理も黙認したのだ。 米国の日本との安保などの条約は、この亡命の成功が影のチカラになってことはあきらかだ。 今後の来るべき世界大戦の様が大きく変わった。 白人対有色人種の戦いが、独裁政権対民主主義の戦いに変化したのだ。 独逸帝国、ソ連、シナと日本、亜細亜同盟、米国、英国の戦いになりつつあった。 歴史は繰り返すというが、繰り返さないこともあるのだ。 空母艦隊により白人優位に終止符を打ち、原子爆弾を先に研究し、海底軍艦とステルスVTOLにより決定のホームランを打つ。 あとは、世界大戦の形を戦争ではなく、経済で勝ち、それにより大戦を防ぐのが最終目的であった。 圧倒的軍事力で独裁政権を潰す。 山田総理は、次期総裁に引き継ぐべく画策する。 長期政権も10年を越えると弊害もでる、国民の理解を得て引き継ぐつもりの山田総理であった。 また、年齢も重ねたからだ。 引退は近い。
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