レベル0の最強剣士~レベルが上がらないスキルを持つ俺、裏ダンジョンに捨てられたが、裏技を発見し気が付いたら世界最強になっていた。

つくも/九十九弐式

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第25話 ベヒーモスとの闘い下

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「な、なんだこれは!」

 ステータス確認をしたソルは驚いていた。

【名 前】 ソル・ユグドラシル


 【年 齢】 15歳


 【固有スキル】 レベル0



 ※レベル0で固定される。経験値取得が意味をなさない。



 【レベル】 0



 【HP】    2123



 【MP】     2212



 【攻撃力】    2200



 【防御力】  2189



 【俊敏性】    2189



 【魔力】     2040



 【魔力防御力】  1980



 【運気】    1890


 【スキル】 

技スキル

『回し斬り』『一刀両断』『魔法剣』

補助スキル

『ステータス変換』『鑑定』『錬成』『解析』『偵察』

魔法スキル

『炎魔法(フレイム)』『氷結魔法(コールド)』『雷魔法(ライトニング)』『風魔法(エアロ)』『大地魔法(クエイク)』『聖魔法(ホーリー)』『闇魔法(ダークネス)』『回復魔法(ヒーリング)』

 ※『弱体化』状態異常変化中

 やはり、ベヒーモスのブレスによりソルは状態異常変化を起こしていたのだ。ベヒーモスが強くなったのではない。ソルが弱くなったのである。
 強化(バフ)をされたのではなく、弱体化(デバフ)を食らったのである。

 この状態異常変化を治さなければどうしようもない。

 ソルは魔法スキルを習得する。

『異常解除魔法(クリアー)』

 この魔法があれば毒や麻痺など、大抵の状態異常を治す事ができた。

 ソルは早速その魔法を使用する。

「『異常解除魔法(クリアー)』」

 ソルは自身に魔法をかけた。ソルはステータスを確認する。

【名 前】 ソル・ユグドラシル


 【年 齢】 15歳


 【固有スキル】 レベル0



 ※レベル0で固定される。経験値取得が意味をなさない。



 【レベル】 0



 【HP】    3123



 【MP】     3212



 【攻撃力】    3200



 【防御力】  3189



 【俊敏性】    3189



 【魔力】     3040



 【魔力防御力】  2980



 【運気】    2890


 【スキル】 

技スキル

『回し斬り』『一刀両断』『魔法剣』

補助スキル

『ステータス変換』『鑑定』『錬成』『解析』『偵察』

魔法スキル

『炎魔法(フレイム)』『氷結魔法(コールド)』『雷魔法(ライトニング)』『風魔法(エアロ)』『大地魔法(クエイク)』『聖魔法(ホーリー)』『闇魔法(ダークネス)』『回復魔法(ヒーリング)』異常解除魔法(クリアー)』

 元通りのステータスになっていた。そしてソルは新しい魔法スキル『異常解除魔法(クリアー)』を習得したのである。

「よし」

 満を持してソルは再度ベヒーモスへと向かうのであった。

 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 けたたましい咆哮が第30階層に響き渡る。

「はああああああああああああああああああああああああああああ!」

 ステータスが元通りになったソルはベヒーモスに斬りかかる。

 いける、そう思っていた。今度こそと。そしてその思惑通りにベヒーモスのHPは減っていった。最初は5000以上あったHPが今では1000以下だ。

 0になるのはそう遠くない未来の出来事のはずだ。だが、HPが500以下になり、0が射程圏内となった時。

 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 ベヒーモスは天高く飛んだ。

「なっ!?」

『フレアドライブ』それはベヒーモスの技スキルであった。必殺技だ。HPが500以下になった時に発動させる技。

ベヒーモスの全体重に魔力を乗せた、まるで隕石が落ちてくるかの如き一撃。

「くっ!」

 ソルは慌てて剣を構える。だが、激突は避けられない。

「ぐわああああああああああああああああああああっ!」

 第30階層に大きなクレーターが出来上がった。

 ソルのHPが大きく削られた。あれほど芳醇にあったHPが既に二桁になってる。

 これ以上攻撃を食らったら本気で死ぬ可能性すらあった。

「くそっ! 死ぬところだったろうがっ!」

 ソルは魔法剣でベヒーモスにとどめを刺す。

 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

 ベヒーモスは断末魔を上げて果てた。

「はぁ……はぁ……はぁ」

 ソルは死にかけつつも何とかベヒーモスを倒した。

「やばい……死ぬなっ。これは」

 ソルは慌てて自身に『回復魔法(ヒーリング)』をかける。立っているのもやっとだった。いつ倒れても不思議ではない。

 ソルは孤独だった。一人でこの裏ダンジョンを攻略しきらなければならないのだ。

「行くか……地下に……もっと奥深くに」

 歩けるまでにHPが回復したソルは更なる地下へと潜る。

 より下の階層を攻略していく以外にソルに取れる選択肢はなかったのである。

 ソルに退路などない。進む以外に道がなかった。
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