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第24話 ベヒーモスとの闘い上
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グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ベヒーモスはまるでいかれ狂ているかのようであった。興奮状態にあるようだ。
ソルを見るなり、地響きがするような叫び声を放ってきたのだ。
侵入者が現れた事で、猶更興奮したのかもしれない。ベヒーモスは口から炎のようなものをこぼす。
(やっぱり、ベヒーモスは炎属性なのか……だったら氷属性が弱点か)
解析を使うまでもなく、見た目から推察できる事はあった。
だが、間違っていても問題だ。確信を得る為、ソルは『解析』スキルを使用する。
モンスター名『ベヒーモス』LV80 HP5125
大型のモンスター。高いHPと防御力。牙の攻撃は凄まじく、ブレスを使用してくる。
※火属性 弱点属性氷
解析スキルを使用した結果、やはり『ベヒーモス』は氷属性が弱点のようであった。
勿論、それは最初ら辺だけかもしれない。あの時、エメラルドドラゴンが相手の時のように、ダメージを与えると相手の属性は変化するのかもしれない。
ひとまずは闘ってみるより他にない。ソルは当然のように弱点属性である氷魔法で攻撃を仕掛ける事にした。
「氷結魔法(コールド)!」
ソルは氷魔法でベヒーモスを攻撃した。吹雪のような凍てつく氷の波動がベヒーモスに襲い掛かる。
ベヒーモスは苦し気な悲鳴をあげた。
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
ベヒーモスが鋭い爪で攻撃をしてくる。大地に大穴が空いた。
しかし、ソルの敏捷性は以前とは比べ物にならないくらい向上していたのである。その上、ソルには目には見えない『経験』という財産を得ていた。経験を得た事でソルの精神は安定していた。
強敵相手でも前よりも落ち着いて闘う事ができるようになっていたのである。
ベヒーモスは攻撃を放った瞬間、隙だらけだった。相手は怒り狂っていた。我を忘れていたのだ。その為、攻撃は単調になり、考えなしの戦法になりうる。
ソルは『魔法剣』の技スキルを発動させる。剣に氷属性の魔法を付与(エンチャント)させる。
「『氷結斬!』」
ソルは氷属性の剣を放つ。
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ベヒーモスは悲鳴を上げたのだ。攻撃は十分に効いているようであった。
いける。ソルはそう思っていた。だが、すぐにその自信がただの思い上がりなのだと瞬時に気づかされた。
ベヒーモスはブレスを放った。そのブレスは最初の時と同じようなブレスではない。
ヘドロのようなブレスであった。
「うわっ!」
不意を突かれたソルはそのブレスを食らってしまう。しかし、不思議とダメージはなかった。
何もなかったと思い、ソルは引き続きベヒーモスと闘うが、そこで違和感に気づいた。
先ほどまで効いていた攻撃が効かなくなっていたのだ。幾度攻撃しても、最初のように効いている様子がない。それに、自分の動きが重くなったようにも感じた。
(おかしい……どうしてだ? なんで相手が急に強くなった)
ソルは今までの戦闘で特にボスモンスターはダメージを一定量与える事で何かしらの変化がある事が多い事は理解していた。
例えばエメラルドドラゴンのような状態の変化。
あるいはステータスの変化もありうる。ダメージを食らうとステータスが強化(バフ)される。
それか何かしらの必殺技と呼ばれるような、強力な技を使用してくる場合がありうる。
ベヒーモスもそのどれかに分類されるような、何らかの変化があったに違いない。
疑問に思ったソルはすぐにその場から離れた。
そして、物陰に隠れる。
なぜ攻撃が効かなくなったのか? ひとつは相手が強くなったという事が考えられた。
だが、もうひとつ可能性があった。先ほど食らったブレスだ。粘着質のあるヘドロのようなブレス。
あれに何らかの効果があったのかもしれない。ベヒーモスが強くなったわけではないとしたら、ソルが弱くなった以外にあり得ない。
ソルは自身のステータスを確認した。
ベヒーモスはまるでいかれ狂ているかのようであった。興奮状態にあるようだ。
ソルを見るなり、地響きがするような叫び声を放ってきたのだ。
侵入者が現れた事で、猶更興奮したのかもしれない。ベヒーモスは口から炎のようなものをこぼす。
(やっぱり、ベヒーモスは炎属性なのか……だったら氷属性が弱点か)
解析を使うまでもなく、見た目から推察できる事はあった。
だが、間違っていても問題だ。確信を得る為、ソルは『解析』スキルを使用する。
モンスター名『ベヒーモス』LV80 HP5125
大型のモンスター。高いHPと防御力。牙の攻撃は凄まじく、ブレスを使用してくる。
※火属性 弱点属性氷
解析スキルを使用した結果、やはり『ベヒーモス』は氷属性が弱点のようであった。
勿論、それは最初ら辺だけかもしれない。あの時、エメラルドドラゴンが相手の時のように、ダメージを与えると相手の属性は変化するのかもしれない。
ひとまずは闘ってみるより他にない。ソルは当然のように弱点属性である氷魔法で攻撃を仕掛ける事にした。
「氷結魔法(コールド)!」
ソルは氷魔法でベヒーモスを攻撃した。吹雪のような凍てつく氷の波動がベヒーモスに襲い掛かる。
ベヒーモスは苦し気な悲鳴をあげた。
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
ベヒーモスが鋭い爪で攻撃をしてくる。大地に大穴が空いた。
しかし、ソルの敏捷性は以前とは比べ物にならないくらい向上していたのである。その上、ソルには目には見えない『経験』という財産を得ていた。経験を得た事でソルの精神は安定していた。
強敵相手でも前よりも落ち着いて闘う事ができるようになっていたのである。
ベヒーモスは攻撃を放った瞬間、隙だらけだった。相手は怒り狂っていた。我を忘れていたのだ。その為、攻撃は単調になり、考えなしの戦法になりうる。
ソルは『魔法剣』の技スキルを発動させる。剣に氷属性の魔法を付与(エンチャント)させる。
「『氷結斬!』」
ソルは氷属性の剣を放つ。
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ベヒーモスは悲鳴を上げたのだ。攻撃は十分に効いているようであった。
いける。ソルはそう思っていた。だが、すぐにその自信がただの思い上がりなのだと瞬時に気づかされた。
ベヒーモスはブレスを放った。そのブレスは最初の時と同じようなブレスではない。
ヘドロのようなブレスであった。
「うわっ!」
不意を突かれたソルはそのブレスを食らってしまう。しかし、不思議とダメージはなかった。
何もなかったと思い、ソルは引き続きベヒーモスと闘うが、そこで違和感に気づいた。
先ほどまで効いていた攻撃が効かなくなっていたのだ。幾度攻撃しても、最初のように効いている様子がない。それに、自分の動きが重くなったようにも感じた。
(おかしい……どうしてだ? なんで相手が急に強くなった)
ソルは今までの戦闘で特にボスモンスターはダメージを一定量与える事で何かしらの変化がある事が多い事は理解していた。
例えばエメラルドドラゴンのような状態の変化。
あるいはステータスの変化もありうる。ダメージを食らうとステータスが強化(バフ)される。
それか何かしらの必殺技と呼ばれるような、強力な技を使用してくる場合がありうる。
ベヒーモスもそのどれかに分類されるような、何らかの変化があったに違いない。
疑問に思ったソルはすぐにその場から離れた。
そして、物陰に隠れる。
なぜ攻撃が効かなくなったのか? ひとつは相手が強くなったという事が考えられた。
だが、もうひとつ可能性があった。先ほど食らったブレスだ。粘着質のあるヘドロのようなブレス。
あれに何らかの効果があったのかもしれない。ベヒーモスが強くなったわけではないとしたら、ソルが弱くなった以外にあり得ない。
ソルは自身のステータスを確認した。
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