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最終話 そして物語は続いていく‥‥かも?
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最終話 そして物語は続いていく‥‥かも?
春になれば、お花見だよね!
「空は晴天。桜は満開、と」
そろそろ皆が集まり始める頃かな。
「今日もバッチリ、撮るからねぇ~!」
空中でクルクルと飛び回るツバキ。
「程々にね」
「は~い!」
いまいち信用できないが、思い出として残せるのはありがたい。
「ヒナ様~!」
「お、来たね」
最初にやって来たのは、白菊とコウの姉弟だ。
二人には年が明ける少し前に、通信イヤーカフスと転移石を渡した。白菊がストーカーになるのでは? と周りから心配されたが、意外と節度を保ってくれているので安心している。
コウによると、「ヒナ様に嫌われたら、生きていけないから」と我慢しているらしい。
「舞台用意してみたけど、これで大丈夫?」
白菊が舞いを披露してくれるらしいので、神社にあるような神楽の舞台を作ってみた。
「とっても素敵です!」
白菊さん、私のお腹に顔を埋めたままでは、見えていないと思うけどね。
「これ、ヒノモトの殿様から」
コウが狸の置物が持っているような酒瓶を渡してきた。
お殿様には会った事は無い。私に会いたいと言ってくれているらしいが、何故か白菊が首を縦に振らないのだとか。
お正月に、お殿様が「大きな白い猫がいても騒がないように」的なお触れを出してくれたおかげで、ヒノモトの街中でも元の姿のまま歩けるようになった。
「ありがとう。今度、ちゃんとお礼をしに」
「あんな男、放っておけば良いのです!」
ギュッと私に抱き着く白菊。
この反応。もしかして‥‥。
「コウ。もしかして白菊とお殿様‥‥」
白菊に聞こえないようにこそっとコウに聞いてみた。
「あ~‥‥ないな」
コウはかなり残念そうに、首を横に振った。
「‥‥‥早く嫁いでほしい‥‥」
遠い目をするコウ。彼は転移石を渡してから、白菊に内緒で結構頻繁に島に来ている。と言うか、既にコウの部屋もあるのだが、白菊には内緒にしてほしいと頼まれている。
早めに言った方が良いよと言ってはいるが、「ここだけが、俺が唯一心休まる場所なんだよ‥‥」と遠い目をされたので、そっとしておく事にした。
「ヒナ!」
呼ばれて振り返ると、ジローとクレスだった。
「頼まれた物持って来たけど、こんなデッカイ傘、何に使うんだ?」
ジローが担いで来たのは、大きな和傘。直径二メートルの野点用傘だ。
神楽舞台の横に毛氈を敷いて、お茶の準備をしてある。傘を持ってくるのを忘れたので、ジローにお願いしてあった。
「ありがとう! こっちにお願い」
地面に直接刺す‥‥のは止めて、スタンドを設置した。これで、全部整ったかな?
「良い酒の匂いがするのぉ」
そう言って現れたのは、リシュナだ。
「お邪魔します。こちら、よろしければ」
「ジェフさん! ありがとうございます!」
ジェフさんが大皿に乗った美味しそうな料理を持って来てくれた。
そろそろ皆が集まりそうなので、テーブルの上に料理を並べていく。
「「「ふぉっふぉっふぉっ」」」
「お前さんは小さい頃から――」
「お前さんこそ昔から――」
三婆、ノナさん、賢者さんも来たか。なんだかんだ言いながら、仲が良さそうで微笑ましい。
ガーゴ夫妻も到着し、猫達やポチ、ナーブも参加。アヌリとキャロルも今日は冒険をお休みして準備を手伝ってくれた。
「ヒナ様、皆様お見えになりました」
セバスの声で鳥居の方を見ると、懐かしい顔が揃っていた。
「ヒナちゃん!」
「ぐふっ!」
鳩尾に久しぶりの衝撃!
「王妃様、お久しぶりです」
メリル・アレストロ。アレストロ王国の王妃様だ。会うのは二年ぶりくらいか。
「もう! もう!」
「母上、気持ちは分かりますが、ヒナが苦しそうですよ」
「ヴァイスも久しぶり」
「ああ」
セバスにお願いして、二人をお花見に誘った。勿論、王様抜きで。
少し大人っぽくなったヴァイス。相変わらずのキラキラ王子っぷりだ。
「ヒナ」
懐かしい声が聞こえてきた。
「ネネル! 来てくれたんだ!」
ネネルは、人魚の薬師さん。人族になる薬が作れる、ちょっとポヤンとしているが優しい青年だ。
「会えて、嬉しい」
「私も嬉しいよ! って、凄い荷物だね?」
ネネルはコールさんの様な大きなリュックを背負っていた。
「下宿‥‥僕も」
「嬉しいけど、大丈夫なの?」
ネネルは人魚の貧民街にいる薬師さん。彼がいなくなると、困る人達が大勢いるはず。
「大丈夫。セバスさんから、貰った」
ネネルがイヤーカフスと、ネックレスに付けられた転移石を見せてくれた。
「お迎えにあがった際、どうしてもとお願いされました」
セバスが私以外からのお願いを、しかも島に来るお願いを聞き入れるとは!
「戻る時は、海の物、お土産にするから」
「ん?」
「これで何時でも、海産物が手に入りますね」
純粋キラキラ笑顔のネネルと、満足そうに微笑むセバス。まぁ、いいか!
そう言えば、お願いしておいてなんだけど、セバスはどうやってネネルの所へ行ったんだろう? まさか‥‥人魚に⁉ ちょっと見てみたいかも。
「ヒナ様」
妄想しかけた所で、セバスの顔がドアップで迫って来た。思わず、ビクッとなった。近いよ!
「魔王が来ましたよ」
セバスが笑顔で言った。でも、目の奥が笑ってない!
「あ、はい‥‥」
それしか言えませんでした。
神社の境内を見渡すと、準備を手伝ってくれていたエストの姿も見える。
かなりの大所帯!
「お前さんが来ないと、始まらないだろ」
ジローに右手を取られた。
「ちょっと! 独り占め禁止よ、この脳筋エルフ!」
そして、左手はクレスに。
「誰が脳筋だ!」
「あんたよ、あんた!」
満開の桜。ひらひらと舞い踊る花弁。
この世界に突然放り出された時はどうしようかと思ったけど、色々な人達と出会い、別れ‥‥。
「仲良しさんだねぇ」
「「違う!」」
一発殴ってやろうと思っていた女神には、デコピンで許してあげようかな、くらいに思えるようにはなったかな。
「はいはい。そんじゃ、乾杯するよ!」
これからの人生‥‥いや、猫生、異世界を楽しみます!
*
「ん‥‥」
目が覚めると、見慣れた天井だった。
「良い夢でも見られましたか?」
柔らかいセバスの声。
「とっても、懐かしい夢だったよ」
ゆっくりと身体を起こすと、セバスがクッションで背中を支えてくれた。
まるで私を取り囲むように眠るコマ達を見て、思わず笑みがこぼれる。
「ああ、戻ったようですよ」
セバスの言葉に窓の外に目を向けると、大きな黒いドラゴンが大きな翼を広げていた。
ドラゴンは地面に降り立つ寸前に、その姿を青年へと変える。
青年は私に気が付くと、ほっとしたような笑顔で手を振った。
「ふふ‥‥まだまだ子供だねぇ」
騒がしくも笑顔溢れる幾百の季節が過ぎ、静かで穏やかな風が島に流れる。
春の柔らかい風が頬を撫でると、瞼が重くなってきた。
クッションに身を預けると、身じろぎしたコマが私の手に頬をすり寄せた。
「‥‥あぁ、幸せだったなぁ」
セバスがそっと私の手を握る。
「私も‥‥私も、ヒナ様にお仕えできて、幸せでした」
私が逝ったら、魂はどちらに帰るのだろうか?
もし‥‥もしも願いが叶うなら‥‥‥。
ヒナとコマ達の身体が淡く光り始める。
部屋に入って来た青年が慌ててヒナの傍へと駆け寄ると、待っていたかの様に光が強くなり、徐々にその身体が光りの粒子になっていく。
そして、ふわり、と風に溶けていった。
*
ヤマタノオロチが封印された神社の狛猫が苔むし、大きな白猫が住む空の島の絵本がおとぎ話になった頃。
木々生い茂る森の中、木陰に置かれた小さな籠から、可愛らしい寝息が聞こえて来る。
「やっと、お会いできましたね」
そっと籠ごと抱き上げると、むにゃり、と薄桃色の子猫が身じろぎをした。
ゆっくりと、その瞼が開かれて行く。
長い、長い日々。ひと時も忘れた事が無い。
「ミニャーーーーーーーーーーーー!!」
パチリと目が合った瞬間、子猫が驚きの声を上げた。
「おやおや、お元気そうで何よりです」
困惑八割、驚き二割と言ったところでしょうか。
良かった‥‥私は、信じていましたよ。
「では、参りましょうか」
このような所にいつまでもいる必要はない。さっさと転移石を発動させた。
「私達の家へ」
今度こそ、ずっとお傍におります。
* 書籍化決定のご報告直後に、最終話になってしまいました!
私の拙い物語にお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
春になれば、お花見だよね!
「空は晴天。桜は満開、と」
そろそろ皆が集まり始める頃かな。
「今日もバッチリ、撮るからねぇ~!」
空中でクルクルと飛び回るツバキ。
「程々にね」
「は~い!」
いまいち信用できないが、思い出として残せるのはありがたい。
「ヒナ様~!」
「お、来たね」
最初にやって来たのは、白菊とコウの姉弟だ。
二人には年が明ける少し前に、通信イヤーカフスと転移石を渡した。白菊がストーカーになるのでは? と周りから心配されたが、意外と節度を保ってくれているので安心している。
コウによると、「ヒナ様に嫌われたら、生きていけないから」と我慢しているらしい。
「舞台用意してみたけど、これで大丈夫?」
白菊が舞いを披露してくれるらしいので、神社にあるような神楽の舞台を作ってみた。
「とっても素敵です!」
白菊さん、私のお腹に顔を埋めたままでは、見えていないと思うけどね。
「これ、ヒノモトの殿様から」
コウが狸の置物が持っているような酒瓶を渡してきた。
お殿様には会った事は無い。私に会いたいと言ってくれているらしいが、何故か白菊が首を縦に振らないのだとか。
お正月に、お殿様が「大きな白い猫がいても騒がないように」的なお触れを出してくれたおかげで、ヒノモトの街中でも元の姿のまま歩けるようになった。
「ありがとう。今度、ちゃんとお礼をしに」
「あんな男、放っておけば良いのです!」
ギュッと私に抱き着く白菊。
この反応。もしかして‥‥。
「コウ。もしかして白菊とお殿様‥‥」
白菊に聞こえないようにこそっとコウに聞いてみた。
「あ~‥‥ないな」
コウはかなり残念そうに、首を横に振った。
「‥‥‥早く嫁いでほしい‥‥」
遠い目をするコウ。彼は転移石を渡してから、白菊に内緒で結構頻繁に島に来ている。と言うか、既にコウの部屋もあるのだが、白菊には内緒にしてほしいと頼まれている。
早めに言った方が良いよと言ってはいるが、「ここだけが、俺が唯一心休まる場所なんだよ‥‥」と遠い目をされたので、そっとしておく事にした。
「ヒナ!」
呼ばれて振り返ると、ジローとクレスだった。
「頼まれた物持って来たけど、こんなデッカイ傘、何に使うんだ?」
ジローが担いで来たのは、大きな和傘。直径二メートルの野点用傘だ。
神楽舞台の横に毛氈を敷いて、お茶の準備をしてある。傘を持ってくるのを忘れたので、ジローにお願いしてあった。
「ありがとう! こっちにお願い」
地面に直接刺す‥‥のは止めて、スタンドを設置した。これで、全部整ったかな?
「良い酒の匂いがするのぉ」
そう言って現れたのは、リシュナだ。
「お邪魔します。こちら、よろしければ」
「ジェフさん! ありがとうございます!」
ジェフさんが大皿に乗った美味しそうな料理を持って来てくれた。
そろそろ皆が集まりそうなので、テーブルの上に料理を並べていく。
「「「ふぉっふぉっふぉっ」」」
「お前さんは小さい頃から――」
「お前さんこそ昔から――」
三婆、ノナさん、賢者さんも来たか。なんだかんだ言いながら、仲が良さそうで微笑ましい。
ガーゴ夫妻も到着し、猫達やポチ、ナーブも参加。アヌリとキャロルも今日は冒険をお休みして準備を手伝ってくれた。
「ヒナ様、皆様お見えになりました」
セバスの声で鳥居の方を見ると、懐かしい顔が揃っていた。
「ヒナちゃん!」
「ぐふっ!」
鳩尾に久しぶりの衝撃!
「王妃様、お久しぶりです」
メリル・アレストロ。アレストロ王国の王妃様だ。会うのは二年ぶりくらいか。
「もう! もう!」
「母上、気持ちは分かりますが、ヒナが苦しそうですよ」
「ヴァイスも久しぶり」
「ああ」
セバスにお願いして、二人をお花見に誘った。勿論、王様抜きで。
少し大人っぽくなったヴァイス。相変わらずのキラキラ王子っぷりだ。
「ヒナ」
懐かしい声が聞こえてきた。
「ネネル! 来てくれたんだ!」
ネネルは、人魚の薬師さん。人族になる薬が作れる、ちょっとポヤンとしているが優しい青年だ。
「会えて、嬉しい」
「私も嬉しいよ! って、凄い荷物だね?」
ネネルはコールさんの様な大きなリュックを背負っていた。
「下宿‥‥僕も」
「嬉しいけど、大丈夫なの?」
ネネルは人魚の貧民街にいる薬師さん。彼がいなくなると、困る人達が大勢いるはず。
「大丈夫。セバスさんから、貰った」
ネネルがイヤーカフスと、ネックレスに付けられた転移石を見せてくれた。
「お迎えにあがった際、どうしてもとお願いされました」
セバスが私以外からのお願いを、しかも島に来るお願いを聞き入れるとは!
「戻る時は、海の物、お土産にするから」
「ん?」
「これで何時でも、海産物が手に入りますね」
純粋キラキラ笑顔のネネルと、満足そうに微笑むセバス。まぁ、いいか!
そう言えば、お願いしておいてなんだけど、セバスはどうやってネネルの所へ行ったんだろう? まさか‥‥人魚に⁉ ちょっと見てみたいかも。
「ヒナ様」
妄想しかけた所で、セバスの顔がドアップで迫って来た。思わず、ビクッとなった。近いよ!
「魔王が来ましたよ」
セバスが笑顔で言った。でも、目の奥が笑ってない!
「あ、はい‥‥」
それしか言えませんでした。
神社の境内を見渡すと、準備を手伝ってくれていたエストの姿も見える。
かなりの大所帯!
「お前さんが来ないと、始まらないだろ」
ジローに右手を取られた。
「ちょっと! 独り占め禁止よ、この脳筋エルフ!」
そして、左手はクレスに。
「誰が脳筋だ!」
「あんたよ、あんた!」
満開の桜。ひらひらと舞い踊る花弁。
この世界に突然放り出された時はどうしようかと思ったけど、色々な人達と出会い、別れ‥‥。
「仲良しさんだねぇ」
「「違う!」」
一発殴ってやろうと思っていた女神には、デコピンで許してあげようかな、くらいに思えるようにはなったかな。
「はいはい。そんじゃ、乾杯するよ!」
これからの人生‥‥いや、猫生、異世界を楽しみます!
*
「ん‥‥」
目が覚めると、見慣れた天井だった。
「良い夢でも見られましたか?」
柔らかいセバスの声。
「とっても、懐かしい夢だったよ」
ゆっくりと身体を起こすと、セバスがクッションで背中を支えてくれた。
まるで私を取り囲むように眠るコマ達を見て、思わず笑みがこぼれる。
「ああ、戻ったようですよ」
セバスの言葉に窓の外に目を向けると、大きな黒いドラゴンが大きな翼を広げていた。
ドラゴンは地面に降り立つ寸前に、その姿を青年へと変える。
青年は私に気が付くと、ほっとしたような笑顔で手を振った。
「ふふ‥‥まだまだ子供だねぇ」
騒がしくも笑顔溢れる幾百の季節が過ぎ、静かで穏やかな風が島に流れる。
春の柔らかい風が頬を撫でると、瞼が重くなってきた。
クッションに身を預けると、身じろぎしたコマが私の手に頬をすり寄せた。
「‥‥あぁ、幸せだったなぁ」
セバスがそっと私の手を握る。
「私も‥‥私も、ヒナ様にお仕えできて、幸せでした」
私が逝ったら、魂はどちらに帰るのだろうか?
もし‥‥もしも願いが叶うなら‥‥‥。
ヒナとコマ達の身体が淡く光り始める。
部屋に入って来た青年が慌ててヒナの傍へと駆け寄ると、待っていたかの様に光が強くなり、徐々にその身体が光りの粒子になっていく。
そして、ふわり、と風に溶けていった。
*
ヤマタノオロチが封印された神社の狛猫が苔むし、大きな白猫が住む空の島の絵本がおとぎ話になった頃。
木々生い茂る森の中、木陰に置かれた小さな籠から、可愛らしい寝息が聞こえて来る。
「やっと、お会いできましたね」
そっと籠ごと抱き上げると、むにゃり、と薄桃色の子猫が身じろぎをした。
ゆっくりと、その瞼が開かれて行く。
長い、長い日々。ひと時も忘れた事が無い。
「ミニャーーーーーーーーーーーー!!」
パチリと目が合った瞬間、子猫が驚きの声を上げた。
「おやおや、お元気そうで何よりです」
困惑八割、驚き二割と言ったところでしょうか。
良かった‥‥私は、信じていましたよ。
「では、参りましょうか」
このような所にいつまでもいる必要はない。さっさと転移石を発動させた。
「私達の家へ」
今度こそ、ずっとお傍におります。
* 書籍化決定のご報告直後に、最終話になってしまいました!
私の拙い物語にお付き合いくださり、本当にありがとうございました!
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