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第百十二話 お願い
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第百十二話 お願い
「すまなかった!」
お花見の次の日、朝早くからベルがやって来た。
そして、出迎えた玄関で頭を下げられたのだ。
「ん?」
謝られる覚えは全くもって無い。
「ヴァン・グリードの事だ」
ベル曰く、ヴァンは魔族の国の公爵家次男。グリード家は貴族の中でもかなり力を持つ家らしく、魔王であるベルでも断れなかったらしい。
「別に問題を起こしたわけでもないし、気にする事ないよ」
「そう言ってもらえると、助かる」
「さぁ、中へどうぞ。朝ご飯食べるでしょう?」
「もちろん、頂こう!」
いつもの様に朝ご飯を済ませると、冒険者組にお弁当を持たせて送り出した。
「それにしても、あれには驚いたぞ」
「ん?」
片付けをしていると、食後のお茶を飲んでいたベルがカウンターにやって来た。
「ああ、あれか」
手伝ってくれるエストには何の事か分かっているようだが、私にはさっぱりだ。
「あれって?」
「「ブラックペガサス」」
ああ、あの真っ黒なペガサスの事か。
「可愛い子だったね」
「あれを可愛い子、とはな」
「まぁ、ヒナだしな」
ヴァンが乗って来たブラックペガサス。
主以外には懐かないから近付かないようにと言われたけど、お水と野菜を用意してあげたら懐かれたんだよね。
「大人しくて良い子じゃん」
「本来なら、主以外が近付くと蹴られる」
「十人で捕獲しようとすれば、二、三人は犠牲が出る」
「まぁ、野生の馬を捕まえるのは大変だろうねぇ」
あの子は既に飼われているし、大丈夫だったけど。
「「はぁ~・・・」」
二人揃って盛大なため息を吐いた。何故?
*
「ヒナ様、準備が整いました」
お昼ごはんの後、セバスがガーゴと一緒に迎えに来てくれた。
「はいは~い」
三人揃って向かうのは、クロのお姉ちゃんが籠った洞窟だ。
その時にプチダンジョン化してしまった洞窟だが、クロのお姉ちゃんがいなくなった事でダンジョンが突破された事になり、今は鉱石が取れる洞窟へと変わっていた。
「採掘に必要な物は全て揃えました。そこまで大きな洞窟でもないので、空気の心配もございません」
「まぁ、一番奥の天井に大穴開いてるしね」
ラスボスとされるクロのお姉ちゃんがいた場所だ。
洞窟の前に到着。
「灯りも設置してあります」
「採掘する時にアイテム巾着を使えば、そのまま入れられるから楽だね!」
「はい」
中を覗いてみると、等間隔に壁に設置された灯りが見えた。
「・・・」
入り口でパクパクと口を動かすガーゴ。
気持ちは分かる。私も初めてセバスに見せられた時は、そうなった。
「因みに、ここで採れる鉱石は・・・ミスリル、オリハルコン、ヒヒイロカネの三種類のみです」
異世界での幻鉱石。三大そろい踏みだ。
洞窟の壁からまるでキノコの様に生えている結晶。
この世界の価値観とはズレていると言われる私でも、これが凄いのはよく分かる。
しかも、一度鉱石を採っても、一週間程経つとまた生えてくる。
どうやら島の魔力を吸い上げて結晶化しているらしいと、セバスがおしえてくれた。
島の魔力が尽きないかと心配したが、セバスに鼻で笑われた。
一週間ぶっ続けで採掘したとして、元の世界の最大湖であるカスピ海から、スポイトで水を一滴取ったくらいの量らしい。
カスピ海の面積は、日本の国土とほぼ同じだ。
「どうぞ」
セバスがガーゴの手につるはしを渡したので、私は左手にアイテム巾着を乗せた。
「はい。じゃ、よろしく」
後はお任せで。
頑張れ、ガーゴ!
*
「こんにちは~!」
今日は、ヒノモトにやって来た。
連絡も無しに来ちゃったけど、大丈夫かなぁ?
扉をノックすると、トタトタと足音が聞こえて来て、勢いよく扉が開いた。
「お待ちしておりんした!」
「おふ!」
白菊の声がしたと思ったら、柔らかい二つの物に顔が埋まった。
そのまま抱えられ、下ろされたのは畳の上だった。
どうやら白菊の部屋まで運ばれたらしい。
「お久しぶりです」
姿を猫に戻すと、今度は立場が逆転。
白菊が私に抱き着いた。
「ああ、お会いしとうございました」
スリスリと頬ずりをする白菊さん。
こりゃ暫く駄目だな。
一時間程待って、ようやく話ができるようになった。
まぁ、放れてはくれないけど。
「色気?」
「そう、色気」
この前リシュナに言われた事だ。
考えた結果、無いよりあった方が良いかも?と思い、白菊に相談しに来たのだ。
「そんなもん、必要ありんせん」
「へ?」
「そない無粋なもん、あんさんに必要ありんせん」
左の頬をぷっくりと膨らませ、子供みたいに怒る白菊。
「そないな物が無くても、十二分に魅力的。それとも、誰か添い遂げたい殿方でも?」
「はい?」
添い遂げたいって、結婚したいって事だよね?
今のところ、色恋とか考えていない。
「色気なんぞ振りまいたところで、寄って来るのは所詮、有象無象」
モテたいわけじゃないな。
「それにしても、色気なんて急に・・・誰ぞに言われたんどすか?」
「あぁ、うん」
「ほう・・・わっちのヒナ様に、無粋な事を・・・そんな殿方は、屑籠にでも」
「男の人じゃないよ?綺麗な女の人。友達なんだ」
「女・・・友達」
今度は両頬を膨らませて、プイっとそっぽを向いてしまった・・・何故?
「・・・わっちは?」
「ん?」
「わっちは、ヒナ様の何?」
浮気を咎められている、ジゴロみたいだな・・・って、ジゴロって死語だっけ。
「友達、かな」
ちょっと照れる。
そう言うと、白菊がパアッと花が咲いた様にほほ笑んだ。
白菊はすっごい綺麗で、優雅で、それこそ色気もある。花魁!って感じだが、偶にこうして子供の様な顔を見せる。
思わず頭を撫でたくなるんだよね。
結局、更に一時間程話をして、何とか解放してもらった。
*
ヒノモトから帰ると、今度はクレスに捕まった。
「お願い!」
今までにない真剣な眼差しに、とりあえず落ち着いてとお茶を出した。
「夜会に出席しなきゃいけなくなったの」
クレス曰く、王族が主催の舞踏会に招待されたのだそうだ。
彼は貴族ではないが、有名なドレスのデザイナーである。
貴族や王族のファンも多いらしく、今回は王妃様からの招待なのでどうにも断れないらしい。
「王妃って言うと、アレストロの?」
「いいえ。今回はアレストロ王国の隣国、レッツヴォーグって国よ」
「へぇ~」
「舞踏会って言えば、女性同伴なの!だから、お願い!」
「えぇ~、私、ダンス踊れないよ?カーナちゃんは?」
「・・・・・断られた」
あの子の事だから、バッサリ「嫌です」とか言いそう。
「他に頼れる女性はいないし、ヒナちゃんだけが頼りなの!」
ウルウルとした目で見つめられた。
「ドレスは私が作るし、ダンスも教えるから!」
王族主催の舞踏会に誘うなんて、余程親しい人じゃないと誘わないらしい。
婚約者やそれに近い人だ。
下手な人を誘うと、そのままプロポーズになりかねない。
「・・・分かったよ」
「本当!?ありがとう!」
舞踏会なんて、映画や物語の中だけしか知らない。
正直・・・ちょっと見てみたい。
「そうと決まれば、ドレスを作るわ!」
そのままクレスのお店に連れていかれ、カーナとクレスの二人がかりで採寸された。
「そう言えば、舞踏会っていつなの?」
「二週間後よ」
「へ?」
「うふふふふ」
「あはははは・・・」
ドレス作ってダンスの練習もあって・・・二週間?
「大丈夫!ドレスの構想はもうあるから!ヒナちゃんのドレス、前から作りたかったのよ!」
「ダンス・・・」
「大丈夫!一曲か二曲踊れれば、問題無いから!」
「いや、産まれてこのかた(元の世界も含め)ダンスなんて」
「みっちり仕込みます」
きりっとしたカーナに言われた。
それからの二週間は・・・ほぼ記憶にございません・・・。
「すまなかった!」
お花見の次の日、朝早くからベルがやって来た。
そして、出迎えた玄関で頭を下げられたのだ。
「ん?」
謝られる覚えは全くもって無い。
「ヴァン・グリードの事だ」
ベル曰く、ヴァンは魔族の国の公爵家次男。グリード家は貴族の中でもかなり力を持つ家らしく、魔王であるベルでも断れなかったらしい。
「別に問題を起こしたわけでもないし、気にする事ないよ」
「そう言ってもらえると、助かる」
「さぁ、中へどうぞ。朝ご飯食べるでしょう?」
「もちろん、頂こう!」
いつもの様に朝ご飯を済ませると、冒険者組にお弁当を持たせて送り出した。
「それにしても、あれには驚いたぞ」
「ん?」
片付けをしていると、食後のお茶を飲んでいたベルがカウンターにやって来た。
「ああ、あれか」
手伝ってくれるエストには何の事か分かっているようだが、私にはさっぱりだ。
「あれって?」
「「ブラックペガサス」」
ああ、あの真っ黒なペガサスの事か。
「可愛い子だったね」
「あれを可愛い子、とはな」
「まぁ、ヒナだしな」
ヴァンが乗って来たブラックペガサス。
主以外には懐かないから近付かないようにと言われたけど、お水と野菜を用意してあげたら懐かれたんだよね。
「大人しくて良い子じゃん」
「本来なら、主以外が近付くと蹴られる」
「十人で捕獲しようとすれば、二、三人は犠牲が出る」
「まぁ、野生の馬を捕まえるのは大変だろうねぇ」
あの子は既に飼われているし、大丈夫だったけど。
「「はぁ~・・・」」
二人揃って盛大なため息を吐いた。何故?
*
「ヒナ様、準備が整いました」
お昼ごはんの後、セバスがガーゴと一緒に迎えに来てくれた。
「はいは~い」
三人揃って向かうのは、クロのお姉ちゃんが籠った洞窟だ。
その時にプチダンジョン化してしまった洞窟だが、クロのお姉ちゃんがいなくなった事でダンジョンが突破された事になり、今は鉱石が取れる洞窟へと変わっていた。
「採掘に必要な物は全て揃えました。そこまで大きな洞窟でもないので、空気の心配もございません」
「まぁ、一番奥の天井に大穴開いてるしね」
ラスボスとされるクロのお姉ちゃんがいた場所だ。
洞窟の前に到着。
「灯りも設置してあります」
「採掘する時にアイテム巾着を使えば、そのまま入れられるから楽だね!」
「はい」
中を覗いてみると、等間隔に壁に設置された灯りが見えた。
「・・・」
入り口でパクパクと口を動かすガーゴ。
気持ちは分かる。私も初めてセバスに見せられた時は、そうなった。
「因みに、ここで採れる鉱石は・・・ミスリル、オリハルコン、ヒヒイロカネの三種類のみです」
異世界での幻鉱石。三大そろい踏みだ。
洞窟の壁からまるでキノコの様に生えている結晶。
この世界の価値観とはズレていると言われる私でも、これが凄いのはよく分かる。
しかも、一度鉱石を採っても、一週間程経つとまた生えてくる。
どうやら島の魔力を吸い上げて結晶化しているらしいと、セバスがおしえてくれた。
島の魔力が尽きないかと心配したが、セバスに鼻で笑われた。
一週間ぶっ続けで採掘したとして、元の世界の最大湖であるカスピ海から、スポイトで水を一滴取ったくらいの量らしい。
カスピ海の面積は、日本の国土とほぼ同じだ。
「どうぞ」
セバスがガーゴの手につるはしを渡したので、私は左手にアイテム巾着を乗せた。
「はい。じゃ、よろしく」
後はお任せで。
頑張れ、ガーゴ!
*
「こんにちは~!」
今日は、ヒノモトにやって来た。
連絡も無しに来ちゃったけど、大丈夫かなぁ?
扉をノックすると、トタトタと足音が聞こえて来て、勢いよく扉が開いた。
「お待ちしておりんした!」
「おふ!」
白菊の声がしたと思ったら、柔らかい二つの物に顔が埋まった。
そのまま抱えられ、下ろされたのは畳の上だった。
どうやら白菊の部屋まで運ばれたらしい。
「お久しぶりです」
姿を猫に戻すと、今度は立場が逆転。
白菊が私に抱き着いた。
「ああ、お会いしとうございました」
スリスリと頬ずりをする白菊さん。
こりゃ暫く駄目だな。
一時間程待って、ようやく話ができるようになった。
まぁ、放れてはくれないけど。
「色気?」
「そう、色気」
この前リシュナに言われた事だ。
考えた結果、無いよりあった方が良いかも?と思い、白菊に相談しに来たのだ。
「そんなもん、必要ありんせん」
「へ?」
「そない無粋なもん、あんさんに必要ありんせん」
左の頬をぷっくりと膨らませ、子供みたいに怒る白菊。
「そないな物が無くても、十二分に魅力的。それとも、誰か添い遂げたい殿方でも?」
「はい?」
添い遂げたいって、結婚したいって事だよね?
今のところ、色恋とか考えていない。
「色気なんぞ振りまいたところで、寄って来るのは所詮、有象無象」
モテたいわけじゃないな。
「それにしても、色気なんて急に・・・誰ぞに言われたんどすか?」
「あぁ、うん」
「ほう・・・わっちのヒナ様に、無粋な事を・・・そんな殿方は、屑籠にでも」
「男の人じゃないよ?綺麗な女の人。友達なんだ」
「女・・・友達」
今度は両頬を膨らませて、プイっとそっぽを向いてしまった・・・何故?
「・・・わっちは?」
「ん?」
「わっちは、ヒナ様の何?」
浮気を咎められている、ジゴロみたいだな・・・って、ジゴロって死語だっけ。
「友達、かな」
ちょっと照れる。
そう言うと、白菊がパアッと花が咲いた様にほほ笑んだ。
白菊はすっごい綺麗で、優雅で、それこそ色気もある。花魁!って感じだが、偶にこうして子供の様な顔を見せる。
思わず頭を撫でたくなるんだよね。
結局、更に一時間程話をして、何とか解放してもらった。
*
ヒノモトから帰ると、今度はクレスに捕まった。
「お願い!」
今までにない真剣な眼差しに、とりあえず落ち着いてとお茶を出した。
「夜会に出席しなきゃいけなくなったの」
クレス曰く、王族が主催の舞踏会に招待されたのだそうだ。
彼は貴族ではないが、有名なドレスのデザイナーである。
貴族や王族のファンも多いらしく、今回は王妃様からの招待なのでどうにも断れないらしい。
「王妃って言うと、アレストロの?」
「いいえ。今回はアレストロ王国の隣国、レッツヴォーグって国よ」
「へぇ~」
「舞踏会って言えば、女性同伴なの!だから、お願い!」
「えぇ~、私、ダンス踊れないよ?カーナちゃんは?」
「・・・・・断られた」
あの子の事だから、バッサリ「嫌です」とか言いそう。
「他に頼れる女性はいないし、ヒナちゃんだけが頼りなの!」
ウルウルとした目で見つめられた。
「ドレスは私が作るし、ダンスも教えるから!」
王族主催の舞踏会に誘うなんて、余程親しい人じゃないと誘わないらしい。
婚約者やそれに近い人だ。
下手な人を誘うと、そのままプロポーズになりかねない。
「・・・分かったよ」
「本当!?ありがとう!」
舞踏会なんて、映画や物語の中だけしか知らない。
正直・・・ちょっと見てみたい。
「そうと決まれば、ドレスを作るわ!」
そのままクレスのお店に連れていかれ、カーナとクレスの二人がかりで採寸された。
「そう言えば、舞踏会っていつなの?」
「二週間後よ」
「へ?」
「うふふふふ」
「あはははは・・・」
ドレス作ってダンスの練習もあって・・・二週間?
「大丈夫!ドレスの構想はもうあるから!ヒナちゃんのドレス、前から作りたかったのよ!」
「ダンス・・・」
「大丈夫!一曲か二曲踊れれば、問題無いから!」
「いや、産まれてこのかた(元の世界も含め)ダンスなんて」
「みっちり仕込みます」
きりっとしたカーナに言われた。
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