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第二章 男装王子の秘密の結婚 〜王子として育てられた娘と護衛騎士の、恋の行方〜
084●フロー編●75.犯人
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ラルスとシャインは、真相を暴こうと駆け回っていた。
その二人がそろって報告に来るのに、そう何日も掛からなかった。
まずはコルベとシンドリューの関係を洗っていたシャインの報告を受ける。
「ウッツ・コルベの妻が吐きました。ゲルダは実子ではないそうです」
ゲルダは、ウッツとシンドリューの家長の妻であるソルフィナとの間の子だった。要は不倫の関係で生まれた子である。
シンドリューの家長であるドラドは激昂したが、公にはしないかわりにウッツを手駒としたのだ。
ソルフィナの子どもは生まれてすぐ亡くなったことにし、ゲルダと名付けられたその子は、子供のいなかったコルベ夫妻に渡って実子として育てられることになった。なので書類上はゲルダとシンドリューになんの接点もない。
ウッツの悪事が暴かれた時、シンドリューまで調べが及ばなかったのはそのせいだろう。
こうしてドラドは、人知れずウッツを操ることができるようになった。
「常々政権を握りたいと思っていたドラドは、ゲルダを王妃にさせてウッツを裏から操ることで、のし上がろうと思っていたようです」
「そうすると、兄さまの婚約者のユリアーナが邪魔になったよね……?」
「はい。ですからドラドはホルスト殿の心臓病の薬を入れ替えて殺害し、ウッツに国庫金を持ち出させた横領の罪を、全部ホルスト殿に着せたのです」
「証拠は?」
「ドラドの薬剤の会社で、当時、徹底管理されていた薬のひとつが紛失していた報告書を見つけました。心臓の弱い者がそれを飲むと、発作が起きてしまう薬です。ホルスト殿の死因と一致します」
シャインが静かにたたえる笑みを見ると、フローリアンもぞくりときて笑ってしまう。
「国庫金の方は」
「どこを探しても見つからなかった証拠が、シンドリューの家にありました。これで確定です……!!」
シャインが感慨無量というように声を上げた。
これでホルストの無実が証明されたのだ。
二十五年もの間、シャインはどれだけこの瞬間を待ち望んでいたことだろうか。
「よくやってくれた、シャイン……! 本当に長い間、ご苦労だったね……!」
そう労うと、シャインは喉を詰まらせるように、頭を下げている。
「早くこのことを兄さまに……」
「いえ、まだ大事な報告が残っております」
そう言うとシャインはいつも通りに戻り、淡々と説明をしてくれた。このあたりはシャインらしいと思いながら、その大事な報告というのを聞く。
当時のドラドの目論見通り、ユリアーナは犯罪者の娘となり、婚約は破棄され王都から出て行った。
しかし結局ディートフリートはゲルダに興味を示さず、どうしようもなくなったのだろう。
この時期のドラドに大きな動きはなくなった。
しかし国庫金の横領に味をしめたウッツが、今度は独断で横領をして捕まった。
「このウッツが投獄されて出てくるまでの間、ゲルダを支援していたのが、ドラドです」
どうやら、生みの親であるソルフィナがドラドに懇願したようだ。
コルベ家は貴族の位を剥奪され、一家の大黒柱がいなくなったために困窮していた。それを救ったのがドラドであり、ウッツはさらにドラドに頭が上がらなくなってしまった。
そしてドラドは、フローリアンが女性の地位向上の政策をしていることを利用して、今度はクーデターを画策し始めた。
指示と金だけはドラドが出し、実行はすべてウッツにさせたようだ。ウッツも裏の人間を一人雇っただけで、表には出ないよう狡猾に動いていた。
そこまで聞くと、フローリアンは初めて口を出す。
「過去に不倫や、ゲルダへの支援があったとはいえ、ウッツはそこまでドラドのいうことを聞かなければいけなかったのか?」
「ドラドはウッツに、行き遅れのゲルダを自騎士のブルーノに娶らせてやると約束していたようです」
ブルーノはラルスよりいくつか年下の若い騎士だ。遠目からでも目鼻立ちのはっきりした美丈夫だった。
ゲルダを結婚させてあげたいという親心は、ウッツにもあったのだろう。不倫の負い目とゲルダへの支援の恩、そしてブルーノ目当てでウッツはクーデターに加担したのだ。
「ブルーノはどうしてゲルダを娶ることを了承したんだ? 主人の命令だからと、そこまでは普通しないだろう」
フローリアンの疑問に、今度はラルスが報告をしてくれる。
「ブルーノの生い立ちを調べてきました。彼は貧しい農村出身ですが、先王であるディートフリート様の政策により、生活状況はそう悲惨なものではなかったようです」
しかし彼のひとつ年上の兄が素行不良で、ブルーノ一家は村から爪弾きにされていたようだ。
そんな中でもブルーノは教育をしっかり受けていて、頭と腕が切れたために、十五歳で王都に上京したらしい。下に五人もいる弟妹たち、そして兄のせいで苦労している両親にも、上京資金を貯めてこの王都で暮らしていけるようにと。
しかしブルーノが公的騎士になって一年後、その素行不良の兄が王都にやってきて傷害事件を起こしてしまった。
「王もご存知の通り、三親等の身内に犯罪者がいれば、公的騎士にはなれません。ブルーノは騎士を辞めざるを得ず、途方に暮れていた時に、ドラドに声をかけられたんです」
ブルーノが田舎に帰るかどうかの選択を迫られていた時、ちょうど私的騎士を探していたドラドに拾われた。
ドラドは自分に忠実な騎士が欲しかったのだろう。ブルーノの家族を王都に呼び寄せると、家や仕事を与えてあげた。しかしそれは、ブルーノがドラドに逆らった瞬間、家族全員が路頭に迷うということだ。
ブルーノは、ドラドの意向でクーデターを扇動させられた。それは自分の意思であり、シンドリュー家とは関係ないと言わされて。
「それ、ブルーノ本人が素直に吐いたの?」
「いえ、最初は彼の家族を当たりました。公的騎士を誇りとしていたブルーノは、クーデターに加わったりなんかしないと。女性蔑視などもってのほかだと言っていました。自分たち家族の生活のために、ドラドに逆らえなかっただけじゃないかって。職を失っても王都に住めなくなっても構わないから、ブルーノを自由に生きさせてあげたいというのが、彼の家族の望みでした」
ずっと家族のために我慢してきたブルーノを、家族はわかっていたのだろう。ドラドには恩があるが、そのせいでブルーノだけ意に沿わぬことをさせられているのは、つらかったに違いない。
「ブルーノに、家族がこういう思いでいるということを伝えると、ドラドの指示だったことを教えてくれました。今後、証言が必要なら協力すると言ってくれましたよ」
フローリアンはそれを聞いて安心し、ぐっと顎を引き締めた。
「つまりドラドは、ホルストの殺害犯であり、二十五年前に国庫金を横領した真犯人であり、今回のクーデターの黒幕……ということで間違いないね」
そう確認すると、二人の騎士がこくりと頷きを見せる。
「ドラドの身柄は?」
「聴取という形ですでに確保しております」
「すぐに捕縛、投獄せよ。議会を開き、相応の処分を決める」
「「はっ」」
二人の騎士が霧の晴れるような返事をし、胸はスッキリとなった。
そしてフローリアンは、金髪の騎士の方に優しく目を向ける。
「シャインはそのあと、エルベスの町に行ってもらいたい」
「……陛下」
「誰よりも先に、シャインが直接兄さまに伝えるんだよ」
にっこりと笑って見せると、シャインはグッと目を瞑った。
「陛下のお心遣い、感謝いたします……!」
「ふふ。それと、みんなで王都に来るようにも伝えてくれ。これは王命だから、絶対に連れてこさせてよ?」
「かしこまりました。必ずディートフリート様とユリアーナ様、それにリシェル様をお連れいたします」
「ああ、それにルーゼンもね!」
そう付け足すと、シャインは嬉しそうに笑って頭を下げると、王の命令を全うするため部屋を出て行った。
そんなシャインの生き生きとした姿を見て、フローリアンは笑みを漏らしながらほっと息を吐いた。
その二人がそろって報告に来るのに、そう何日も掛からなかった。
まずはコルベとシンドリューの関係を洗っていたシャインの報告を受ける。
「ウッツ・コルベの妻が吐きました。ゲルダは実子ではないそうです」
ゲルダは、ウッツとシンドリューの家長の妻であるソルフィナとの間の子だった。要は不倫の関係で生まれた子である。
シンドリューの家長であるドラドは激昂したが、公にはしないかわりにウッツを手駒としたのだ。
ソルフィナの子どもは生まれてすぐ亡くなったことにし、ゲルダと名付けられたその子は、子供のいなかったコルベ夫妻に渡って実子として育てられることになった。なので書類上はゲルダとシンドリューになんの接点もない。
ウッツの悪事が暴かれた時、シンドリューまで調べが及ばなかったのはそのせいだろう。
こうしてドラドは、人知れずウッツを操ることができるようになった。
「常々政権を握りたいと思っていたドラドは、ゲルダを王妃にさせてウッツを裏から操ることで、のし上がろうと思っていたようです」
「そうすると、兄さまの婚約者のユリアーナが邪魔になったよね……?」
「はい。ですからドラドはホルスト殿の心臓病の薬を入れ替えて殺害し、ウッツに国庫金を持ち出させた横領の罪を、全部ホルスト殿に着せたのです」
「証拠は?」
「ドラドの薬剤の会社で、当時、徹底管理されていた薬のひとつが紛失していた報告書を見つけました。心臓の弱い者がそれを飲むと、発作が起きてしまう薬です。ホルスト殿の死因と一致します」
シャインが静かにたたえる笑みを見ると、フローリアンもぞくりときて笑ってしまう。
「国庫金の方は」
「どこを探しても見つからなかった証拠が、シンドリューの家にありました。これで確定です……!!」
シャインが感慨無量というように声を上げた。
これでホルストの無実が証明されたのだ。
二十五年もの間、シャインはどれだけこの瞬間を待ち望んでいたことだろうか。
「よくやってくれた、シャイン……! 本当に長い間、ご苦労だったね……!」
そう労うと、シャインは喉を詰まらせるように、頭を下げている。
「早くこのことを兄さまに……」
「いえ、まだ大事な報告が残っております」
そう言うとシャインはいつも通りに戻り、淡々と説明をしてくれた。このあたりはシャインらしいと思いながら、その大事な報告というのを聞く。
当時のドラドの目論見通り、ユリアーナは犯罪者の娘となり、婚約は破棄され王都から出て行った。
しかし結局ディートフリートはゲルダに興味を示さず、どうしようもなくなったのだろう。
この時期のドラドに大きな動きはなくなった。
しかし国庫金の横領に味をしめたウッツが、今度は独断で横領をして捕まった。
「このウッツが投獄されて出てくるまでの間、ゲルダを支援していたのが、ドラドです」
どうやら、生みの親であるソルフィナがドラドに懇願したようだ。
コルベ家は貴族の位を剥奪され、一家の大黒柱がいなくなったために困窮していた。それを救ったのがドラドであり、ウッツはさらにドラドに頭が上がらなくなってしまった。
そしてドラドは、フローリアンが女性の地位向上の政策をしていることを利用して、今度はクーデターを画策し始めた。
指示と金だけはドラドが出し、実行はすべてウッツにさせたようだ。ウッツも裏の人間を一人雇っただけで、表には出ないよう狡猾に動いていた。
そこまで聞くと、フローリアンは初めて口を出す。
「過去に不倫や、ゲルダへの支援があったとはいえ、ウッツはそこまでドラドのいうことを聞かなければいけなかったのか?」
「ドラドはウッツに、行き遅れのゲルダを自騎士のブルーノに娶らせてやると約束していたようです」
ブルーノはラルスよりいくつか年下の若い騎士だ。遠目からでも目鼻立ちのはっきりした美丈夫だった。
ゲルダを結婚させてあげたいという親心は、ウッツにもあったのだろう。不倫の負い目とゲルダへの支援の恩、そしてブルーノ目当てでウッツはクーデターに加担したのだ。
「ブルーノはどうしてゲルダを娶ることを了承したんだ? 主人の命令だからと、そこまでは普通しないだろう」
フローリアンの疑問に、今度はラルスが報告をしてくれる。
「ブルーノの生い立ちを調べてきました。彼は貧しい農村出身ですが、先王であるディートフリート様の政策により、生活状況はそう悲惨なものではなかったようです」
しかし彼のひとつ年上の兄が素行不良で、ブルーノ一家は村から爪弾きにされていたようだ。
そんな中でもブルーノは教育をしっかり受けていて、頭と腕が切れたために、十五歳で王都に上京したらしい。下に五人もいる弟妹たち、そして兄のせいで苦労している両親にも、上京資金を貯めてこの王都で暮らしていけるようにと。
しかしブルーノが公的騎士になって一年後、その素行不良の兄が王都にやってきて傷害事件を起こしてしまった。
「王もご存知の通り、三親等の身内に犯罪者がいれば、公的騎士にはなれません。ブルーノは騎士を辞めざるを得ず、途方に暮れていた時に、ドラドに声をかけられたんです」
ブルーノが田舎に帰るかどうかの選択を迫られていた時、ちょうど私的騎士を探していたドラドに拾われた。
ドラドは自分に忠実な騎士が欲しかったのだろう。ブルーノの家族を王都に呼び寄せると、家や仕事を与えてあげた。しかしそれは、ブルーノがドラドに逆らった瞬間、家族全員が路頭に迷うということだ。
ブルーノは、ドラドの意向でクーデターを扇動させられた。それは自分の意思であり、シンドリュー家とは関係ないと言わされて。
「それ、ブルーノ本人が素直に吐いたの?」
「いえ、最初は彼の家族を当たりました。公的騎士を誇りとしていたブルーノは、クーデターに加わったりなんかしないと。女性蔑視などもってのほかだと言っていました。自分たち家族の生活のために、ドラドに逆らえなかっただけじゃないかって。職を失っても王都に住めなくなっても構わないから、ブルーノを自由に生きさせてあげたいというのが、彼の家族の望みでした」
ずっと家族のために我慢してきたブルーノを、家族はわかっていたのだろう。ドラドには恩があるが、そのせいでブルーノだけ意に沿わぬことをさせられているのは、つらかったに違いない。
「ブルーノに、家族がこういう思いでいるということを伝えると、ドラドの指示だったことを教えてくれました。今後、証言が必要なら協力すると言ってくれましたよ」
フローリアンはそれを聞いて安心し、ぐっと顎を引き締めた。
「つまりドラドは、ホルストの殺害犯であり、二十五年前に国庫金を横領した真犯人であり、今回のクーデターの黒幕……ということで間違いないね」
そう確認すると、二人の騎士がこくりと頷きを見せる。
「ドラドの身柄は?」
「聴取という形ですでに確保しております」
「すぐに捕縛、投獄せよ。議会を開き、相応の処分を決める」
「「はっ」」
二人の騎士が霧の晴れるような返事をし、胸はスッキリとなった。
そしてフローリアンは、金髪の騎士の方に優しく目を向ける。
「シャインはそのあと、エルベスの町に行ってもらいたい」
「……陛下」
「誰よりも先に、シャインが直接兄さまに伝えるんだよ」
にっこりと笑って見せると、シャインはグッと目を瞑った。
「陛下のお心遣い、感謝いたします……!」
「ふふ。それと、みんなで王都に来るようにも伝えてくれ。これは王命だから、絶対に連れてこさせてよ?」
「かしこまりました。必ずディートフリート様とユリアーナ様、それにリシェル様をお連れいたします」
「ああ、それにルーゼンもね!」
そう付け足すと、シャインは嬉しそうに笑って頭を下げると、王の命令を全うするため部屋を出て行った。
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