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37.お茶会スタート
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お茶会参加時のご挨拶は、無難に済ませた。翡翠が、最大の懸念事項なのだが、頑張って私のマネをしているようだった。失敗したら私に怒られるというプレッシャーが、初めての茶会に緊張しているように見えるので、何かあってもご愛敬で済むかもしれない。
お祖母様のような見目若々しい妖怪が、孫の中に混ざっていなければだが、お祖母様の友人だろう人は、全部で11人。孫は、30人を超えるくらいだ。なかなかの人数の茶会だった。
孫自慢エントリー孫は、お祖母様の予想通り、大きな子しかいなかった。一番小さな子でも、恐らく10歳は超えている。わずかに小さいが、小さめの大人であればほぼ変わらないようなサイズ感の子どもしかいない。中には、成人していそうな孫までいた。あの年で孫自慢茶会に参加するとは、ご苦労なことだ。お茶会という場所柄だろう。男は、私を含めて4人しかいなかった。
私たちは、突出して小さいだけに、おおむね好意的に捉えられていた。約1名、私が何をしても難癖をつけてくる大きいだけの赤子男がいるのだが、無視しよう。男は、成人孫2人と赤子孫と私しかいない。年齢的に、成人孫が2人で仲良くしたら、私はあの赤子の面倒を押し付けられそうだが、あんなのに関わるくらいなら、ずっとキリンジくんを愛でている方を選ぶ。友達作りに来たのではないから、人見知りで済ませてしまうのも、1つの手だ。
このメンツなら、お祖母様の言う通り、にこにこ座っていれば任務完了かもしれない。可愛いと言われるのは気に入らないが、可愛いのはキリンジくんだ。そうに違いない。そういうことにするために、キリンジくんを連れてきたのだ。嫌いな茶会参加には、心の清涼剤は、とても大事なアイテムだと思う。
何をするでもなく、翡翠と並んで座ってお茶を飲んでいたら、成人のお兄さんの1人が近付いてきた。
「琥珀くん? は、クマさんが好きなのかな?」
「はい。昨日、伯父に頂いたのです。格好いいでしょう!」
今日は、愛らしい系男子を目指そう。ほんのり頬を染めて、にこにことしていれば、それで良い。年の離れた子しかいないのだ。競う相手がいない。気も利かせないし、芸もしなくていいだろう。隣で翡翠が半眼になっているが、気にしない。私の報酬のために、お前も笑え!
「? あ、そうだね。格好良いね。隣に座ってもいいかな」
「はい。どうぞ」
ついでに、さっきから突っかかってくる赤子男バリアになってくれると、助かります!
お兄さんは、左隣の空席に座った。何故だろう。イスを動かして、とんでもなく近い真横に座った。少し離れたいが、右真横には、翡翠がいる。微塵も動く余地がなくなった。
「琥珀くんの髪は、地毛かな? 染め粉かな?」
顔が異常に近い。触れてしまいそうに近い。こんな距離感では、家族とだって話したことない。このお兄さんは、何なんだ!
思わず、キリンジくんを間に差し込んだ。ごめん、キリンジくん!
「あ、ごめんね。大きな声では聞いてはいけないと思って。嫌だったね。もうしないから、許してくれないかな」
成人男は、まともな人だと信じていたのに、お前も変なヤツだったのか! 顔は離れたが、イスはそのままだ。悪いと思ったなら、離れろ!
「お兄ちゃん、大丈夫?」
翡翠に心配されたが、私は返事をすることもできなかった。今、口を開けば、魔法で男を吹き飛ばしてしまいそうだからだ。にこにこ幼児作戦が終了してしまう。おねだりが出来なくなる。首を振って意思表示をするのが、精一杯だった。
「ごめんなさい。お兄ちゃんは、可愛いの。あんまり構わないで」
翡翠が、意味のわからない言い訳でかばってくれた。
妹にかばわれるなど、ダサ兄の極みなのだが、翡翠は強靭担当だし、そもそも格好良い兄になれと言ったのは、お母様だ。言うことを聞かなくても、いい気がする。翡翠がかばってくれて終了するなら、楽だ。どうしようか。
「翡翠ちゃんの方が、妹なんだね。兄弟は、あと何人いるのかな?」
翡翠にまで、急接近して話を始めたので、私はサンドイッチになった。マジなんなんだ。近過ぎるだろう!
「翡翠に寄らないで頂けますか!」
軽く押し返したら、イスに真っ直ぐ座ってくれたが、それでも近い。
「お兄ちゃん、わかったよ。この人、私たちの姉とお付き合いしたい人だよ」
「姉? 姉がいたのか?」
「そうじゃなくて、アリアナ姉ちゃんだとか」
「どこの誰だ、それは」
「村娘その1。現在14歳」
「そうか。翡翠の話が的外れでなかったとしたら、残念ですが、お断りするしかありません。我が村では、特例を除き、黒髪以外の移住は認められていませんし、在住の村人が黒髪以外と婚姻した場合、村を追放になります。染め粉程度では、村長は騙せません。結婚したがる人間は、いないと思います」
キリンジくんに隠れたまま、お兄さんに伝えた。
実際は、そんな決まりはないのだが、村人は頑なに守っている不文律だ。ぽっと出のお兄さん程度が、崩せる訳がない。決まりがあるのと同じだ。
「特例?」
大概しつこいお兄さんだな。
「私と翡翠の相手であれば、髪色は不問です。ただし、連れ帰れば、殺されると思われます。うちの父は、話し合いの前に魔法を放ってきますので」
「そうか。それは怖いね」
やっとお兄さんは、イスを離してくれた。だが、席は立たないらしい。まだ何かあるのか、この人嫌いだ。
「ははははは。妹にかばわれるとか、ダサいな、ぬいぐるみ野郎!」
遠くにいたハズの赤子男が、やってきた。折角、離れた席を確保したのに。
「キリンジくんは、イケメンですよ」
「ぬいぐるみじゃねぇよ。お前だ。お前!」
知ってるよ。プンスカ怒っているが、こちらこそ何なんだだよ。私が、お前に何をした。気に入らないなら、気に入らなくていい。構わないで欲しい。依頼遂行の邪魔だ。
「お兄ちゃんに楯突くとか」「翡翠、お父様の教えを思い出せ!」
「そっか。バカにバカって言うのは、ダメだった」
「そうだぞ。いい加減、覚えろ」
「お前ら、ふざけんな!」
何をどうしたら、静まってくれるんだろうか。面倒臭いから、お祖母様に助けを求めに行こうかな。
「こんな小さな子に絡む君の方こそ、ダサいんじゃないかな」
そうだね。気持ち悪いお兄さんの言う通りだと思うよ。仲良く連れ立って、どこかに行ってくれないかな。ふんぞり返ってどっしり座ってないで、もっと真剣にかばってくれたら、いいお兄さんだと印象を修正してもいい。
「こんなの小さいだけじゃないか。小さい頃なら、僕の方が可愛いかった! 僕の方が、上だ!!」
絡まれている理由は、それか。意味がわからない。それで、私にどうしろと言うのか。
「そうですね。私など、あと2、3年もすれば、可愛がられることもなくなるでしょう。お兄さんの方が、上ですね。すごい。かっこいー。すてきで、ええと、あとは何かな。語彙力がなくて、すみません」
「バカにしてんのか!!」
折角、褒めたのに、より一層ヒートアップしてしまった。仕方ないだろう。初対面の人なんて、何が得意な人なんだか、まったくわからないのだから、褒めようがない。
「それで、君は、琥珀くんに何で勝てる気でいるのかな?」
気持ち悪い兄さんは、余計なことを言った。
お祖母様のような見目若々しい妖怪が、孫の中に混ざっていなければだが、お祖母様の友人だろう人は、全部で11人。孫は、30人を超えるくらいだ。なかなかの人数の茶会だった。
孫自慢エントリー孫は、お祖母様の予想通り、大きな子しかいなかった。一番小さな子でも、恐らく10歳は超えている。わずかに小さいが、小さめの大人であればほぼ変わらないようなサイズ感の子どもしかいない。中には、成人していそうな孫までいた。あの年で孫自慢茶会に参加するとは、ご苦労なことだ。お茶会という場所柄だろう。男は、私を含めて4人しかいなかった。
私たちは、突出して小さいだけに、おおむね好意的に捉えられていた。約1名、私が何をしても難癖をつけてくる大きいだけの赤子男がいるのだが、無視しよう。男は、成人孫2人と赤子孫と私しかいない。年齢的に、成人孫が2人で仲良くしたら、私はあの赤子の面倒を押し付けられそうだが、あんなのに関わるくらいなら、ずっとキリンジくんを愛でている方を選ぶ。友達作りに来たのではないから、人見知りで済ませてしまうのも、1つの手だ。
このメンツなら、お祖母様の言う通り、にこにこ座っていれば任務完了かもしれない。可愛いと言われるのは気に入らないが、可愛いのはキリンジくんだ。そうに違いない。そういうことにするために、キリンジくんを連れてきたのだ。嫌いな茶会参加には、心の清涼剤は、とても大事なアイテムだと思う。
何をするでもなく、翡翠と並んで座ってお茶を飲んでいたら、成人のお兄さんの1人が近付いてきた。
「琥珀くん? は、クマさんが好きなのかな?」
「はい。昨日、伯父に頂いたのです。格好いいでしょう!」
今日は、愛らしい系男子を目指そう。ほんのり頬を染めて、にこにことしていれば、それで良い。年の離れた子しかいないのだ。競う相手がいない。気も利かせないし、芸もしなくていいだろう。隣で翡翠が半眼になっているが、気にしない。私の報酬のために、お前も笑え!
「? あ、そうだね。格好良いね。隣に座ってもいいかな」
「はい。どうぞ」
ついでに、さっきから突っかかってくる赤子男バリアになってくれると、助かります!
お兄さんは、左隣の空席に座った。何故だろう。イスを動かして、とんでもなく近い真横に座った。少し離れたいが、右真横には、翡翠がいる。微塵も動く余地がなくなった。
「琥珀くんの髪は、地毛かな? 染め粉かな?」
顔が異常に近い。触れてしまいそうに近い。こんな距離感では、家族とだって話したことない。このお兄さんは、何なんだ!
思わず、キリンジくんを間に差し込んだ。ごめん、キリンジくん!
「あ、ごめんね。大きな声では聞いてはいけないと思って。嫌だったね。もうしないから、許してくれないかな」
成人男は、まともな人だと信じていたのに、お前も変なヤツだったのか! 顔は離れたが、イスはそのままだ。悪いと思ったなら、離れろ!
「お兄ちゃん、大丈夫?」
翡翠に心配されたが、私は返事をすることもできなかった。今、口を開けば、魔法で男を吹き飛ばしてしまいそうだからだ。にこにこ幼児作戦が終了してしまう。おねだりが出来なくなる。首を振って意思表示をするのが、精一杯だった。
「ごめんなさい。お兄ちゃんは、可愛いの。あんまり構わないで」
翡翠が、意味のわからない言い訳でかばってくれた。
妹にかばわれるなど、ダサ兄の極みなのだが、翡翠は強靭担当だし、そもそも格好良い兄になれと言ったのは、お母様だ。言うことを聞かなくても、いい気がする。翡翠がかばってくれて終了するなら、楽だ。どうしようか。
「翡翠ちゃんの方が、妹なんだね。兄弟は、あと何人いるのかな?」
翡翠にまで、急接近して話を始めたので、私はサンドイッチになった。マジなんなんだ。近過ぎるだろう!
「翡翠に寄らないで頂けますか!」
軽く押し返したら、イスに真っ直ぐ座ってくれたが、それでも近い。
「お兄ちゃん、わかったよ。この人、私たちの姉とお付き合いしたい人だよ」
「姉? 姉がいたのか?」
「そうじゃなくて、アリアナ姉ちゃんだとか」
「どこの誰だ、それは」
「村娘その1。現在14歳」
「そうか。翡翠の話が的外れでなかったとしたら、残念ですが、お断りするしかありません。我が村では、特例を除き、黒髪以外の移住は認められていませんし、在住の村人が黒髪以外と婚姻した場合、村を追放になります。染め粉程度では、村長は騙せません。結婚したがる人間は、いないと思います」
キリンジくんに隠れたまま、お兄さんに伝えた。
実際は、そんな決まりはないのだが、村人は頑なに守っている不文律だ。ぽっと出のお兄さん程度が、崩せる訳がない。決まりがあるのと同じだ。
「特例?」
大概しつこいお兄さんだな。
「私と翡翠の相手であれば、髪色は不問です。ただし、連れ帰れば、殺されると思われます。うちの父は、話し合いの前に魔法を放ってきますので」
「そうか。それは怖いね」
やっとお兄さんは、イスを離してくれた。だが、席は立たないらしい。まだ何かあるのか、この人嫌いだ。
「ははははは。妹にかばわれるとか、ダサいな、ぬいぐるみ野郎!」
遠くにいたハズの赤子男が、やってきた。折角、離れた席を確保したのに。
「キリンジくんは、イケメンですよ」
「ぬいぐるみじゃねぇよ。お前だ。お前!」
知ってるよ。プンスカ怒っているが、こちらこそ何なんだだよ。私が、お前に何をした。気に入らないなら、気に入らなくていい。構わないで欲しい。依頼遂行の邪魔だ。
「お兄ちゃんに楯突くとか」「翡翠、お父様の教えを思い出せ!」
「そっか。バカにバカって言うのは、ダメだった」
「そうだぞ。いい加減、覚えろ」
「お前ら、ふざけんな!」
何をどうしたら、静まってくれるんだろうか。面倒臭いから、お祖母様に助けを求めに行こうかな。
「こんな小さな子に絡む君の方こそ、ダサいんじゃないかな」
そうだね。気持ち悪いお兄さんの言う通りだと思うよ。仲良く連れ立って、どこかに行ってくれないかな。ふんぞり返ってどっしり座ってないで、もっと真剣にかばってくれたら、いいお兄さんだと印象を修正してもいい。
「こんなの小さいだけじゃないか。小さい頃なら、僕の方が可愛いかった! 僕の方が、上だ!!」
絡まれている理由は、それか。意味がわからない。それで、私にどうしろと言うのか。
「そうですね。私など、あと2、3年もすれば、可愛がられることもなくなるでしょう。お兄さんの方が、上ですね。すごい。かっこいー。すてきで、ええと、あとは何かな。語彙力がなくて、すみません」
「バカにしてんのか!!」
折角、褒めたのに、より一層ヒートアップしてしまった。仕方ないだろう。初対面の人なんて、何が得意な人なんだか、まったくわからないのだから、褒めようがない。
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