after the rain

ノデミチ

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3. マジ、やべぇ!

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「あ、あのさ」
「何?あ、押し倒す方がいい?」

 確かに、現状俺は金井カナブンに押し倒される形になってる。馬乗りされてるし。

「揶揄わないでくれよ。これ以上は我慢の限界…」
「だから、我慢しなくていいよ。誠意と感謝って言ってんじゃん。期待してたでしょ?」
「ちょっとしたラッキースケベはあるかもっては思ったよ。でも、ここまでストレートなのは」
「ひいた?」
「あーっ、そこまで言い切れない」
「フフ。せっかく巨乳美少女の彼シャツ&素肌にTシャツ姿拝めてるんだよ。ホラ、『据え膳食わぬは…』何だっけ?って、『自分で巨乳美少女って言う?』突っ込んで欲しかったなぁ」
「隠キャぼっちの語彙力に何を期待してんの?」

 笑うたびに、肩が震えて…、その…、胸が揺れてる。しかも、先端がハッキリと判る。

 やべぇ!どうすればいい?

「ね、どストライクってホント?」
「は?」
「さっき言ったじゃん。アタシはどストライクって。カメのタイプってコトでいいんだよね?」
「あ、その」
「ダメ?やっぱ中途半端なのかなぁ」
「は?」
「ホラ、も少し低かったらさ、150cm以下とかなら、ロリ巨乳って通好みなのに。どうせなら、もっと低いか、それか160超えとかさ」
「いや、金井カナブンの顔でロリは無理だと思うけど」

 決して大人びた顔付きって訳じゃない。
 むしろ、年相応のあどけなさがある。

 …けど、童顔って言い切れないのは、多分髪と目の色のせいだ。

 金井カナブンは栗色髪と碧眼だ。
 青緑って言うか、翠が強めだと思うけど。

 子供の頃は、茶髪って言っていい程だったらしい。成長するにつれて濃くなって来たとか。

「ふうん。カメも黒髪黒目がいいんだ」
「それは、どうでもいい」
「ホントに、どストライクなの?」
「そう言ってる」
「なら問題ないノープロブレムだね。アタシがイイって言ってんだから」
「だから何でだよ?」
「カメ、ママの評価メチャバカ高いんだよ?あんなイイ子いないって、メチャ褒めなんだから」
「そりゃ、ただの仕事の評価…」
「為人だよ。カメがアタシの彼氏ならって、何度も言われたんだから。だから、今日、カメんちに泊まったって言っても全然大丈夫」
「いや、話違うと思う」
「やっぱ、どストライクってウソ?」

 何で、そんな泣きそうな顔になる?

「今アタシ独り身フリーだし、障害トラブル何も無いから」
「だとしても俺なんかじゃ」
「な・ん・の、ト・ラ・ブ・ル・も・な・い・の」

 今度は、ムッとした顔で。

「わかったよ」
「よっしゃー」

 ガッツポーズ?意味分からん。

 でも、なら、もう遠慮しねぇからな。
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