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07 誰もいなくなってないはず
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リロイ様のふにゃちんも久しぶりだな。
「この前は花見会に来られなくてごめんね、楽しかったかい?」
俺は、まあそこそこにって意味を込めて、べろんと舐めてあげた。
何故か、サファス兄さんの手解きは続いてる。
兄さんも、このリロイ様みたく、どんなに舐めても吸っても転がしても俺を見下ろす鬼教官の顔を変えない。
いつになったら兄さんとリロイ様の上気した顔が見られるようになるんだろうか。
「ちょっと忙しくてね」
リロイ様は俺の耳をくすぐって、背中に手を這わせた。
今日は、リロイ様はベッドの中央で、大きく足を広げて座っている。
だから、俺はよつん這いで正座してて、いつもと違うからかなんだか恥ずかしい。お尻が揺れちゃう。
「口の中にも性感帯があってね。ぽめ太もそろそろ気持ちよくなってきた?」
え、人の舐めて気持ちよくなるもん?
思わず見上げたら、俺の心が分かったのか苦笑された。
「刺激と結びつけてあげられればいいんだけどね」
ボソッと「私がキス出来ればねぇ」と呟かれる。
え! この低い声、なんか違う人みたかったぞ?
思わず口を離しそうになったら、にゅるっとお尻に何かが入ってきた。
「ひゃっ! は?!」
リロイ様の指だ。
嘘ぉ! そんなことしたことないじゃん!
もちろん、リロイ様のときでも慣らしてあるからすんなりと指は入る。
ローションを纏わせた指が入りやすいように、お尻を高く上げさせられた。
ぐっと前のめりになって、喉まで咥える格好になるけど、固くないから歯を立てそうで怖い。
ぐちぐちと、俺のいいところを見つけるように、尻の中に指を行き来させる。
解すのに慣れてる気がするんだが、突っ込む硬度ないはずだよね?
「んんっ」
練習でオーナーのを咥え込んでるから、尻で刺激を感じることは出来る。
いいところに当たってビクって体を揺らしたら、リロイ様はそこばかり引っ掻くようになってしまった。
「あっ、はぁ、んん」
「知り合いに聞いた話なんだけど」
また、知り合いに聞いたシリーズか!
フェラとお尻と話なんて、俺、器用に3つ処理できない!
「ある貴族の別荘で、何人もの他殺体が発見された。別荘は小さな島にあって、交通手段は船しかない。でも、ちょうど夜半の嵐で別荘は孤立してしまってたんだ」
リロイ様が続ける。
「嵐が収まった2日後、使用人が島に行ってみたら、全員が殺されていたんだ。島には誰も出入りできたはずがないのにね」
ホラーみたいな締め方したな。
リロイ様も、最近、話にオチをつけようとしてきてる気がする。
俺の祖父ちゃんが小説から漫画まで幅広く好きで、本棚にミステリーも沢山あったんだ。
海外古典ミステリー小説や、某お孫さん探偵や中身が大人のチビっ子探偵の漫画も揃っててよく読んでたな。
これあれだよね? 孤島のクローズドサークル。
全員が亡くなってるっていうと、アレ思い出すよね。誰もが知ってる、超名作中の名作。海外ミステリ女王の、そして誰も~ってやつ。
「んー、もしかして、殺された人の中に犯人いたりして?」
俺の答えに、リロイ様がビックリしたように目を見開いた。
「そんな馬鹿な。じゃあ、誰が犯人を殺したの? 自殺体はなかったんだよ」
「犯人が、殺人に見せかけて自殺したってことはない?」
あの名作がそうだった気がする。
かなり初めに死んだように見せかせて、あとの殺人を犯してたんだ。
最期は、自分で自分を裁いて……。
「手紙とか残ってない? 実は私が犯人でした、みたいな告白文」
「そんなものは……いや。あれがそうか……!」
「ちょっと待って!」
俺は立ち上がりかけたリロイ様を止めた。
今日こそは、時間通り過ごしてってもらう。
リロイ様の腰ごとホールドして、ふにゃちんをパクっと咥える。
急所を人質に取られたら、立ち上がることも出来まい!
「ちょ、ちょっとぽめ太」
「駄目! 今日こそイッてもらうんだから!」
リロイ様が困った顔で、でも、「分かったよ」って俺の頭を撫でてくれた。
結局、時間いっぱい使ってもリロイ様は射精どころか、勃ちもしなかった。
ガックリ項垂れてお見送りする俺に「ありがとう、ぽめ太」って、初めてリロイ様が頬にちゅうしてくれた。
それだけで、なんだか嬉しくなって、今日の出来に満足してしまった。
ホントは勃たせないとダメなんだけどなぁ。
「この前は花見会に来られなくてごめんね、楽しかったかい?」
俺は、まあそこそこにって意味を込めて、べろんと舐めてあげた。
何故か、サファス兄さんの手解きは続いてる。
兄さんも、このリロイ様みたく、どんなに舐めても吸っても転がしても俺を見下ろす鬼教官の顔を変えない。
いつになったら兄さんとリロイ様の上気した顔が見られるようになるんだろうか。
「ちょっと忙しくてね」
リロイ様は俺の耳をくすぐって、背中に手を這わせた。
今日は、リロイ様はベッドの中央で、大きく足を広げて座っている。
だから、俺はよつん這いで正座してて、いつもと違うからかなんだか恥ずかしい。お尻が揺れちゃう。
「口の中にも性感帯があってね。ぽめ太もそろそろ気持ちよくなってきた?」
え、人の舐めて気持ちよくなるもん?
思わず見上げたら、俺の心が分かったのか苦笑された。
「刺激と結びつけてあげられればいいんだけどね」
ボソッと「私がキス出来ればねぇ」と呟かれる。
え! この低い声、なんか違う人みたかったぞ?
思わず口を離しそうになったら、にゅるっとお尻に何かが入ってきた。
「ひゃっ! は?!」
リロイ様の指だ。
嘘ぉ! そんなことしたことないじゃん!
もちろん、リロイ様のときでも慣らしてあるからすんなりと指は入る。
ローションを纏わせた指が入りやすいように、お尻を高く上げさせられた。
ぐっと前のめりになって、喉まで咥える格好になるけど、固くないから歯を立てそうで怖い。
ぐちぐちと、俺のいいところを見つけるように、尻の中に指を行き来させる。
解すのに慣れてる気がするんだが、突っ込む硬度ないはずだよね?
「んんっ」
練習でオーナーのを咥え込んでるから、尻で刺激を感じることは出来る。
いいところに当たってビクって体を揺らしたら、リロイ様はそこばかり引っ掻くようになってしまった。
「あっ、はぁ、んん」
「知り合いに聞いた話なんだけど」
また、知り合いに聞いたシリーズか!
フェラとお尻と話なんて、俺、器用に3つ処理できない!
「ある貴族の別荘で、何人もの他殺体が発見された。別荘は小さな島にあって、交通手段は船しかない。でも、ちょうど夜半の嵐で別荘は孤立してしまってたんだ」
リロイ様が続ける。
「嵐が収まった2日後、使用人が島に行ってみたら、全員が殺されていたんだ。島には誰も出入りできたはずがないのにね」
ホラーみたいな締め方したな。
リロイ様も、最近、話にオチをつけようとしてきてる気がする。
俺の祖父ちゃんが小説から漫画まで幅広く好きで、本棚にミステリーも沢山あったんだ。
海外古典ミステリー小説や、某お孫さん探偵や中身が大人のチビっ子探偵の漫画も揃っててよく読んでたな。
これあれだよね? 孤島のクローズドサークル。
全員が亡くなってるっていうと、アレ思い出すよね。誰もが知ってる、超名作中の名作。海外ミステリ女王の、そして誰も~ってやつ。
「んー、もしかして、殺された人の中に犯人いたりして?」
俺の答えに、リロイ様がビックリしたように目を見開いた。
「そんな馬鹿な。じゃあ、誰が犯人を殺したの? 自殺体はなかったんだよ」
「犯人が、殺人に見せかけて自殺したってことはない?」
あの名作がそうだった気がする。
かなり初めに死んだように見せかせて、あとの殺人を犯してたんだ。
最期は、自分で自分を裁いて……。
「手紙とか残ってない? 実は私が犯人でした、みたいな告白文」
「そんなものは……いや。あれがそうか……!」
「ちょっと待って!」
俺は立ち上がりかけたリロイ様を止めた。
今日こそは、時間通り過ごしてってもらう。
リロイ様の腰ごとホールドして、ふにゃちんをパクっと咥える。
急所を人質に取られたら、立ち上がることも出来まい!
「ちょ、ちょっとぽめ太」
「駄目! 今日こそイッてもらうんだから!」
リロイ様が困った顔で、でも、「分かったよ」って俺の頭を撫でてくれた。
結局、時間いっぱい使ってもリロイ様は射精どころか、勃ちもしなかった。
ガックリ項垂れてお見送りする俺に「ありがとう、ぽめ太」って、初めてリロイ様が頬にちゅうしてくれた。
それだけで、なんだか嬉しくなって、今日の出来に満足してしまった。
ホントは勃たせないとダメなんだけどなぁ。
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