46 / 141
連載
第六十話 温かい場所
しおりを挟む
第六十話 温かい場所
『ふざけんなよ!』
『はぁ?せっかくここまで来たのに!』
『男のドライアド?そんなもん、存在する意味ねぇだろ!』
産まれてから、ずっとずっと繰り返し聞いて来た言葉。
僕は、いてはいけないの?
僕は、生まれてはいけなかったの?
『どっちでも良いよ』
冷たい冷たい場所に、ほんのりと温かい何かが降って来た。
暗い暗い森からお空に飛び出した。
『大丈夫』
また、温かい何かが降って来た。
お空の上にたどり着いた。
ふわふわ。
ふんわり。
温かい。
『何処が良い?』
いっぱいのふわふわ。
『これから、よろしくね!』
きらきら、きらきら。
ふわふわ、ふわふわ。
降り積もって、まるで、ふわふわに抱きしめられているみたい。
僕はその夜、生まれて初めて眠りについた。
*
「ふぁ・・・」
欠伸をしながら、縁側のカーテンを開けていく。
最近バタバタしてたから、疲れてるのかなぁ。
最後のカーテンを開け終えて、外を見る。
今日も良い天気だ。
「そろそろ夏野菜を植え・・・はい?」
いつもの畑。いつもの景色。一つだけ違うのは、池の畔に植えたドライアドの樹。
「やっぱり、疲れてる・・・いやいやいや!そんな事は」
慌てて縁側から庭に降りると、両目をこすった。
「ほぇ~・・・マジかぁ」
大きく、大きく育ったドライアドの樹は、池を囲うように根がはり、高さが倍程になっていた。
「ドライアドの樹って、一晩であんなに育つんだねぇ」
「そんなわけあるかい」
「あ、ノナさん、おはよぉ」
「お前さんは・・・本当に緊張感が無いというか・・・ほれ」
「ああ、はいはい」
抱っこの催促をされたので、抱き上げた。
「いくらドライアドって言っても、本体は普通の樹だ。極端に成長が早いとかはないさ」
「じゃあ、あれは?」
「私が知るかい。本人に聞くんだ」
「へ~い」
ナーブの所へと向かう。
樹の根が地面から浮き出て、でこぼこ。所々苔が生えているし、初めて見たら数百年前からずっとここにいる様に思うだろうな。
「近くでみると、更にすごいねぇ」
私が泳げるくらいの広さがある池だが、昨日より小さく見える。
「ナーブ!」
「・・・はい」
洞の中から、か細い声が聞こえて来た。
「聞きたい事があるから、出てきてくれない?」
「あの・・・その・・・だ、駄目ですぅ」
「はい、さっさと出て・・・何故逃げる」
最初の事を思い出して洞の中に手を突っ込んで弄るが、ひょいひょいと逃げられる。
「ノナさん、肩へ」
「ほいよ」
ノナさんが肩に移動すると、両手を突っ込んだ。
「この、大人しく・・・」
「だ、駄目ぇ」
「よし、掴んだ!」
両手で挟んだぞ!
ずるりと引っ張り上げると、私の手に顔を挟まれたナーブが現れた。
そして、そっと中に戻した。
「誰?」
「ドライアドじゃろ」
「いやいや、別人じゃない!?」
ナーブは、緑色のもしゃもしゃだ。
さっき出てきたのは、薄緑色のサラサラロングヘアーと深緑色の瞳の、儚い系美青年だ。
「本体である樹がここまで変わったんだ。ドライアドは本体の影響を濃く受けるからの」
「そう言うもんですか」
「そう言うもんじゃ」
異世界って、凄いなぁ。
「そんじゃ、そう言う事で。さっさと出てこい」
今度こそ掴んで引っ張り出した。
「うう、酷い」
「はいはい。それで?ここまで成長したのは、あの飲み込んだ種のせい?」
「それは、関係無いですぅ」
ふむ、てっきりあれの影響かと思ったけど違うのか。
「夢を見たんです」
「夢?」
「ふわふわ~、キラキラ~で、とっても温かくて」
「ふわふわ」
「キラキラ?」
「朝起きたら、こんな事に」
全然意味わからん。
「なるほどのぉ」
「え、ノナさん分かったの!?」
「ナーブは、生まれてから一度も精気を奪っていない。森や、森に住む動物たちから少しずつ糧となる魔力を得ていたと言う事。ならば、この島に来て、この島にあるヒナの魔力を吸収したのだろうて」
「ここは、ふわふわキラキラがいっぱい!」
だからその、ふわふわとかキラキラは何?
「問題無し」
「無いんだ」
「無い。お前さんの馬鹿みたいな魔力を、ナーブが多少吸収したところで、どうともならん」
馬鹿・・・。
「ドライアドは森に恩恵をもたらす。お前さんの畑にも、良いじゃろうて」
何その新種の食物連鎖。
私から魔力を得たナーブが畑をを良くして、その畑の作物を私が食べる・・・ある意味、自給自足?
「すっごい!」
「おっきくなったぁ」
猫達が起きて来たようだ。
クロは・・・まだ寝てるんだろうなぁ。
「ヒナしゃま、のぼってもいい?」
「ナーブ、猫達が登りたいみたいだけど、良い?」
「ど、どうぞ!」
「良いって」
それを聞くと、猫達が次々に樹に登っていく。身軽だなぁ。
あっという間に上の方に行ってしまった。
「んしょ、んしょ、うぅ・・・」
コマは、ちょっと難しいかなぁ。
私が抱えて上に行こうかと思っていたら、木の枝が伸びて来た。
「その、あの・・・摑まって?」
「あい」
コマが枝に摑まると、ゆっくりと上昇。太く安全そうな枝へと、コマをあげてくれた。
「わ~!ヒナしゃま~!」
キャッキャと楽しそうなコマ。
他の猫達も手伝い、上の方へと上がって行った。
「ありがとね、ナーブ」
「い、いえ・・・その・・・はい」
猫達の良い遊び場になりそうだ。
お昼寝用の小屋とかカゴを置いてあげても、良いかも!
ハンモックも捨てがたい。
「久しぶりに、創作意欲が湧いて来た!」
ノナさんはもう少しナーブと話があるらしいので、一人で作業場に向かった。
「むふふふふ」
用意するのは、二センチ幅に割いた竹!
これをひたすら編み編み編み編み・・・途中でお昼ご飯を挟み、また編む!
安全性と見た目を考え、凝りに凝ったら完成に三日もかかった。
「三日月と言うより、クロワッサン?」
私とクロと猫達が入っても余裕で寝れる、大きなクロワッサン型のカゴが完成。
ふかふかのクッションを敷いて、出来上がり。
ノナさん達用にも、ベンチを作ってクッションを用意した。
「ナーブ、よろしく!」
早速ナーブの所へ持って行って、吊るしてもらった。
場所や耐久性はナーブと相談済みだ。
私達用のは樹の中間に。ノナさん達用のは、一番下の枝、地面すれすれに吊るしてもらった。
私もジャンプして登り、確認。
木洩れ日がキラキラ。風も心地いい。
カゴの中へ入ると少し揺れたけど、これくらいなら大丈夫だ。
「よいしょ・・・おぉ、予想以上に気持ち良い!」
ちょっとだけ、お昼寝。
「ん・・・」
目が覚めると、やっぱり皆集まっていた。
猫達とクロが私を挟んで気持ちよさそうに寝ている。
これはなかなか抜け出せないな。
動こうとするだけで揺れそう。
「むにゃ・・・」
「ん?」
猫達の向こう側に、ナーブまで寝ているのが見えた。
「まぁ、いいか」
結局二度寝して、夕方セバスが起こしてくれました。
*
「う~ん・・・」
今日も今日とて、作業場です。
カゴは完成したけれど、前からずっと気になっていたんだよね。
鍵、面倒。
便利なんだよ!超便利なんだけども!
ナーブの本体みたいに、おおきな物を持って行きたい時とかは不便なんだよなぁ。
アイテムバッグに入れば良いけど、大きな生き物は?
もしも、大きなモフモフを見つけたら?
毎回毎回、扉を探すか捨てて来るのもねぇ?
瞬間移動でパパっと移動できないかなぁ・・・。
「何をうんうん唸っとる。外まで聞こえとるぞ」
「ああ、ノナさん。いやぁ、瞬間移動ができないかなぁって」
「鍵は?」
「あれだと、扉を探すか置いてこないと駄目だしさぁ。それに、私だけしか使えないでしょう?皆が里帰りしたい時とか、帰って来る時に困るかなぁって・・・」
時々、閉じ込めてるんじゃないかって思う時がある。
ノナさん達がここに来る時も、永遠のお別れ、みたいな感じだったし。
ここからじゃ手紙も送れない。
「・・・ドライアドを引っこ抜いて連れて来るくせに、変な所で弱気じゃのぉ」
「へ?」
「転移石」
「てん?」
「細かい事は、あの執事にでも聞け」
教えてくれないんか~い!
「儂らは望んでここにおる。それだけじゃ」
ノナさんが作業場から出て行ってしまった。
「う~ん・・・さっぱり分からん。石?そういう魔道具があるのかな?」
ゲームの中には無かったもんなぁ。
「ありますよ」
「ふへぇい!?」
突然耳元で聞こえた声に、思わず飛び上がりそうになった。
『ふざけんなよ!』
『はぁ?せっかくここまで来たのに!』
『男のドライアド?そんなもん、存在する意味ねぇだろ!』
産まれてから、ずっとずっと繰り返し聞いて来た言葉。
僕は、いてはいけないの?
僕は、生まれてはいけなかったの?
『どっちでも良いよ』
冷たい冷たい場所に、ほんのりと温かい何かが降って来た。
暗い暗い森からお空に飛び出した。
『大丈夫』
また、温かい何かが降って来た。
お空の上にたどり着いた。
ふわふわ。
ふんわり。
温かい。
『何処が良い?』
いっぱいのふわふわ。
『これから、よろしくね!』
きらきら、きらきら。
ふわふわ、ふわふわ。
降り積もって、まるで、ふわふわに抱きしめられているみたい。
僕はその夜、生まれて初めて眠りについた。
*
「ふぁ・・・」
欠伸をしながら、縁側のカーテンを開けていく。
最近バタバタしてたから、疲れてるのかなぁ。
最後のカーテンを開け終えて、外を見る。
今日も良い天気だ。
「そろそろ夏野菜を植え・・・はい?」
いつもの畑。いつもの景色。一つだけ違うのは、池の畔に植えたドライアドの樹。
「やっぱり、疲れてる・・・いやいやいや!そんな事は」
慌てて縁側から庭に降りると、両目をこすった。
「ほぇ~・・・マジかぁ」
大きく、大きく育ったドライアドの樹は、池を囲うように根がはり、高さが倍程になっていた。
「ドライアドの樹って、一晩であんなに育つんだねぇ」
「そんなわけあるかい」
「あ、ノナさん、おはよぉ」
「お前さんは・・・本当に緊張感が無いというか・・・ほれ」
「ああ、はいはい」
抱っこの催促をされたので、抱き上げた。
「いくらドライアドって言っても、本体は普通の樹だ。極端に成長が早いとかはないさ」
「じゃあ、あれは?」
「私が知るかい。本人に聞くんだ」
「へ~い」
ナーブの所へと向かう。
樹の根が地面から浮き出て、でこぼこ。所々苔が生えているし、初めて見たら数百年前からずっとここにいる様に思うだろうな。
「近くでみると、更にすごいねぇ」
私が泳げるくらいの広さがある池だが、昨日より小さく見える。
「ナーブ!」
「・・・はい」
洞の中から、か細い声が聞こえて来た。
「聞きたい事があるから、出てきてくれない?」
「あの・・・その・・・だ、駄目ですぅ」
「はい、さっさと出て・・・何故逃げる」
最初の事を思い出して洞の中に手を突っ込んで弄るが、ひょいひょいと逃げられる。
「ノナさん、肩へ」
「ほいよ」
ノナさんが肩に移動すると、両手を突っ込んだ。
「この、大人しく・・・」
「だ、駄目ぇ」
「よし、掴んだ!」
両手で挟んだぞ!
ずるりと引っ張り上げると、私の手に顔を挟まれたナーブが現れた。
そして、そっと中に戻した。
「誰?」
「ドライアドじゃろ」
「いやいや、別人じゃない!?」
ナーブは、緑色のもしゃもしゃだ。
さっき出てきたのは、薄緑色のサラサラロングヘアーと深緑色の瞳の、儚い系美青年だ。
「本体である樹がここまで変わったんだ。ドライアドは本体の影響を濃く受けるからの」
「そう言うもんですか」
「そう言うもんじゃ」
異世界って、凄いなぁ。
「そんじゃ、そう言う事で。さっさと出てこい」
今度こそ掴んで引っ張り出した。
「うう、酷い」
「はいはい。それで?ここまで成長したのは、あの飲み込んだ種のせい?」
「それは、関係無いですぅ」
ふむ、てっきりあれの影響かと思ったけど違うのか。
「夢を見たんです」
「夢?」
「ふわふわ~、キラキラ~で、とっても温かくて」
「ふわふわ」
「キラキラ?」
「朝起きたら、こんな事に」
全然意味わからん。
「なるほどのぉ」
「え、ノナさん分かったの!?」
「ナーブは、生まれてから一度も精気を奪っていない。森や、森に住む動物たちから少しずつ糧となる魔力を得ていたと言う事。ならば、この島に来て、この島にあるヒナの魔力を吸収したのだろうて」
「ここは、ふわふわキラキラがいっぱい!」
だからその、ふわふわとかキラキラは何?
「問題無し」
「無いんだ」
「無い。お前さんの馬鹿みたいな魔力を、ナーブが多少吸収したところで、どうともならん」
馬鹿・・・。
「ドライアドは森に恩恵をもたらす。お前さんの畑にも、良いじゃろうて」
何その新種の食物連鎖。
私から魔力を得たナーブが畑をを良くして、その畑の作物を私が食べる・・・ある意味、自給自足?
「すっごい!」
「おっきくなったぁ」
猫達が起きて来たようだ。
クロは・・・まだ寝てるんだろうなぁ。
「ヒナしゃま、のぼってもいい?」
「ナーブ、猫達が登りたいみたいだけど、良い?」
「ど、どうぞ!」
「良いって」
それを聞くと、猫達が次々に樹に登っていく。身軽だなぁ。
あっという間に上の方に行ってしまった。
「んしょ、んしょ、うぅ・・・」
コマは、ちょっと難しいかなぁ。
私が抱えて上に行こうかと思っていたら、木の枝が伸びて来た。
「その、あの・・・摑まって?」
「あい」
コマが枝に摑まると、ゆっくりと上昇。太く安全そうな枝へと、コマをあげてくれた。
「わ~!ヒナしゃま~!」
キャッキャと楽しそうなコマ。
他の猫達も手伝い、上の方へと上がって行った。
「ありがとね、ナーブ」
「い、いえ・・・その・・・はい」
猫達の良い遊び場になりそうだ。
お昼寝用の小屋とかカゴを置いてあげても、良いかも!
ハンモックも捨てがたい。
「久しぶりに、創作意欲が湧いて来た!」
ノナさんはもう少しナーブと話があるらしいので、一人で作業場に向かった。
「むふふふふ」
用意するのは、二センチ幅に割いた竹!
これをひたすら編み編み編み編み・・・途中でお昼ご飯を挟み、また編む!
安全性と見た目を考え、凝りに凝ったら完成に三日もかかった。
「三日月と言うより、クロワッサン?」
私とクロと猫達が入っても余裕で寝れる、大きなクロワッサン型のカゴが完成。
ふかふかのクッションを敷いて、出来上がり。
ノナさん達用にも、ベンチを作ってクッションを用意した。
「ナーブ、よろしく!」
早速ナーブの所へ持って行って、吊るしてもらった。
場所や耐久性はナーブと相談済みだ。
私達用のは樹の中間に。ノナさん達用のは、一番下の枝、地面すれすれに吊るしてもらった。
私もジャンプして登り、確認。
木洩れ日がキラキラ。風も心地いい。
カゴの中へ入ると少し揺れたけど、これくらいなら大丈夫だ。
「よいしょ・・・おぉ、予想以上に気持ち良い!」
ちょっとだけ、お昼寝。
「ん・・・」
目が覚めると、やっぱり皆集まっていた。
猫達とクロが私を挟んで気持ちよさそうに寝ている。
これはなかなか抜け出せないな。
動こうとするだけで揺れそう。
「むにゃ・・・」
「ん?」
猫達の向こう側に、ナーブまで寝ているのが見えた。
「まぁ、いいか」
結局二度寝して、夕方セバスが起こしてくれました。
*
「う~ん・・・」
今日も今日とて、作業場です。
カゴは完成したけれど、前からずっと気になっていたんだよね。
鍵、面倒。
便利なんだよ!超便利なんだけども!
ナーブの本体みたいに、おおきな物を持って行きたい時とかは不便なんだよなぁ。
アイテムバッグに入れば良いけど、大きな生き物は?
もしも、大きなモフモフを見つけたら?
毎回毎回、扉を探すか捨てて来るのもねぇ?
瞬間移動でパパっと移動できないかなぁ・・・。
「何をうんうん唸っとる。外まで聞こえとるぞ」
「ああ、ノナさん。いやぁ、瞬間移動ができないかなぁって」
「鍵は?」
「あれだと、扉を探すか置いてこないと駄目だしさぁ。それに、私だけしか使えないでしょう?皆が里帰りしたい時とか、帰って来る時に困るかなぁって・・・」
時々、閉じ込めてるんじゃないかって思う時がある。
ノナさん達がここに来る時も、永遠のお別れ、みたいな感じだったし。
ここからじゃ手紙も送れない。
「・・・ドライアドを引っこ抜いて連れて来るくせに、変な所で弱気じゃのぉ」
「へ?」
「転移石」
「てん?」
「細かい事は、あの執事にでも聞け」
教えてくれないんか~い!
「儂らは望んでここにおる。それだけじゃ」
ノナさんが作業場から出て行ってしまった。
「う~ん・・・さっぱり分からん。石?そういう魔道具があるのかな?」
ゲームの中には無かったもんなぁ。
「ありますよ」
「ふへぇい!?」
突然耳元で聞こえた声に、思わず飛び上がりそうになった。
105
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
夫が妹を第二夫人に迎えたので、英雄の妻の座を捨てます。
Nao*
恋愛
夫が英雄の称号を授かり、私は英雄の妻となった。
そして英雄は、何でも一つ願いを叶える事が出来る。
そんな夫が願ったのは、私の妹を第二夫人に迎えると言う信じられないものだった。
これまで夫の為に祈りを捧げて来たと言うのに、私は彼に手酷く裏切られたのだ──。
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります。)
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。