13 / 253
これが、戦闘機というモノかっ!
九七式戦闘機の試乗・・・
しおりを挟む
「ここから、お乗りください。」と、脚立をしめす教育係だ。
戦闘機の胴体に穴が開いているのだ。
大きさは、十分に姫が通れるほど大きい。
つまり、戦闘機の胴体脱出口である。
そして、フタには窓が付けられていた。
わざわざ、姫が試乗するための、観察窓である。
陸軍の戦闘機は地面に不時着することも多々あった。
エンジントラブルなぞ、現在よりはるかに多かったのだ。
それで、不時着となる。
それで、うまく降りられればいいんだが・・・地上は、山あり谷ありだ。
それで、ひっくり返り・・・風防からは脱出できない・・・
それで、胴体の横に非常脱出口が付けられたのだ。
それが、意外な使われ方をしたのである。
単座戦闘機だが、もう1人乗れるのだ。
陸軍の複葉機以外はOKである。
あの、有名な隼戦闘機も・・・もう1人乗れるのだ。
もちろん、60キロ前後は重くなるので、空中戦はできないが・・・
普通に飛べるんだ。
胴体の骨組みに座布団を敷いて・・・姫は横の窓から外を見る。
やがて、地上が走り出した。
機体が動き出したのだ。
後ろ座りだから、景色は姫の後ろから前へ・・・それが、すごく速くなる。
やがて、ふわり・・・と体が浮いた。
戦闘機が離陸したんだ。
姫は感動のあまり・・・声がでなかった・・・
窓から地上が、どんどん離れていく。
やがて、水平線が見える・・・
広大な景色を窓から見ることができたのだ。
「わらわは、小さなモノなんだな。」と、実感する姫だ。
アクリル製の窓ガラスへ顔を付けて・・・周囲を見る姫だ。
乗り込むときに、エンジン音が五月蠅いので耳当てを(飛行帽)をかぶせてくれた教育係だ。
それで、少しはエンジン音に悩まされずに済む姫である。
すこし、サイズが・・・少女用は無いからである。
やがて、戦闘機は旋回飛行から宙返りから・・・ある程度の曲技飛行を体験させてくれた。
「きょうの朝は食事を抜いてきたから、よかったわ。」と、思う姫だ。
なんせ、胃袋から逆流しそうだったから・・・
閉所恐怖症ではなかったから・・・できた体験だった。
しかし、着陸はお尻が痛かった姫だ。
あやうく頭を天井にぶつけるところだった。
飛行帽がなかったら・・・と、思うと恐怖だ。
それほど、着陸の衝撃はすごかったのだ。
思わず、胴体が折れるかとおもったほどだ。
しかし、意外に頑丈な戦闘機は草原を難なく着陸できたのだ。
空を飛ぶということは、降りることも考えねばならないな・・・と、実感した姫である。
「教官、シェイシェイだ、感謝に耐えないぞ。」と、操縦士と教官へ感謝を伝える姫だ。
「いいえ、姫様は満州国で最初に飛行機に乗られたのですよ。」と、川島教官だ。
「そうか、うん、そうだな。」「わらわが最初じゃ。」と、ペッタンの胸を張る姫である。
いい経験になったと思った退役軍人の教官だが・・・
えらいことな・・・なってしまったのだ。
以来、やたらと軍事兵器に乗りたがる姫である。
戦闘機に次は戦車だった。
そして、野砲を撃たせろと・・・これには参った教官だ。
まあ、紐を引くだけなんだが・・・おもちゃの大砲ではないのだ。
モノホンの大砲だ。
満州国軍も、移動できる野砲は無いのだ。
重たいから運べない大砲ならあるが・・・それで、満足する姫ではない。
馬車で荒野へ・・・そして、ドウンーーーン、ン、と撃ちたいらしい。
完全にミリオタになってしまった姫である。
原因は教育係だが・・・
もう1人の海軍退役の係が・・・軍艦を見せびらかしたのだ。
これが、決定打になってしまったのだ。
満州国にはジャンク(シナの舟)はあるが・・・シナの軍閥と違って軍艦は無い。
軍艦はお高いのだ。
満州国の国家予算1年分くらい・・・なのだ。
とても、軍艦なぞ買えないのである。
それで、日本軍がたまに寄港してシナへ牽制することしかできない。
それで、軍艦三笠が満州国の大連港へ・・・(史実では、大連港は日本の租借地だが・・・ラノベは違うのだ。)
あの、日露戦争で有名な戦艦だ。
姫は、馬車から飛び降りて・・・桟橋のハシケへ飛び乗ったのだ。
「はよう、乗りたいのじゃ。」あんみつ姫と同じ、ダダっ子の・・・・
大連港は軍艦が接岸できないから、小舟で沖まで・・・
日本海軍のハシケで・・・軍艦三笠へ・・・
この当時、三笠は退役艦である。
一線を退いた軍艦だ。
だから、満州の大連港へ親善訪問なのである。
最新の戦艦長門は・・・日本海軍の隠し玉なのだ。
戦闘機の胴体に穴が開いているのだ。
大きさは、十分に姫が通れるほど大きい。
つまり、戦闘機の胴体脱出口である。
そして、フタには窓が付けられていた。
わざわざ、姫が試乗するための、観察窓である。
陸軍の戦闘機は地面に不時着することも多々あった。
エンジントラブルなぞ、現在よりはるかに多かったのだ。
それで、不時着となる。
それで、うまく降りられればいいんだが・・・地上は、山あり谷ありだ。
それで、ひっくり返り・・・風防からは脱出できない・・・
それで、胴体の横に非常脱出口が付けられたのだ。
それが、意外な使われ方をしたのである。
単座戦闘機だが、もう1人乗れるのだ。
陸軍の複葉機以外はOKである。
あの、有名な隼戦闘機も・・・もう1人乗れるのだ。
もちろん、60キロ前後は重くなるので、空中戦はできないが・・・
普通に飛べるんだ。
胴体の骨組みに座布団を敷いて・・・姫は横の窓から外を見る。
やがて、地上が走り出した。
機体が動き出したのだ。
後ろ座りだから、景色は姫の後ろから前へ・・・それが、すごく速くなる。
やがて、ふわり・・・と体が浮いた。
戦闘機が離陸したんだ。
姫は感動のあまり・・・声がでなかった・・・
窓から地上が、どんどん離れていく。
やがて、水平線が見える・・・
広大な景色を窓から見ることができたのだ。
「わらわは、小さなモノなんだな。」と、実感する姫だ。
アクリル製の窓ガラスへ顔を付けて・・・周囲を見る姫だ。
乗り込むときに、エンジン音が五月蠅いので耳当てを(飛行帽)をかぶせてくれた教育係だ。
それで、少しはエンジン音に悩まされずに済む姫である。
すこし、サイズが・・・少女用は無いからである。
やがて、戦闘機は旋回飛行から宙返りから・・・ある程度の曲技飛行を体験させてくれた。
「きょうの朝は食事を抜いてきたから、よかったわ。」と、思う姫だ。
なんせ、胃袋から逆流しそうだったから・・・
閉所恐怖症ではなかったから・・・できた体験だった。
しかし、着陸はお尻が痛かった姫だ。
あやうく頭を天井にぶつけるところだった。
飛行帽がなかったら・・・と、思うと恐怖だ。
それほど、着陸の衝撃はすごかったのだ。
思わず、胴体が折れるかとおもったほどだ。
しかし、意外に頑丈な戦闘機は草原を難なく着陸できたのだ。
空を飛ぶということは、降りることも考えねばならないな・・・と、実感した姫である。
「教官、シェイシェイだ、感謝に耐えないぞ。」と、操縦士と教官へ感謝を伝える姫だ。
「いいえ、姫様は満州国で最初に飛行機に乗られたのですよ。」と、川島教官だ。
「そうか、うん、そうだな。」「わらわが最初じゃ。」と、ペッタンの胸を張る姫である。
いい経験になったと思った退役軍人の教官だが・・・
えらいことな・・・なってしまったのだ。
以来、やたらと軍事兵器に乗りたがる姫である。
戦闘機に次は戦車だった。
そして、野砲を撃たせろと・・・これには参った教官だ。
まあ、紐を引くだけなんだが・・・おもちゃの大砲ではないのだ。
モノホンの大砲だ。
満州国軍も、移動できる野砲は無いのだ。
重たいから運べない大砲ならあるが・・・それで、満足する姫ではない。
馬車で荒野へ・・・そして、ドウンーーーン、ン、と撃ちたいらしい。
完全にミリオタになってしまった姫である。
原因は教育係だが・・・
もう1人の海軍退役の係が・・・軍艦を見せびらかしたのだ。
これが、決定打になってしまったのだ。
満州国にはジャンク(シナの舟)はあるが・・・シナの軍閥と違って軍艦は無い。
軍艦はお高いのだ。
満州国の国家予算1年分くらい・・・なのだ。
とても、軍艦なぞ買えないのである。
それで、日本軍がたまに寄港してシナへ牽制することしかできない。
それで、軍艦三笠が満州国の大連港へ・・・(史実では、大連港は日本の租借地だが・・・ラノベは違うのだ。)
あの、日露戦争で有名な戦艦だ。
姫は、馬車から飛び降りて・・・桟橋のハシケへ飛び乗ったのだ。
「はよう、乗りたいのじゃ。」あんみつ姫と同じ、ダダっ子の・・・・
大連港は軍艦が接岸できないから、小舟で沖まで・・・
日本海軍のハシケで・・・軍艦三笠へ・・・
この当時、三笠は退役艦である。
一線を退いた軍艦だ。
だから、満州の大連港へ親善訪問なのである。
最新の戦艦長門は・・・日本海軍の隠し玉なのだ。
4
あなたにおすすめの小説
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる