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イ号潜水艦の帰国
独逸帝国潜水艦の脅威
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半年間の派遣期間が過ぎてイ号潜水艦が帰国の途についた。 本来の目的である、独逸潜水艦の音紋採集は計36隻のUボートの音紋を採集できた。 その情報は米国、英国海軍と共有したのである。 英国潜水艦はアクテブソナーの性能はすばらしかったが、パッシブソナーでは、日本海軍のステルス潜水艦の水中聴音器には及ばなかった。 まあ、ステルス潜水艦の技術は日本独自であり、マネできるものではなかった。 それは、イ号の英国海軍でのお披露目で明らかであった。 日本の潜水艦用電動機は、初代潜水艦からの伝統があったのだ。 いかに静かに電動機を廻すか。 初めは金属ベアリングの精度を高めたが、現在は流体ベアリングだ。 特殊な液体にシャフトが浮いているのだ。 電動機は電磁石がまわりにあり、シャフトに磁力の高いネオジウム磁石をつけて、電磁石は超伝導技術の(普通の銅線では、電気の量が耐えられずに、発熱する。)カタマリのモーターである。 まあ、下手なデーゼル機関より馬力があるのだ。 それを2重反転スキュードペラで廻して推進する。 英国潜水艦技師が、めまいをおこして倒れるほどの先端技術であるのだ。 また、潜水艦の舵はX型操舵だ。 航空機の技術応用である。 V型翼機の応用である。 それで、イ号は水中で宙返りもできるのだ。(普通のプラス型舵では無理!) それは、魚雷から逃げるための操舵であるのだが。 まあ、魚雷は宙返りはできないからね。 だが、潜水艦運用ノウハウや潜水艦戦術などは日本海軍より独逸帝国が優れている戦術がある。 これが、イ号艦長が出した結論であった。 いかに高性能であっても戦術で負けてしまうことがあるのだ。 潜水艦を複数隻運用するノウハウは独逸帝国に負けている、日本海軍である。 1隻同士の戦いでは、日本海軍が勝つ可能性が高いが、複数隻ではわからない。 それが、英国派遣、イ号艦長の出した結論であった。 通商破壊(商船を狙う)が潜水艦の真骨頂であるが、日本海軍は民間船や商船(武器がない。)を攻撃はしないのだ。 大量破壊兵器使用も今上陛下がお許しにならないであろう。 国民性の違いである。 日本人は近代戦に向かない国民性なのだ。 原点は宗教ではないかと著者は思う、キリスト教は神様がひとりだ。 日本は800万もの神様が日本国に存在していらっしゃる。 そして神無月(旧暦10月)に全国の神様が出雲大社にお集まりになる。 そして神様らの話し合いがはじまる。 日本は宗教に寛容である。 クリスマスも祝えば、最近は謝肉祭までお祭りだ。 そして日本には宗教戦争がないのだ。 十字軍は日本にはないのだ。 まあ、明治の初めに政府が廃仏運動をやったくらいだ。 仏教の僧がキリスト教宣教師と武力で争ったなどない。 信長が高野山を攻めたが、宗教同士の戦いではない。 日本では宗教同士の戦いは禅宗の僧の禅問答くらいである。 かれらが、キリスト教宣教師を言論で言い負かしたのは宣教師らが本国の送った書簡で明らかである。 つまり、宗教には言論で戦うのが日本の古来からの風習である。 だが、キリスト教布教は欧州の植民地政策と一体であったのだ。 当時の宣教師らの書簡であきらかである。 日本の植民地化は無理だとの書簡がある。 とても日本人は平均して教養も高く、鉄砲技術を、またたくまに吸収してしまった。 鉄砲の数も多い。 亜細亜諸国で当時、そんな国はない。 スペイン、ポルトガルなどのキリスト教布教と結びついた植民地政策の影響が、鎖国となってキリシタン禁止になっていく。 だから宗教と交易が一緒で無い蘭国(長崎の出島)との鎖国貿易となったのだ。(著者はキリスト教を批判するものではない。) 現在の思想で考えてはダメである。 奴隷制度が当たり前の世の中だったのだ。 話がズレまくりで御勘弁を・・・・・
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