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第126話 戦う事への決意と覚悟
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夜の静寂が部屋を包む。
舞踏会の喧騒が嘘のように、今この空間にはただ二人の呼吸音だけが響いていた。
リディアは、まだ震えが残る指先で自分の顔を拭う。
涙は少しずつ止まりつつあったが、胸の奥の熱はなかなか引いてくれない。
(何をやっているのかしら、私……)
本当に泣くべきなのは、迅のはずなのに。
辛い過去を語ったのは彼なのに。
それなのに、自分が先に涙を流してしまうなんて——。
そんなことを考えていると、ふっと小さく笑う声が聞こえた。
「……なんでお前が泣いてんだよ」
顔を上げると、迅が呆れたように微笑んでいた。
普段通りの、どこか気の抜けた表情。
でも、その目の奥には確かな優しさがあった。
リディアは、涙の跡が残る頬を拭いながら、少しだけ口を尖らせる。
「……あなたが泣かないからよ」
迅の眉がわずかに動く。
彼は短く息を吐き、目を伏せる。
「……昔のことだからな。」
その言葉が、余計にリディアの心を締めつけた。
(そうやって、ずっと……自分の感情を押し殺してきたんだわ)
迅は、過去に囚われることを嫌う。
感情よりも、理論で考えようとする。
だからこそ、彼は泣かない。泣く暇があれば、次の一手を考えようとする。
——けれど、それがどれほど孤独なことか。
「……変なやつだな」
小さく笑う迅を見つめながら、リディアは思う。
(あなたは、もっと自分を大切にしていいのよ)
でも、その言葉をすぐに口にすることはできなかった。
かわりに、彼女は微笑みながら、小さく首を振る。
「あなたに言われたくないわ」
そして、静かな夜が、また二人を包み込んだ。
しばらく、言葉のない時間が流れた。
窓の外では、王宮の灯火が穏やかに揺れている。
リディアは、自分の中に渦巻く感情を整理しながら、そっと口を開いた。
「……ねぇ、迅」
「ん?」
「私も、昔は孤児だったの」
その言葉に、迅の視線がわずかに揺れた。
「……そうなのか」
驚きこそしなかったが、少し意外そうな顔だった。
それが、なんだか少し可笑しくて、リディアは微笑む。
「魔力適性が高かったから、アークライト家の養女になったの。正式には“拾われた”って言うべきかしら」
「……そうか」
迅は、静かに言葉を返す。
リディアは、少し遠くを見つめるように続けた。
「アークライト家は王都から少し離れた領地を治めているわ。だから、両親に会えるのはたまにだけど……それでも、私を本当の娘のように大切にしてくれたわ」
「……」
「だから、血の繋がりだけが絆じゃないのよ」
その言葉を聞いた迅は、わずかに目を伏せた。
そして、小さく息を吐く。
「……そっか」
それだけだった。
でも、リディアには分かる。
迅は、感情を多く語る人ではない。
けれど、その短い言葉の中に、彼なりの理解と感謝が込められていることを。
(……少しでも伝わったなら、それでいいわ)
リディアは、そっと笑う。
「ふふっ……今度の“ありがとう”は、ずいぶんとそっけないのね」
「……言った覚えはねぇけどな」
「顔に書いてあるわよ」
「は?」
「ほら、目が少し優しくなってるもの」
「……そんなわけあるか」
そう言いながら、迅は目を逸らした。
——少しだけ、彼の頬が赤いような気がした。
リディアは、その小さな変化を見逃さなかった。
◇◆◇
夜の静寂の中、窓の外では冷たい風が王都の灯火を揺らしていた。
王宮の廊下を満たしていた舞踏会の喧騒は、今はすっかり消え去り、部屋の中にはただ、淡い光と静かな時間だけが残っていた。
リディアは、まだどこか名残惜しそうな表情で、向かいのソファに腰掛けていた。
彼女の瞳は、迅をじっと見つめている。
まるで、彼がまた独りで何かを抱え込もうとしているのを見抜いているかのように。
——ああ、やっぱりこいつには敵わねぇな。
そんなことを思いながら、迅は小さく息を吐いた。
「……俺さ」
静かな声が、部屋に落ちた。
「今まで、“魔王軍との戦い”ってやつを、正面から意識したことがなかったんだ」
リディアが、少し眉を寄せる。
「……どういうこと?」
迅は、窓の外に目を向ける。
王都の夜景が、遠くで瞬いている。
「魔王軍は確かにこの世界を脅かしている。でも、俺が召喚されてからの侵攻は、そこまで激しくなかった」
そう、これまでの戦いを振り返れば、確かに魔王軍と何度か交戦はした。
だが、それは大規模な戦争というより、局所的な戦闘の連続だった。
魔王軍の戦力は未知数だ。
“魔王”という存在そのものについても、詳しいことは分かっていない。
「……俺は、ずっと考えてたんだ」
「何を?」
「本当に、戦わなきゃいけないのかって」
リディアが、息をのんだ。
迅は、自嘲気味に笑う。
「こんなこと言ったら、ふざけんなって思うかもしれねぇけどな」
リディアは、目を伏せた。
「……思わないわ」
「……」
「あなたらしいと思う」
その言葉に、迅は少しだけ目を丸くする。
リディアは、静かに続けた。
「アーク・ゲオルグのことを思い出してたのね」
「……まぁ、そんなところだな」
アーク・ゲオルグ——魔王軍の"黒の賢者"。
彼は明確な敵だ。それは間違いない。
でも、どこか引っかかるものがあった。
「アイツは、ただの“敵”とは少し違う気がする」
「……分かるわ」
リディアもまた、アークと迅がどこか似ていることに気づいていた。
知識を深め、魔法を科学的に分析し、新たな技術を生み出す。
本質的な思考は、迅とアークはどこか似ていた。
「アークは、俺のことを評価していた。それも、“敵”としてじゃなく、技術者としてな」
「……ええ」
(もし、違う形で出会ってたら——)
言いかけて、迅は言葉を飲み込んだ。
そんな“もしも”を考えたところで、現実は変わらない。
迅は、静かにリディアを見た。
「……でもな」
「?」
「今回、アル=ゼオス魔導遺跡で戦って、思い知ったよ」
そこから先の言葉には、迷いはなかった。
「“虐滅のカーディス”……アイツみたいな連中が魔王軍の中にいる限り、甘いことは言ってられねぇ」
リディアの表情が引き締まる。
「……カーディス」
迅の脳裏には、アル=ゼオス魔導遺跡での戦いが鮮明に蘇る。
重力を操り、多くの兵や冒険者を一方的に虐殺した、竜人魔族の男。
“虐滅”の異名を持つにふさわしい、暴虐の塊。
「あんな奴らが本気で攻めてきたら……王国は、ひとたまりもねぇ」
そう、アーク・ゲオルグがどれほど知的で合理的でも、他の魔王軍配下には“理性”ではなく“暴力”を信奉する者たちがいる。
彼らが王国を滅ぼそうとするなら——。
「俺は、本気で“戦い”ってやつに向き合わなきゃならねぇ」
その言葉には、これまでの迅にはなかった決意が宿っていた。
リディアは、じっと迅の顔を見つめていた。
その瞳には、何とも言えない感情が揺れている。
「……本気でそう思ってるのね」
「ああ」
迅は、まっすぐに答えた。
「お前は前に言ったよな。“俺は戦うべき人じゃない”って」
「……」
「その言葉は、嬉しかったよ」
リディアの瞳が揺れる。
「でもな……」
迅は、拳を握る。
「俺はもう、こっちの世界に“守りたいもの”が増えすぎた」
リディアの目が見開かれる。
「お前も、ロドリゲスのじいさんも、カリムも——まあ、あいつは俺が守らなくても平気そうではあるけどな。」
「……」
「そんな大事なものを守るためなら、俺は“戦う力”とも向き合わなきゃならない」
それは、今までの迅の在り方を変えるものだった。
彼は基本的に、戦いを避ける道を選んできた。
戦わずに済むなら、それが一番いい。
だからこそ、魔法を科学的に解析し、圧倒的な威圧で敵を退けることを目指してきた。
でも——。
カーディスのような敵には、それだけでは通じない。
魔王軍の真の脅威を目の当たりにした今、迅は“戦い”を避けるだけでは生き残れないことを知った。
「貴方が……そう決めたなら」
リディアが、そっと口を開く。
彼女の顔には、複雑な表情が浮かんでいた。
迅が戦うことを決意した。
それは、彼女にとって望ましいことではない。
でも、それが彼の選んだ道なら——。
「……私も、それに付き合うわ」
リディアは、はっきりとそう言った。
迅は、思わず笑う。
「おう、よろしく頼む」
リディアも、少しだけ微笑んだ。
夜の静寂の中——。
迅の心は、今までにないほど静かだった。
(俺は——戦う)
それは、迷いのない決意だった。
舞踏会の喧騒が嘘のように、今この空間にはただ二人の呼吸音だけが響いていた。
リディアは、まだ震えが残る指先で自分の顔を拭う。
涙は少しずつ止まりつつあったが、胸の奥の熱はなかなか引いてくれない。
(何をやっているのかしら、私……)
本当に泣くべきなのは、迅のはずなのに。
辛い過去を語ったのは彼なのに。
それなのに、自分が先に涙を流してしまうなんて——。
そんなことを考えていると、ふっと小さく笑う声が聞こえた。
「……なんでお前が泣いてんだよ」
顔を上げると、迅が呆れたように微笑んでいた。
普段通りの、どこか気の抜けた表情。
でも、その目の奥には確かな優しさがあった。
リディアは、涙の跡が残る頬を拭いながら、少しだけ口を尖らせる。
「……あなたが泣かないからよ」
迅の眉がわずかに動く。
彼は短く息を吐き、目を伏せる。
「……昔のことだからな。」
その言葉が、余計にリディアの心を締めつけた。
(そうやって、ずっと……自分の感情を押し殺してきたんだわ)
迅は、過去に囚われることを嫌う。
感情よりも、理論で考えようとする。
だからこそ、彼は泣かない。泣く暇があれば、次の一手を考えようとする。
——けれど、それがどれほど孤独なことか。
「……変なやつだな」
小さく笑う迅を見つめながら、リディアは思う。
(あなたは、もっと自分を大切にしていいのよ)
でも、その言葉をすぐに口にすることはできなかった。
かわりに、彼女は微笑みながら、小さく首を振る。
「あなたに言われたくないわ」
そして、静かな夜が、また二人を包み込んだ。
しばらく、言葉のない時間が流れた。
窓の外では、王宮の灯火が穏やかに揺れている。
リディアは、自分の中に渦巻く感情を整理しながら、そっと口を開いた。
「……ねぇ、迅」
「ん?」
「私も、昔は孤児だったの」
その言葉に、迅の視線がわずかに揺れた。
「……そうなのか」
驚きこそしなかったが、少し意外そうな顔だった。
それが、なんだか少し可笑しくて、リディアは微笑む。
「魔力適性が高かったから、アークライト家の養女になったの。正式には“拾われた”って言うべきかしら」
「……そうか」
迅は、静かに言葉を返す。
リディアは、少し遠くを見つめるように続けた。
「アークライト家は王都から少し離れた領地を治めているわ。だから、両親に会えるのはたまにだけど……それでも、私を本当の娘のように大切にしてくれたわ」
「……」
「だから、血の繋がりだけが絆じゃないのよ」
その言葉を聞いた迅は、わずかに目を伏せた。
そして、小さく息を吐く。
「……そっか」
それだけだった。
でも、リディアには分かる。
迅は、感情を多く語る人ではない。
けれど、その短い言葉の中に、彼なりの理解と感謝が込められていることを。
(……少しでも伝わったなら、それでいいわ)
リディアは、そっと笑う。
「ふふっ……今度の“ありがとう”は、ずいぶんとそっけないのね」
「……言った覚えはねぇけどな」
「顔に書いてあるわよ」
「は?」
「ほら、目が少し優しくなってるもの」
「……そんなわけあるか」
そう言いながら、迅は目を逸らした。
——少しだけ、彼の頬が赤いような気がした。
リディアは、その小さな変化を見逃さなかった。
◇◆◇
夜の静寂の中、窓の外では冷たい風が王都の灯火を揺らしていた。
王宮の廊下を満たしていた舞踏会の喧騒は、今はすっかり消え去り、部屋の中にはただ、淡い光と静かな時間だけが残っていた。
リディアは、まだどこか名残惜しそうな表情で、向かいのソファに腰掛けていた。
彼女の瞳は、迅をじっと見つめている。
まるで、彼がまた独りで何かを抱え込もうとしているのを見抜いているかのように。
——ああ、やっぱりこいつには敵わねぇな。
そんなことを思いながら、迅は小さく息を吐いた。
「……俺さ」
静かな声が、部屋に落ちた。
「今まで、“魔王軍との戦い”ってやつを、正面から意識したことがなかったんだ」
リディアが、少し眉を寄せる。
「……どういうこと?」
迅は、窓の外に目を向ける。
王都の夜景が、遠くで瞬いている。
「魔王軍は確かにこの世界を脅かしている。でも、俺が召喚されてからの侵攻は、そこまで激しくなかった」
そう、これまでの戦いを振り返れば、確かに魔王軍と何度か交戦はした。
だが、それは大規模な戦争というより、局所的な戦闘の連続だった。
魔王軍の戦力は未知数だ。
“魔王”という存在そのものについても、詳しいことは分かっていない。
「……俺は、ずっと考えてたんだ」
「何を?」
「本当に、戦わなきゃいけないのかって」
リディアが、息をのんだ。
迅は、自嘲気味に笑う。
「こんなこと言ったら、ふざけんなって思うかもしれねぇけどな」
リディアは、目を伏せた。
「……思わないわ」
「……」
「あなたらしいと思う」
その言葉に、迅は少しだけ目を丸くする。
リディアは、静かに続けた。
「アーク・ゲオルグのことを思い出してたのね」
「……まぁ、そんなところだな」
アーク・ゲオルグ——魔王軍の"黒の賢者"。
彼は明確な敵だ。それは間違いない。
でも、どこか引っかかるものがあった。
「アイツは、ただの“敵”とは少し違う気がする」
「……分かるわ」
リディアもまた、アークと迅がどこか似ていることに気づいていた。
知識を深め、魔法を科学的に分析し、新たな技術を生み出す。
本質的な思考は、迅とアークはどこか似ていた。
「アークは、俺のことを評価していた。それも、“敵”としてじゃなく、技術者としてな」
「……ええ」
(もし、違う形で出会ってたら——)
言いかけて、迅は言葉を飲み込んだ。
そんな“もしも”を考えたところで、現実は変わらない。
迅は、静かにリディアを見た。
「……でもな」
「?」
「今回、アル=ゼオス魔導遺跡で戦って、思い知ったよ」
そこから先の言葉には、迷いはなかった。
「“虐滅のカーディス”……アイツみたいな連中が魔王軍の中にいる限り、甘いことは言ってられねぇ」
リディアの表情が引き締まる。
「……カーディス」
迅の脳裏には、アル=ゼオス魔導遺跡での戦いが鮮明に蘇る。
重力を操り、多くの兵や冒険者を一方的に虐殺した、竜人魔族の男。
“虐滅”の異名を持つにふさわしい、暴虐の塊。
「あんな奴らが本気で攻めてきたら……王国は、ひとたまりもねぇ」
そう、アーク・ゲオルグがどれほど知的で合理的でも、他の魔王軍配下には“理性”ではなく“暴力”を信奉する者たちがいる。
彼らが王国を滅ぼそうとするなら——。
「俺は、本気で“戦い”ってやつに向き合わなきゃならねぇ」
その言葉には、これまでの迅にはなかった決意が宿っていた。
リディアは、じっと迅の顔を見つめていた。
その瞳には、何とも言えない感情が揺れている。
「……本気でそう思ってるのね」
「ああ」
迅は、まっすぐに答えた。
「お前は前に言ったよな。“俺は戦うべき人じゃない”って」
「……」
「その言葉は、嬉しかったよ」
リディアの瞳が揺れる。
「でもな……」
迅は、拳を握る。
「俺はもう、こっちの世界に“守りたいもの”が増えすぎた」
リディアの目が見開かれる。
「お前も、ロドリゲスのじいさんも、カリムも——まあ、あいつは俺が守らなくても平気そうではあるけどな。」
「……」
「そんな大事なものを守るためなら、俺は“戦う力”とも向き合わなきゃならない」
それは、今までの迅の在り方を変えるものだった。
彼は基本的に、戦いを避ける道を選んできた。
戦わずに済むなら、それが一番いい。
だからこそ、魔法を科学的に解析し、圧倒的な威圧で敵を退けることを目指してきた。
でも——。
カーディスのような敵には、それだけでは通じない。
魔王軍の真の脅威を目の当たりにした今、迅は“戦い”を避けるだけでは生き残れないことを知った。
「貴方が……そう決めたなら」
リディアが、そっと口を開く。
彼女の顔には、複雑な表情が浮かんでいた。
迅が戦うことを決意した。
それは、彼女にとって望ましいことではない。
でも、それが彼の選んだ道なら——。
「……私も、それに付き合うわ」
リディアは、はっきりとそう言った。
迅は、思わず笑う。
「おう、よろしく頼む」
リディアも、少しだけ微笑んだ。
夜の静寂の中——。
迅の心は、今までにないほど静かだった。
(俺は——戦う)
それは、迷いのない決意だった。
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