崩壊寸前のどん底冒険者ギルドに加入したオレ、解散の危機だろうと仲間と共に友情努力勝利で成り上がり

イミヅカ

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第十四話 女王への叛逆

新メンバー!

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「…………えぇぇぇぇぇぇ~~~~ッ⁉︎」
 いきなり素っ頓狂な声を出したのはベアンたちだ。
「マジッスか! デカちゃん辞めちゃうんッスか⁉︎」
「ちょちょ、ちょっと待ってや! そんなことを今まで話しとったことあったか⁉︎」
 しかし三人とは反対に、オータムは少し寂しげに笑った。
「フッ……そうか。なんとなくだけと、わかっていたよ。君がそう言うとは、ね。理由を聞いてもいいかい?」
「はい。……でも、大した話じゃないですよ」
「ははは。構わないさ。……それは僕だけじゃない、ここにいるみんなが聞きたいんじゃないかな」
 そう言われてフローレンスは周囲を見回した。
 唖然としたまま固唾を飲むベアンたち、反対にはニコニコ笑っているビレジさんやナガレたちがいる。
 全部全部、彼女にとって大切な思い出だ。

「そうですね……わかりました。自分で言うのもなんですけど、ネガティブな理由じゃないと思うんです。私、キラキラした女の子になりたくてここに入って、それで頑張っていました」
「うんうん」
 オータムは相槌を打って、続きを促してくる。フローレンスはニコリと笑った。
「でも、キラキラした女の子って、ただアイドルになって、みんなから歓声を浴びて、みんなを幸せにするだけじゃないって思えたんです」
「……ほう?」
「誰かのために、仲間のために、強大な困難にも全力でぶち当たる。怯んで怯えて足がすくんでも、絶対に諦めない。見た目も私みたいに悪いし、そこまで強くないから勇敢で無謀で……。でも私にとって、そんな姿こそ最高に泥臭く、最高に輝いた姿に見えたんです」
(一体誰のことかしらね~)
(さぁ? 分かんねえなぁ)
(そうですよね。確かにオレたちは見た目も悪いしそこまで強くないけど、輝いてはないよな)
(光ってるのはタネツの頭だけよね~)
(バカタレ、これは剃ってんだよ。ハゲじゃねえよ! 自分から剃ってんの!)
(…………いやマジですか。まさかボケですか?)
 ピンと来ていないバッファロー組。サニーは半分困惑半分引いた目をしている。
「私もそんなふうになりたいと思いました。なのでその人たちの仲間にしてもらおうと思ってるんです。…………ねぇ、ナガレさん」
「おう! そうだな! …………って、はい?」
 突然フローレンスが、さも当然のようにナガレの方を向いた。そしてペコリと頭を下げる。

「ナガレさん! タネツさん! ヒズマさん! ……あと、ハニーさん、でしたっけ? 私を……バッファロー冒険者ギルドに入れてください!」
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