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第3話 スキルの正体は「世界適応」
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森の奥が静まり返っていた。昨夜の激しい雨の名残が、ところどころ水たまりを残している。木々の葉から滴る雫の音だけが、規則的なリズムを刻んでいた。
カイは石の祠の前に立ち、腕に刻まれた金色の紋章を見つめていた。何度確認しても消えない。光が呼吸を合わせるように脈動している。
「その印、相当な力だな。」フェンリルトが静かに言った。
「契約の証でもあるが、それ以上の何かを感じる。」
「俺も、そう思う。けど、どう使えばいいか分からない。」
「お前の内にある力は、“世界適応”だろう。」リュミナが横から口を開いた。「昨日も言ったけど、その力は単なる補助能力じゃない。世界そのものの均衡を“修正”するもの。」
「修正?」カイが首を傾げる。
「たとえばね、火が強すぎれば理想的な温度に、冷たすぎれば適温に。“存在が望む最良の状態”へ勝手に調整される。それが、あなたのスキル。」
「なるほど……つまり、相手が敵でも味方でも、俺の“雑用”として手を貸す範囲で、最適化されるってことか。」
フェンリルトが鼻を鳴らす。「理屈は分からぬが、確かにカイの存在下では環境が穏やかだ。昨日の嵐ですら、寝心地が悪くなかった。」
カイは苦笑した。「便利すぎるな……でも、怖くもある。」
「力に振り回されるな。」リュミナの声は静かだがどこか強い。「あなたが制御できなければ、周囲があなたに“最適化”され過ぎてしまう。生命の自然な流れを歪めるほどに。」
カイは黙り込んだ。確かに、あの狼が敵意を失い従ったのも、力の効きすぎだったのかもしれない。
「そうならないためには?」
「“意志”だ。自分がどう在りたいかを明確に保つこと。あなたのスキルは、あなたの心を基点に働くから。」
リュミナの目は真剣で、どこか寂しげだった。フェンリルトが顎をしゃくる。
「試しに、どこまで通用するか確かめてみよう。」
「試すって……どこで?」
「森の奥には“腐敗の沼”がある。魔物が棲み着き、百年近く近づく者がいない土地だ。あれを浄化できるか見たい。」
「浄化なんて、どうやるんだよ。」カイは呆れたように言いながらも、内心は少しだけ興味があった。
「行って確かめればいい。」リュミナが小さく笑う。「世界適応なら、必ず何かが起こるはず。」
三人は森の深部へ向かって歩き出した。
霧が濃く、空気が重い。鳥の声も聞こえない。足を踏み出すたびにぬめる感触がする。腐敗の臭いが鼻をついた。そこに、どす黒い水面が広がっていた。
「これが……腐敗の沼。」カイが呟く。
「魔物の怨念や、滅んだ魔導士の呪詛が混ざり合ってる。普通は近づくだけで命を落とすわ。」リュミナの声が震えた。
フェンリルトの毛並みが逆立つ。「中から何か来るぞ。」
水面が渦を巻く。黒い塊が盛り上がり、無数の腕を伸ばした。人でも魔獣でもない。
怨念の塊が形を成した“瘴魔”だった。
「カイ、下がれ!」
リュミナが光の障壁を張るが、瘴魔が触れた瞬間にひびが走る。
フェンリルトが突進して牙を突き立てたが、粘つく身体が噛み砕けず弾かれた。
「これはまずい。通常の攻撃は効かん!」
カイは咄嗟に両手を前に出した。何かしなくてはと願う。
その瞬間、体の奥から言葉にならない衝動が湧きあがる。
【環境不均整を検知】
【補正開始】
視界が白に染まり、沼全体が震えた。
瘴魔が苦しげに咆哮を上げる。体が溶け、黒い泥が光に変わっていく。
空気の淀みが晴れ、澄んだ風が吹き抜けた。
フェンリルトもリュミナも息を呑んでいた。
「……光が……瘴気を……!?」
「神域の浄化か? いや、それ以上だ。」
やがて沼は完全に静まり返った。濁った水は透明に戻り、草の芽が地面から顔を出した。
カイは膝をつく。全身の力が抜け、頭の奥で鈍い痛みがあった。
「カイ!」リュミナが駆け寄り、治癒の魔法をかける。
「無事か?」フェンリルトが低く唸る。
「……うん。ただ、力を使い過ぎたみたいだ。でも……浄化、できたんだよな?」
リュミナは頷き、微笑を浮かべた。「ええ。あなたは“世界”を最も自然な形に戻した。瘴気すら、本来の生命力に還元されたの。」
「そんなこと、できるのか……。」
「できたじゃない。」
リュミナの言葉に、カイは思わず笑った。だがその笑みの裏に、ほんの少しの不安がある。
もしこの力が暴走すれば、自然どころか全ての生き物さえ“最適化”されるのではないか。生も死も、善も悪もなくなってしまう。
「……怖いな、この力。」
「だからこそ、使い方を学ぶんだ。」リュミナが柔らかく言った。「あなたは破壊者ではなく、調和者になれる。」
「調和者……。」
その言葉を反芻しながら、カイは立ち上がった。フェンリルトが隣に並ぶ。
「主ではなく仲間として言う。お前の力はこの世界に必要だ。だが他者に知られれば、狙われるだろう。」
「狙われる?」
「“世界適応”は神域に連なる領域だ。人間の王国どころか、神々ですら干渉したがるはず。」
カイは唇を噛んだ。
「だったら隠すしかないな。俺のスキルを“雑用”のままにしておこう。」
「賢明だ。」フェンリルトが頷く。「力を知られぬうちに成長すれば、敵も対処できまい。」
リュミナも小さくうなずいた。「これから行く町には、冒険者ギルドがある。あなたの討伐記録を改めれば、きっと再登録できるわ。」
「追放された俺でも?」
「ええ。新しい名前、新しい肩書きでね。」
新しい名前。新しい旅。
カイは沼の跡地を見渡した。そこには小鳥の声と、柔らかな風が戻っていた。
彼の胸の痛みは、消えていなかった。それでも前を見据える。
「俺、やってみるよ。今度こそ、自分の力を誰かのために使いたい。」
「それでこそ主だ。」フェンリルトが尻尾を振る。
「仲間。」リュミナがその言葉を優しく繰り返す。
三人は再び森を抜け、光の差す方角へと歩き出した。
遠くから聞こえる風の音が、まるで新しい物語の始まりを告げているようだった。
(続く)
カイは石の祠の前に立ち、腕に刻まれた金色の紋章を見つめていた。何度確認しても消えない。光が呼吸を合わせるように脈動している。
「その印、相当な力だな。」フェンリルトが静かに言った。
「契約の証でもあるが、それ以上の何かを感じる。」
「俺も、そう思う。けど、どう使えばいいか分からない。」
「お前の内にある力は、“世界適応”だろう。」リュミナが横から口を開いた。「昨日も言ったけど、その力は単なる補助能力じゃない。世界そのものの均衡を“修正”するもの。」
「修正?」カイが首を傾げる。
「たとえばね、火が強すぎれば理想的な温度に、冷たすぎれば適温に。“存在が望む最良の状態”へ勝手に調整される。それが、あなたのスキル。」
「なるほど……つまり、相手が敵でも味方でも、俺の“雑用”として手を貸す範囲で、最適化されるってことか。」
フェンリルトが鼻を鳴らす。「理屈は分からぬが、確かにカイの存在下では環境が穏やかだ。昨日の嵐ですら、寝心地が悪くなかった。」
カイは苦笑した。「便利すぎるな……でも、怖くもある。」
「力に振り回されるな。」リュミナの声は静かだがどこか強い。「あなたが制御できなければ、周囲があなたに“最適化”され過ぎてしまう。生命の自然な流れを歪めるほどに。」
カイは黙り込んだ。確かに、あの狼が敵意を失い従ったのも、力の効きすぎだったのかもしれない。
「そうならないためには?」
「“意志”だ。自分がどう在りたいかを明確に保つこと。あなたのスキルは、あなたの心を基点に働くから。」
リュミナの目は真剣で、どこか寂しげだった。フェンリルトが顎をしゃくる。
「試しに、どこまで通用するか確かめてみよう。」
「試すって……どこで?」
「森の奥には“腐敗の沼”がある。魔物が棲み着き、百年近く近づく者がいない土地だ。あれを浄化できるか見たい。」
「浄化なんて、どうやるんだよ。」カイは呆れたように言いながらも、内心は少しだけ興味があった。
「行って確かめればいい。」リュミナが小さく笑う。「世界適応なら、必ず何かが起こるはず。」
三人は森の深部へ向かって歩き出した。
霧が濃く、空気が重い。鳥の声も聞こえない。足を踏み出すたびにぬめる感触がする。腐敗の臭いが鼻をついた。そこに、どす黒い水面が広がっていた。
「これが……腐敗の沼。」カイが呟く。
「魔物の怨念や、滅んだ魔導士の呪詛が混ざり合ってる。普通は近づくだけで命を落とすわ。」リュミナの声が震えた。
フェンリルトの毛並みが逆立つ。「中から何か来るぞ。」
水面が渦を巻く。黒い塊が盛り上がり、無数の腕を伸ばした。人でも魔獣でもない。
怨念の塊が形を成した“瘴魔”だった。
「カイ、下がれ!」
リュミナが光の障壁を張るが、瘴魔が触れた瞬間にひびが走る。
フェンリルトが突進して牙を突き立てたが、粘つく身体が噛み砕けず弾かれた。
「これはまずい。通常の攻撃は効かん!」
カイは咄嗟に両手を前に出した。何かしなくてはと願う。
その瞬間、体の奥から言葉にならない衝動が湧きあがる。
【環境不均整を検知】
【補正開始】
視界が白に染まり、沼全体が震えた。
瘴魔が苦しげに咆哮を上げる。体が溶け、黒い泥が光に変わっていく。
空気の淀みが晴れ、澄んだ風が吹き抜けた。
フェンリルトもリュミナも息を呑んでいた。
「……光が……瘴気を……!?」
「神域の浄化か? いや、それ以上だ。」
やがて沼は完全に静まり返った。濁った水は透明に戻り、草の芽が地面から顔を出した。
カイは膝をつく。全身の力が抜け、頭の奥で鈍い痛みがあった。
「カイ!」リュミナが駆け寄り、治癒の魔法をかける。
「無事か?」フェンリルトが低く唸る。
「……うん。ただ、力を使い過ぎたみたいだ。でも……浄化、できたんだよな?」
リュミナは頷き、微笑を浮かべた。「ええ。あなたは“世界”を最も自然な形に戻した。瘴気すら、本来の生命力に還元されたの。」
「そんなこと、できるのか……。」
「できたじゃない。」
リュミナの言葉に、カイは思わず笑った。だがその笑みの裏に、ほんの少しの不安がある。
もしこの力が暴走すれば、自然どころか全ての生き物さえ“最適化”されるのではないか。生も死も、善も悪もなくなってしまう。
「……怖いな、この力。」
「だからこそ、使い方を学ぶんだ。」リュミナが柔らかく言った。「あなたは破壊者ではなく、調和者になれる。」
「調和者……。」
その言葉を反芻しながら、カイは立ち上がった。フェンリルトが隣に並ぶ。
「主ではなく仲間として言う。お前の力はこの世界に必要だ。だが他者に知られれば、狙われるだろう。」
「狙われる?」
「“世界適応”は神域に連なる領域だ。人間の王国どころか、神々ですら干渉したがるはず。」
カイは唇を噛んだ。
「だったら隠すしかないな。俺のスキルを“雑用”のままにしておこう。」
「賢明だ。」フェンリルトが頷く。「力を知られぬうちに成長すれば、敵も対処できまい。」
リュミナも小さくうなずいた。「これから行く町には、冒険者ギルドがある。あなたの討伐記録を改めれば、きっと再登録できるわ。」
「追放された俺でも?」
「ええ。新しい名前、新しい肩書きでね。」
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カイは沼の跡地を見渡した。そこには小鳥の声と、柔らかな風が戻っていた。
彼の胸の痛みは、消えていなかった。それでも前を見据える。
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