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力が欲しいか
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次の日——
俺は森の奥の開けた空間で、黒魔術の練習をしていた。昨夜の契約によって、身体の中に今まで感じたことのない不思議な力が流れているのがわかる。身体の中を何かが流れているのがわかる不思議な感覚。
手をかざせば、影が蠢き、意のままに形を変えた。これがルシフェルの力か……。
「ふむ、人間にしては筋がいいな」
俺の背後に、堂々とした姿勢でペンギン——いや、デーモンの長ルシフェルが鎮座している。
(でも、やっぱり見た目は完全にペンギンなんだよな……)
羽を動かしながら、ルシフェルは偉そうに俺の魔術を評価してくる。昨夜の契約以来、なぜかずっと俺に付きまとっていて、パタパタと後ろからついてきていた。
「いや、ついてくんなよ。目立つだろ」
「安心しろ、我の姿は凡夫には見えておらん」
確かに道すがらひょこひょこついてくるアデリーペンギンに目を止めている人は誰もいないようだった。だが…
「リュシアン、探したよ。何してるの?」
アーベルが追いかけてきた。いや、なんでお前ここにいるんだよ。
ここ学園の隣の森の結構奥だぞ。
「いや、お前こそーーー」
「わあ、その鳥さんどうしたの?」
アーベルがルシフェルの姿を認め、駆け寄ってくる。
いや、一番見えちゃいけない相手に見てるじゃねえか!
(いや…そんなはずは…仕方ない。ただのペンギンのふりをするか)
てけてけとアーベルのそばに擦り寄る。
「わあ、かわいいねえ。お魚持ってきてあげようか?」
「ア”ーーー!(これでバレなかろう!)」
(いや、それでいいのか?」
「ところで」
ひとしきりアデリーペンギンにボールを投げたり、芸をさせた後。
アーベルが振り向いた
「さっきの、黒魔法だよね!?どうやって身につけたの?」
「あー」
残念ながらすっかりバレていた。
俺は観念してアーベルに事情を話すことにした。
俺は森の奥の開けた空間で、黒魔術の練習をしていた。昨夜の契約によって、身体の中に今まで感じたことのない不思議な力が流れているのがわかる。身体の中を何かが流れているのがわかる不思議な感覚。
手をかざせば、影が蠢き、意のままに形を変えた。これがルシフェルの力か……。
「ふむ、人間にしては筋がいいな」
俺の背後に、堂々とした姿勢でペンギン——いや、デーモンの長ルシフェルが鎮座している。
(でも、やっぱり見た目は完全にペンギンなんだよな……)
羽を動かしながら、ルシフェルは偉そうに俺の魔術を評価してくる。昨夜の契約以来、なぜかずっと俺に付きまとっていて、パタパタと後ろからついてきていた。
「いや、ついてくんなよ。目立つだろ」
「安心しろ、我の姿は凡夫には見えておらん」
確かに道すがらひょこひょこついてくるアデリーペンギンに目を止めている人は誰もいないようだった。だが…
「リュシアン、探したよ。何してるの?」
アーベルが追いかけてきた。いや、なんでお前ここにいるんだよ。
ここ学園の隣の森の結構奥だぞ。
「いや、お前こそーーー」
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いや、一番見えちゃいけない相手に見てるじゃねえか!
(いや…そんなはずは…仕方ない。ただのペンギンのふりをするか)
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「わあ、かわいいねえ。お魚持ってきてあげようか?」
「ア”ーーー!(これでバレなかろう!)」
(いや、それでいいのか?」
「ところで」
ひとしきりアデリーペンギンにボールを投げたり、芸をさせた後。
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