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首謀者は諦めない。 ※
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※暴力表現ありです。ご注意ください。
………………………………………………………………………
首謀者:リリアナ・セラーズ侯爵令嬢
落ち着いて…大丈夫よ。
証拠なんて、ないはずだわ。私は何もしていないもの。
唯一あるとしたら、下級貴族の奴(ステラ)の証言だけ。
大丈夫。…まだ戦える。
ここには、お父様もお母様も居る。
私は絶対に負けはしない。
▼△▼
「…ご機嫌よう。
お招き頂き、感謝いたしますわ。
けれど、私には夫人がおっしゃっている事の意味が、よくわかりませんの…。
皆様がどなたなのかも分かりませんし、息子さんが毒を盛られただなんて…そんな怖い事。
私には、とてもでは無いですけれど、出来ませんわ…」
そう言って、か弱く見える様に震えてみせた。
大人が寄ってたかって、1人の令嬢を問い詰める。
私が現在置かれている、このあり得ない状況の違和感を、逆に利用しようとする。
態度は気丈に振る舞い、けれど、内心では怯えている風を装う事で、周囲の同情を引こうとする。
「あら?そうなのね。実は、毒を盛った者が、貴女のお名前を口にしたのですけれど…
貴女は…身に覚えが無いのかしら?
…でしたら大変ですわ…貴女は嵌められたのね?」
上手くいった!!
「ええ!そうなのです夫人!だから、…だから、私、怖くって…」
そう言って泣き真似をしようとする。
しかし、それは出来なかった。
私の顔を、パパが力一杯に叩いたからだ。
あまりの痛さに、吹き飛んでしまう。
耳が熱い…ジーンとして、ドクドクする。
初めてパパに叩かれた…。
怖くて痛くて、本当に涙が出てきて、止まらなくなってしまった。
「そんなに、お怒りにならないで?
彼女はやってないと仰っておりますのよ。
…少しお休みになって?
…落ち着かれたら、お話ししましょう」
と、美しい夫人はそう述べて、パパを制した。
パパとママは泣いていた。
そんなパパとママを、使用人が連れて行く。
2人が退席すると、夫人はまた口を開いた。
「…さぁ、続きをお話しましょうか?
毒を盛った者は、脅されていたらしいの。
だから、誰かが毒を盛るように、指示を出した事は、間違いないの…。
…貴女でないのなら、どなたなのかしら?
それに、何故、毒を盛ったのかしら?
私には理由の検討も、つかないの…。
だから…令嬢のお考えを、教えてくださらない?」
…味方は居なくなった。
怖いっ…痛いっ…。
でも、絶対に私は負けられない。
「…わ、私にはっ、わかりませっんっ…」
嗚咽混じりに、小さな声で必死に答える。
「あら、そうなの?
令嬢もわからないのね?不思議よね…」
その言葉に、参加していた貴族達が、堰を切ったように騒ぎ出す。
「わからないわけないだろ!」
「そうよ!何をしたと思っているのよ!」
「人の子をよくもっ!」
「わからないなど、通るはずがないだろっ!」
大人に大きな声で詰め寄られて、恐怖が止まらない。身体もガタガタと震える。
味方は居ない…。
けれど、私は、負けられない…。
認めるわけにはいかない…。
「!!本当にっ!知りませんっ!!私はっ!何もしていませんっ!!貴方達が誰なのかもっ!!知りません!!薬を盛っていた女も…っしりませっん!!!」
嗚咽混じりに、叫ぶように主張した。
そうしたら、夫人が私を庇う様に立ち、大人達を制する。
「まぁまぁ。皆様、落ち着いてくださいませ。
彼女は知らないし、わからないと言っておりますのよ?
そんなご令嬢を、これ以上、責められませんわ…」
そう言った夫人は、困ったような表情を浮かべ、貴族達を静止した。
そして、私の耳元でだけ囁いた。
「…けれど、不思議ね。
何故、毒を継続的に盛られていた事を知っていて、実行犯が女だという事も知っているのかしら?」
「っ!!!!!」
「…ウフフ。ごめんなさいね。
少し虐め過ぎてしまったかしら?
実は、貴女が何と言おうと、構わないの。
貴女は疑われて、そしてここに呼び出された…。
実は、その事実だけで、十分なの…。
折角、頑張って弁明して頂いたのに…ごめんなさいね?」
そう言って夫人は、無邪気に微笑んだ。
「っ!!本当にっ!知らないのぉ!嫌よ!!やっていないもの!!私は指示なんてしてないわ!!ここにいる人達だって、誰一人として知らないわっ!!本当なのよっ!!」
「…まぁ!そうなの?
ここに居る被害者の親達が、誰なのかすら知らないから、貴女はやってないと主張するのね?
でもそうね…。確かに、それは不思議かもしれないわね」
夫人は困ったように眉を寄せ、考えを述べ始める。
「本当に加害者だったら、大抵の場合は、被害者の事を知っていて、狙って害している筈だわ…。
それに、代わりの効くかもしれない子息を狙うよりは、当主や夫人を狙った方が、効率的ね…。子息がいくら狙いやすかったとしても、あまりにもハイリスクだわ…。
…では、令嬢はもしかしたら…本当に、罠にかけられてしまったのかしら?」
「っ!そうよ!!私には関係がないっ!!知らないないのよ!!本当よっ!!私には関係がないのっ!!!」
なりふり構わず、必死に言い募る。
「まぁ、そうでしたの…。
皆様もお聴きになりまして?
違うのですって…?
可愛いご令嬢が、ここまで仰っているのですもの…。
もしかしたら、真実かもしれませんわ…」
困ったような表情を浮かべながら、夫人は貴族達に向かって述べた。
「折角、お集まり頂いたのに、間違いだったのかしら…。
…何だか申し訳ないわ…。ごめんなさいね?
もう一度、調べ直してみますわ…」
夫人の言葉に、場は静まり返る。
「…冤罪をかけらたかもしれない令嬢には、申し訳がないのだけれど、もしもがあっては…困りますから、最後にご到着された方のお顔も、念の為に、ご確認くださるかしら?」
そう言った夫人に、優しく肩を抱かれて、近くの部屋へと連れて行かれた。
広間には、困惑した貴族達が残された。
▼△▼
助かったのか…?私はやりきったのか…?
勝った…。
こんな不意打ちにあったのに、私はやり遂げた!!!!
嬉しくて、笑みが溢れるっ…。
証拠はないのだもの、私だとバレるはずがなかったのだ!!
それに、相手が騙されやすい人で、本当によかった…!!
▼△▼
案内された部屋には、不自然な衝立があり、その裏には僅かにドレスが見えた。
勝った。
たとえ、知っている顔が出て来たとしても、「知らない」と、言う。それだけで良い!これを終えれば、私は無罪よっ!!
出来ない筈がないわ!!!
そして私は夫人のエスコートで、衝立の向こう側へと案内された。
「っ!!う、うそっ…、い、いやぁ、いやぁあ!!!」
「…」
衝立の向こう側で、ようやく知っている顔に出会えた。
けれど、それは、こんな所で会う事を、全く想像していない人物であった。
衝立の向こう側に居たのは、弟王子様の母親、…王妃様であった。
王妃様は、無言でコチラを見つめていた。
全てが知られてしまっていると悟には、その冷たい視線だけで十分だった。
ガタガタと震え、膝から崩れ落ちる。
「ねぇ。教えて?この方もわからないかしら?
この方も、大切な息子さんに、毒を盛られたのだけれど…どうかしら?」
そうやって無邪気に問う夫人の声だけが、晴れやかに響き渡ったのだった。
首謀者 リリアナ・セラーズ侯爵令嬢 編 fin
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首謀者:リリアナ・セラーズ侯爵令嬢
落ち着いて…大丈夫よ。
証拠なんて、ないはずだわ。私は何もしていないもの。
唯一あるとしたら、下級貴族の奴(ステラ)の証言だけ。
大丈夫。…まだ戦える。
ここには、お父様もお母様も居る。
私は絶対に負けはしない。
▼△▼
「…ご機嫌よう。
お招き頂き、感謝いたしますわ。
けれど、私には夫人がおっしゃっている事の意味が、よくわかりませんの…。
皆様がどなたなのかも分かりませんし、息子さんが毒を盛られただなんて…そんな怖い事。
私には、とてもでは無いですけれど、出来ませんわ…」
そう言って、か弱く見える様に震えてみせた。
大人が寄ってたかって、1人の令嬢を問い詰める。
私が現在置かれている、このあり得ない状況の違和感を、逆に利用しようとする。
態度は気丈に振る舞い、けれど、内心では怯えている風を装う事で、周囲の同情を引こうとする。
「あら?そうなのね。実は、毒を盛った者が、貴女のお名前を口にしたのですけれど…
貴女は…身に覚えが無いのかしら?
…でしたら大変ですわ…貴女は嵌められたのね?」
上手くいった!!
「ええ!そうなのです夫人!だから、…だから、私、怖くって…」
そう言って泣き真似をしようとする。
しかし、それは出来なかった。
私の顔を、パパが力一杯に叩いたからだ。
あまりの痛さに、吹き飛んでしまう。
耳が熱い…ジーンとして、ドクドクする。
初めてパパに叩かれた…。
怖くて痛くて、本当に涙が出てきて、止まらなくなってしまった。
「そんなに、お怒りにならないで?
彼女はやってないと仰っておりますのよ。
…少しお休みになって?
…落ち着かれたら、お話ししましょう」
と、美しい夫人はそう述べて、パパを制した。
パパとママは泣いていた。
そんなパパとママを、使用人が連れて行く。
2人が退席すると、夫人はまた口を開いた。
「…さぁ、続きをお話しましょうか?
毒を盛った者は、脅されていたらしいの。
だから、誰かが毒を盛るように、指示を出した事は、間違いないの…。
…貴女でないのなら、どなたなのかしら?
それに、何故、毒を盛ったのかしら?
私には理由の検討も、つかないの…。
だから…令嬢のお考えを、教えてくださらない?」
…味方は居なくなった。
怖いっ…痛いっ…。
でも、絶対に私は負けられない。
「…わ、私にはっ、わかりませっんっ…」
嗚咽混じりに、小さな声で必死に答える。
「あら、そうなの?
令嬢もわからないのね?不思議よね…」
その言葉に、参加していた貴族達が、堰を切ったように騒ぎ出す。
「わからないわけないだろ!」
「そうよ!何をしたと思っているのよ!」
「人の子をよくもっ!」
「わからないなど、通るはずがないだろっ!」
大人に大きな声で詰め寄られて、恐怖が止まらない。身体もガタガタと震える。
味方は居ない…。
けれど、私は、負けられない…。
認めるわけにはいかない…。
「!!本当にっ!知りませんっ!!私はっ!何もしていませんっ!!貴方達が誰なのかもっ!!知りません!!薬を盛っていた女も…っしりませっん!!!」
嗚咽混じりに、叫ぶように主張した。
そうしたら、夫人が私を庇う様に立ち、大人達を制する。
「まぁまぁ。皆様、落ち着いてくださいませ。
彼女は知らないし、わからないと言っておりますのよ?
そんなご令嬢を、これ以上、責められませんわ…」
そう言った夫人は、困ったような表情を浮かべ、貴族達を静止した。
そして、私の耳元でだけ囁いた。
「…けれど、不思議ね。
何故、毒を継続的に盛られていた事を知っていて、実行犯が女だという事も知っているのかしら?」
「っ!!!!!」
「…ウフフ。ごめんなさいね。
少し虐め過ぎてしまったかしら?
実は、貴女が何と言おうと、構わないの。
貴女は疑われて、そしてここに呼び出された…。
実は、その事実だけで、十分なの…。
折角、頑張って弁明して頂いたのに…ごめんなさいね?」
そう言って夫人は、無邪気に微笑んだ。
「っ!!本当にっ!知らないのぉ!嫌よ!!やっていないもの!!私は指示なんてしてないわ!!ここにいる人達だって、誰一人として知らないわっ!!本当なのよっ!!」
「…まぁ!そうなの?
ここに居る被害者の親達が、誰なのかすら知らないから、貴女はやってないと主張するのね?
でもそうね…。確かに、それは不思議かもしれないわね」
夫人は困ったように眉を寄せ、考えを述べ始める。
「本当に加害者だったら、大抵の場合は、被害者の事を知っていて、狙って害している筈だわ…。
それに、代わりの効くかもしれない子息を狙うよりは、当主や夫人を狙った方が、効率的ね…。子息がいくら狙いやすかったとしても、あまりにもハイリスクだわ…。
…では、令嬢はもしかしたら…本当に、罠にかけられてしまったのかしら?」
「っ!そうよ!!私には関係がないっ!!知らないないのよ!!本当よっ!!私には関係がないのっ!!!」
なりふり構わず、必死に言い募る。
「まぁ、そうでしたの…。
皆様もお聴きになりまして?
違うのですって…?
可愛いご令嬢が、ここまで仰っているのですもの…。
もしかしたら、真実かもしれませんわ…」
困ったような表情を浮かべながら、夫人は貴族達に向かって述べた。
「折角、お集まり頂いたのに、間違いだったのかしら…。
…何だか申し訳ないわ…。ごめんなさいね?
もう一度、調べ直してみますわ…」
夫人の言葉に、場は静まり返る。
「…冤罪をかけらたかもしれない令嬢には、申し訳がないのだけれど、もしもがあっては…困りますから、最後にご到着された方のお顔も、念の為に、ご確認くださるかしら?」
そう言った夫人に、優しく肩を抱かれて、近くの部屋へと連れて行かれた。
広間には、困惑した貴族達が残された。
▼△▼
助かったのか…?私はやりきったのか…?
勝った…。
こんな不意打ちにあったのに、私はやり遂げた!!!!
嬉しくて、笑みが溢れるっ…。
証拠はないのだもの、私だとバレるはずがなかったのだ!!
それに、相手が騙されやすい人で、本当によかった…!!
▼△▼
案内された部屋には、不自然な衝立があり、その裏には僅かにドレスが見えた。
勝った。
たとえ、知っている顔が出て来たとしても、「知らない」と、言う。それだけで良い!これを終えれば、私は無罪よっ!!
出来ない筈がないわ!!!
そして私は夫人のエスコートで、衝立の向こう側へと案内された。
「っ!!う、うそっ…、い、いやぁ、いやぁあ!!!」
「…」
衝立の向こう側で、ようやく知っている顔に出会えた。
けれど、それは、こんな所で会う事を、全く想像していない人物であった。
衝立の向こう側に居たのは、弟王子様の母親、…王妃様であった。
王妃様は、無言でコチラを見つめていた。
全てが知られてしまっていると悟には、その冷たい視線だけで十分だった。
ガタガタと震え、膝から崩れ落ちる。
「ねぇ。教えて?この方もわからないかしら?
この方も、大切な息子さんに、毒を盛られたのだけれど…どうかしら?」
そうやって無邪気に問う夫人の声だけが、晴れやかに響き渡ったのだった。
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