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第百二十八話 魔王との対決
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第百二十八話 魔王との対決
ヒナとヴァンを乗せたブラックペガサスが魔族の領域へと入る頃、島では緊急会議が開かれようとしていた。
「クソが!」
食堂には島の住民が集まり、セバスから連絡を受けたリシュナとジェフも来ていた。
「この島で魔族領に行けないの?」
「行けます。ですが、ここにいる半数は確実に命を落とします」
「魔力か」
魔属領は世界の三分の一を占めているが、交流は殆ど無い。
その為、魔族領の情報は殆ど入って来ないが、一つだけ、子供でも知っている事がある。
魔族領は人の住めない場所だと言う事。
空気中に漂う魔力の量が多く、人族ならば一日で命を落とす。生命力の強いエルフでも、一週間もつかどうかだ。
「魔王は何をやっているんだ?まさか、魔王の命令じゃ‥‥」
「それは、ない」
断言したのは、リシュナだった。
「何故そう言い切れるんだ」
「ヒナをこの島から攫う意味が無い」
魔王ベルガシュナードが島に来る理由は、畑仕事と言う名の気分転換と、食べ物だ。
ヒナを攫ったとして、目的は? 畑でも作らせるというのか。
「それに、やるなら自らの手でやるだろう」
ますます謎が深まり、皆の顔が曇る。
「あのぉ・・・」
恐る恐る手を上げたのは、キャロルだった。
「隷属の首輪って、何ですか?」
「随分と昔の事だから、キャロルは知らないか」
「人族と獣人族の戦争は知ってるわよね?」
「うん」
長い大戦の中、身体能力で劣る人族が開発した魔道具が隷属の首輪だ。
一度首にはめてしまえば、強制的に主人の言う事に逆らえなくなる。精神を支配する事も可能で、万が一反抗すれば、激痛が全身に走る。最悪、死に至る。
獣人は見目麗しい者が多く、奴隷として捕まえられた獣人の末路は悲惨の一言だった。
「そんな‥‥」
「獣人の強制奴隷が廃止された時に、それぞれの国が廃棄したはず‥‥」
「馬鹿はどこにでもいるって事よね」
「ヒナ‥‥」
「俺達に出来る事は無いのか?」
ヒナが連れていかれてしまい、追いかける事も出来ない。
「我等ならば、魔族領でも活動できる」
皆の視線がジェフに集まった。最強種と呼ばれる古龍であれば、魔族領でも問題は無い。
「‥‥我が一族ならば死ぬ事はないだろう。だが、それは魔族と戦争になると言う事。一族を統べる者として、許可できない」
「あんた、ヒナを可愛がってたんじゃないのか!」
ジローが叫んだ瞬間、リシュナから殺気が漏れ出した。
古龍の殺気。それは常人では耐えられないものだ。リシュナの近くにいた者達はたまったものではない。条件反射で剣を取ろうとする者。震え、身をすくませる者。
「母上」
ジェフが呼ぶと、フッと空気が軽くなった。
「ヒナが望むなら、今直ぐにでも魔族領を粉微塵にしてくれよう‥‥だが、あれはそれを望まぬだろう」
「‥‥っ‥‥」
何もできない不甲斐無さに、ジローが拳を握り込んだ。
誰もが口を閉ざしていた空気を揺らしたのは、何故か縁側から食堂へ上がって来たセバスだった。
*
昼近いと言うのに、薄暗い空。その下に広がる広大な森は、どんよりとした霧が流れている。
深い森の中、そびえ立つのは魔族の王が住まう城。その周りには、魔族が住む町並みが昼がる。
ブラックペガサスは迷わず王城へと飛び、城の中庭へと降り立った。
「来い」
ヴァンは地に足をつけると、そのまま歩き出した。その後ろに付き従うヒナ。
「(さて、どうしたもんか)」
隷属の首輪、ぶっちゃけ効いてません。
いや~、セバス達を攻撃しろとか言われたら、どうしようかと思ったぁ!
大人しく捕まったフリをしてみたけど、ブラックペガサス、予想以上に尻と腰が痛くなった。
「(ここ多分、お城だよなぁ)」
歩いていると、様々な種族とすれ違った。
服を着たトカゲっぽい姿の人とか、角の生えてる人とか。
ヴァンがズンズンと廊下の真ん中を進んで行くから、皆避けてるけど。
「?」
おぉう、ヴァンが突然振り返ったぁ! 死んだ魚の目~、死んだ魚の目~。
「ふん!」
少し怪訝そうな顔で見られたが、セーフ! ヴァンはそのまままた歩き出した。
皆、心配してるだろうなぁ。なんとか連絡を入れたいけど‥‥。
「(おっと、止まった。ここは‥‥)」
大きな扉の前で、ヴァンが立ち止まった。そして、ドン! ドン! ドン! と乱暴に扉を叩いた。
ヴァンは返事を待つ事もせずに扉を開けると、そのまま中へと進んでいく。
「何事だ‥‥」
やっぱり、謁見室だったぁ!
王座に座っているのは、ベル。その隣に立っているのは‥‥誰だっけ? 見覚えがあるような‥‥無いような? あ! あれだ! ベルを誑かしたとか言って乗り込んで来た眼鏡!
「ヒナ‥‥?」
おや? ベルは私が来る事を知らなかったのか?
「魔王ベルガシュナードよ! 貴様の時代はここで終わる!」
何か言い出しよったぁ!
「脳筋が上に立つなど、愚の骨頂! これからの時代は、私の様に才溢れる者が統べるべきである!」
あ、あ~、魔王って一番強い者がなるんだっけ。
「ヴァン・グリード‥‥確か、先日の武闘会で下から」
「今はそんな事関係無い!」
つまり、ヴァンは魔王になりたいけど腕っぷしはからっきし、と。ってか、武闘会なんてやってたのねぇ。
「この我から魔王の座を奪いに来たと」
ベルがユラリと立ち上がる。あれは結構怒ってるなぁ。
もしかして、セバスから連絡が行った?
「魔王の座欲しくば、決闘が習わしである。人質とは、どういうつもりだ」
「人質などと卑怯な事はしない。決闘には代理人を立ててはいけないとは書いてありませんからね」
決闘ねぇ。完全実力主義だってリシュナが言ってな。ん? 代理人?
「噂では、コレに負けた事があるとか」
コレって、私か!
自分では勝てない。かと言って、魔族の習わしがある。ならばベルに勝った事がある私を使って‥‥って事か。ほ~ん。
「しかも、こんな獣にご執心とは‥‥」
「貴様!」
さて、連れて来られた理由は分かった。
ベルに何かあったのかと思って大人しく捕まっていたけど、もうそろそろ良いかな?
「ふっ。抵抗しても良いですよ? 貴方の可愛い化け物が傷付くだけですから」
「くっ‥‥」
ちょっと! そこは悩んじゃ駄目でしょうが! 魔王だったら、「逆らう者は、消し炭にしてくれる!」くらい言わないと! まぁ、本当にはやっちゃ駄目だけど。
「さぁ、あの魔王をころ」
ヴァンが振り返った瞬間、ヴァンの身体に鎖が巻き付いた。
「話が長い」
あ、思わず言っちゃった。
「「「な⁉」」」
ベルと眼鏡さんまで驚いてる。
「隷属の首輪があるのに、何故⁉」
「ああ、ごめん。これ、全然効かない」
爪でコンと首輪を突くと、首輪が光りの粒となって消えた。
呪い系とか、精神異常系の物って、定番だよねぇ。だてに十年以上もやり込んでないのよ。対策とかするでしょ。
「因みにその鎖、魔力封じの魔道具だから。蛇に変身は出来ないからね」
あ、ヴァンから魂が抜けた。
放心状態になったヴァンは、あっさりと降伏を宣言。
まったく‥‥やれやれである。
ヒナとヴァンを乗せたブラックペガサスが魔族の領域へと入る頃、島では緊急会議が開かれようとしていた。
「クソが!」
食堂には島の住民が集まり、セバスから連絡を受けたリシュナとジェフも来ていた。
「この島で魔族領に行けないの?」
「行けます。ですが、ここにいる半数は確実に命を落とします」
「魔力か」
魔属領は世界の三分の一を占めているが、交流は殆ど無い。
その為、魔族領の情報は殆ど入って来ないが、一つだけ、子供でも知っている事がある。
魔族領は人の住めない場所だと言う事。
空気中に漂う魔力の量が多く、人族ならば一日で命を落とす。生命力の強いエルフでも、一週間もつかどうかだ。
「魔王は何をやっているんだ?まさか、魔王の命令じゃ‥‥」
「それは、ない」
断言したのは、リシュナだった。
「何故そう言い切れるんだ」
「ヒナをこの島から攫う意味が無い」
魔王ベルガシュナードが島に来る理由は、畑仕事と言う名の気分転換と、食べ物だ。
ヒナを攫ったとして、目的は? 畑でも作らせるというのか。
「それに、やるなら自らの手でやるだろう」
ますます謎が深まり、皆の顔が曇る。
「あのぉ・・・」
恐る恐る手を上げたのは、キャロルだった。
「隷属の首輪って、何ですか?」
「随分と昔の事だから、キャロルは知らないか」
「人族と獣人族の戦争は知ってるわよね?」
「うん」
長い大戦の中、身体能力で劣る人族が開発した魔道具が隷属の首輪だ。
一度首にはめてしまえば、強制的に主人の言う事に逆らえなくなる。精神を支配する事も可能で、万が一反抗すれば、激痛が全身に走る。最悪、死に至る。
獣人は見目麗しい者が多く、奴隷として捕まえられた獣人の末路は悲惨の一言だった。
「そんな‥‥」
「獣人の強制奴隷が廃止された時に、それぞれの国が廃棄したはず‥‥」
「馬鹿はどこにでもいるって事よね」
「ヒナ‥‥」
「俺達に出来る事は無いのか?」
ヒナが連れていかれてしまい、追いかける事も出来ない。
「我等ならば、魔族領でも活動できる」
皆の視線がジェフに集まった。最強種と呼ばれる古龍であれば、魔族領でも問題は無い。
「‥‥我が一族ならば死ぬ事はないだろう。だが、それは魔族と戦争になると言う事。一族を統べる者として、許可できない」
「あんた、ヒナを可愛がってたんじゃないのか!」
ジローが叫んだ瞬間、リシュナから殺気が漏れ出した。
古龍の殺気。それは常人では耐えられないものだ。リシュナの近くにいた者達はたまったものではない。条件反射で剣を取ろうとする者。震え、身をすくませる者。
「母上」
ジェフが呼ぶと、フッと空気が軽くなった。
「ヒナが望むなら、今直ぐにでも魔族領を粉微塵にしてくれよう‥‥だが、あれはそれを望まぬだろう」
「‥‥っ‥‥」
何もできない不甲斐無さに、ジローが拳を握り込んだ。
誰もが口を閉ざしていた空気を揺らしたのは、何故か縁側から食堂へ上がって来たセバスだった。
*
昼近いと言うのに、薄暗い空。その下に広がる広大な森は、どんよりとした霧が流れている。
深い森の中、そびえ立つのは魔族の王が住まう城。その周りには、魔族が住む町並みが昼がる。
ブラックペガサスは迷わず王城へと飛び、城の中庭へと降り立った。
「来い」
ヴァンは地に足をつけると、そのまま歩き出した。その後ろに付き従うヒナ。
「(さて、どうしたもんか)」
隷属の首輪、ぶっちゃけ効いてません。
いや~、セバス達を攻撃しろとか言われたら、どうしようかと思ったぁ!
大人しく捕まったフリをしてみたけど、ブラックペガサス、予想以上に尻と腰が痛くなった。
「(ここ多分、お城だよなぁ)」
歩いていると、様々な種族とすれ違った。
服を着たトカゲっぽい姿の人とか、角の生えてる人とか。
ヴァンがズンズンと廊下の真ん中を進んで行くから、皆避けてるけど。
「?」
おぉう、ヴァンが突然振り返ったぁ! 死んだ魚の目~、死んだ魚の目~。
「ふん!」
少し怪訝そうな顔で見られたが、セーフ! ヴァンはそのまままた歩き出した。
皆、心配してるだろうなぁ。なんとか連絡を入れたいけど‥‥。
「(おっと、止まった。ここは‥‥)」
大きな扉の前で、ヴァンが立ち止まった。そして、ドン! ドン! ドン! と乱暴に扉を叩いた。
ヴァンは返事を待つ事もせずに扉を開けると、そのまま中へと進んでいく。
「何事だ‥‥」
やっぱり、謁見室だったぁ!
王座に座っているのは、ベル。その隣に立っているのは‥‥誰だっけ? 見覚えがあるような‥‥無いような? あ! あれだ! ベルを誑かしたとか言って乗り込んで来た眼鏡!
「ヒナ‥‥?」
おや? ベルは私が来る事を知らなかったのか?
「魔王ベルガシュナードよ! 貴様の時代はここで終わる!」
何か言い出しよったぁ!
「脳筋が上に立つなど、愚の骨頂! これからの時代は、私の様に才溢れる者が統べるべきである!」
あ、あ~、魔王って一番強い者がなるんだっけ。
「ヴァン・グリード‥‥確か、先日の武闘会で下から」
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「話が長い」
あ、思わず言っちゃった。
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ベルと眼鏡さんまで驚いてる。
「隷属の首輪があるのに、何故⁉」
「ああ、ごめん。これ、全然効かない」
爪でコンと首輪を突くと、首輪が光りの粒となって消えた。
呪い系とか、精神異常系の物って、定番だよねぇ。だてに十年以上もやり込んでないのよ。対策とかするでしょ。
「因みにその鎖、魔力封じの魔道具だから。蛇に変身は出来ないからね」
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