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第二十八話 正義の羽音
特訓の後も特訓!
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「あらら、行っちゃった」
「……それで、今日もやるのか」
ジョーは木陰で腕を組む。ナガレはバッグから、いつもよりずっと大きな金属製の水筒と、別の何かを取り出した。
「アズラの特訓は頭が疲れるんだよなぁ。甘いものが食べたくなるんだよ~」
そうしてナガレが取り出したのは、結構大きいサイズのチョコバー。
サクサクのクッキーをチョコでコーティングした、最近エンペリオン地方で流行りになっているのをルックが何箱か仕入れてみた、アルカナショップの新商品。クッキーもチョコも甘ったるくてとても美味しい。精神が回復するのを体で感じられる。
まあそれはさておき、ナガレがチョコバーをかじっていると……。
タッタッタッタッタッ……。
「おぉーい、ナガレいるかー!」
「あ、ナガレさん。お疲れ様でーす」
ケンガとフローレンス、そして先輩たちも階段を登ってやってきた。ナガレはニッと笑って立ち上がる。
「……ようし、もういっちょやるか!」
~☆~☆~☆~☆~☆~
ブンッ! ガキィン!
ダダダダダッ!
ズガンドガンッ!
ゴォォォォッ! キィンカァン!
「うぉりゃあぁーーーーッ!」
「はっ! やっ! たぁっ!」
「てやぁーっ!」
バッファローの町も地平線だって一望できる、夕暮れの高台広場。オレンジ色の空には、激しい金属音や冒険者たちの声が響いていた。
「ガルルルルーッ!」
キィンキィンキィン……!
「がんばれ、もっと速くだ! 俺の拡散ガードは、そんなスピードじゃ破れねえぜ!」
「バウバウッ! ガォォーッ!」
タネツはトゲトゲがついた巨大なスパイクシールド……ではなく、使わないタワーシールドを大地に突き立て、六角形の防御オーラを放出し防御体勢を取っている。仲間の攻撃を自分で受けるスキル『拡散ガード』だ!
「ガウガウッ! グルルルルォーッ!」
マチェットを振り回し怒涛の連撃を加えているのは、なんと鎧姿のセンチアだ! ショートヘアも風に揺れるほどのアグレッシブな動きで、飛び上がったと思えば急降下したり、怒涛のスピードで連撃を重ねている。その目からはギャルっ気は感じられず、瞳孔ガン開きになっていた。まさに闘争本能全開になった獣の眼である。
「ガルルルル!」
ギュンッ……ガキィーン!
「ぐっ! ……く、まだまだ!」
センチアは体を回転させながら袈裟斬りを放った。勢いの乗ったパワフルな一撃に、タネツも後ろへ押し流される。だがこっちも気合いを入れ直し、再びシールドを構えた。
「グルルッ……フーッフーッ……。た、グルルルッ! ……や、た、タネツっち。そ、そろそろ休んだら? あーしの攻撃ずっと受けてるじゃん」
「……それで、今日もやるのか」
ジョーは木陰で腕を組む。ナガレはバッグから、いつもよりずっと大きな金属製の水筒と、別の何かを取り出した。
「アズラの特訓は頭が疲れるんだよなぁ。甘いものが食べたくなるんだよ~」
そうしてナガレが取り出したのは、結構大きいサイズのチョコバー。
サクサクのクッキーをチョコでコーティングした、最近エンペリオン地方で流行りになっているのをルックが何箱か仕入れてみた、アルカナショップの新商品。クッキーもチョコも甘ったるくてとても美味しい。精神が回復するのを体で感じられる。
まあそれはさておき、ナガレがチョコバーをかじっていると……。
タッタッタッタッタッ……。
「おぉーい、ナガレいるかー!」
「あ、ナガレさん。お疲れ様でーす」
ケンガとフローレンス、そして先輩たちも階段を登ってやってきた。ナガレはニッと笑って立ち上がる。
「……ようし、もういっちょやるか!」
~☆~☆~☆~☆~☆~
ブンッ! ガキィン!
ダダダダダッ!
ズガンドガンッ!
ゴォォォォッ! キィンカァン!
「うぉりゃあぁーーーーッ!」
「はっ! やっ! たぁっ!」
「てやぁーっ!」
バッファローの町も地平線だって一望できる、夕暮れの高台広場。オレンジ色の空には、激しい金属音や冒険者たちの声が響いていた。
「ガルルルルーッ!」
キィンキィンキィン……!
「がんばれ、もっと速くだ! 俺の拡散ガードは、そんなスピードじゃ破れねえぜ!」
「バウバウッ! ガォォーッ!」
タネツはトゲトゲがついた巨大なスパイクシールド……ではなく、使わないタワーシールドを大地に突き立て、六角形の防御オーラを放出し防御体勢を取っている。仲間の攻撃を自分で受けるスキル『拡散ガード』だ!
「ガウガウッ! グルルルルォーッ!」
マチェットを振り回し怒涛の連撃を加えているのは、なんと鎧姿のセンチアだ! ショートヘアも風に揺れるほどのアグレッシブな動きで、飛び上がったと思えば急降下したり、怒涛のスピードで連撃を重ねている。その目からはギャルっ気は感じられず、瞳孔ガン開きになっていた。まさに闘争本能全開になった獣の眼である。
「ガルルルル!」
ギュンッ……ガキィーン!
「ぐっ! ……く、まだまだ!」
センチアは体を回転させながら袈裟斬りを放った。勢いの乗ったパワフルな一撃に、タネツも後ろへ押し流される。だがこっちも気合いを入れ直し、再びシールドを構えた。
「グルルッ……フーッフーッ……。た、グルルルッ! ……や、た、タネツっち。そ、そろそろ休んだら? あーしの攻撃ずっと受けてるじゃん」
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