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フィテアトル編
ジャミアの正体は?
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「あら~~ベルちゃん女の子に興味があるんですか? いけない子ですわね~~」
「ち、ち、ち、違いますよ!! そんな格好されたら見てるこっちも恥ずかしいってことですよ!!」
「そっちの気があるならあるって言ってくれればいいんですよ、うりうり」
と完全に悪ノリした笑みでシンクレアがベルの背中を小突いてくる。
それを見て困惑した幸乃が固まっていると兎耳のリルカが2人にココアを注いでくれた。
「シンクレアさんも、楽しく接せる仲間がいて嬉しいみたい、我慢してあげてね……」
「まあ、そうだね」
やがてゴズロリのメイド服に仮装したシャレーやヴァンパイアに仮装したヴェラッティもその姿を見せる。
さらに灰色のロングヘアーでベルと同じくらいの背丈、ジャミア・アルウェイもお姫様のような白い聖徒なワンピースの姿になり、そのかわいさにだれしも心が奪われた。
食事会もあるようで果物と生クリームがてんこ盛りに入ったクレープ、ハーブの入ったクッキーなど、この国では高級品に相当する様なお菓子が並ばれ、幸乃達はつかの間の穏やかな時間を過ごす。そんな中で幸乃は話しかける。
「皇帝さん?」
「なんだい?」
「なんか楽しすぎてこの前の死闘が嘘みたい、っていうか今この街が危機っていう感じじゃないよね……、本当に大丈夫なの?市民達の準備とか」
果たしてこの街は大丈夫なのだろうか?
もしもの防衛面で不安になった幸乃は自分にやるべきことがないか彼に聞いてみた、すると次の言葉が返ってきた。
「それは大丈夫だよ、そういう準備は昔っから国ぐるみで着々とやってある、そういうのは急いでやったところで遅いんだよ」
正論といえば正論だった。
また、彼は語り始める。ここでは歴史的に民達が集まって楽しむということが無かった、特に最初に 市民たちは侵略者がこの街に迫っているという雰囲気が強くなりピリピリした空気が漂っていた。
また、貴族達は派閥間でギスギスしていがみ合うことも多く、険悪な関係が続いていた。
だからこんなイベントで楽しむような事がしたいとヴェラッティは考えていた。
それにまた冥王軍のような侵略者が現れてこの街が戦場、廃墟になりそうしたらもう市民達が楽しむような行事ができなくなるかもしれない。
だから今を楽しみたいのであった。
「う、ちょっとトイレ……」
そう囁いたのはジャミアだった、彼はすぐにトイレを見つけて何故か迷った挙句女子トイレへ行こうとする。
するとシンクレアはジャミアに無言で素早く近づき背後から首根っこをつかみ始める、そして大人しくもどこか殺気を帯びた口調で言い放つ。
「ジャミアさん、確かにここは楽しむ場です、しかし法律を破っていいわけではないです、3皇戦の代表が覗きで逮捕されたという前例は例がありません、処刑しますわよ……」
「い、嫌でもこんな服装で男子トイレなんか行ったら逆に怪しまれちゃうよ!!」
ジャミアはわたわたと
「だめです、下手したら変態行為ですわよあなた」
「え……、どういうことなのこれ……」
シンクレアの質問の意図が分からずおろおろとする幸乃。
「とにかく入るべきトイレを変えてください、通報しますわよ!!」
「ちょ、今この状態でそれはやめて!!」
シンクレアはジャミアのお腹をぽこぽこと軽く痛くない強さで殴りながら強く言い放つ。
幸乃は話の内容がつかめずしどろもどろになり始める。
「ああ幸乃さんしどろもどろになるのも無理はないですわね、話がつかめるように簡単に説明します、実はジャミア、男の子なんです」
「男の子? ってえええええええええええええええ???」
もう一度幸乃はジャミアを見てみる、灰色のロングヘアーは髪の毛がさらさらしていてしっかり手入れされているのがよくわかる。
メイド服はジャミアのほっそりした体形によく似合っている、ミニスカートからせている脚も、少し筋肉質に見えるが毛深くはなく女の子の足にしか見えなかった。
「しょうがない、本当のことを言うよ。そうだよ、僕は男の子だよ」
「ふーん、男の子……ってえーっ」
幸乃がその言葉に驚愕する。確かに女の子とは1度も言ってなかった、しかしどう見ても女の子にしか見えなかったので女の子と思い込んでいたのである。
「もしも僕がアイドルとして認められなかったら」
「僕は実家の肉屋を継がされることになっちゃうんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ま、まあね……
「もう僕は体が覚えているんだよ、分かる?鶏肉を裁く時のあの動き!!」
するとジャミアは鶏肉を裁く時の動きをまねする。
そう、家の取り決めになっていた、あと5年間でジャミアの女の子への変身が受け入れられなかったら女の子としての変装を取り消し、実家の肉屋を継ぐということだった。なのでこの姿をみんなに認められるようコスプレや冒険者、さまざまな方向で活動しているということだった。
「まあ、やりたいようにやんなよ、私もそうだし、それだったら私も応援するよ!!」
「うん、ありがとう、僕頑張るから!!」
幸乃は悩んでいたジャミアを励まし右手を差し伸べる。ジャミアは喜んで幸乃の右手を両手で握りしめる
幸乃がアイドルを目指しているのもそうだった、最初は好奇心から始めた、やってみたいからそれがみんなに認められ始めてここにいる、ジャミアもそんな想いを忘れないでほしい、そんな気持ちを込めて言葉をかけた。
「あのう、みなさんこれ食べませんか?おいしいですよ!!」
リルカが好物のドーナツをここにいる人数分屋台から買ってくる。
そしてまず幸乃に渡す、どれどれ?と幸乃は一口ドーナツを食べて始める。
味は揚げ立てで外は砂糖で固めていてカリっとしていて中はふわふわしていた。
「おいしいよこれ」
「でしょでしょ!!」
幸乃がそのおいしさに驚くとリルカが同調する、そして今度はジャミアにもそのドーナツを渡す。そしてそのドーナツをジャミアにも分けた。
「本当だ、美味しいじゃん!!」
そしてベルやシンクレアにもドーナツを渡す。2人もみんながおいしいと言っている事を見てすぐに手にとり口に入れる。
「はい、おいしいですね」
「そうですわ、いい味ですね」
ここにいる全員がおいしいと感じた、そして一気に雰囲気が明るくなる。
その後、幸乃達はコスプレを楽しんだり、いろいろな市民の方々と与太話、世間話を行ったりした。
そして夕方になりパーティーはお開き、各自別れの時間になる。
幸乃達は2日後に控えている3皇戦3試合目、絶対に勝つことを約束してこの場を去った。
「ち、ち、ち、違いますよ!! そんな格好されたら見てるこっちも恥ずかしいってことですよ!!」
「そっちの気があるならあるって言ってくれればいいんですよ、うりうり」
と完全に悪ノリした笑みでシンクレアがベルの背中を小突いてくる。
それを見て困惑した幸乃が固まっていると兎耳のリルカが2人にココアを注いでくれた。
「シンクレアさんも、楽しく接せる仲間がいて嬉しいみたい、我慢してあげてね……」
「まあ、そうだね」
やがてゴズロリのメイド服に仮装したシャレーやヴァンパイアに仮装したヴェラッティもその姿を見せる。
さらに灰色のロングヘアーでベルと同じくらいの背丈、ジャミア・アルウェイもお姫様のような白い聖徒なワンピースの姿になり、そのかわいさにだれしも心が奪われた。
食事会もあるようで果物と生クリームがてんこ盛りに入ったクレープ、ハーブの入ったクッキーなど、この国では高級品に相当する様なお菓子が並ばれ、幸乃達はつかの間の穏やかな時間を過ごす。そんな中で幸乃は話しかける。
「皇帝さん?」
「なんだい?」
「なんか楽しすぎてこの前の死闘が嘘みたい、っていうか今この街が危機っていう感じじゃないよね……、本当に大丈夫なの?市民達の準備とか」
果たしてこの街は大丈夫なのだろうか?
もしもの防衛面で不安になった幸乃は自分にやるべきことがないか彼に聞いてみた、すると次の言葉が返ってきた。
「それは大丈夫だよ、そういう準備は昔っから国ぐるみで着々とやってある、そういうのは急いでやったところで遅いんだよ」
正論といえば正論だった。
また、彼は語り始める。ここでは歴史的に民達が集まって楽しむということが無かった、特に最初に 市民たちは侵略者がこの街に迫っているという雰囲気が強くなりピリピリした空気が漂っていた。
また、貴族達は派閥間でギスギスしていがみ合うことも多く、険悪な関係が続いていた。
だからこんなイベントで楽しむような事がしたいとヴェラッティは考えていた。
それにまた冥王軍のような侵略者が現れてこの街が戦場、廃墟になりそうしたらもう市民達が楽しむような行事ができなくなるかもしれない。
だから今を楽しみたいのであった。
「う、ちょっとトイレ……」
そう囁いたのはジャミアだった、彼はすぐにトイレを見つけて何故か迷った挙句女子トイレへ行こうとする。
するとシンクレアはジャミアに無言で素早く近づき背後から首根っこをつかみ始める、そして大人しくもどこか殺気を帯びた口調で言い放つ。
「ジャミアさん、確かにここは楽しむ場です、しかし法律を破っていいわけではないです、3皇戦の代表が覗きで逮捕されたという前例は例がありません、処刑しますわよ……」
「い、嫌でもこんな服装で男子トイレなんか行ったら逆に怪しまれちゃうよ!!」
ジャミアはわたわたと
「だめです、下手したら変態行為ですわよあなた」
「え……、どういうことなのこれ……」
シンクレアの質問の意図が分からずおろおろとする幸乃。
「とにかく入るべきトイレを変えてください、通報しますわよ!!」
「ちょ、今この状態でそれはやめて!!」
シンクレアはジャミアのお腹をぽこぽこと軽く痛くない強さで殴りながら強く言い放つ。
幸乃は話の内容がつかめずしどろもどろになり始める。
「ああ幸乃さんしどろもどろになるのも無理はないですわね、話がつかめるように簡単に説明します、実はジャミア、男の子なんです」
「男の子? ってえええええええええええええええ???」
もう一度幸乃はジャミアを見てみる、灰色のロングヘアーは髪の毛がさらさらしていてしっかり手入れされているのがよくわかる。
メイド服はジャミアのほっそりした体形によく似合っている、ミニスカートからせている脚も、少し筋肉質に見えるが毛深くはなく女の子の足にしか見えなかった。
「しょうがない、本当のことを言うよ。そうだよ、僕は男の子だよ」
「ふーん、男の子……ってえーっ」
幸乃がその言葉に驚愕する。確かに女の子とは1度も言ってなかった、しかしどう見ても女の子にしか見えなかったので女の子と思い込んでいたのである。
「もしも僕がアイドルとして認められなかったら」
「僕は実家の肉屋を継がされることになっちゃうんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ま、まあね……
「もう僕は体が覚えているんだよ、分かる?鶏肉を裁く時のあの動き!!」
するとジャミアは鶏肉を裁く時の動きをまねする。
そう、家の取り決めになっていた、あと5年間でジャミアの女の子への変身が受け入れられなかったら女の子としての変装を取り消し、実家の肉屋を継ぐということだった。なのでこの姿をみんなに認められるようコスプレや冒険者、さまざまな方向で活動しているということだった。
「まあ、やりたいようにやんなよ、私もそうだし、それだったら私も応援するよ!!」
「うん、ありがとう、僕頑張るから!!」
幸乃は悩んでいたジャミアを励まし右手を差し伸べる。ジャミアは喜んで幸乃の右手を両手で握りしめる
幸乃がアイドルを目指しているのもそうだった、最初は好奇心から始めた、やってみたいからそれがみんなに認められ始めてここにいる、ジャミアもそんな想いを忘れないでほしい、そんな気持ちを込めて言葉をかけた。
「あのう、みなさんこれ食べませんか?おいしいですよ!!」
リルカが好物のドーナツをここにいる人数分屋台から買ってくる。
そしてまず幸乃に渡す、どれどれ?と幸乃は一口ドーナツを食べて始める。
味は揚げ立てで外は砂糖で固めていてカリっとしていて中はふわふわしていた。
「おいしいよこれ」
「でしょでしょ!!」
幸乃がそのおいしさに驚くとリルカが同調する、そして今度はジャミアにもそのドーナツを渡す。そしてそのドーナツをジャミアにも分けた。
「本当だ、美味しいじゃん!!」
そしてベルやシンクレアにもドーナツを渡す。2人もみんながおいしいと言っている事を見てすぐに手にとり口に入れる。
「はい、おいしいですね」
「そうですわ、いい味ですね」
ここにいる全員がおいしいと感じた、そして一気に雰囲気が明るくなる。
その後、幸乃達はコスプレを楽しんだり、いろいろな市民の方々と与太話、世間話を行ったりした。
そして夕方になりパーティーはお開き、各自別れの時間になる。
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