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36.パーカーさんの魅力
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茶会用衣装を、それぞれ10着ずつ選んだ。他の参加者と被らないように、その日の天候に合わせられるように、お祖母様の気が変わった時のために。何が起きても、この中の衣装以外は着ませんからね! という予備であって、衣装替えをする予定はない。
個人的には、服など何でもいい。ドレスでなければ、何でもいい。動きやすくて、汚しても懐が痛まない服なら、何でもいいと思っている。それなのに、嬉しそうに服選びをするお祖母様に付き合って、疲れてしまった。多分、お祖母様は、ウルクハイより体力がある。
少しお茶を頂いて休憩してから、翡翠の様子を見に行った。
「あ、お兄ちゃん、見てみて! おどり覚えたよ!!」
私を見つけると、翡翠は、嬉しそうにこちらに駆け寄ってきて、今日の成果を披露してくれた。
「えーと、右、左、右、左。左、右、左、右。できた!」
自信満々披露してくれたのは、基本のステップ1つだけだった。半日頑張って、1つだけ。しかも、うろ覚え臭い。茶会は、明日だと聞いたのに。
「セレスティア様、ぬいぐるみを抱えて踊ってもよろしいでしょうか? 私は、お気に入りのぬいぐるみを手放せないので、ぬいぐるみと踊るしかできないのです。明日までに、気に入るものを見繕って参りますので」
「ひどいよ! 頑張ったのに」
翡翠はぷんすか怒っているが、私の成果を見ておいて、よく言えるな、としか思えなかった。
「いや、翡翠は頑張った。ありがとう。だが、先生の技能に疑問を感じているだけだ。どうせなら、違うのを教えて欲しかったと思っただけだ」
「そっかー」
「いやいやいや、4歳なら、本当にこれくらいで。え、なんで?」
パーカーさんも、翡翠の成果に満足していたらしい。私の成果を以下略。
「ぬいぐるみより、翡翠ちゃんの方が、可愛いわよ」
お祖母様は、翡翠の成果に満足しているらしい。私は、翡翠よりお祖母様の方が余程可愛いような気がしているが。恐らくだが、実年齢より30歳以上若く見えるのだ。年の離れた姉にしか見えない恐ろしいお祖母様だ。
「そうですか。それでは、試しに一緒に踊ってみましょう」
一発本番は嫌なので、翡翠と組んで踊ってみることにした。
「翡翠、さっきのステップは、全部忘れていい。全てを私に任せ、進む方へ付いてくること。最悪、転んでもいい。私が支えてる間に、復帰して欲しい。
注意することは、表情だ。うつむかず、前を見て、楽しそうに笑ってろ。今回は、お試しだから、それだけでいい」
「わかった。がんばる!」
伯父が拍子をとってくれるのに合わせて、模範演舞と同じ踊りをしてみた。翡翠の頭は、興味がある分野にしか働かないが、身体能力と勘だけなら私より上だ。頭で理解させるより、自然とそこに足を運びたくなるよう身体を動かしてやれば、それなりに踊っているように見せかけることはできるだろう。翡翠が重くて少ししんどかったものの、一応、最後まで通すことはできた。支えるのが大変すぎて、まったく客観視できなかったので、出来はわからないのだが。
「どうでしょうか?」
お茶会の余興で汗だくになるのは、完全アウトな気がするのだが、これでダメなら、やはりぬいぐるみ作戦しかない。
「どうしてだ!」
途中から、伯父は拍子を取るのを放棄したので、お祖母様がバトンタッチをしていた。声を張るほど、気に入らない踊りだったらしい。
「そんなに許せない踊りでしたか。残念です」
よし。ぬいぐるみを買いに行こう。緑小鬼か黄色熊が欲しい。お店で売っているだろうか。オーダーメイドじゃ明日までには、間に合わないのだが。
「違うわ。翡翠ちゃんが、ちゃんと踊っているようにしか見えないから、負けを感じているのよ」
お祖母様は、笑顔だから、ぬいぐるみ作戦には移れないのが、決定した。ぬいぐるみの方が、軽くていいのにな。
翌日、意気揚々と衣装部屋に突撃した。さっさと茶会を終わらせて、とっとと帰るのだ。可愛い黄色熊と共に!
「お兄ちゃん、ぬいぐるみはなしって言ったのに、ひどいよ!」
「何を怒っているんだ。ダンスは、翡翠と踊るつもりだ。これは、私のお友達のキリンジくんだ。格好良いだろう。昨日、パーカーさんにおねだりして、買ってもらったんだ!」
「なんで、1人だけ買ってもらってるの? ズルくない」
「パーカーさんは、すごいんだぞ? パパに似た顔で生まれたのに、いい年して、彼女の1人もいないんだ。独身貴族の小金持ちなんだ。ちょっと話したら、すぐに買ってきてくれたぞ。キリンジくん以外にも、2つもオーダーメイドに応じてくれたんだ。いい伯父だった。パパに捨てられたら、パーカーさんの子にしてもらおうかな」
ウキウキ衣装を手に取ったら、図られたことに気付いた。
昨日、お祖母様と一緒に選んだ空色のスーツである。翡翠の瑠璃色のドレスと対になると言われて了承したものだった。
スーツは、昨日選んだものと相違ないのだが、下に着るシャツのレースとスカーフ? が、びらびらだった。こんなの着てたら、お菓子食べれるのかな、と心配になるくらいのびらびら加減だ。本当に、これを着なくちゃいけないのか。してやられた。
「琥珀ちゃん、心配しないで。ちゃんとクマちゃんのスカーフも用意したのよ?」
お祖母様が、ぬいぐるみ用のお揃いのスカーフを作ってくれたらしい。
「クマちゃんではありません! キリンジくんです!!」
キリンジくんとお揃いなら、やむを得ない。びらびらを着ることに決めた。
お茶会は、お祖母様のお友達の家で開催される。馬車に乗って出かけたのだが、着いたのは、三軒隣の家だった。
家のサイズが大きいので、玄関から門を出るまでも近いとは言えないのだが、それにしたって歩いて行けよ、と思った。ドレスで歩くのは大変とか、転んで汚すと困るとかいう理由なのかもしれないが、そんな理由なら、魔法で飛べば良かったと思う。
そうか、翡翠は魔法で浮かせておけば、ぬいぐるみより軽くなる可能性があるな。ダンスパートナーは、翡翠とキリンジくんだったら、どちらがより踊りやすいだろうか。可愛さなら、間違いなくキリンジくんだ。しかし、キリンジくんと踊ると、相撲をとっているように見えてしまわないか、という懸念があった。
個人的には、服など何でもいい。ドレスでなければ、何でもいい。動きやすくて、汚しても懐が痛まない服なら、何でもいいと思っている。それなのに、嬉しそうに服選びをするお祖母様に付き合って、疲れてしまった。多分、お祖母様は、ウルクハイより体力がある。
少しお茶を頂いて休憩してから、翡翠の様子を見に行った。
「あ、お兄ちゃん、見てみて! おどり覚えたよ!!」
私を見つけると、翡翠は、嬉しそうにこちらに駆け寄ってきて、今日の成果を披露してくれた。
「えーと、右、左、右、左。左、右、左、右。できた!」
自信満々披露してくれたのは、基本のステップ1つだけだった。半日頑張って、1つだけ。しかも、うろ覚え臭い。茶会は、明日だと聞いたのに。
「セレスティア様、ぬいぐるみを抱えて踊ってもよろしいでしょうか? 私は、お気に入りのぬいぐるみを手放せないので、ぬいぐるみと踊るしかできないのです。明日までに、気に入るものを見繕って参りますので」
「ひどいよ! 頑張ったのに」
翡翠はぷんすか怒っているが、私の成果を見ておいて、よく言えるな、としか思えなかった。
「いや、翡翠は頑張った。ありがとう。だが、先生の技能に疑問を感じているだけだ。どうせなら、違うのを教えて欲しかったと思っただけだ」
「そっかー」
「いやいやいや、4歳なら、本当にこれくらいで。え、なんで?」
パーカーさんも、翡翠の成果に満足していたらしい。私の成果を以下略。
「ぬいぐるみより、翡翠ちゃんの方が、可愛いわよ」
お祖母様は、翡翠の成果に満足しているらしい。私は、翡翠よりお祖母様の方が余程可愛いような気がしているが。恐らくだが、実年齢より30歳以上若く見えるのだ。年の離れた姉にしか見えない恐ろしいお祖母様だ。
「そうですか。それでは、試しに一緒に踊ってみましょう」
一発本番は嫌なので、翡翠と組んで踊ってみることにした。
「翡翠、さっきのステップは、全部忘れていい。全てを私に任せ、進む方へ付いてくること。最悪、転んでもいい。私が支えてる間に、復帰して欲しい。
注意することは、表情だ。うつむかず、前を見て、楽しそうに笑ってろ。今回は、お試しだから、それだけでいい」
「わかった。がんばる!」
伯父が拍子をとってくれるのに合わせて、模範演舞と同じ踊りをしてみた。翡翠の頭は、興味がある分野にしか働かないが、身体能力と勘だけなら私より上だ。頭で理解させるより、自然とそこに足を運びたくなるよう身体を動かしてやれば、それなりに踊っているように見せかけることはできるだろう。翡翠が重くて少ししんどかったものの、一応、最後まで通すことはできた。支えるのが大変すぎて、まったく客観視できなかったので、出来はわからないのだが。
「どうでしょうか?」
お茶会の余興で汗だくになるのは、完全アウトな気がするのだが、これでダメなら、やはりぬいぐるみ作戦しかない。
「どうしてだ!」
途中から、伯父は拍子を取るのを放棄したので、お祖母様がバトンタッチをしていた。声を張るほど、気に入らない踊りだったらしい。
「そんなに許せない踊りでしたか。残念です」
よし。ぬいぐるみを買いに行こう。緑小鬼か黄色熊が欲しい。お店で売っているだろうか。オーダーメイドじゃ明日までには、間に合わないのだが。
「違うわ。翡翠ちゃんが、ちゃんと踊っているようにしか見えないから、負けを感じているのよ」
お祖母様は、笑顔だから、ぬいぐるみ作戦には移れないのが、決定した。ぬいぐるみの方が、軽くていいのにな。
翌日、意気揚々と衣装部屋に突撃した。さっさと茶会を終わらせて、とっとと帰るのだ。可愛い黄色熊と共に!
「お兄ちゃん、ぬいぐるみはなしって言ったのに、ひどいよ!」
「何を怒っているんだ。ダンスは、翡翠と踊るつもりだ。これは、私のお友達のキリンジくんだ。格好良いだろう。昨日、パーカーさんにおねだりして、買ってもらったんだ!」
「なんで、1人だけ買ってもらってるの? ズルくない」
「パーカーさんは、すごいんだぞ? パパに似た顔で生まれたのに、いい年して、彼女の1人もいないんだ。独身貴族の小金持ちなんだ。ちょっと話したら、すぐに買ってきてくれたぞ。キリンジくん以外にも、2つもオーダーメイドに応じてくれたんだ。いい伯父だった。パパに捨てられたら、パーカーさんの子にしてもらおうかな」
ウキウキ衣装を手に取ったら、図られたことに気付いた。
昨日、お祖母様と一緒に選んだ空色のスーツである。翡翠の瑠璃色のドレスと対になると言われて了承したものだった。
スーツは、昨日選んだものと相違ないのだが、下に着るシャツのレースとスカーフ? が、びらびらだった。こんなの着てたら、お菓子食べれるのかな、と心配になるくらいのびらびら加減だ。本当に、これを着なくちゃいけないのか。してやられた。
「琥珀ちゃん、心配しないで。ちゃんとクマちゃんのスカーフも用意したのよ?」
お祖母様が、ぬいぐるみ用のお揃いのスカーフを作ってくれたらしい。
「クマちゃんではありません! キリンジくんです!!」
キリンジくんとお揃いなら、やむを得ない。びらびらを着ることに決めた。
お茶会は、お祖母様のお友達の家で開催される。馬車に乗って出かけたのだが、着いたのは、三軒隣の家だった。
家のサイズが大きいので、玄関から門を出るまでも近いとは言えないのだが、それにしたって歩いて行けよ、と思った。ドレスで歩くのは大変とか、転んで汚すと困るとかいう理由なのかもしれないが、そんな理由なら、魔法で飛べば良かったと思う。
そうか、翡翠は魔法で浮かせておけば、ぬいぐるみより軽くなる可能性があるな。ダンスパートナーは、翡翠とキリンジくんだったら、どちらがより踊りやすいだろうか。可愛さなら、間違いなくキリンジくんだ。しかし、キリンジくんと踊ると、相撲をとっているように見えてしまわないか、という懸念があった。
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