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第12話 第三階層
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ソルは第二階層でオークを3匹倒した。その事によって得たSPは『450』であった。
最初の頃のソルには考える余地などなかった。それだけの余裕がなかったのだ。だが、今はそうではない。選択の自由度というのはそれなりに広がっていった。
SPがそれなりにあるという事はスキルの習得が可能な上、『ステータス変換』の効果によりステータスとして変換する事もできる。
この裏ダンジョンに捨てられた時には考えられない程、戦略性が広がった。
「……どうするか」
ソルは考える。
とりあえずはやはり偵察をする必要性があるだろう。ソルは第三階層へと一度偵察へ潜る。
そこにいたのは無数の狼型のモンスター。
ウォーウルフであった。
魔法や高い知能は持ち合わせていない、先ほどのオークと大差のないモンスターではある。
だが、大きな違いとしてはその素早さであろう。
鈍重なオークなどとは違い、機敏な動きを見せる。
ソルは考えた。やはり今後の事を考えると敏捷性も上げていく必要性があった。
今後どんな危機があるのかもわからないのだ。やはり欠点はなくしておいた方がいい。
欠点があるとそこを突かれて敗北に至る。
『蘇生』のスキルがあれば蘇る事ができるかもしれないが、あれはパーティー戦で役立つものだ。
死んだ自分に対して『蘇生』のスキルをかける事は不可能であった。
ダンジョンのソロ攻略において仲間の補助(フォロー)など期待できるものではない。
故になんでも自分で出来るようにならなければならない。欠点を放置しておく事は大きな危険を伴った。
これがパーティー戦でもあれば欠点を仲間にカバーしてもらい、その上で長所でゴリ押しする、なんていうオーソドックスで効率的な戦法を取れたかもしれないが。
考えた末にソルはSPを『ステータス変換』のスキルでステータスに変換する事にした。
そしてその際の割り振りはあるある程度満遍なく、隙のないように割り振る事を考えた。
【名 前】 ソル・ユグドラシル
【年 齢】 15歳
【固有スキル】 レベル0
※レベル0で固定される。経験値取得が意味をなさない。
【レベル】 0
【HP】 101
【MP】 5
【攻撃力】 100
【防御力】 100
【俊敏性】 100
【魔力】 100
【魔力防御力】 100
【運気】 85
【スキル】 『強化』『回し斬り』『ステータス変換』
ソルのステータスは万遍なく向上された。
こうしてソルはウォーウルフのいる第三階層の攻略へと挑むのである。
◇
無数のウォーウルフがいた。
「「「グウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」」」
ウォーウルフの感覚は鋭敏なようであった。今までのように虚を突ける相手ではない。
ソルの存在にウォーウルフ達は鋭敏に気づいたようであった。
そして、ソルを見るなり、数匹のウォーウルフが猛然と襲い掛かってくる。
決してウォーウルフ達の動きが遅いわけではない。本来であるならば目にもとまらぬような速さであるはずだ。
だが、やはり敏捷性のステータスが向上した結果か、ソルはその動きに対応できるようになっていた。
ウォーウルフの動きがまるでスローモーションのようにソルには見えていた。
「はあああああああああああああああああああああああああああああっ!」
ソルとウォーウルフの群れが交錯する。
パタリ、パタリとウォーウルフが倒れていった。それらは全て瞬時の出来事であった。
「はぁ……何とかなったか」
ソルは怪物への道を一歩、また一歩と着実に歩んでいくのである。
そして、ソルはさらに深い階層へと進んでいく。
ソルの孤独な闘いはまだまだ続くのであった。
最初の頃のソルには考える余地などなかった。それだけの余裕がなかったのだ。だが、今はそうではない。選択の自由度というのはそれなりに広がっていった。
SPがそれなりにあるという事はスキルの習得が可能な上、『ステータス変換』の効果によりステータスとして変換する事もできる。
この裏ダンジョンに捨てられた時には考えられない程、戦略性が広がった。
「……どうするか」
ソルは考える。
とりあえずはやはり偵察をする必要性があるだろう。ソルは第三階層へと一度偵察へ潜る。
そこにいたのは無数の狼型のモンスター。
ウォーウルフであった。
魔法や高い知能は持ち合わせていない、先ほどのオークと大差のないモンスターではある。
だが、大きな違いとしてはその素早さであろう。
鈍重なオークなどとは違い、機敏な動きを見せる。
ソルは考えた。やはり今後の事を考えると敏捷性も上げていく必要性があった。
今後どんな危機があるのかもわからないのだ。やはり欠点はなくしておいた方がいい。
欠点があるとそこを突かれて敗北に至る。
『蘇生』のスキルがあれば蘇る事ができるかもしれないが、あれはパーティー戦で役立つものだ。
死んだ自分に対して『蘇生』のスキルをかける事は不可能であった。
ダンジョンのソロ攻略において仲間の補助(フォロー)など期待できるものではない。
故になんでも自分で出来るようにならなければならない。欠点を放置しておく事は大きな危険を伴った。
これがパーティー戦でもあれば欠点を仲間にカバーしてもらい、その上で長所でゴリ押しする、なんていうオーソドックスで効率的な戦法を取れたかもしれないが。
考えた末にソルはSPを『ステータス変換』のスキルでステータスに変換する事にした。
そしてその際の割り振りはあるある程度満遍なく、隙のないように割り振る事を考えた。
【名 前】 ソル・ユグドラシル
【年 齢】 15歳
【固有スキル】 レベル0
※レベル0で固定される。経験値取得が意味をなさない。
【レベル】 0
【HP】 101
【MP】 5
【攻撃力】 100
【防御力】 100
【俊敏性】 100
【魔力】 100
【魔力防御力】 100
【運気】 85
【スキル】 『強化』『回し斬り』『ステータス変換』
ソルのステータスは万遍なく向上された。
こうしてソルはウォーウルフのいる第三階層の攻略へと挑むのである。
◇
無数のウォーウルフがいた。
「「「グウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」」」
ウォーウルフの感覚は鋭敏なようであった。今までのように虚を突ける相手ではない。
ソルの存在にウォーウルフ達は鋭敏に気づいたようであった。
そして、ソルを見るなり、数匹のウォーウルフが猛然と襲い掛かってくる。
決してウォーウルフ達の動きが遅いわけではない。本来であるならば目にもとまらぬような速さであるはずだ。
だが、やはり敏捷性のステータスが向上した結果か、ソルはその動きに対応できるようになっていた。
ウォーウルフの動きがまるでスローモーションのようにソルには見えていた。
「はあああああああああああああああああああああああああああああっ!」
ソルとウォーウルフの群れが交錯する。
パタリ、パタリとウォーウルフが倒れていった。それらは全て瞬時の出来事であった。
「はぁ……何とかなったか」
ソルは怪物への道を一歩、また一歩と着実に歩んでいくのである。
そして、ソルはさらに深い階層へと進んでいく。
ソルの孤独な闘いはまだまだ続くのであった。
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